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YoGAN's HomePage
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〆ティアーズ・トゥ・ティアラ 第13話「ブリガンテス」
−脚本:眞島浩一 絵コンテ:鈴木利正 演出:まつもとよしひさ 作画監督:
又賀大介−
タリエシン、正体を現す。帝国へ対抗するために周囲の部族も巻き込んじまおうぜ、という周りからすれば傍迷惑この上ない戦略で、まずは第一党のブリガンテス族へモーションをかけるゲール族。
そして現れるタリエシン、「じつはブリガンテス族だったのだー」 「な、なんだってー」いかにもベタな再会に一笑。タリエシンの中の人の演技力がもう少し欲しいところかなぁ…。戯れ言を口にしつつも嫌味にならないようでないと、普通のナルシストです。
誇りを尊び、アロウンに率いられて帝国に牙を剥くゲール族と、帝国に従い日々の安寧を得るブリガンテス族。祖は同じながらも、自ら在りたいように在るゲール族に、嫉妬を隠せないタリエシン。飄々と交渉しつつもアルサルとの決闘で決着がついた後には、激しい怒りを顕わにする。タリエシンの本性が伺える一幕ですが、肩を外して対等の条件で戦い、誇りを尊ぶアルサルは微妙。負けたら一族が滅びる原因になりかねない場面で、貪欲に勝ちを拾いに行かない潔さとみるべきか、バカとみるべきか…間違いなく後者なんですけどね。なによりもモルガンへの胸タッチが削られるとは、どういうことですか。
1クール目はモーちゃん大活躍で、メインヒロインよりも出番は長かったような気がします。本話でやっとリアンノンにヒロインらしいシーンがあってヨカッタ…(ノД`;)
そしてエピローグで変態化し、別の本性も現すタリエシンでありました。エポナ合掌。
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〆 宇宙をかける少女 第26話「あしもとに宇宙」
−脚本:樋口達人 絵コンテ:小原正和 演出:小原正和 作画監督:
椛島洋介/川原智弘−

ワリっス
最終話にきて、さくらの生髪とつつじの頬染め。眼福眼福…と達観しながら、ゆるりと鑑賞。ネルヴァルと戦うために集まった戦力が、ほんの数話でレオパルド攻略に望む大展開。先祖・越えるべき壁として君臨してきた、神楽のパーティ復帰もなんという薄味感…。ナミを巻き込んだ張本人の反応があんまりだぜ。味方になったけど、テラ悪役w

ベンケイktkr!
本作のヒロイン(と勝手に思っている)つつじ最大の見せ場。見事にリベンジ果たしたぜ。肉を切らせて骨を断つ、荒ぶるチェーンソーに惚れるわ。

いや…なにしたかったんすか…。
とりあえずイモちゃんとの合流おめ。まるでジンとこないわけですが…。そして、一方的に引きずり込んでおいて、潜脳解けたんでwwwと、容赦なく切り捨てる。アフターケアどころか完全な放置プレイ。神楽、マジ外道w
レオパルドに再会→怒りの蹴り→裏レオパルド追いだす→ネルヴァルの人間体に封じ込め→さあ、息子よ私ごと撃て! サンライズロボのフェイスオープンも面白かったけど、ネタだけでしたね…。

さもありなん。
ネルヴァル/(^o^)\
レオパルドの反応は、絶対そうくるだろうなという予想を全く裏切らない「よろこんで」の砲撃でしたが、ネルヴァルの凍り付きっぷりに吹いたw
結局ラスボス誰だったんよw

