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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   115 (火)   Rock!

 〆GRANRODEO LIVE TOUR 2008 "RODEO DELIGHT"in東京
 昨日のことですが、Zepp東京まで行って参りました。今年は1月から頑張りすぎだろう、自分…。
 以下、セットリストです。

 01.HEAVEN
 02.Go For It!
 03.未完成のGUILTY"style GR"
 04.OUTSIDER
 05.紫炎
 06.Soul crazy
 07.RIDE ON THE EDGE
 08.Vanessa
 09.mistake
 10.Snow Pallet
 11.Rain Beat
 12.GRANRODEOのテーマ〜ガッツに優るドラッグはなし!〜
 13.LAST SMILE
 14.RIDE ON…
 15.慟哭ノ雨
 16.Once & Forever
 17.DECADENCE
 18.ケンゼンな本能
 19.Delighrt Song

 ENCORE
 20.059/21
 21.Infinite love

 W-ENCORE
 22.Go For It! “style Encore”

 
 序盤から飛ばしまくり。HEAVENは今回の予習でなにげに凄くいい曲…と思いなおしていたんですが、1番手でくるとなおのこと盛り上がります。2曲目からGo For it!てのも出し惜しみしないね。勢いは右上がりのまま未完成のGuilty。やー、この曲はアルバム仕様にアレンジされて、格段にライブ向きになりましたね。実際、イントロのドラムからパワフルで、アドレナリンでまくり。
 OUTSIDERも地味に熱いし、紫炎のようなしっとり盛り上がる曲から、Soul Crazyみたいなトリッキーなナンバーへの流れもいいね。RIDE ON〜は随分早かった気がしますが、ここらで一息もいいかな。改めてGRANRODEOにおけるWe are the World的な歌だと実感。Vanessa→mistakeの流れがまたシビれるね。ソロカコエエ。
 そしてSnow Palletでは、白い衣装と雪を交えて、サビの振りを皆でやるという心憎い演出。寂しげな雪景色ながらどこか温かみのあるメロディの落差がいいんだ。そして雪から雨へ。しっとり濡れる構成よ。バラードになると、特に歌の上手さが際立つもので。
 そして毎度お馴染みGRANRODEOのテーマきたよw 漫才じみた掛け合いを入れながらも、本当に元気が出てくるのだから不思議だw そのままアコギでLAST SMILEへ…やべ、まじすげえ。ちょっと前に書いたばかりですが、きーやん、歌上手くなってきてるなぁ。
 そしてここからはノンストップロックンロール!慟哭ノ雨からゲンセンな本能まで暴れまくり。Once&Foreverの盛り上がりと、そのときの気持ちよさときたら。最後はツアータイトルにもあるDelighrt Songで。この曲はBメロが凄く好きでした。
 アンコールは今回からグラン!ロデオ!のコールへ。自分の主観では前者がロデオボーイズ、後者がガールズに分かれていて、こういうのもいいんじゃないかと思えたり。059/21から。重いビートでズシンとくるけど、テンポの遅い曲ながら、「さあ!」のコールでの一体感こそライブの醍醐味よね。そして満を持してInfinite Love。曲紹介のエロさがマジ異常です。しかし、この曲も盛り上がるなぁ。きーやんの煽りもこの頃になると最高潮で、開場のシャウトがまた絶妙に響くのですよ。
 Wアンコールで恒例のIGPX唱和。判っていることなんだけど、やっぱ楽しいわw 二階席に振られたとき、最前列にいた小山の兄貴がまた頑張ってくれた。「イヤ、オレ関係者っスからwww」的な雰囲気で苦笑していたけど、掛け声かかった瞬間、一般客の誰よりも身を乗り出して盛り上がってるw
 1回目のアンコールの時点で、両腕ともかなり痛みがあったんですが、最後はそんなん感じる暇もなく、突き抜けました。やっぱGRANRODEO凄いわ。…MCの小ネタまで気合い入れまくりなヅカ子までw
 この次は新曲が何枚か出た後に、また行きたいものですね。参加した皆様、お疲れ様でした。
 



 

   114 (月)   マイヒロイン。

 〆バンブーブレード 第15話「初合宿と初銭湯」
 −脚本:倉田英之 絵コンテ:久城りおん 演出:久城りおん 作画監督:柳沢テツヤ−
 
 キリノ、可愛いよキリノ。
 合宿ときたら部長のリーダーシップ、なんて関連があるのか、いつもより多めなスポットライトが眩しいです。女子部を一人で支えていたキリノにしてみれば、嬉しくてたまらないんだろうね。プール掃除すら意気揚々とこなす姿が、凛々しいことで、頬に掛かる髪が大変に女の子らしくていいですよ。
 いざ部活、ときてもサービスショットを欠かさない。先週のような神懸かりアングルはないとしても、溌剌としながらどこか緩いというか、優しいというか…w このマイルドさがたまらんのです。

 
 サブタイトルが嘘をついた<メルト風。
 銭湯を見事にスッ飛ばした潔さには、悔しさを通り越して感動すら覚えてしまったよ…。合宿初体験のたまちゃんは練習も頑張れば、銭湯にも驚いたりで、狂言まわし的なポジションが意外にあっていたね。父のストーカーぶりも微笑ましかったし。
 夜のレクリエーションも、ポイントを外さないなぁ。その上、竹刀組み立て競争なんてマニアックな遊びまであるし、ランニング時の掛け声もそうだけど、リアルに剣道やってる人にはツボなんだろうね。そして王道中の王道、枕投げきたーよ!女子の枕投げ…うーむ、絵になる…。
 最後はキリノで締め。たまちゃんと屋上で過ごす一時がまた…(ノД`;) そしてかーちゃんが!!( ゚Д゚ ) あわわわ、原作で読んでいるけど、これはハラハラさせられれます。なにげにヒキの強い終わり方って、バンブーでは珍しい形じゃないかな?
 



