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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   4 15 (火)    希に見るダークホース

 〆 ファイアボール/Disney
 むは、1話を見たときはイロモノと思っていたけど(イヤまあ実際そうなんですが)、1:30という短い尺ながら、起承転結がしっかりした4コマになっていますね。進めば進むほど、スパイスの利いたオチがツボにくるw
 ドロッセルが毎回間違えるゲデヒトニスの名前や、童話のパロディをとりいれた所作など、判る人には判る隠し味もあって、実におもしろい。たった二人(二機?)の掛け合いが全てなだけに、役者の力も前面に出てきますよ。
 



 

   4 14 (月)   イメージを大切に。

 〆 我が家のお稲荷様。第2話「お稲荷さま。我が家に住みつく」
 −脚本:山田由香 絵コンテ:下田正美 演出:浅見松雄 作画監督:加藤哲弘−
 キツネ姿でコンと父の前に登場なクー。あっさり認める高上父は、原作よりもずっとおおらか…というか、数本ネジが緩んだように見えてしまったw しかしクーの首もとのふっさふっさした毛並みがたまらんね。
 同じくコウについては、頑なに自らの立場を弁えんとする態度に四苦八苦。新刊読むたびに思うことですが、本家のバーちゃんはどんな教育を施してきたんだ。
 恵比寿やクーの男性版も登場。どちらも違和感ないですね。恵比寿はベストキャストだし、クーは女バージョンとの違和感もそれほどなし。その後、狛犬を交えて一悶着あったけど、悪意ではなく一儲け企んだ恵比寿でしたの巻。
 コウはコウで、選択に悪戦苦闘する様が実に良いですね。作画の不安定感は漂いますが、原作既読派としては、充分イケる作品です。さて、来週は佐倉の登場だ。
 



 

   4 13 (日)    風雲、急を告げる!

 〆 コードギアス 反逆のルルーシュR2 第2話「日本 独立 計画」
 −脚本:大河内一楼 絵コンテ:須永司 演出:秋田谷典昭 作画監督:千羽由利子/中田栄治−
 
 続ききたーよ!
 第一シリーズ最終話から繋がりました。やはり、というかスザクに白兵戦で勝てるわけがなかったw ショックとはいえ、カレンの見切り早ええ。
 かつての親友を這いずらす姿が、スザクの変化を如実に物語っていますね。愚直なまでに正義を信じていた青年は、内側から(世界を)変えると口にしたものの、友人を売り渡してまで力を求める様は、手段を選ばないゼロのそれとなにも変わらない。そのことを自覚して、ルルーシュへの皮肉も込めて口にしているようにも見えましたが…。
 そして皇帝、両目にギアスきたわ。第一シリーズでは、ルルーシュの怨敵としてただ君臨するしかないイメージでしたが、とうとう動き出した。記憶を操るギアスは、V.V.が授けたものなのかな。ギアスによって最愛の人を奪われたスザクの復讐は、同じギアスによって完遂を見る。

 
 立ち位置とカメラポジション
 手前のキャラと、その肩越しに立つキャラの位置関係は、いかにも本作らしい配置だなぁ。肩越しに捉えるカメラのポジションも同様で、向かい合わせでなく顔を見せない、己の本心を明かしたくない(明かせない)という相関関係の妙。逆にルルーシュとカレンなどは、真っ向から向き合って、本音をぶつけているようです。しかし、自分の気持ちが割り切れなず、ゼロとルルーシュを使い分けるカレンが可愛い…。
 第1シリーズで皇帝が修行でもしてんの?というくらい篭もっていた神殿は、なにやら壮大な伏線になるようですが、内容やキーワードよりも若本御大の発声にシビれました。

 
 卜部…(ノД`;)
 おっぱい起動キー…これは実にけしからん。収納スペースがないとはいえ、まったくもってけしからん。ルルーシュに指摘されるまで堂々としていたのに、いざ自覚してしまったら恥じらいモードに切り替わるカレンの素晴らしさ。第2シリーズでは、一人ロケットスタートを決めて大きく後続を切り離したね。
 そしてゼロ復活の時。無線で的確な指令を飛ばしていく様は、第1シリーズをなぞった構成。さらにイレギュラーの介入まで、重ねてきよった。くそう、ニヤニヤが止まらない。それも、ランスロット並の機動性に加えて、縮地使うってどんだけ反則よ。格闘戦の動きも素晴らしいキレだわ。ヴィンセントという名前からすると、ロロはナイトオブラウンズではないのかな。
 そして卜部があああ。捨て石は認めないと言ったゼロの前で、捨て石となる男の生き様。ラクシャータへの詫びはちょっと気になりましたが、個人的な付き合いがあったのかな?「四聖剣とは虚名に非ず…!」の辞世と死に様も、格好良すぎる。四聖剣はギャグ的なネーミングセンスに思えていたんですが、ちょっと見直した。二又さんは、谷口作品で大好きなのになぁ。そういや仙波は投獄された姿を見てなかったけど…あれ?

