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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   2 28 (土)    正しいとは、一つところに止まると書く。

 〆 NHK『ドラマスペシャル・白洲次郎』 第1回 カントリージェントルマンへの道
 武勇伝やジョークに事か書かない白洲次郎、日本人らしからぬ日本人を、NHKは真っ向から描いてきたようです。
暑苦しい昭和の空気や、逆に落ちついた英国の雰囲気作りが素晴らしい。特に英国のシーンは落ちついた色合いを照明が出しているのか、プリンシパルという言葉の響きを視覚的に感じられるような丁寧さ。
 あと主演・伊勢谷友介の演技に驚いた。キャシャーンのときは中盤、本気で寝てしまうくらいでしたが、今回、骨太で存在感のある白洲次郎を際立たせてくれています。
 第一回は英国留学から太平洋戦争開戦直前までで、雌伏の時代ですが、第二回以降、吉田茂の側近として外交に取り組む展開は、今から期待が高まります。
 



 

   2 27 (金)    職人の仕業。

 〆 とある魔術の禁書目録/LAST SMILE
 ステイル視点によるインデックスへの想いを綴った構成ですが、これはグサリとくるなぁ…。共に過ごした1年で、微笑みかけてくれるインデックスと、記憶が失われて以後、刺客として認識される現実の切なさ。
>過ぎ去った二人の残像が まるで水たまりのように消えていく 僕だけ残して
のフレーズが、どんだけステイルの気持ちを伝えてくれんのよ。インデックス救い得るオンリーワンになれず、1年を過ごしただけのワンオブゼムにも、こんなに切ない胸の内があるのですよ。原作や外伝はしばらく未読の山に積みっぱなしなので(14巻くらいまで読んだかな?)、ステイルにスポットを当てたエピソードを読みたくなるわ。
 



 

   2 26 (木)    密度。

 〆 DDD 2巻/奈須きのこ

 1巻からの勢いそのままに、第2巻も貪り読みました。ピッチャー対バッターの野仕合という(それも賭けの対象となっている)、SVSの設定からして血湧き肉躍ります。それを奈須きのこ風に味付けられりゃ、独特の珍味に。
 霧栖と鋳車の対決では、モーションに入ってから球を離すまでどんだけあるのよ、と思いつつも、その密度の高さ・スピード感に酔わされてしまう。「シンカー」の二段構えのミスリードや、鋳車がA異常症にかかる決定的な事件など引っ張り倒した構成が、悔しいほどに大きな牽引力になるし。
 所在と霧栖のエピローグも、翡翠ルートのラストシーンの映像が思い出されたりして。悔恨や苦痛、救いと安らぎが絶妙なバランスで降りてくるのも、たまらないんだなぁ…。
 日守秋星の空気読まないスキルも圧倒的ですが、而してコメディパートを一手に引き受けるあたり、実に美味しいポジション。そして巻末の成績表にある、銀河最強ニートと火鉈の一戦が気になって仕方ないんだぜ。
 



 

   2 25 (水)    スリラー。

 〆RIDEBACK 第7話「罰と×」
 
−脚本:飯塚健 絵コンテ:鶴岡耕次郎 演出:若林漢二 作画監督:石井久美/杉藤ゆかり−
 
 あれ、先輩スパイだったの?
 と思うくらい、拷問事情聴取の担当官が先輩に似てます。というよりオッサンでヒゲ生やしたらみんな同じ顔か?
にしても、冒頭からあんまりに壮絶な展開にドン引き。事件の責任を全て弟に負わせるシナリオありきなのは判るんですけど、弁護士の存在がまるっきり忘れられてる…。拷問かけている時点で、公安的な業務にもみえますけど、白ライド導入のためとはいえ、未成年をスケープゴートにするって判断は、ちと飛躍しすぎているようにも。
 牢入りで孤独な琳に対して、お気楽な仲間達が痛々しい…。音信不通・所在不明な時点で極めて重大な問題になっていることが想像できんもんなのでしょうか。しょう子まで一緒に希望的観測に浸りきって、考えることを放棄しているように見えてしまうなぁ。