 

   1 13 (日)   テクニカル。

 〆 レンタルマギカ 第14話「星のキオク」
 −脚本:山田由香 絵コンテ:小島多美子 演出:畠山茂樹 作画監督:谷川亮介−
 
 イキナリ死んだw
 サブタイの前になにか持ってくるのが好きですね。冒頭で謎掛けして、それを本編中に紐解いていくという王道な構成。そうしてアストラルを訪れる一人の青年。猫屋敷と旧知のようですが、その関係は良いとは言えない模様。
 今回は男コンビ中心で動くのかと思いきや、くぎゅー。ナイスアングルです。猫屋敷が主役となる話だけど、なにげにみかんも美味しいポジションにありますね。

 
 星祭
 冒頭の女性が行っていたときと、同じ構図・描写で再現させる演出がいいね。巧い具合に連想を繋げてくれるよ。祭という割に随分とシンプルというか質素というか、あまり荘厳な印象がありません。圭の妨害により暴発した儀式は、いつきやみかんを巻き込むが、そこでいつきが見た者は過去の猫屋敷とみかんの姿であった。…みかん、可愛いよみかん。てかこの場面、やたらと作画気合い入ってなかった?
 回想から目を覚ましたいつきの目に入ったのは、倒れ込んだみかんであった。いつきを守りきるのが健気だよ。
葛木の話も出たし、みかんをピックアップする回数も結構あるから、これは実家編もあるのかな。

 
 兄弟子とのタイマン。
 姉、途絶えた派閥の復讐は理由付けでしかなかった。ただ圧倒的な力を持った兄弟子と、ガチンコで戦いたかったという圭の願い。復讐を建前にしてしまうという(事件は不可抗力だし、猫屋敷を恨むのも筋違いだけど)発想が、本話のミソですね。圭の嬉しそうな、負ではなく正の表情が、どこか清々しい。
 二人の決闘を邪魔してはいけない、と穂波・アディを止める社長の心意気もいいね。瞳を使うことなく、社長らしい振る舞いだ。
 晴れて堂々と戦う二人の決闘は、本話で一番の見せ場…のはずなんですが、作画は手抜き気味で惜しい。管狐操るポーズ(上段3コマ目)もギャグかと思ったし、動きも荒かったかなぁ…。フィニッシュショットがキッチリ決まっているので、見ている上で快感はあるんですけどね。それも巧いといえば巧いのか。
 最後に不遜なことを口にしつつ、ポロッと本音を漏らす男・猫屋敷。いい余韻…。
 



 

   1 12 (土)   もりあがりーもりさがりー。

  彩雲国物語 第2シリーズ第32話「後ろ髪を引かれる」
 −脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ:宍戸淳 演出:篠原誠 作画監督:朴氣徳−
 事件は先週で一段落付いたものの、真相についてはまた一歩深みへと。暗殺者の正体が楸瑛の親友・迅であり十三姫の想い人であり、もう一人の狐面は珠翠であった。というか珠翠以外に誰がいるよ、って話なんですが。
やはり暗示によって操られている模様。その珠翠と暗殺者集団に繋がりがあるということは、縹家がその裏に潜むほどの大きな陰謀ということ?久しく動かずにいた邵可まで出張ってきたし(登場しただけなのにカコヨすぎるぜ…)、御史台も表面上は、この一件から手を引くことになる模様。大きな陰だけを残す、事件の背後に潜む存在。
 表舞台では、ついに楸瑛が劉輝に花を返上してしまう。苦しい想いを秘めつつ剣を受け取る劉輝と、彼にそんな顔をさせてしまった自分を悔やむ楸瑛のモノローグが泣けるね。がしかし、劉輝はあきらめません。楸瑛の元、藍州へ向かう決意をみせる。今まで王として、受動的な立場にあった劉輝に初のメインが!?
 あと、蛇足ですが燕青は本作で最強だと思ったw

 〆機動戦士ガンダム00 第14話「決意の朝」
 −脚本:黒田洋介 絵コンテ:ヤマトナオミチ 演出:ヤマトナオミチ 作画監督:しんぼたくろう/高瀬健一−
 コーラサワーwwwww 人革連やユニオンに比して、AEUは明らかに人材が足りてない。ユニオンも精鋭を集めたものの、グラハムの元で一枚岩になること能わず、早速身内でモメてます。グラハムを侮辱してたどこぞのエース様は、フラッグ乗りだけに、自ら死の伏線を起こしたようだ。
 でもそんな3国が合同で演習かますという、見え見えの罠。ソレスタル・ビーイングは受けて立たざるを得ないようで、なんだか既に最終決戦めいてきたよw OP変わったばかりなのに、こんなに気合い入れて大丈夫っすか。
 そうそう、そのOPといえば、なんだか動きが速すぎて印象が薄かったり。今少しタメが欲しかったかなぁ…。
ドキドキワクワク感が高まって参りました。決意の朝を迎えて、いざ敵の待ち受ける戦場へ赴くガンダムの運命や、如何に。待て次号。
 