 
 高笑ktkr!
 卜部の稼いだ時間で、黒の騎士団は勝利する。ビルに敵軍を引き入れての爆破・倒壊は、ゼロらしい派手な決着でした。ヒゲ総督、やはり保たなかったかw 谷口作品におけるヒゲは短命の法則。
 作戦の成功を見たときの、この悪辣な歓喜を待ち望んでいましたよ。そのままゼロの演説へと繋がる展開は合衆国日本の再宣言でピークを迎えます。各レギュラーも一気に出てきたぜ。ディートハルトの喜びっぷりも懐かしいw 神楽耶はちょっと大人びたかな。しかしニーナは胸の成長が見られない模様。そして、これは確実に何かしでかすw
ヴィレッタは口ぶりから察するに、記憶をもったまま監視役として教師を演じていたのかな。
 チャイナの方々は早速巻き込まれてる思ったら、案の定ギアス喰らってたw エセ三蔵の命はそう長くないな。
 最後に領事館の前へ赴き、ヴィンセントから降りるロロ。こちらもやはりというか、ギアスをもっとりましたよ。縮地に使っていたのは、時間を緩やかにするか、クロックアップする能力?
 



 

   4 12 (土)   いい掴み。

 〆BLASSREITER 第2話「栄誉の対価」
 −脚本:小林靖子 絵コンテ:佐野隆史 演出:佐野隆史 作画監督:小林利光−
 
 OPきた…のだが。
 GRANRODEOの曲は悪くないんですが、本編からの流用、キャラ紹介中心の構成は惜しい。せっかくのロックなんだから、もっとアグレッシブな映像を見たかったです。あとやっぱりCGが微妙にカクカクしているのが惜しい。バイクの動きが…うーむ。4台並んだカットも、ニコ動の合唱かと思えてしまった罠w 妖精みたいな子も出てきました。主人公の相棒かな。レギュラーのバイクが軽く感じる反動か、主役機は重く強く暴れてるなぁ。

 
 英雄誕生
 クスリの力で生きたまま融合体となったゲルト、マスコミの煽りもあって、英雄扱いへ。デモニアッックのことが未知であるゆえか、組織側の扱いは厳しいものに。何度見ても変身後の動きはキモイなぁw ゲルトはデモニアックを倒す決定的な力があるけど、ザクトは今までどうやって対処してきたんだろか…ミサイルまではね除ける力もってたよ?
 ゲルトを讃える群衆の中に、研究者のねーさん。いや、その白衣は目立ちすぎると思いますが…。そして主人公がやっと出てきた。ゲルトになにかしらのプレッシャーを与えた?

 
 これは非道いw
 ゲルト、血涙ものだ。1話で応援していた恋人の正体見たり。なんというビッチ…。一度はフッておきながら、ゲルトが回復した途端に連絡とってくるのも調子がいいと思ったけど、ここまで真っ黒な展開は読めなかった。いい人ヅラしていたチームの監督まで共犯という見事な外道っぷり。不安定なゲルトになんという判りやすい起爆剤だよw
 案の定、暴走したゲルトですが、一日と間を空けない拙速な脚本です。

 
 しっかり追いかけてんじゃないすかw
 あんだけ友人を信頼していたくせに、ヘルマン職務に忠実w そのままゲルトが逃走に入って、やっと主人公がきましたよ。問答無用でゲルトに襲いかかったのは、彼がいかにしてデモニアックとなったかを知っているから? 経験値の差もあるのか、ジョセフが圧倒。とどめを刺せずに撤収しましたが、アマンダの前に姿をさらして、非難めいた台詞を残す。ゲルトと同じ道を歩んできたのでしょうか。
 そしてゲルトは一瞬ながら、凶悪なフェイスを顕わにした後、爆発に巻き込まれる…。なんだかエライ展開が早くて追いついていくのも大変そうだ。
 