 
 バーサン…(ノД`;)
 受話器越しの音声がなんと冷たい…。でも面会時間を超えても、ひたすら琳を励ますバーサンが泣ける。
 八方塞がりの琳はなにか変な電波受信してます。最近のアニメは共同溝好きですね。そして裏では岡倉が動き始め、フェーゴ再臨。弾痕が残ったままの姿からは、モータースポーツ用の二輪車ではなく、兵器としての顔が見えてきます。
 やると決めた後の行動力がハンパない岡倉。見張りの二人をメッセンジャーに仕立てる手順が容赦ねええ。
琳の救出時には血も飛びまくり。スタッフさんも最早、隠す気はさらさらないですね。焦臭い、なんてレベルじゃなく血腥い世界へ腹を据えてシフト。
 救出(拉致?)された琳の前にキーファが現れたところで幕。さて二人だけが感じられる感覚と、フェーゴとの再会はどうなるやら、期待は益々高まるばかり。
 本格的に軍事路線に進路が変わりましたが、今回、ロマノフがライドバック少女をどのように使おうとしていたのか、今少し伏線を撒いて欲しかったかな。
 



 

   2 24 (火)    マジっスかー。

 〆 ONE OUTS 第20話「翻弄」
 
−脚本:高屋敷英夫 絵コンテ:笹木信作 演出:平尾みほ 作画監督:小泉初栄−
 ギャグの神ktkr。サインの読み合い…というか騙し合いが炸裂。リカオンズ選手の驚きっぷりが、原作以上にキレていて、見ていてホント楽しいわ。サブタイの通りに一番翻弄れたのは味方の出口だったのでは…w 計算高い性格も渡久地に読まれ、手の上で完璧に踊らされるの巻。サインを出された当事者は真剣そのものゆえに、ワイド視点で見るとそれは喜劇以外のなにものでもないわけで、ひたすら笑いが止まらなかったです。
 3連戦も一勝一敗に持ち越したところで、意味深なオーナーのニヤリ…。いいヒキになっていたけど、やはり序盤の顔芸がなによりインパクトありましたよ。
 




 

   2 23 (月)    主人公影薄い。

 〆 宇宙をかける少女 第8話「暗闇へのいざない」
 −脚本:樋口達人 絵コンテ:倉田綾子 演出:倉田綾子 作画監督:稲吉智重−
 
 妹最強伝説。
 そしてレオパルドにとって獅子堂姉妹は天敵。レオパルドのセンスを悉く否定した上、容赦なく急所へ突き立てる言葉に、秋葉が優しく見えてくるんだぜ。子供らしく暴れまくる桜も危険だけど、なにげに高嶺が一番グッサリきますね。レオパルドの怒りゲージはかつてないほど最高潮。いやはや楽しいなぁ。
 そして風呂タイムきました。舞-乙HiMEでもそうですが、衣装や髪型で差を付けられず、キャラの個性は所作だけになるので、至極判りやすい形になりますね。主人公の扱いに泣けてくる。

 
 ナウシカ壁画に吹いたw
 過去に起きたというブレイン・コロニーの叛乱、意外に直近なんすね。レオパルドがパーツを分散させられた理由も気になるところですが、とりあえずの問題はコロニー内の生息生物。最後のオチまでスターウォーズ・エピソード1な展開に参ったw そして神凪が除霊を本職にしていたことも驚き。90%という数字が出て、んじゃ残りの10%は…!?と思ったところで、首なし鎧見参。対悪霊戦で神凪がまともに仕事してますよ…効果はなかったですが。

 
 二度あることは…?
 反物質問題をなんとか解決したら、今度は新たなブレイン・コロニーが? バカコンビの命が風前の灯という時に、堂々の出現。敵対勢力がはっきりして、「宇宙をかける少女」の意味や物語の進路も定まってきました。さて、何基の敵を相手にしていくのやら。コロニーにも四天王とかいたりせんのかな。
 