 

   1 11 (金)   世はおしなべて。

 
〆 狼と香辛料/著:支倉凍砂 画:文倉十
 一冊丸々読んで何が起きていたかと思えば、行動指針が決まっただけ、というスローな進行ぶり。うむ、このゆるやかな進み具合こそ、狼と香辛料の味…。と思いたいけど、本当に何も起きてないね。でもロレンスとホロが互いに腹を据えて旅をすると決断した後だけに、二人のやりとりに対するニヤニヤ度は、高まって仕方なかったすな。
 ホロが怒って口をきかなくなってからのツン具合から、ロレンスがその謎に気付くまでのデレまで、実に隙のない仕事をしてくれるもんです。今まである意味では都合良く、ちょうど良かった二人の距離感が、前巻でグッと縮まったところで、どう変化するかと楽しみだったけど、いい塩梅に前と変わらず、でもはっきり判るように近づいた感もあっていいですね。会話の端々にも今までとは異なる物言いがあるし、手を繋いだり肩を寄せたり、スキンシップの描写もずっと増えてきた。二人の仲が睦まじく?なったところで、しかし今度は3人旅に。一巻をかけてパーティ参入させただけに、すぐに出て行ってしまうこともないだろうし、今までずっと二人だった旅にコロが入って、さあどうなるやら。
 あと、銅貨の秘密って結局どうなったの?w



 

   1 10 (木)   気付くのおせー。

 〆DRAGONAUT -THE RESONANCE- 第14話「朋友 ―違えし未来―」
 −脚本:前川淳 コンテ:大橋誉志光 演出:名隆史 作画監督:野崎真一 −
 
 袖握りがエロすぎます。
 
このデコはジョージのドラゴンなのかなぁ…。妄想にしては意識が強く出ているし、ドラゴンが自分の理想・望む姿となるなら、娘の姿は当然ありだしね。しかし、この…ワンピースの袖をギュッと握る姿がなんていじらしい…。
 直後に出てくるギオの反射入りカット自重。マジこの作品のターゲット層はどこなんだw 隊長機の割に意外と存在感の薄いハウリングスターですが、初めて良いこと言った!連続するカットがあってやっと理解しましたが、ハウルのモデルはジンの父だったんすね。
 そしてまた一つのカップル。教授とエロボインはやっぱりレゾナンスしてたんすね。てか、カメラポジション自重w
地球産のドラゴンはやたら大仰な形式をとっていたけど、タナトス産は触れただけでレゾナンスおk?

 
 違えし未来
 というサブタイはこっちのことを指していると思い込むことにします。こんな寒空に薄着なジークリンデたん、髪を風になびかせていますが、露出されている肌が寒そう…。しかし、ギュッと寄せて・寄せてなカットがまた秀逸だったりするんだなコレが。アマデウスに抱っこしてもらうのも当たり前の様子で、マスターとして毅然としつつ、甘え上手な雰囲気がいいギャップ。抱き合うようにマキナの首へ手を回すアキラ達は、なお良いのですが。
 結局、二人の話し合いは物別れに終わります(このときはジンがISDA入りするもんかと思ってました)が、いずれ道がまた重なるときがくるのかな。
 ジンパパはなにげに凄い人だったこと判明。まかり間違えば、ISDAの司令席に座っていた人だったのかも…。

 
 朋友???
 とりあえず辞書の意味を一度調べておきたい言葉。レゾナンスはここまで人を狂わせるモンなのか、単にカズキが破綻しているだけなのか。付き合わされるウィドーが大変だけど、名前の通り、蜘蛛っぽいドラゴンだなぁw
 「お前が避けたからカタパルトが壊れたんだ」という狂いっぷりもここに極まれりだね。司令は以前、カズキになにかを感じて、お咎めなしにしていたけど、結果、自分達の命が危険にwwww セリフもどこか似つかわしくないものが大石、申し訳ないけど、ただのバカとしか思えないw
 そしてシュラク隊ktkr!!! マキナ、カタパルト支えるってそれどんな死亡フラグ!と思ったけど、発射は意外にあっさり済んだね。そしてカズキあぼん。ジンはあそこまでされて、なんで助けようとしたのかわからんけど、後悔はしてないっぽいよねw 宇宙に出てみりゃ、トドメ刺したことなんて記憶にも残ってないようだし。爆発して死んだように見えたけど、ドラゴン細胞移植だの、サイボーグ化だのして、再登場ありそうだ。
 そしてを違えたISDA組と、ジン・アキラ組。物語が宇宙に変わっても、まあやることはドラゴノーツであることに代わりはなさそうです。

 
 ED変更。
 イラスト頑張りすぎ<特にマキナと変態主従w
 楽曲は以前の物よりずっと好みですし、イラストもGONZOらしい味が出てていいですね。まあ、EDが変わろうとも、予告はそのままで余韻ブチ壊しなのは同じなのですが…。
 



 

   1 (水)    …ぬ?
 