 

   4 11 (金)   魅せてくれるぜー。

 〆 マクロスFRONTIER 第2話「ハード・チェイス」
 −脚本:吉野弘幸 絵コンテ:河森正治/菊地康仁 演出:松田清 作画監督:関口雅浩−
 
 お約束きたーよ!
 旧作へのオマージュでしょうか、ヒロインの空中乱舞からダイビングキャッチとくる流れは懐かしくもあり、新鮮でもあり。25年を経た技術で描かれるとこうなるんすか。アーマードのミサイルから、ガウォークの低空疾走、ファイターの駆ける姿まで、圧巻の一言に尽きますね。映像のクオリティは言わずもがなで、なによりもカメラワークが最高。
 対象との適度な距離感は一緒に飛んでいるような錯覚を覚えます。そこにきて瞬発的な演出のキレ、スピードの快感ときたらどうですか。カメラが揺れるか、機体が揺れるかの選択も完璧で、臨場感ありありです。
 そして腕が吹き飛ばされる緊迫の一瞬。パーツが飛び散るきめ細やかな作画も凄かったけど、鉄壁はなお凄い。重力を感じさせないほど、あんなにふんわりランカのスカートが舞ったのに、なんという鉄壁…。
 瞬間的な判断と操縦技術で、才能の片鱗を見出したアルト。無事助け出したランカは感情を爆発させるけど、素に戻ったところで赤面、手が胸に当たってもひとつ絶叫。うーむ、棒な演技が早くもツボに来はじめたw ランカの絶叫でヴァジュラ達が撤退したように見えたのは、なにかの伏線か?

 
 シェリルイイ!w
 兄貴、カメラ目線自重w このカットやアルトがブン殴られるカットが特にそうですけど、キャラの作画が編に特徴的でおもしろかったです。そして銀河の小悪魔、シェリルの素顔が見え始めてきました。ライブビデオにおけるアルトの対応が気にくわないご様子? 自分で何かすることがないためか、出奔したものの、目的地に着けない(着いたことに気付けないw)シェリル萌え。世間ズレしたところが妙に可愛いじゃないすか。
 一方、目標にされたアルトは、バルキリー勝手に乗ったことが早速バレ。軍、こういうとこだけは反応早い。

 
 SMSこえー。
 兄貴、バルキリー乗ってみないかと誘いつつ、乗せろ言われたらブン殴る理不尽w 戦争に参加することの覚悟もせずに、その場の雰囲気に流されることを良しとしない、ある種の優しさでもあるのかな。
 スクランブルが起きている一方で、ランカとシェリルの出会い。イキナリ歌い始めたときは何事かと思ったw ミュージカルのようなシュールさ…なんだけど、シェリルの追奏が入ることで、そのおかしさがが消えていく。たった一人の観客のために歌を披露・正体を晒したミシェルは、銀河の妖精でしたよ。感極まるランカの気持ちに乗せられそうだ。って、そこへアルトぉぉぉ!? 三角関係もはじまってきた。シェリルがアルトを探しに来たのは、ライブで自分に興味をもっていなかったことへの怒りなのかな?
 さらにそこへヴァジュラも登場とくる、風雲急を告げる第2話。ランカが唄ったシェリルの歌が、そのままEDにくるのも見事なんだぜ、くそうw



 

   4 10 (木)    波乱

 〆 おせん キャスト発表
 清さん、杉本哲太すか。板前・杉本哲太とくると、将太の寿司のイメージが色濃く残っていて、しっくり来ないなぁ
(「将太ァァァ、いーいィ鯛だろうぅ?」のセリフは今でも忘れられないね)。珍品堂:渡辺いっけいも、原作のイメージを敢えて外した思い切った配役。シズさんら、熟年チームはベテラン勢で固められていますが、なにはともあれ、放映を待つとしよう。



 

   4 (水)    能登、かわ(ry。
 
 〆 かのこん 第1話「初めてしちゃう?」
 −脚本:鈴木雅詞 絵コンテ:大槻敦史 演出:孫承希 作画監督:高見明男−
 能登ktkr!少年役の可愛さにシビれるぜ。そしてエロスー。ぱんつ解禁アニメですが、ただならぬこだわりが感じられます。なにより仕草や動きが素晴らしいね。ギュッと抱きつくかと思えば、じりじりと迫る・捲る演出の巧みさ。
押しては引いて、引いては寄せて…まったくもって素晴らしい。
 キツネヒロインがお稲荷様と重なるけど、全くタイプの異なる作品なので相乗効果も期…いや、視聴層はそれほど被らないかw 狼と香辛料でイヌミミ系の地位が向上してきたので、ここぞとばかりに攻勢を掛けて欲しいね。
 個人的な注目キャラは、ショートカットにメガネの委員長という三種の神器な、朝比奈さんです。
 



