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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   6 15 (月)    ルルーシュモードON

 〆 宇宙をかける少女 第24話「終末の呼び声」
 −脚本:野村祐一 絵コンテ:京極尚彦 演出:京極尚彦 作画監督:西澤真也/市川敬三−
 
 普通に元気です。
 イモ子さん、人民服のような服まで用意され、ネルヴァルさんとトーク中。まんまる焼きや一緒に過ごしてきたエピソードはベッタベタだけど、これまで馴染んできた経験があるので、いやらしくないですね。イモ子が来たことで、ナミの幼稚さが浮き彫りになってきたような。軟禁されて不自由を強いられる秋葉との対比が、さらにその印象を強くさせます。
 レオパルドはルルーシュモードに切り替わり?

 
 神凪最強伝説。
 デュラハンをここまで引っ張ってきたことに驚きですが、幽霊ネタに弱かったブーミンも勢いさえあればやれてしまうもんなんですね。同僚のイタズラと決めつけてかかっていたがゆえの強気。しかし不意打ちには相変わらず弱くて、神凪にはこれからもずっと勝てないんだろうなぁ…。でもこの二人はスタッフには愛されている気がします。

 
 つつじいいいい!
 つつじとベンケイの離反によって、人間の理解を止めたネルヴァル。イモ子ですら理解出来る人間性を、なにゆえブレインコロニーが悟れないものかな。愚直に学ぼうとしているのに…、結局見捨てられたことであきらめてしまう。本作で一番可哀想なのはネルヴァルなのかもしれません。或いは、哀しみという感情を覚えたのか。
 そして捨て駒化するナミ/(^o^)\ 自分の手でやったことには責任というものが伴うわけで、それを親に押しつけられるのが子供の特権。暴れたい放題暴れていたナミの本質が暴かれます。
 さらに魔性のレオパルド覚醒。ギャグ的ノリでやってきたベンケイの返り討ちに泣いた。しかも本気で重症じゃないすか!つつじヤベエエエエ!そしてカメラワーク、エロス!
 最後にネルヴァルはレオパルドの父という設定がオープンになってましたが、正直どうということはない話。
 



 

   6 14 (日)    名作ですよね。

 〆 恋色空模様の「二人色」を電童のOPにあててみる

 Aメロは空色デイズじゃね?と友人に言われて、改めて聴いたら全くもう!w
 それにしてもバイパーウィップ格好いいな…。
 



 

   6 13 (土)    銀、かわいいよ銀。

 〆 DARKER THAN BLACK 続編決定!
 きたわあああ!あのツンデレデコに再び会えると思うと楽しみでたまりません。
 



 

   6 12 (金)    Silly-Go-Round

 〆 アクセル・ワールド2─紅の暴風姫─/著:川原 礫 イラスト:HIMA
 サブタイを見ての通り、赤の王参上。さらにもう一人の王まで姿を現し、第二巻でも物語の加速度は衰えないですね。前巻ではシルバー・クロウが唯一無二のスキルで大勝利を収めながら、本巻では、冒頭からあっさり攻略法が見出されていたり、専門性を極限まで高めた王の力の片鱗を見たりと、設定のおもしろさも堪能です。
 そんな加速世界で繰り広げられる物語は、黒雪姫が先代赤の王を仕留めたときの回想、親と子の絶対的な絆と傷、といったバースト・リンカー達の悲哀が見せ場。黒雪姫とハルユキの関係が投影される構図も泣かせます。
 そうして押し寄せる危機を、ここ一番の力ではね除ける熱さは、とある魔術の禁書目録黎明期のそれに通じるものがあります。ハルユキが絶対に裏切らないと繰り返し宣言しているのは、いつか王と同じレベル9に並んだときへの伏線なのかな。
 一方、現実世界においては、ケーブルの長さでキーッ!と嫉妬に狂う黒雪姫が大変に可愛くてよろしく、直接接続イベントについては、是非ともお約束としてこの先も続けて欲しいものです。
 



 

   6 11 (木)    あまーい!!

 〆 狼と香辛料XI Side ColorsII/著:支倉凍砂 画:文倉 十

 ぅぁ甘えええぇぇぇ!ああもう、背中が痒くてたまらんけど、それが心地よくて悔しい。ホロとロレンスの二人旅の間にある、他愛のない一日のショートエピソードや、偶然迷い込んだ村での一悶着まで、痒いところに手が届いたけど痒みが止まらないような、甘甘のループ地獄。本ストーリーは街への到着から始まっていましたが、その間に二人はこんなにも仲睦まじい様だったのかと、悶えまくる次第です。ホロの声が脳内変換で小清水ボイスになると破壊力は倍率ドン!さらに倍。ああくそうw
 そして本の厚みの2/3を占めたエーブの過去エピソードは、彼女のキャラを掘り下げるにはおもしろい試みでした。商人としての名乗りを上げるシーンの勇ましさも良かったです。…が、確定した未来への回帰となる物語としては、もっとボリュームが欲しかったような気もしたり。



 

