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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   1015 (水)    一気読み。
 
 〆 アルスラーン戦記 蛇王再臨/著:田中芳樹
 うはあ、田中先生が僅か2年で新刊を出されるなんて…思わず発行日を確認してから、レジへ向かいました。
 にしてもとうとうこのサブタイがきたんすね。ザッハークの再臨もさることながら、最大の注目点は十六翼将集結の方でしょうか。16人目がよもやのパラフーダ。この予想はなかったわ…。
 そしてエステル、さらにザラーヴァンとの死別という大きな動きも。特にエステルとの別離はいいシーンだった…。十五人時代の方が長かった、なんていう前フリも、実に田中先生らしい書き方で、読んでいて妙な懐かしさを覚えてしまった。
 ペシャワール城の放棄から蛇王の解放、結構どうでもいいキャラの退場まで、いろいろと盛り上がって来ている…はずなんですが、この勢いをもって続刊に望めないのが、本作の悲しき宿命かw
 



 

   10 14 (火)   言葉で語らずとも。

 〆 ONE OUTS 第2話「勝負師」
 
− 脚本:高屋敷英夫 絵コンテ:池田重隆 演出:池田重隆 作画監督:高橋美香/神志那弘志−
 うーん…やっぱりナレーションに馴染めない。アカギの頃も最初はそんなこと言ってた気がしますが、どうも今回は違う印象。古谷さんのナレーションには、始めの頃からある種のユーモアというか、笑える感覚があったんですけどワンナウツにはそれがないのです。
 もう少ししたら、ある程度の慣れがあって、笑いの隙間が見えてくるようになるかもしれませんが、騙し合いや心理戦の中に、語りを入れるということが、どれだけ難しいのかと思えた感じですね。
 話としては原作準拠で、隙のない仕上がりですが、トレーナーの人がやっぱり説明セリフすぎて笑ってしまうw
 



 

   10 13 (月)    なんじゃあ、こりゃー!

 〆 喰霊 -零- 第2話「憎発露 -にくしみのはつろ-」
 −脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:あおきえい 演出:瀬藤健嗣 作画監督: 石本英治/河野悦隆−
 
 第二隊?
 先週全滅した部隊(全滅の報があり死亡は確定の模様)とは所属の異なるチームの登場。省庁が違うようですが、基本的に悪霊退治してることは変わらないようで。黒スーツで比較的質素な装備から、どこか仕事中のお役人さんらしい雰囲気が漂います。その中で紅一点、セーラー服の女の子が登場するや一閃。どうやらこの娘がエースらしい、インパクトのある登場。にしても黒服の中で紅一点がセーラー服、オフロードバイクにイズナ使い、ギャップを捉えるセンスが抜群にいいですね。
 上層部で縄張り争いを繰り広げている点も、滑稽だけど妙にリアリティがあります。

 
 これはいいヒゲドリル。
 質素な装備とか言ってサーセン。なんかえらい物騒なモノを仕込んでおられます。ヒゲの方。こんな無骨な人が可変式のドリルを装備しているあたりも、お茶目w
 冒頭で巨大な悪霊を仕留め、落ちついたと見せてここからが本気の戦闘よ、な構成は1話の流れにピタリ狙って重ねてきてますね。脚本がニクイぜよ。
 あと、ホラー的描写のお約束も見事です。こんなオッサンのアップがイキナリ出てきたら、どんだけ怖いと思いますか。インパクトのある画を絶妙のタイミングできよってからに…心臓に悪いw
 そして、ゾンビに包囲殲滅されかかってます。ヒゲドリルが熱いんだぜ。第二話からして、「ここは俺たちに任せて先に行け」て、どんだけ最初からクライマックスなんすか。

 
 カメラさん、GJすぎるんだぜ…。
 1話の部隊を惨殺したポニテの人登場。怖い。どうやらショートカット娘の身内らしいですが、なにゆえにかつての味方を襲うのか。二人で追撃に向かって、戦力を分散する手は余りに愚かというか、ベタというかw イズナ使いの人は、ポニテの人が登場したら確実に首だけになってそうだw
 早々に迎撃を喰らいますが、セーラー服の女子高生が鍔迫り合いってのもいいもんですね。カメラさんのアングルはもっといい…。なんと華麗な鉄壁…もう芸術と言いたい。
 技の応酬も燃えますね。相手の突きを自分の鞘で収めて、武器を封じる展開にはシビれた。その後のとっくみあいにも(以下。
 で、結局情けに負けて敗走し、追撃をくらってバッサリという、やっぱり全☆滅の様相。悪霊に腕を喰われる表現も強烈で、これは実に見ている方が痛い…。
 第二話でも登場人物が軒並み死んでますが、いや、これどうするんでしょ。あと、OPがまだないのも、ストーリーに大きく関係があるのかな?
 