 

   4 (火)   …ありなんすか?w

 〆 ファイアボール/Disney
 これはシュールw
 ミクとのデザイン相似性から一時騒がれていましたが、感情のこもらない演技がすこぶる良いですね。リアル工作機械のゲデヒトニスの方が、人間じみてて愛嬌あるアンバランスがツボ。サンチョパンサやら、シシカバブやら、名前を間違える入りは基本なのか。ドロッセルとの容赦ないツッコミと、乾いた金属のSEが小気味よく響いて、ボケ倒すゲデヒトニスのオチも見事。イルカ喰うなんて、ディズニーのアニメで脚本書いて大丈夫だったのか、ブラックさにヒヤヒヤさせられるw
 



 

   4 (月)   相応。

 〆 我が家のお稲荷様。第1話「お稲荷さま。封印解かれる」
 −脚本:吉田玲子 絵コンテ:島津裕行 演出:岩崎良明 作画監督:渡辺淳−
 公式サイトワロタw こうい悪戯いいなぁ。
 原作既読で、楽しみにしていた一作です。高上兄弟とクーの出会いに始まるエピソードですが、ほぼイメージ通りな印象。なによりキャストですね。クー:ゆかなの配役は、メイドガイに並ぶベストキャスティング。恵比寿に小野大輔というのも狙い澄ましているよw
 作画的には少し粗がみえますが、キャラの掴みや会話のテンポは本作の持ち味を出せているかと。和風妖怪のバトルとみせかけて(それもちゃんとあるけど)、本質は冷静なツッコミアニメ。スタートではまだ成りを潜めていますが、世間ズレしたコウと、いたずらキツネのクー、恋する乙女・佐倉を交えた現代の生活がどうなるやら、期待です。
 



 

   4 (日)    切望した!

 〆 コードギアス 反逆のルルーシュR2 第1話「魔神 が 目覚める 日」
 −脚本:大河内一楼 コンテ:須永司 演出:秋田谷典昭 作画監督:石田可奈、森寛之−
 
 処刑済w
 1年後設定とは大きく飛んだなぁ。ジェレミアと共に海底へ沈んだC..C.が、当たり前に微笑んでるのも驚きましたが、ヴィレッタ先生の登場こそが真なるサプライズ。出番はルルーシュと鬼ごっこするシーンのみでしたが、普段はどんな授業をしているのか見てみたい 。
 そしてシャーリー…。ルルーシュに消される以前に記憶が戻っとるて、えええ?

 
 OPは相変わらず伏線だらけ。
 V,V,とスザク、堂々の登場から、皇帝の目にもギアスが。やはりオッサン、何かの力もっとるんだね。そしてハート形のペンダント。本編でもチラと出てきますが、ナナリーとの関係がなにかあるのか?ロロの存在に代わられ、ナナリーは行方不明の気配。
 そして紅蓮にも飛行能力きた。ブリタニア側に可変タイプの飛行KMFが出てくるなら、黒の騎士団も対抗せにゃ。中華もなにやら四千年の力を感じさせる兵器が。右のオッサンが激しく関羽でワロタw
 扇とヴィレッタさんの行く末も、大いに気になるところだなぁ。第1シリーズでは扇を撃ったけど、千草としての記憶が残っていたかどうか、悩まされます。あと黒の騎士団、衣替え。デザインが洗練されたというか…冬服っぽい?