 

   2 22 (日)  終われんのか 。

 〆 機動戦士ガンダム00 2nd Season第20話「アニュー・リターン」
 −脚本:黒田洋介 コンテ:寺岡巌 演出:綿田慎也 作画監督:森下博光/大塚健−
 フラグ打破するのかと思ってたのに、予告通り刹那が撃墜。00の光が見せた最後の逢瀬は、本作の中でも屈指のシーンでした。ED曲が入ってくるだけでも反則だってのに、ライルの悲鳴をミュートする(視聴者の想像に委ねる)演出が鬼なんだぜ。
 EDでライルの相手が、髪の色だけでアニューと識別できそうな形にしていたのも、この結末の予兆だったのかな。
 Cパートでのライルのボコリっぷりもいいね。イノベイターと人間の架け橋になりそうだったアニューとライルは悲劇を迎えたけど、ルイスと沙慈はどんな結末を迎えるのか、突き付けられてくる。そしてルイスや刹那にイノベイターとしての覚醒フラグが?
 そのイノベイターさん達に「万能には程遠い」の皮肉が強烈に効いているのがワラタw そこで笑い飛ばせないところに、自ら認めている事実がみえてしまうわけですが。リボンズも上位種を名乗り人間を散々見下しているけど、彼をそのように作ったイオリアの意志ははたしてどうなのか。人類を進化させるための捨て石だったりしたら辛辣極まりない展開だなぁ。
 あと戦術面では、セラヴィーの火力を完全に封じる防御力や偏光ビームとか、モビルアーマーが化け物じみてますけど、これ勝てんの?w
 



 

   2 21 (土)    職人の仕業。

 〆 【MAD】 空の境界 〜UZU-MAKI〜 【矛盾螺旋】
 「UZU-MAKI×矛盾螺旋」という組み合わせに思わず食いついてしまいましたが、「キミの記憶」でMAD作ってた方だったんですね。臙条視点の構成なのですが…いやこれは見事。「女神の指が現れ―」のところなど背筋がシビれました。
 この方の編集は歌詞とのマッチングが絶妙な上、曲の主題を捉えた合わせ方も素晴らしい。作品と曲への、愛と敬意がビンビン伝わってきます。
 



 

   2 20 (金)    ですぞー。

 〆 舞勇伝キタキタ/作:衛藤ヒロユキ

 キタキタおやじが主人公、夢のスピンオフ企画が満を持して始動!…って誰もそんなもの求めてねーよwと第一声を発しつつ、読み始めたら懐かしくてたまらないし、笑いが止まらない。台詞の一つ一つが緒方賢一さんの声で脳内再生されるし、「かいしんのいちげき!」なんて吹き出し演出からも、グルグルを読んでいた当時が思い出されます。
 ニケとククリが主人公だったために、なんとか抑えられてきたキタキタおやじでしたが、鎖が解き放たれた恐ろしさ・無軌道なパワーにツッコミいれつつ笑い飛ばしたいですね。あんまり長く続かれても…どうかと思うんですが。
 



 

   2 19 (木)    構造の違い。

 〆 クリミナル・マインド3
 第2シーズンの衝撃的なラストから、新シリーズの幕開け…って、ギデオン退場なんすか…(´・ω・`)
 アメリカのドラマは金がかかっている分、クオリティが高いけれど、役者がギャラの問題で抜けて、脚本をそうした現実の問題に合わせることもままあるようで。一度抜けて帰ってくるという伏線かと思ったら、普通に降板らしい。
 ストーリー上、アリな展開ではあったけど、フェイドアウト的な去り方は、どこかスッキリしない部分もあるなぁ…。
 



 