 

   10 12 (日)   起動。

 〆 機動戦士ガンダム00 2nd Season第2話「ツインドライヴ」
 −脚本:黒田洋介 絵コンテ:北村真咲 演出:今泉良一 作画監督:有澤寛−
 おおお、サブタイが全てを語る。後半3分の00ガンダムの暴れっぷり。これ、これですよ半年待ったのは。体幹部でなく、両肩にエンジン搭載ってどうなのかと思いましたが、その問題点も機動性を目的としたものだったんすね。
でもこれ、何かの間違いで左右のドライヴが前後逆になったら、物凄いコトになりそうw
 物語の進行では、沙慈が犯人を突き止め、刹那はストーカーと化し、人間関係の変化が進んでいます。なんだか王留美はラスボスな気がしてきたんすけどw 2代目ロックオンとフェルトの出会いをCパートにもってくる構成も、なんとニクイことよ。
 



 

   10 11 (土)   きらめき。

 〆 ほとんど死んでるさん 惑星をつぐ者ゲストマンガ
 なぜ今になって惑星をつぐ者…?スパイラル・ナイフ懐かしいなぁwww

 〆かんなぎ 第二幕「玉音アタック!」
 −脚本:倉田英之 絵コンテ:畑博之 演出:鎌倉由実 作画監督:沼田誠也−
 もはやキモイと言いたいくらい、体の節々まで動きまくる動画に圧倒。体の向きを変えたり、走り出したりするだけなのに、異常なまでの滑らかさはいったい何事?と思っていたら、作画監督が沼田さんで納得。いやはや凄い。
 二人だけで進行してきた一話から、幼馴染みが入ってきたり外に出たりで話も膨らんできましたよ。ナギ役の戸松遥さんも初見の方ですが、見事な当たり役ですね。独特な言葉遣いながら、上から目線にならない馴染みやすさが大変に好ましく感じられます。
 一話一話が楽しみな作品がきたなぁ。そのうち入っていくだろう学園生活にも期待です。
 



 

   10 10 (金)    ヘドバン。

 〆 GRANRODEO 2ndアルバム「Instinct」
 シングルからの編入もさることながら、アルバムオリジナル曲もなんと素晴らしい。Darlin'とCANNON★BALLなどは、ライブで存分に弾けてくれという勢いで、「甘い痛みは幻想の果て」はネオアンジェリークOPの別バージョンだと気付いて吹いた。合併、HEAVEN、NOT for SALEの斜に構えた感じもたまらんです。こんだけ揃った中で、「デタラメな残像」が改めて輝きを放っている曲と感じました。ライブではファーストアクトに持ってきて欲しいなぁ…。

 



 

   10 (木)    作品全体としては…?

 〆 とらドラ 第2話「竜児と大河」
 −脚本:岡田麿里 絵コンテ:カサヰケンイチ 演出:カサヰケンイチ 作画監督: 宮川智恵子−
  カメラワークの絶妙さに悶絶。大河のちっさい身体を描くに、これ以上のアングルはあるまい…!と、そんな視線を確保できるほど、いろいろな意味で良好な関係になった二人ですが、告白まで早いよw
 そして竜児と大河以外のキャラクターが奇抜すぎて、軽く引いた。や、これはあり…なのか。うーむ。
 両想いでない二人の不思議な縁は、大変興味深いですが、他のところはどうなのか、もう少し追いかけていきたいところです。そして二話もかーさんエロイ…。
 



 

   10 (水)    モッタイナイ。
 
 〆 ONE OUTS 第1話「謎の男」
 
− 脚本:高屋敷英夫 絵コンテ:佐藤雄三 演出:米田和博 作画監督:小泉初栄/神志那弘志−
  作画的なクオリティやアクション、カット割り、声優の演技まで一級の仕上がりをみせてきた、さすがマッドハウス…と言いたいところですが、ナレーションが台無しw こんだけ魅力的なキャラがいて、映像もしっかりできているのに登場人物の心象からゲームの解説に至るまで、全部ナレーションが伝えてどーすんですか。窪田さんの声は滑らかで張りもあって、それだけに作中のキャラを喰ってしまうほどの存在感が…。
 児島:磯部さんが絶妙に嵌っていたので、彩川も期待ですが、プロ野球編になるまでは待ちに徹するかなぁ…。
 



 

   10 (火)   良作

 〆 ほとんど死んでるさん ギアスマンガ1007
 ババア可愛すぎます…。
 



 