 
 弟。
 早速のロロ。ルルーシュはゼロとしての記憶を失った上に、ナナリーまでいないことにされているようで…。一瞬、夢オチを疑った。総督はどこぞのオッサンに替わっていましたが(ヒゲ好きだなぁw)、コーネリアの消息や如何に。ギルフォードが同じ場所にいて、コーネリア以外の総督がいるということは…(ノД`;)
 黒の騎士団幹部は軒並みタイーホ。前線に出なかったとはいえ、ラクシャータとディートハルトは流石w しっかり逃げ仰せてる。カレンはよく掴まらなかった…けど、なんと有られもない姿に。

 
 強制イベントきた。
 黒の騎士団、というか旧日本軍のグループなんだけど、作戦名のセンスをどうにかした方がいいw
 カレンは記憶をもったまま、1年間潜伏してたようで、ルルーシュ確保に全力を注いでます。胸と尻のラインは日中の放送ギリギリまで迫る。よーく目をこらしてみると、裸にピンクのペイントを塗ったようにも見える素晴らしさ。ここでOPに出てくるペンダントがゆらり。エレベーターに詰め寄る客の中で、ハイヒールが片足脱げた人も、何かの伏線なのかなぁ?そしてカレン、今度は正面から…ホントにもう!このコスチュームで紅蓮二式に乗せようって発想は天才としか。
 大騒ぎの裏で学園は平和。って、ニーナがいません。OPで科学者っぽい衣装を纏っていたから、学園でなく軍に所属か。生徒会メンバーは、カレンが顔バレした話もひょっとして記憶にない?1年を経たとはいえ、ニーナ、カレン、スザク、ナナリーがいないことを誰も口にせず、笑って過ごしているのは不自然。ロロの存在を、自然に受け入れているのもおかしいしね。
 そして魔女が魔王の出迎え。うは、照明自重w 第1シリーズの1話を思わせる二人の再会は、デジャヴのように重なる展開。青いエフェクトも懐かしいんだぜ。

 
 魔王が目覚める日。
 25話の撃ち合いでルルーシュは敗れ(勝てる道理もないがw)、その後、記憶を奪われたでFA? スザクにとっては記憶を失わせて道化とすることが、手を下す以上の復讐だったのか。アッシュフォード学園の面々にしてもそうだけど、やはり記憶を操作出来るギアスがある模様<V.V.が持っている?皇帝の命で、ルルーシュを監視下に置いていたのも気になるところですが…はてさて。ヴィレッタも監視役の一人だったのかなぁ…。
 そしてぇー!さあきた。記憶を取り戻して、1話と同じ命令を下す場面きたー。これは来る、来ると判りながら焦らすタメがまた絶妙なんだ…。そうしてギアスが発動した、「魔神が生まれた日」と重なる瞬間、このカタルシスこそが、コードギアス。
 左目の紋章は光りっぱなしだったから、ギアスの暴走は回復したわけじゃないんだね。カレンはルルーシュの正体を知っていたし、卜部はC.C.から聞いていたのでしょうか。2体の巨人を跪かせ、悠然と佇む姿はまさに王の風格。
 再び幕は上がり、前シリーズとの接合もこれから果たされていくことでしょうや。日曜日放映ゆえに、見終わったらまた明日から仕事か…と切なくなるところですが、そんな思いを吹き飛ばすくらい見せ付けてください。
 



 

   4 (土)   いい掴み。

 〆BLASSREITER 第1話「絶望の始まり」
 −脚本:小林靖子 絵コンテ:板野一郎 演出:板野一郎 作画監督:恩田尚之−
 
 これはいいGONZO
 ニトロプラス×GONZOときいて、パックリ食らいついてしまいましたが、冒頭から良いスプラッタ。この薄気味悪さがたまらない。デモニアックという単語が知れ渡っている割に、随分暢気というか、危機意識が薄いなぁ。棒一本もって旬殺されたスタッフに噴いたw ライダーもよく立ち向かうなと思ったら、伝説級のチャンプなんすね。
 GONZOらしくCGを多用しているけど、今の技術にしてはどこか物足りなかったり。アニメパートとの違和感もかなりあるし、妙にカクカクしていないかな?人間の関節可動域を超えたキモい駆動は、激しくツボにくるんですがw

 
 地に墜ちる。
 かつてのチャンピオンも再起不能の怪我でうち捨てられる無惨。そこへメガネの女医登場。ラクシャータを思わせる褐色の肌が艶やか。精神的に不安定な相手に、明らかに怪しいクスリを渡す女医は敵か味方か。
 チームだけでなく、恋人にも別れを告げられたゲルト。留守電のメッセージが起爆剤になって服薬する判るんですが、この時点で既にクスリ飲んでいるみたい。迷いがないなw しかし、落日と重なる笑い声が切ないなぁ。