なにしたかったんだろ…。
という一言に終始するエピローグです。行方不明になった秋葉大捜索が始まるのですが、テンション上がらねー。似たようなシチュエーションのF91とはえらい違い。この盛り上がらなさはなにごとか…。
ブー・ミンは最後までアホの子でした。クサンチッペはミクのライバルになっとるし、ナミはベンケイ王国で保護?
最後まで平坦な展開でしたが…本当になにをやりたかったんでしょうか…うーむ。最後まで付き合った自分が切なくなるんだぜ。
総評。
なにを見せたい・伝えたいのかが、不明瞭な作品でした。イモ子や神凪達との友情や家族愛が第一義という印象ですが、群像劇としてもキャラの掘り下げが不十分な上に、フワリフワリと成り行き任せなストーリー展開で終始したなぁ…。神凪が地球出身という設定も、後半言われて「おおそういえば!」程度。
指揮官不在でやりたいことを自由にやったら、こんなのが出来ました、という方向性の無さが残念。好意的に解釈すると、設定とシチュエーションだけ整えて、あとは楽しみたいところをご自由に、というバイキング形式の楽しみ方だったのか。試みとしてはおもしろいものですが、一味も二味も足りなかった…。
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〆
グインサーガ 13話
変態アストリアスのさらなるストーカーっぷりと、アムネリスの変心にアクエリアス吹いた。モンゴールはよくパロを下せたと心底疑問に思うんだぜ…。ナリスも想像以上に腹黒くていいなぁ。
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〆
タユタマ -Kiss on my Deity-
なんで最後まで見ちゃったんだろうシリーズ第二弾。序盤はちまちました4頭身キャラが可愛かったんですよ…。
鳳と凰のエピソードくらいまでは、そこそこ楽しめていたんですが、後半は迷走してしまったかなぁ。
配役も自分にはツボだったし(鵺良かったな)、エロゲ原作にあるお約束も、定番として通じる作りをしていたのに…うーん。終わりよければすべてよし、を逆で行ってしまった感は否めず。惜しい。
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〆
けいおん!
最終回のライブでしっかり盛り上がった後に、さらと番外編を設けて、これからも彼女たちの日々は続きますよ、と和みまくる幕引き。原作分がたまれば第二期も充分視野に入れて動けそうですね。
ちょっとゆるくて、でも熱さも忘れない。「けいおん」と平仮名にひらいたタイトルのセンスそのままの作品でした。
キャラの立ち位置から、個性、仕草、ボケとツッコミのリズムまで、完璧…!と唸ってしまう完成度の高さ。個人的にはムギが好きでした。エピソードでは、唯憂のプレゼント交換かな。
キャイキャイと騒ぐ女子校の一幕をニヤニヤしながら眺める感覚は、マリみてを読むときのそれに近しいものですが、くだけたところが庶民的で楽しかったです。
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〆
機神幻想ルーンマスカー 第二部連載開始
( Д ) ゚ ゚
よもや生きている間に再開されようとは…。本棚の奥から取り出した一巻の発行日は、実に1991年11月20日…18年前ッスか。一昔前はイベントに出渕さんが出ると、ルーンマスカーの続編について質問がとんだものですが、ホントに始まる日がくるとはね。今年一番のサプライズ。あと少しで2巻を出せるくらいに連載されていたような記憶があるんですけど(レアルがナイトマスカーかっぱらうんだったか…?)、早いとこ新作画分を見たいものです。
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〆
シャングリ・ラ 第12話「生勢流転」
−脚本:加藤陽一 絵コンテ:
根本清 演出:福田貴之 作画監督:亀井大祐/池田広明−

マングースキタコレ!
せっかく生存したのに、草薙以外全員処刑て…((((;゜Д゜)))
アトラスへの侵攻コンテや、香凛の秋葉散策など、序盤から笑いのツボをついてくるぜ。香凛は明らかにのだめのマングースwww
以前にネットワーク上で見つかった國子に発見、捕獲されます。「会ったよねー」「会ってない!」の応答は最高に和んだ。香凛、可愛すぎる。
メタルエイジの活動が活性化して笑いが止まらない武彦の笑顔にも吹くw
そんな下々の活動など露知らず、アトラスの中で起きる熾烈な権力争い。小夜子は土下座しつつ、Mに目覚めてこないんすね。

モモコさん帰還。
小夜子は涼子に掴まり、美邦様の側から離れてしまうんすか…。これで勢力のバランスが大きく傾きそう。そしてモモコの元にひっそり赴いていたミーコ。脱出の手助けをするものの、美邦様の元は離れず…男だ。
堂々のモモコさん帰還。断腸の思いで救出プランを断念するところに、窓側から掛かるジョージボイスに震えるんだぜ。満身創痍なのに國子に抱きつかれてなお、着地を決める鮮やかさにも惚れそう。オカマ言葉にも随分慣れてきたのか、演技もハマってきてますね。手応え充分の結びです。
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〆ティアーズ・トゥ・ティアラ 第12話「帝国の脅威」
−脚本:眞島浩一 絵コンテ:きみやしげる 演出:小林智樹 作画監督:
深澤謙二−
リアンノン掴まったー!はわわわ!と思いきや、傷の治療とゲール鍋で帝国兵のハートを鷲掴みなリアンノン……いやいやねーよ!捕虜に自分達のメシ作らせてどーすんですか帝国軍。その後、ガイウスが帝国兵の強さを誇っていたけど、なんという脳筋…。シータの料理を貪り食うドーラ一家が思い出されてなりません。
それにしてもガイウスが格好いい。OPで見せる世紀末覇王の風格は伊達じゃないですね。中盤、帝国軍との一戦には期待が高まります。
一方のアロウンとリアンノンの絆はやばくね?瞳が焦点を失って朦朧と歩くリアンノンは、どうみても潜脳状態。絆で結ばれているの意が、曲解されるような演出はどうなんでしょうか…うーむ。
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〆 宇宙をかける少女 第25話「黄昏れる神々」
−脚本:樋口達人 絵コンテ:須永司 演出:田辺泰裕 作画監督:
しんぼたくろう/高瀬健一−