 〆狼と香辛料 第一幕「狼と一張羅」
 
−脚本:荒川稔久 絵コンテ:高橋丈夫 演出:白井文明
   作画監督:小堺能夫/大塚美登里/LEE SI MIN/KYOUNG BACK MIN−

 
 OPはいいー。
 最初はeufoniusかと思ったゆったりしたメロディに、二人の日々を描いた映像の羅列。演出的には、エマのOPが近いかな。それにしても背景の綺麗さは格別。正直、アニメには不安もあったけど、OPは良いと思います。こちらに登場するオリジナルキャラが、どう動いてくれるやら。

 
 わおーん!w
 イキナリのオリジナルキャラ、由乃が村娘として登場です。原作ではここでホロになった青年が女の子、それもロレンスと関わりのある少女へと変わっているんすね。銅貨のエピソードとどう交わっていくのやら。
 そして本物のホロきた…うーんw 小清水ボイスは個人的に好きなんですけど、可愛さと賢さと老練さを兼ね備えたホロには合わないような。セル画になって可愛さが強調されている分、ミスキャストとまでは思いませんが、わっちという一人称や、〜くりゃれ、なんて語尾の花魁言葉には、やはり小さからぬ違和感が…。
 胸や尻を裸のまま描くというチャレンジ精神は良し。といっても、部分的に省略してあるので色気は薄い感じですね。ロレンスを前に自分の可愛さを巧に使い、時には詰め寄る。画的にはつかみ所のないホロをよく引き出せているような気配です。

 
 露骨!
 なエロ描写はエロくありません。今週のバンブーのようなアングルの技を見せて欲しいもんだぜー。実際、今回の一話では、寄った画と引いた画の2パターンがはっきりしてしまって、カメラワーク的な面白味は物足りなかったか。ホロの本当の姿を垣間見て怯えるロレンスですが、この後に入るフォローがカットされていたのも、ちと残念。
 逆にホロの回想は良かった。過去に願われたときの様子は、大変に好ましいものでしたよ…って、ホロでけえ!
モロ(もののけ姫の)なんてレベルじゃねーぞw もはやこれは怪獣の域に達しているのでは。

 
 一張羅。
 うーむ、大分省略されてしまったかなぁ。ロレンスとホロのスタートは、大概間違っていないけど、行商人らしい気の利いたやりとりがあったはずなのに。判りやすくするために、変えている部分もあるようですが、商売・経済上での戦い(剣や魔法なんてほとんどない)が中心となる話だけに、脚本が命となりそうな気配だなぁ。潜在力をもっと引き出してくれれば、おもしろくなりそうですが…はてさて。

 
 EDには原作のイラストレーターさんが。
 うは、これはいいサービス。ロレンスが泣ける…w
 



 

   1 (火)   ダークホースだった…。

 〆BLUE DROP〜天使達の戯曲〜第13話「Cosmos」
 −脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:大倉雅彦 演出:小林孝志
 作画監督:CHOI YOUNG-HEE/JUNG JI-HEE/HWANG YUNG SIK/亜蘭純子/小枝マリ/蘇武裕子/友田政晴−

 
 「仲直りしたんですね…」
 と、いい洞察なメガネだけど、その遥か上を行く進展なのですよ…。メガネを前にしても手を繋いで離さないところにもラブラブっぷりが。萩乃の話を立ち聞きして真実を知りながら、笑顔で迎えるメガネの強さよ…。
 そして侵略GO!先遣隊どころか、本隊も来てたんすね。一人慌ただしく対処にあたる先生と、Nice Flowerで沈黙するTVというギャップ。時既に遅く、全てが無駄である空回り感が静かに響きます。

 
 最後まで頬染めは忘れないよ。
 相思相愛になってからは、絡む視線までついてなんというエロさw 学園祭本番を迎えた当日に侵略が開始され、開催の声と砲撃の音が飛び交う、このやるせなさ。孤軍奮闘ながら、次々とかつての僚艦を落としていくツバエルがメチャメチャ格好いい。例のテレポート兵器を使う艦に対しても、回避行動より狙撃ポイントを優先させる勝負勘。肉を切らせて骨を断つ、この熱さがたまらんぜ。
 ツバエルが必至に守ろうとするのは、萩乃が芝居を終えるまでの時間だけ、というのもつくづく泣ける。自分に振り向いてくれなくても、好きな人の最も望むことをさせてあげたいとする心情もいいし、本隊の地球侵略を止めることは出来ないと判りながら、それでもたった数時間のためだけに命を賭す生き様は、儚くも美しい。
 しかし、芝居は冒頭を過ぎたところで終えることに。全力を掛けたほんの小さな願いすら、叶えられないという無念や苦しさを、絶妙に演出してくれるなぁ…。

 
 人間爆弾コエエエ!
 「少女が空から降りてきます!」の次にそれが爆発て、どんな兵器よ。ちょっとしたトラウマだZE☆。勿論これ似せただけの爆弾だよね…?例の思念凝結兵器でないとしたら、ホントにトラウマだ。
 まだ芝居は終わってないんだから帰ってくるんだよね?と、苦しさを隠すために怒気をこめて萩乃に問いかけるも、その答えは笑顔のさよなら。うはー、これはやられたなぁ。萩乃がこんな表情を見せて別れを告げるとは思いもしなかった。メガネのフォローも泣ける…。
 波状攻撃を防ぐだけで手一杯となり、浮上すらままならないブルー。そしてとうとう防壁が破られ、トドメの攻撃が降り注ぐ…!その瞬間、攻撃艇のコントロールを奪ったのはアザナエル!むっはー!胸板ブチ抜かれて確実に死亡していると思っていたから、この復活劇には驚かされた。タイミングも絶妙。そして再会早々、ツバエルとの突っ慳貪な言い合いにニヤリとさせられる始末w くそうw
 「間違えていた…敵を討つ相手をな!」の折笠ボイスが、なんて格好良く…。