   10 (月)    死んでますw

 〆 喰霊 -零- 第1話 「葵上」
 −脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:あおきえい 演出:瀬藤健嗣 作画監督:石本英治/河野悦隆/松本昌子−
 
 おおお、熱い!
 激走する大型バイクの後ろで仁王立ちガンアクション。むは、なんと痛快な登場シーンか。悪霊を祓う職務に近代的な装備、さらに大型二輪に美少女というミスマッチが見事に決まったわ。バイクのホイールに、経を仕込んでいる設定もいいセンス。いかにも排気量大きそうなバイクが、重量感たっぷりに表現されているから、この手のギミックが効いてくるんですよね。
 司令のポーズは今さらかよ!wと思いつつ、そんな遊び心に笑ってしまった。一息つく間もなく、新手の登場。迅速かつ絶妙な連携で対応していく展開に、興奮しまくり。流れる音楽がこう、背筋にビリビリくるんだ。
 登場シーンは華麗に決めて、息をつかせず第二陣でボルテージを上げていく構成が、ニクイったらないんだぜ。
 そして詰めの一手でミスを犯した後、この舐めるようなカメラワークとオーバーニーの魅力。太モモ…素晴らしすぎです…。

 
 全☆滅
 ぇぇえええ!きっちり仕事をこなして、さあ第二話は―?と思った矢先の、よもやの惨殺開始。少しうつらうつらしていた目が一瞬で覚めた。可愛い声を聴かせていたオペ子(矢作さんこの手の役回り多そうw)まで、司令射殺した後の自殺。操られているんだろうけど狂気に満ちた奇声が空恐ろしいす…。
 トオルの過去に関連する悪霊と、関連した人物による襲撃のようですが、手際いいー。主人公までバッサリいってさてこれ、第二話どうすんのw 夢オチは…ないよね?
 



 

   10 (日)   再始動。

 〆 機動戦士ガンダム00 2nd Season第1話「 天使再臨」
 −脚本:黒田洋介 絵コンテ:水島精二/角田一樹 演出:角田一樹
   作画監督:千葉道徳/中谷誠一/阿部邦博−

 力を入れてきっちり盛り上げてきますね。1st Seasonから5年を経た時間の変化をしかと見せ付け、物語の展望が開けた一話。Zのティターンズばりなアロウズの台頭と、地球連邦に敵対する反政府勢力カタロン、さらにソレスタルビーイングという勢力図を、インパクトのある顔をもってくることで印象づけてきたわ。あのルイスがアロウズにいたり(しかも左手治っている?)、シーリンが活動家となっていたりと、バッサリ切ってきた感。
 刹那と沙慈の邂逅から物語は一気に加速し、ガンダムマイスターの意義を真っ向から問う潔さもいいですね。
 キャラクターの成長も楽しみの一つで、リューミンさんは最初誰か判らなかったし、最後の方に出てきた乙女座の人は、どこぞの鬼魔将かと思ったわw
 その他、1stから続くキャラクターの動向から、本シリーズから登場した新キャラまで、じっくり追いかけていきたい期待感が膨らみます。00ガンダムの本格的な始動は来週からということで、巧みなヒキに踊らされてやりますとも。
 



 

   10 (土)   神秘。

 〆かんなぎ 第一幕「神籬の娘」
 −脚本:倉田英之 絵コンテ:山本寛 演出:山本寛 作画監督:門脇 聡−
 OPを見て、普通にアイドルを目指す話なのかと、ああ大いなる勘違い…。
 端的に言ってしまえば、神様らしい女の子と一人の少年の出会いだけを描いた一話でしたが、緻密な描写で丁寧にやると、こんなに濃密な話になるものなんですね。フトモモやスカートの表現力は、ストライク・ウィッチーズのそれに引けを取らず。目を見張るとはこういうことを言うのでしょうか。
 下野さんのヘタレ具合も絶好調。まだ電話でしか登場していないキャラクターの登場を待ちたいと思います。
 



 

   10 (金)    感謝。

 〆HEROS Season1
 ヤッター!とタイムズスクエアで叫んでるCMが、一時期やたらと流れていましたが、この作品だったんすね。せっかくなので鑑賞してみると、これがおもしろい。SFの設定とミステリー要素を、巧く組み立てている脚本が抜群。向こうのドラマでは珍しく群像劇の構成で、主役らしい主役がいないところも新鮮だし、サイラーの容赦ない殺しっぷりも色々と衝撃でした。んで桁違いの予算が掛けられるので、映像的もハクは凄いし。
 あと吹き替えでないオリジナルの日本語を聴くと、ラーメンズのDVDかよwっていうくらいギャップがあるので、ヒロのセリフは二度美味しい。シーズン2に続いているようなので、レンタルで続きみるかなぁ…。