   2 18 (水)    スリリング。

 〆RIDEBACK 第6話「謎のライドバック少女」
 
−脚本:高屋敷英夫 絵コンテ:鶴岡耕次郎 演出:吉野智美 作画監督:馬場健−
 
 狂騒終えて。
 アイキャッチの雷怒罰苦に吹いたw センスいいな。そして冒頭の夏の雰囲気。照りつける日差しと揺らめく陽炎、風景を描いているだけなのに、臨場感パネェ。この数秒の演出だけでも、本作の凄みが伝わってくるよ。
 そして午後のちょっとした合間に、語りあう琳としょう子。明るさが取り柄だった大事な友人を巻き込んだ罪悪感とそんな気配を察して気にするなと言ってくれる友人。カメラのフレームギリギリに開けたスペースが、二人の距離感を絶妙に見せ付けるなぁ。入学のときにはこんな遠慮はなかったのに。それでも、あんなことがあったって親友だよ、と言外に伝えているのが、またいいんだよなぁ。

 
 電光石火。
 暴走族に焚き付けられた弟救出のため、再び舞う琳。そして巧みに誘導された暴走族達は、白ライド実戦訓練の餌に…。大変ないたぶりようで、白ライドこえー。…法治国家だよねここ。その魔手はついに弟にも伸びようとする…瞬間、救出に現れるライドバック少女。
 訓練を積んだ白ライドを暴走族のライドバックで鮮やかに倒していく姿、闇夜に舞う白いワンピースの、格好よさときたらそれはもう。ジャーナリストのねーさんに正体バレした上、最後には包囲されて掴まってしまう琳。
 うはあ、ストーリーも電光石火だよ。
 



 

   2 17 (火)    装い。

 〆 ONE OUTS 第19話「ヤミ信号」
 
−脚本:広田光毅 絵コンテ:矢野博之 演出:中川聡 作画監督:李政權−
 「騙されたと思ってやってみなってー…」
 ギャグ回きた。探りを入れている渡久地達が、イカサマを知らない選手達をだしに相手のイカサマを暴く。渡久地達の解説は謎解きのおもしろさがあるし、踊らされるチームメイト及び監督は素晴らしいピエロで会心のコメディ。二重の楽しみを用意されたら、そらもうがっつくしかありません。
 トイレシーンもどんだけリアルなんすか。前半でこれだけ楽しませておいた後は、現金を用いた腹黒い買収劇に。ラストシーンの鎖演出もどんだけアホなんだよ、くそうw




 

   2 16 (月)    銀河万丈さん無敵。

 〆 宇宙をかける少女 第7話「神々の闘い」
 −脚本:樋口達人 絵コンテ:竹内浩志 演出:竹内浩志 作画監督:椛島洋介/川原智弘−
 
 ホネwww
 またなんと懐かしい演出。そしてギャグ担当コンビ乙w 毎度スタッフのいいようにイジられまくっている二人ですが、ここぞという場面で思わぬ活躍をしてほしいw 天才妹はなにやら閃いていますが、字幕早すぎでワロタ。凡人には到達しえない領域を垣間見た気がします。作戦の立案担当になりそうな。
 獅子堂評議会はよくわかりません。相変わらずの唐突なテンポで、ギアスの京都六家みたいな雰囲気。
 そしてなにげない場面ですが、本話で最も印象深かった神凪の笑顔。成り行きまかせではなく、秋葉達に心から信頼をよせた表情が自然に滲み出ていて良かったなぁ。
 一方で怒りに身を任せるほのか。ネルヴァルは組織、或いは種別名かと思っていましたが、人工知能の名前なんですね。レオパルドと同型のようですが、コロニー同士のプロレスは大変な規模だ。

 
 解凍。
 宇宙をかける少女は、いろいろと…大変な様子。逆にねーさんつえええ。QTアームズとはいえ、隕石真っ二つてwカンベエの戦艦斬り以来の衝撃です。レオパルドの反撃で倒したかと思われたネルヴァルはアレイダの力で健在。アレイダが全身スーツなのは、中の人が既に登場している人物(それも近しい人?)だからなのかなぁ。
 そしてさらにコロニー出現。うは、それも田中理恵ボイスときましたよ。これは楽しくなってきた。人工知能の喧嘩に獅子堂家の面子が揃ってさあこんどは何が起こるやら。
 



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