 
 カモメ、GJ!
 推進音でマリの声が全く聞こえなかったところに、今まで通信に使っていたカモメが飛んできよったぜ。ツバエルが下で操作してたんだろうけど、マリの萩乃を求める声が、芝居の続きが突然ブリッジに入ってくるんだぜ…(ノД`;)
これは震えた…。ブルーが波を切って浮上する様が雄大なのに悲しい。届かないと判っていても走らずにいられないマリの熱情が、ブルーと並べることでガンガンに伝わってくるし…。やべー、不覚にもシビれたわ…。
 溢れる涙を止められない萩乃は、マリを振り切って発進。そして今まで尽くしてくれたツバエルすらも、脱出ポッドで強制退艦。うはー、最後まで道を共にするつもりだったツバエルの悲鳴が切ない。

 
 なんてベタなラスボスw
 判りやすいなぁw 戦闘機相手にジェノサイドモードという大盤振る舞いな、流石のマスターコマンダー。アザナエル絶体絶命…!の場面で、今度はブルーがその危機を救い、借りを返す展開がニクイ。しかし、その攻撃は吶喊のみという悲劇。台本を愛おしげに抱えて、マリが最後に投げかけたセリフに応えるよう、セリフを呟く萩乃。そして、白くなっていく…。マリが萩乃の最後を、空の彼方に見届ける一枚画も素晴らしいものが。
 マリのお腹の中には、萩乃との子供が…的な展開は、流石になかったようですが、エピローグでイキナリ30年後に飛んだwwww むは、エメドラ展開ktkr。しかも全権大使がメガネかよ!おまけに運んでる船にはツバエルが、護衛の船にはアザナエルがって、二人ともまだ言い合ってるw 異星人は寿命が長いのかな。HPの年表を見ると、この先まだまだいろんなことが起きるようですが、壮大な物語はこうして始まった…とする、第一章として充分に魅せてもらいました。マリや他のメンバーがどうなったのか、見たかった気もしますが…。

 総評
 始まった当初はなにやら百合とSFちっくな設定を設けた話に惹かれ、中盤までは頬染めへのこだわりとアホ話に釣られ、終盤までカッチリ付き合ってきました。そうして最終回を終えて振り返ってみえば、何を描きたかったのか、首尾一貫していたことが判ります。設定としては萩乃とマリを異性でもアリだったと思いますが、敢えてそこを同性にしたところに、この作品の真意やテーマが見え隠れしているんだとも思えたり。
 映像的にも頑張っていましたね。頬染めへのこだわりは、もはや変態といっていいくらいのレベルでしたけど、それだけにキャラに対する愛情に溢れ、作画が崩れることもほとんどなし。OPにおけるブルーの雄壮な動き然り、途中に何度かあった戦闘然り、動きという点についても、抜かりのない仕事を魅せてくれました。
 ベテラン声優を揃えたキャストの豪華さと、それゆえの演技の深みもまた大きなポイント。沢城みゆき嬢の低い声も、魅力的に響いて大変に印象深かったです。
 「天使達の戯曲」という副題も、終わってみれば見事にしっくりハマったキーワードだったなぁ…。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
 



 

   1 (月)   業師。

 〆バンブーブレード 第14話「さとりんの決意ともぎゅもぎゅ」
 −脚本:倉田英之 絵コンテ:寺岡巌 演出:元永慶太郎 作画監督:石野聡−
 
 Nice Angle.
 とにもかくにも、本話はアングルに尽きる一話でした。なんと讃えたら良いのやら、あふれんばかりのエロス、リビドー。この見えるか見えないかのギリギリのせめぎ合い。張るところは張り、緩むところは緩む、生地と肌の絶妙な質感。一話を通してローアングルにこだわりぬいたコンテ、その心意気に応えた原画陣。素晴らしいバカだよ…。
 鞘子の胸にしたって、いつからこないなハチきれんばかりの巨乳になったんすか。キリノはバランスの良いスタイルだったのに、隣にいるだけで小さく見えるんだぜ? そして欠かせないポイントは皺。陰影一つに身悶えするなんて、思いもしなかった…。
 さすがにこのクオリティを維持するのにも限界だったのか、中盤総集編パートもあったけど、コジローとキリノだけで剣道部を支えていた頃の回想には泣けたよ。キリノが素振りをしているシーンは、やっぱり胴着の皺が絶妙で、艶もあるんだけど、同時に相反する凛とした清々しさも感じられたり。後ろになびく長いリボンが、可愛らしさと凛々しさを纏わせるいいアクセントになっていたのかな。
 5人目が揃うまでのやりとりも楽しかったし、アバンでも大いに笑わせていただきました。うーむ、制作陣の手の平で踊らされるのが快感になってきたなぁ…。
 