ネルヴァル弱っ!!
ラスボス的ポジにあって、サムライ風な出で立ちで真打ち登場!のはずが、一撃で轟沈…あれ?
ダースベイダーが満を持して出てきたのに、既にダークサイドに落ちてたルークにバッサリという衝撃。サプライズではあるんですが、そういう方向はありなのか…。
イタイ少女として秋葉が描かれているので、イモ子との再開も感動ねー。一方でさらにイタイのがナミ。暴れまくって楽しそうですが、反撃くらって撃たれた直後の台詞に杏仁豆腐吹いた。神楽の復活、も一瞬、なにが起きたのか判らなくて、とにかく?マークの連続です…。

同類。
クサンチッペとベンケイの立ち位置が相似してていいなぁ。人間相手に振り回されているという点では、全く変わらない二人。脇役にこそ、輝く存在がみられる本作のおもしろさが、よく現れている一幕です。レオパルドに復讐心を滾らせるつつじも、エネルギー切れでばたんきゅー。方向性はともかく、COOLで通したつつじの失態萌え。
主人公サイドは、神楽の帰還で沸き返っていたけど、軽い人だなぁ…w ご先祖様にリアクションないのも残念。
ネルヴァルの転落ぶりもワラタ。大きい図体で潜み逃げるしかない卑小さ。イモ子とのコンビが妙に釣り合ってみえます。そしてダークサイド堕ちのレオパルドとナミが合流。黒い神様と呟いていた感性は、ここに繋がるんですね。
ナミの顔に出来た血のペイントは、明らかにピエロのそれを象徴しているようですが、ブレーキの壊れた二人のコンビを、あと1話でどうやって止めるんだろう…。
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〆
鋼殻のレギオス
王道なファンタジック路線っぽく、音楽も大ちゃんとのことで期待したら、OPからヤっちゃってて、本編見ても劣化DB的バトルの大安売り……いやいや、なんで最後まで見ちゃったんだろう?と自分でも不思議なんですが、そこはフェリ先輩と実況スレの魔力か。作っている人達は真剣なんだろうけど、端から見るとコメディにしか見えない作品はひねた楽しみ方をする分には、たまらない酒の肴なんですよね。
最終話直前でグレンダン出てきたり、撒いた伏線の回収が全く見込めなさそうだったり、通称“本編”の差し込み映像が所々ストーリーとリンクしていたり。そして現地妻VS本妻の決着…。
拡げた大風呂敷をどうやって畳むのか…イヤ、畳めるのか?
思いっきり笑い倒そうと最終回を待ちかまえていたら、想像を遥かに超える大爆笑。畳む気なんてさらさらありませんよアハハ、というスタッフの開き直りや、潔し。
視聴者置き去りで香ばしさをどんどん増していく終盤の展開から、ここぞとばかりの主題歌挿入で決壊。もうだめw本当に(ナナメな意味で)清々しい最終回でした。この笑いのために最後まで見てて良かったと思えます。
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〆
ウィザーズ・ブレインVII 天の回廊<下>/著:三枝零一 イラスト:純 珪一
ウィッテンの日記をメインに据えた、魔法士誕生と大気制御衛星の発動秘話。過去録のボリュームがいっぱいで、ほとんどアナザーエピソードで進んだ下巻。敢えて外伝の体裁をとらず、現在軸のキャラクターが過去を読み解いていく視点がポイントなのかな。
ヘイズや芳美誕生時の真実が垣間見えたり(またそこから当人達の反応があったり)するおまけエピソードには、思わずニヤリと頬が緩んでしまう。そして、現在軸で最も大きな命題の一つに掲げられている「魔法士は人間か否か?」の解を、「ウィッテン達は何を思って魔法士を誕生させたか?」という式に当てはめた問いかけの重み。ズシリときますね。もちろん、答えは出ないのですが、アイデンティティを大きく揺さぶる過去の真実を踏まえて、一歩目を踏み出した感じ。
作品の重要なファクターである、大気制御衛星の謎を紐解く話ながらも、ウィッテン×アリスの恋物語を重ねているので、解説っぽくならないのもいいですね。切なくも悲しい恋を描きつつ、最も重要なポイントは以下続刊―!で潔い引き際をみせる三枝先生の手腕は、いつものことながら鮮やか。あと、真昼のノートはどうなるの?
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〆
東のエデン
>この国の“空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子の、たった11日間の物語。
100億円入りのノブレス携帯と11人のセレソン、ミサイル発射のテロと失踪した2万人のニート。設定だけでガブっと食いついてしまう物語は、キャッチコピーに偽りなしの結末を迎えました。
物語が進むに連れて、記憶を失った主人公・滝沢の正体・過去・目的が謎解かれていく快感は、一週間経つ度に増していきました。撒かれた伏線と残された謎を実況スレで追いつつ、大杉に悪態をついていた日々が、もう終わりと思うと、なんとも言えない喪失感が。…でもパンツ生きててよかった(ノД`;)
新たなセレソンの登場と、彼らがしでかす依頼ににゾクゾクとスリルを覚えつつ、パンツの登場や移送費5000円に一笑。高度な謎解きと適度なユーモアのバランスは、エンターテイメントの基本にして奥義と思わされるばかり。
2万人の股間を覆い尽くす笑い男仕様の終盤は、何事かと思ったし、ミサイル撃墜に至る過程など、豪腕でねじ伏せたにも程がありますが、劇場版への繋がりが前提となっている分にはありなのかな。完全なカタルシスを得られなかったのも確かではありますが、TV版から半年後が舞台となる劇場版に期待を預けよう。
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〆
シャングリ・ラ 第11話「胡蝶夢幻」
−脚本:根元歳三 絵コンテ:出渕裕 演出:もりたけし 作画監督:河野悦隆−