 
 XATだめぽw
 機械と融合する力をもったデモニアック。ターゲットを無人の車両に追い込んで爆破する計画はいいけど、起爆前に融合される開にパスタ噴いた。それくらいの時間計っとけw 綿密な計画を練っていた割に詰めが甘い。でも力業に切り替える判断早いね。バイクからのミサイル発射が魅せてくれるよ
 一度は破壊したかにみせて、やっぱりダメでしたの展開も王道。最初に仕掛けた爆弾で人質を取られ、手詰まりになったところに新たなデモニアックが救出に登場。ヒーローは斯くあるべし。
 前述したようにCGの滑らかさが不足してみえるんですけど、猛烈なスピード感を加えることで、映像的な違和感が人間離れした動き、という演出に見えてくる不思議。集中線やストップモーションなど、演出過多と感じる部分もあるけど、これまた見事にハマるなぁ。メタリックなダークヒーローってのもツボ。
 デモニアックを仕留めたのは、クスリで力を手に入れたゲルトだった。颯爽と現れて敵を仕留めた後、風に髪をなびかせるヒーローっぷり。クスリの副作用がどんなものなのか、冒頭ポッと出ただけの主人公はなにしてんのか。まだまだ謎多かりし物語ですが、掴みはOK。煙草の灯りだけを残すラストも素晴らしいね。
 GRANRODEOとダークヒーローのかみ合わせも良さそうで、OPも早くみたいよ。

 〆仮面のメイドガイ 第1話「はじめましてだ、ご主人様!」
 −脚本:井上敏樹 絵コンテ:迫井政行 演出:大谷肇 作画監督:大塚美登理−
 
 これなんてエロゲw
 うはー、曲と映像のシンクロときたらどうですか。どう聴いてもエロゲ主題歌なKOTOKO曲な上、歌詞との一体感が格別。やる気満々なOPだよ。よーく練られた作りですね、素晴らしい。
 見えそうで見えないスカートの見極めも見事だし、思いっきりギャグに走っているから、変なエロさもない。からっと笑い飛ばせる、気持ちの良いOPですね。

 
 なんという腹筋ブレイカー。
 力也さん、仕事えらばねーw フハハハ、の高笑いからしてたまらんねこれは。これはもうキャスティングの勝利だw擬音をSEでなく、役者が発しているのが凄いわ。素晴らしい発想だね。原作は勢いがあって力強いんだけど、同時に荒さも感じられるんですよね。アニメはその荒さを削ぎ落として、さらに洗練された感じです。やー、これは本当に素晴らしい。

 
 EDまで隙なさすぎw
 福山wwww頑張りすぎwwwww 日本語なのにまともに聞き取れないシャウトは、最早ギャグ。映像までどんなホラーだこれ。メイドガイの方が、なえかを狙うヒットマン(或いは黒幕)に見えてならねー。
 いやはや、スタッフの本気度すごいわ。



 

   4 (金)   本命きたーよ。

 
¢TYPE-MOON 『魔法使いの夜』 制作告知
 >―坂の上のお屋敷には、二人の魔女が住んでいる―

 この一文だけで盛り上がってしまう自分がいるー。
 にしても相変わらず焦らしプレイが巧いな。続報が待ち遠しいぜ。


 〆 マクロスFRONTIER 第1話「クロース・エンカウンター」
 −脚本:吉野弘幸 絵コンテ:菊池康仁・河森正治 演出:田中孝行 作画監督:高橋裕一・江端里沙−
 
 OPやる気まんまんだぜー。
 先行放送から約四ヶ月、ついにきました本放送。菅野節全開のOPから幕開けです。アクエリオンを彷彿とさせる転調や映像だなぁ。河森作品は全裸の女性を出さないと気が済まないのかw
 それはそれとして、滑らかで綺麗に動く動画には目を奪われるばかり。キャラ紹介が単調だけど、後半、EXギアのカタパルト射出とVF-25が並ぶ構図は壮観。猛烈なスピード感で、これぞマクロスよ、と言わんばかりのアクションを大奮発。ランカとシェリルのダブルヒロインを強く印象づけて、あともう一人謎の少女の存在も匂わせる。ストーリー性よりは紹介のイメージが強いようで、個人的にハチマキ&詰め襟っ娘が、大いに気になります。

 
 銀河の小悪魔w
 一話の感想は先行版のときに記しましたが、一部差し替えがあり、シェリルのキャラ掘り下げパートが増加。天使の笑顔と、その裏に隠れた小悪魔っぷりの落差が強烈。ライブシーンも大幅に増えて一曲通し。歌姫としての存在感を押し出してきたね。
 アルトの個人プレイが原因で、アクシデントが起きるものの、機転をきかせてアドリブへ。プロだなぁ。この意識の高さがシェリルを銀河の妖精たらしめている所以なのだろうけど、同時に堅さにも見えたり。そして、この一連のやりとりが、警報後の「一人だけ逃げるのかよ」という詰問シーンへ繋がるんですね。納得。
 先行版はプロモーション。本放送こそ、作品本来のストーリー性を出したという感じかな。この先も楽しみです。


 CMもきたわw
 五十周年て…娘娘ってミンメイが働いていた中華料理店?
 