 

   1 (日)   新年、新番。

 〆新番組開始
 続々と1月期の新番組がスタート…って、tvk土曜深夜のスケジュールが大変な密度に。全部を見るわけじゃないけど(といっても第一話は見る)、これは他の局と調整した方がよさげ。そしてMXTVの頑張りも。本来深夜枠の作品が、22時台に放映。パンツアニメとか、この時間大丈夫ッスかw
 現時点では、そのロザリオとバンパイアがおもしろそうです。パンモロは正直どうかと思いますが(見えそうで見えない点にこそ意義があると思う派)、きょうびこんなにベタでコッテコテで使い古された構成に、GOサインを出す作品なんてそうはありません。ベタ脚本に応える檜山節、作画の危うさ加減、演出のテキトーさ。どれか一つでも匙加減を誤ったら、一気に瓦解しそうなスリルも最高です。
 一方で、水樹嬢の「ちゅー」の中毒性も高いし、主人公のヘタレ加減もいい塩梅。異常な環境に放り込まれた主人公を中心とした話で、どことなくエムゼロに近い設定ですが、ヒロインが序盤からその秘密を報される点が、どう機能していくのか。またその他の小道具や、ライバルの登場など、いろいろと膨らませていける要素も充分にあるので、いろんな意味で期待が高まります。主人公は自分が人間だと言っていたけど、実は本人の知らぬところで妖怪の血を引いていたりするのかな?

 〆 レンタルマギカ 第13話「入信儀礼」
 −脚本:あみやまさはる 絵コンテ:影山楙倫 演出:白石道太 作画監督: 水勝祐/いわさきたいすけ/植田和幸−
 
 ようじょ。
 アディと穂波の出会いを描いた一話。溢れんばかりの才能を存分に発揮するアディと、愚直なまでにケルト魔術の復活を求める穂波。クラスのトップとおちこぼれ的コンビとしてのスタートは、いかにもありがち、といえる展開ですが本当にそれだけで終わった感が…(ノД`;)
 作画的には、幼少時の愛らしさを存分に見せちゃりますよ!と、それなりに気合い入っていた(抜く部分は抜いていたw)けど、ストーリーはほぼ予定調和。アディと穂波も、互いを意識する主観的な描写が不足していたかなぁ。
んで周囲のキャラが完全に背景と化しているので、ただなりゆきのままに見送るだけだったのは、ちょっと惜しい。
二人でホウキにのって、現在にも通じる舌戦を交わすシーンや、エピローグに入ってからのアディの微笑み。いつきや黒羽には見えない角度で、女の子らしい笑顔を見せるラストカットは良かったですね。

 
 そして次回予告に登場したアディリシアも…。
 



 

   1 (土)  衰え?

  彩雲国物語 第2シリーズ第31話「身から出たさび」
 −脚本:丸尾みほ 絵コンテ:吉川博明 演出:大谷肇 作画監督:玉井公子/吉開順子−
 久々の再会なのに劉輝との逢瀬はサッパリ風味。妃問題で揺れているというのに、お互いに必要以上を語らないというのは、むしろ信頼しあっているからなのかな。
 
燕青再び。タンタンが相思相愛言っていたけど、抱き上げられた秀麗と燕青のツーショットはすこぶる良いですね。これで秀麗の手元に切り札が。後に暗殺者側との対峙があるせいか、燕青は随分と大きく描かれていたようです。十三姫との話し合いを経て(相変わらず可愛い二人である)、今回の事件の決着と謎解きへ。
 にしても清雅
、抜かりありまくり。相手の強さも予想外だったけど、配置した兵が弱すぎるぜ。秀麗が燕青を連れてこなかったらどうなっていたことやら。一応の決着はついたものの、首謀者は掴めず。トカゲのしっぽ切りで身代わりが殺されたのみ。まだまだ宮廷の奥深くに、闇は潜むか。

 〆機動戦士ガンダム00 第13話「聖者の帰還」
 −脚本:黒田洋介 絵コンテ:長崎健司 演出:長崎健司 作画監督:大貫健一/西井正典−
 中国人つええw ソレスタルビーイングはMSだけじゃなくて、白兵戦まで達人揃い…にしても、弾よけすぎ。仮面も変態。刹那の勘によって傭兵部隊を突き止め、そこから展開するMS戦も熱いけど、マスード解放時、生身の狙撃でアシストするロックオンがなお渋い。グラハムとの一戦で生じた揺れをここで取り戻したぜ。やはり今回のシリーズはロックオンの存在がすこぶる良いね。狙撃手という役回りと、頼れる兄貴としての在り方が絶妙に合っているよ。
 ソレスタル・ビーイングとしても、大きな一歩を刻んだ。武力介入以外の干渉を初めて成した。非武装のエクシアが撃たれるままに王宮へ進むシーンは正直( ゚д゚)ポカーンだったけど。警護のMSはマスードの存在忘れてね?w
 マリナが刹那を呼んだときもちと驚いた。以前名乗りを上げたのはこの伏線だったんすね。しかし、あんだけ盛大に報道されている中で、コードネーム口に出して大丈夫かと思いましたが(GN粒子で記録に残させていない?)、コクピットから降りた瞬間や、その後にしてもいくらでもヤッちまって良かったんじゃないかw グラハム紳士だなぁ。
 まあツッコミだれけの決着については置いといて、EDの入り方が最近とみにツボにハマってきてます。アカペラで物語の最後に入ってくる歌声の、悲しさとも空しさとも言えない余韻が実に良いです。
 あと今回、女性陣の胸が当社比にして15%くらい増しだったのが、新年のご祝儀と思うのは私だけでしょうか。