 〆 イタズラなKiss
 原作未読で第一話を見たときは、あまりの懐かしさに衝撃を覚えました。登場人物の配置や、小道具の扱いなどママレード・ボーイくらいの時代観? なんとも言えない懐かしさを覚えたものですが、古き良き時代の少コミに違和感のない形で、現代風にアレンジしているバランスが絶妙でしたね。
 ストーリーはコッテコテなドタバタラブコメで、予定調和といえばそれまでなんだけど、だがそれがたまらない…!と思わせる演出が随所に仕掛けられているんですよね。笑いあり涙あり、ラブコメのパターンは王道で不偏なのだと。
 女子高生から母親になるまで時間が経過した物語で、琴子役を演じた水樹奈々さんも一皮剥けた感じが。そしてキャストといえば、他の誰より入江母:松井菜桜子さんが最高でした。
 原作者の多田かおる先生が、作品を完結する前に急逝されたことすら自分は知らなかったのですが、アニメ版で初めて完結を迎えた物語には、多田先生への敬意と感謝が溢れていたと感じますよ。
 



 

   10 (木)    L型患者でしたが…。

 〆 とらドラ 第1話「虎と竜」
 −脚本:岡田麿里 絵コンテ:長井龍雪 演出:長井龍雪 作画監督:田中将賀−
  ああ、こうしてまたくぎゅうううと悶える日々が始まるのですね。原作未読ですが、実に楽しげなラブコメです。てかなにより母エロいよ!スパイスの効いた脚本・演出も良いし、なによりテンポがいいですね。これから先、どんな展開が待ち受けているやら、楽しげです。
 



 

   10 (水)    凪。
 
 〆 RD 潜脳調査室 第25話「ラストダイブ i^2 = -1」
 
− 脚本:藤咲淳一 絵コンテ:岡村天斎 演出:佐々木奈々子 作画監督:佐々木啓悟/矢向宏志−
 
 メタリアルネットワーク停止熱い。
 気象分子の制御がメタルを通じて行われていることから、そのネットワークを全停止するという大胆な決断へ。エロ書記長、ジェニーらと決議をとる場面は本作において最も熱かった場面と言わざるをえない。踊る大捜査線のクライマックスのような、大がかりな演出もいいし、ジェニーのオッサンが全責任を負う旨、ソウタに伝えるセリフのセンスもイカス。
 電理研を中心に大規模な作戦が展開される中、孤軍奮闘している波留さんは懐かしのエライザ。AIのくせに相変わらずけしからんスタイルを…。

 
 再会
 エロ書記長はかつての衣装を身につけて、誰もいないパーティ会場へ。夢見果てたり、といった様子ですが、ひとまずのけじめなのかな。メタルを停止したにもかかわらず、動いているホロンにソウタはかつての姿を見出した模様。データは消失されたけど、波留さんと久島の邂逅や気象分子の分解によって、再構成されたのかな。予定調和ともいえる展開ですが、やはりホロンさんは甦ってヨカッタ。電離研の制服にかつてのホロンさんというギャップも、すこぶる良いですなぁ。
 メタル停止の後、夜空に眩く輝く星々を人工島に済む人々が皆、見上げている姿からは、自然への畏敬が溢れんばかりで。
 久島と波留の邂逅も、ネットワークというデジタルな世界でありながら、自然の存在を感じさせる不思議。波留さんが意識を失う前に、やっと戻れたんだ…。

 
 エピローグ。
 イッ!のポーズきたこれwww なぜかOPは早送りできずに毎回みていたんですが、しっかり洗脳されてしまったよw
久島の力で帰還した波留さん。しかもその姿は若返っている奇跡が…? 最も逢いたい人のところに戻ってきたのも久島の小粋な計らいかと思えてきます。背景の海や、水の中を動く動画もなんと見事なこと。
 駆けだしたミナモが波留さんに辿り着く直前で、物語が終わる演出もいいなぁ。なんと素晴らしい余韻を残してくれますか。

 
 総評
 映像は「太ましい」の一言につきました。いまどきこんなデザインで挑むて、どんな冒険だよ…と思ったものですがミナモのローラースケートで魅せられ、いつのまにかホロンホロンにされ、とうとうエロ書記長が本気でエロく見えてしまった奇跡。
 攻殻の世界観を用いた外伝的作品で、設定は拝借しつつも、随所に本作独自のアイデアやネタが盛り込まれて、二度美味しい作品でしたね。ミナモのローラースケートに始まり、ソウタとホロンの組み手など、アクションの見応えもガッチリで、プロダクションI.G.健在なり、と唸らせる一作でした。スタッフ、キャストの皆様お疲れ様でした。
 



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