 

   4 (木)    先鋒、一本あり。

 〆アリソンとリリア/マッドハウス
 春の新番組、最初の一本ですが、よさげな雰囲気です。世界名作劇場っぽいシンプルなキャラデザと、近世らしき時代設定がうまくマッチしているんじゃないかな。原作は未読なので、敢えて読まずにアニメ版を追いかけていこうと思います。
 アリソン:水樹奈々の配役もベストじゃないすか。天真爛漫で無茶無謀ながら、とても愛嬌のある女の子。元気でなによりです。振り回されるヴィルとのやりとりも素晴らしい。
 物語はのどかな田舎の学校からスタートしたかと思えば、イキナリの誘拐→空へ舞う、激動の展開。これは期待せずにはいられない。

 



 

   4 (水)    先鋒、一本あり。
 
 〆アリソンとリリア/マッドハウス
 春の新番組、最初の一本ですが、よさげな雰囲気です。世界名作劇場っぽいシンプルなキャラデザと、近世らしき時代設定がうまくマッチしているんじゃないかな。原作は未読なので、敢えて読まずにアニメ版を追いかけていこうと思います。
 アリソン:水樹奈々の配役もベストじゃないすか。天真爛漫で無茶無謀ながら、とても愛嬌のある女の子。元気でなによりです。振り回されるヴィルとのやりとりも素晴らしい。
 物語はのどかな田舎の学校からスタートしたかと思えば、イキナリの誘拐→空へ舞う、激動の展開。これは期待せずにはいられない。
 



 

   4 (火)   捧げ。

 〆 サイレント・ラヴァーズIV 真実を君に/著:吉村夜 画:結賀さとる

 魂のインストールという非人道的なシステムによって、人の体から巨大人型兵器VGへ取り込まれた少年と、彼の愛する少女の物語。「悪魔になった少年」の副題に惹かれて読み始めた本作ですが、きっちり完結させてきましたね。吉村先生の作品と来た日にゃあ……大好きです<川平調。
 3巻までは、セツナであることを告げられず、TYPE-Dアンタレスとして接しなければならない苦しみ、葛藤から生まれる絶望、微かな光明が描かれていましたが、本巻ではその存在意義が覆される。アンタレスの目の前に現れたのは、封入されたはずのセツナ本人だった…。本来、インストール時に肉体から失われる魂が消滅せず、アンタレスにはコピーのセツナが生まれてしまったという悲劇。二人のセツナが存在するという展開は、魂の城にて、ハッピーエンドを迎えると思っていた読み手の予想を、大きく翻した。
 オリジナル・セツナの登場と合わせて、同じくTYPE-Dの敵が出現する。立場は異なるけど、それぞれがもう一人のアンタレスというべき存在なんだよね。TYPE-Dは国という観点からは敵同士であるが、魂を封じ込まれた境遇は同じもの。セツナはヒバナの恋敵となるが、彼女を愛する気持ちは変わらない。アンタレスの絶望と希望を、二つの視点からの投影によって、アンタレスが描かれていくわけだ。
 そのTYPE-D、「神」の登場はいささか唐突で、物語の基部として2大大国の構造がシンプルすぎる気もするけど、この辺りの設定へのこだわりを、スッパリ切り捨て去るのが、吉村先生の潔さか。描くべきは「人」であり、あとがきでも語っているヒーロー像なんだと思えてきます。
 物語の帰結についても同様に、吉村作品らしい救いがありました。セツナ、アンタレス、ヒバナの三角関係でなら、これがトルゥーエンドなんだろうという形かな。1巻当初の重く胸を締めつける物語に比して、手応えが気持ち軽く感じられますけど、それがいいのかな。今少し、アンタレスの続きを追いかけたい気もしますが、サイレント・ラヴァーズのタイトルからすれば、ここが終着点ということで。



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