 〆 のだめカンタービレ in ヨーロッパ第二夜
 ピアノ・リサイタルを中心としたのだめ編。千秋と長い間会えず、その間スランプに陥り、踏んだり蹴ったりなのだめですが、原作にない女性講師が傷口に塩を塗り込んでいたね。少女に何が起こったかに出てくる石立鉄男のような罵声がすげえ。スランプの間が長く、その間のストーリーがあっちにいったりこっちにいったりで、正直後半はちょっと眠かったです(正月疲れもあったし)。オクレール先生とのやりとり、千秋との再会でまた盛り返したけどね(格闘戦が本当に原作通りでワロタw)
 ベッキーやウエンツだけでなく、ダニエル・カールまでよくもまあ引っ張り出した。とりあえず顔が外国人っぽけりゃそれでいいっスよw的配役に噴いてしまったけど、でも実際それが画になってしまうんだから巧いなぁ。千秋の指揮とのだめのピアノ、それぞれの成長をみせて、またドラマシリーズが築いてきた笑いや涙も忘れず。正月に満を持して送りだした分だけあって、しっかりした作りでした。しかし、松田の扱いが不遇すぎるw
 



 

   1 (金)   なにごとも変わらず。

 
〆 のだめカンタービレ in ヨーロッパ第一夜
 ドラマ版のだめ再び。テンポのよいリズムと玉木さんの顔芸がそのまま帰ってきましたよ。第一夜は千秋を中心とした指揮コンクールの話。のだめが音楽面で出てこない分、ギャグのテンポがいいなぁ。ベッキーとウエンツの味もいいし、明らかに違和感のある吹き替えが不思議な雰囲気を出してて、しっくりこないんだけど、それがいい。主役陣も肩に力が入ることなく、昨年見たままののだめ達が帰ってきてなによりでした。千秋の顔芸やのだめの変態度はむしろ増していたんじゃないかな?
 クラシックの本場ということで、音楽性へのこだわりが強くなっていたかな。それゆえに演奏パートがちょっと長くて間延びするような感覚もあったけど、SPならこれで充分。多少ストーリーにも変更があったのも○。あと片平=石井正則がベストキャスティングすぎるし、よつばとかCCさくらとか、小道具用意したヲタは誰だw ウエンツが鬼太郎コスとかしてたら神だったのに。
 



 

   1 (木)   ライブ初め。

 〆 NANA MIZUKI LIVE FORMULA 2007-2008 ROUND 7
 昨年に斬九さんより誘っていただいて、新年一発目のライブで初水樹。一度は行こうと思っていたライブが、過去最大の会場で開かれるとあって気持ちも盛り上がりますが、400レベルの高さにちょっと尻込み。会場でかすぎ。
席の角度きつすぎー、とその広さに唸っていましたが、いざ始まってみると普通に立って腕振ってました。高い位置から、会場が青一色に染まる光景は、まさに圧巻。セットリストは周さんから拝借。

 01. Bring it on!/6thアルバム GREAT ACTIVITY
 02. SECRET AMBITION/魔法少女リリカルなのはStrikerS
 03. ファーストカレンダー/6thアルバム GREAT ACTIVITY
 04. フリースタイル/2ndアルバム MAGIC ATTRACTION
 05. RUSH&DASH!/12thシングル ETERNAL BLAZE
 06. chronicle of sky/6thアルバム GREAT ACTIVITY
 07. through the night/2ndアルバム MAGIC ATTRACTION
 08. pray/魔法少女リリカルなのはStrikerS
 09. innocent starter/魔法少女リリカルなのは
 10. Heart-shaped chant(Special Ver.)/シャイニング・ウィンド
 11. ラストシーン/6thアルバム GREAT ACTIVITY
 12. Crystal Letter/WILD ARMS the Vth Vanguard
 13. Take a chance/6thアルバム GREAT ACTIVITY
 14. POWER GATE/M-VOICE
 15. SUPER GENERATION/やぐちひとり
 16. MASSIVE WONDERS/魔法少女リリカルなのはStrikerS
 17. ETERNAL BLAZE/魔法少女リリカルなのはA's
 18. 残光のガイア/セレクションX
 19. Orchestral Fantasia/音楽戦士 MUSIC FIGHTER
 20. Sing Forever/6thアルバム GREAT ACTIVITY

 (アンコール)
 21. SEVEN/6thアルバム GREAT ACTIVITY
 22. Justice to Believe/WILD ARMS the Vth Vanguard
 23. Dancing in the velvet moon/ロザリオとバンパイア
 24. Level Hi!/がっちりマンデー