ヤマトタケル轟沈www
冒頭からイキナリ救命ボート上の草薙…先週のヒキで見せたワクワク感を返せ!!w
擬態装甲を解除しただけで終わりて何しに出たんすか。あれだけ嘲笑してた陸軍の少尉を、助けに来たからとはいえ、手の平を返すのもどうかと思えたり。
ヤマトタケルが跡形もなく吹き飛んだ原因や、冒頭で草薙らしき少年が短剣のを手に取った様子も意味深。美邦様と同じ短剣の秘密にもやっと踏み込んできたようです。あと美邦様、懲りなさすぎです。
そして今回のスポットは香凛に。お母さんが歌っていたという子守歌が鎮魂歌に聞こえてならねー。メッセンジャーでお父さんから連絡あったけど、香凛の両親て本当は存在しないような?
子守歌を歌う女性がシルエットなのも、伏線の一部に思えてきます。侵入してきた少年はメデューサかと思いきや、國子達の失敗作とな。あるいはメデューサにその意識が入り込んでる?

香凛死ぬwwww
先週の予告からして死ぬスメルがプンプンしてたってのに、そんな光の中へ出て行っちゃらめえええ。歌に乗せてゆーっくり描いていく演出には、何かがおきるように思えてなりません。終わってみれば、香凛が自分の殻を破った名シーンだったのに、追いかけている間は心臓バックバク。くそう、してやられたぜ。放り出された鳥籠とジャングルジムの重ねにもヒヤヒヤさせられたわ!w
國子、草薙、美邦様、香凛が一つの生まれが同じらしい設定も出てきました。まだ國子と草薙しか面識はないですが、これから4本の線が交わるのか。そしてモモコさんはー!
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〆ティアーズ・トゥ・ティアラ 第11話「鎮魂歌」
−脚本:長津晴子 絵コンテ:サトウシンジ 演出:渡辺正彦 作画監督:
田中基樹−
「嘘だッ!!」←中原麻衣
の台詞には脊髄反射で食いついてしまいました、くそうw
長らく続いたオクタヴィア×リディア編の決着。アニメ版ではオクタヴィアが嫁にならないのに、他の側室達をさしおいて3話分を費やす贅沢っぷり。
国とは、戦士とは、民とは、どうあるべきかなのか。作品の命題に絡む問いと、中盤の盛り上がりには持ってこいの一騎打ち。リディアとオクタヴィアは親友であったがゆえの悲劇を、場版の結末のような演出で決めてきました。背景がまた綺麗なんだわ。もしもどちらか一人が違う決断をしていたら、二人が剣を交えることもなかったろうに…とIFの未来を思わずにいられない結末。百合とはかくも美しきものでしょうか…。
3話前で猛威を振るったルブルムが、あっさり負けてしまったのは残念。リディ×オクに焦点を当てるために、置き去りだったのは仕方ないんですが、罠にはまっても食いちぎって襲ってきたターミネーターのような無敵っぷりはどこにいったんすか。一騎当千の猛者達を、成長したアルサルとゲール族がいかにして打ち破るかが、一つの楽しみでしたが、「オガム先生、よろしくお願いシャッス!」で吹き飛ばされた日には…(ノД`;)
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