 (Wアンコール?)
 25. アオイイロ/うぇぶたま


 自分達の位置か、スピーカーの調整か、少し音が小さく感じられたんですが、ボリューム上げたらアリーナ前列の人には厳しくなってしまうのかな。あの異様に広い会場設備にスピーカーが正面に2機(かなりデカかったですけど)というのは、ちと物足りなかったかも。
 とはいえ水樹嬢の元気で、しっとりで、パワフルなボーカルは大変に素晴らしかった。アルバムを中心とした選曲ながら、なのは曲や主要シングルを網羅したセットリストにも大いに満足。唯一、生テイカショーを見られなかったことだけが心残りかなw
 会場的にはETERNAL BLAZEが一番盛り上がっていたように見えましたが(単純にUOの見た目ですが。王蟲かと思うくらい光りまくってたw)、個人的にはinnocent starterが印象深かったです。14〜18のあたりで、どんどん盛り上がっていく勢いもまた実に心地よいものだったし、感謝の言葉に詰まって涙を流しながら、一生懸命気持ちを伝える姿にも、胸が熱くなりました。
 アンコールも本譜初公開曲を含め、ガッツリ4曲。締めで「ありがとうございましたッ!」と挨拶をされていましたが、マイクを通さず会場に響いていたのが、本当凄いと思った。その後、会場の照明がついていたけど、「もう一回!」のコールに応えて再び登場。帰り掛けていた人もいたけど、最後まで頑張る。アオイイロはアカペラで会場と合唱。
なんだか国歌斉唱のように厳かで笑ってしまったけど、こんな終わり方もありなのかな。
 行きたい行きたいと思いつつ、機会に恵まれなかったところ、誘ってくれた斬九に感謝。参加した皆様、お疲れ様でした。
 



 

   1 (水)    感動。
 
 〆Fate/Zero Vol,4 -煉獄の炎-/著:虚淵玄 画:武内崇
 開戦時、実に6騎ものサーヴァントが集った第四次聖杯戦争。華々しく幕を開けた群像劇は、衛宮切嗣という一人の男の生き様を描いて終結を見る。物語の結末を知っているだけにどのような決着がつくのか、いろんな想像を抱きながら待ったものですが、ズッシリと大きな手応えを残してくれた一冊でした。
 残された4騎のサーヴァント中、最も気になっていたのがライダーですが、最後の最後まで雄々しく、粋な振る舞いで魅せてくれまたよ。最強と思われた宝具の弱点やウェイバーの気遣いもホロリとくるし、決戦前の二人のやりとりには、胸が熱くなって仕方がなかった。令呪の設定は切り札としておもしろいアクセントになっているけど、マスターとサーヴァントの絆でもある一面を(切嗣とセイバーのそれが、真逆であるのがまた痛烈なんだよね)、おもいっきり見せつけてくれたね。この二人を好きにならない読み手がいるのか、というくらい惹き付けられました。ウェイバーは最後までヒロインだったよ…(ノД`;)
 最後まで隠されたバーサーカーの真名は、ある程度想像出来ていたけど、セイバーとの関係性よりも、雁夜との相似性にニヤリとさせられたなぁ。同じように思い人を助けるため、最も大切なモノを犠牲にする生き様が、まさしく狂おしかった。その雁夜の最後にしても壮絶。スタート時点から肉体的に痛めつけられているから、その上でトドメを刺すには人間性を踏みにじる他ないわけで、命を賭した戦いが助けたいと願った人にとっては、ほんの一抹の出来事でしかなかった哀れさ。セイバーに看取られて果てたバーサーカーと対極的な最後は無惨という他なく。
 そしてFate本伝でも語られる結末。サントラを同時購入していたので、せっかくだからと楽曲を聴きながらサウンドノベルを装いつつ読んでいたのですが、切嗣が件の命令を下したときに掛けた「約束された勝利の剣 ZIZZ ver.」に奮い立って仕方なかったです。イントロから重く流れるピアノのメロディで緊張感をグッと高めた後に、もの悲しく重い楽曲がきたら、それはもう…。本伝であれほど頼もしく・誇らしかった楽曲が、なにゆえこんな哀しみに満ちて聞こえにゃならんのですか、むはー!最後の最後まで、切嗣と言葉を交わすこと無く消えたセイバーの無念、聖杯の真実を知って決断を下した切嗣の苦しみ。そんな感情が集約したクライマックスの、なんと見事なこと。
 章ごとに付けられていたカウントダウンは、聖杯の破壊で0と思っていたんですが、士郎との邂逅が終着点だったんですね。確かにZEROというタイトルの意味を考えれば、そこから1へと繋がるには、士郎との出会い以外ないわけで。
 いくつか語られたエピローグの中では、アゾット剣の由来が空恐ろしくて背筋がゾクゾク…もはやある種の快感を覚えていましたw
 ハッピーエンドではない、というよりむしろ悲劇といってさえいい物語ですが、読み終えて残るのはいいようのない満足感だけでした。高めて高めて、極限まで高め尽くしてくれた、珠玉の一作でした。最後の一行を読み終えて、Starlit Faithを聴きつつ…。
 



 

   1 (火)   師走。

 〆 謹賀新年
 年末年始はいろいろとありましたが、本年もどうぞよろしく。

 〆 年越しオフ
 コミケで朝から並んで帰宅後に一休み。年越し蕎麦くってそのまま仲間とカラオケしつつ年越し。去年も似たようなパターンで新年を迎えていた気がしますが、今年もこうして気の良い仲間達と楽しく過ごしていけたらと思います。
HPの方も、そろそろブログに移行しようかな?と思ったりしていますが、今年もお付き合いいただければ幸いです。
 



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