   6 10 (水)    主役決定。

 〆 シャングリ・ラ 第10話「言霊之剣」
 
−脚本:根元歳三 絵コンテ:千明孝一/児玉源太郎 演出:上田繁/佐藤光 作画監督:中村深雪−
 
 作画復帰
 スタッフの漬け物へのこだわりには何があるんだろう。ここ1,2年でアニメで描かれる料理は、格段に美味さ度が上がったと思うのですが、漬け物をここまでリアルに描く必要が一体…w
 物語は地味ながら深刻に進行。みんなで草取りしてる姿と植物の繁殖っぷりは、モロ風の谷で。きのこやべー。
 そして回想でついにょぅι゙ょキタよ!…と映像に食いついたものの、演技はあんま変わらなかったすね。このあたり演技力の幅をもう少し拡げられたら…。

 
 モモコさんが主役な気してきました。
 すっかり美邦様の守り役となったミーコさん…染まったなぁ。しかし、同じエリアで姉貴分のモモコさんが実験台にされてます((((;゜Д゜))) 自白剤にも耐え、小夜子の過去を読みとっていく思慮深さと、冷静沈着な小夜子さんを、言葉だけで崩しながら、なお愛を注ぐ器の深さがハンパないッス!こんな時代だからこそ普通の生活を、と國子を気遣うシーンもグッときます。ジョージボイスの女言葉が、自然になってきてる自分が怖いw
 Mっ気を出して手痛いしっぺ返しをくらっている間に、主は籠の中から飛び出して、陽の光を浴びてしまう罠。でも、この一件での最大の被害者は門番の二人ですよねー。
 涼子はもうフリーダムすぎて放置。

 
 禅譲の儀。
 涼子が唐突に、それも気まぐれっぽく首相になる展開はえー。自分の進むべき道を思い悩んで決断した國子と、対照的ですね。バーちゃんから剣受け取った瞬間に共鳴が起きていましたが、同じ剣を持つ美邦様と草薙とで、アトラスの何かを背負う、後継者レースが展開されているのでしょうか。
 そして擬態装甲きたわあああ。やべ、かっけえ。メデューサと香凛が来週大変なコトになりそうですが、大丈夫?
 



 

   6 (火)    標準装備。

 〆ティアーズ・トゥ・ティアラ 第10話「気高き剣士」
 −脚本:長津晴子 絵コンテ:きみやしげる 演出:小林公二 作画監督:池上太郎−

 アヴァロンに囚われるもゲール族の本質を知るオクタヴィアと、一族を率いる将として悩むアルサル。民族という円の中心と、線上に位置する二人を捉えた構成がいいですね。オクタヴィアを運び込んだ元凶で、立ち会いを挑まれたアロウンでなく、アルサルを引き合いに出すのは意外でしたが、内から見る外と外から見る内の違いを、二人に絞り込んだ演出で鮮やかに見せるものです。
 そしてクライマックス、決闘シーンの動画もまたなんという躍動感、重量感…。毎回作画は崩れないし、映像的な見せ場をカッチリ用意してくるし、凄いよ…。
 オクタヴィアの気持ちの整理と、アルサルの成長を経て終わる物語もよし。次から次へと嫁化していくマンネリを、いい意味で打破してくれました。



 

   6 (月)    予定…調和(ノД`;)

 〆 宇宙をかける少女 第23話「秘剣、輝く」
 −脚本:樋口達人 絵コンテ:須永司 演出:竹内浩志 作画監督:小渕陽介/藤井智之−
 
 イモ子の幻影が…(ノД`;)
 高嶺姉さん帰還おめ。ネルヴァルに洗脳された不甲斐なさに思い至るも、姉からは励ましの言葉。四女への対応とはえらい違いだ。そして神楽様から引き継いだ能力も同様で、長女・次女・五女以外には遺伝しとらんのかw
 傷心の秋葉はレオパルドと再会。散々秋葉を捜させたレオパルドのツンデレぶりもコテコテながらいい。
 イモ子が消えて言いたいことをブチ撒ける、レオパルドの本音モードが、逆に秋葉を落ちつかせるわけで面と向かって合う機会はすごく少なかったけど、少しずつ距離が縮まってきていますね。
 などと、のんびりしている間もなく、クサンチッペの奇襲。コロニーに強襲かけて、内部へ工作員を送り込むワンパターンな戦術に、いい加減対応しようぜ、獅子堂会議。

 
 キモイ花きた。
 あれ…?バカコンビが一番活躍してね?イモ子消失のショックから自暴自棄になる秋葉を、必死に奮い立たせる神凪ですが、なんだか最近そればっかりで。友達の絆を際立たせる、いいシーンなのに、もう一手加えていたら…。
 絶体絶命のピンチを救うはキモイ花。食人植物にしか見えないんですが、これにて形勢逆転。ほのかも切り札のQTアームズを出撃させますが、色合いからしてイグジステンズのものと同型機なのかな?彩色のセンスがどことなくモーターヘッドを思わせます。そうして皆の期待を受けて、再起する秋葉…ベタだが盛り上がります。

 
 クサンチッペでかいw
 秘剣というからには、高嶺姉さんのそれかとも思ったんですが、レオパルドだったんすね。ミラーまるごと換装とはスケールが大きい。今まで散々貫通させられてきたクサンチッペに逆襲。カウンターが決まったときの痛快さときたらないですね。そして珠のお肌どころじゃない衝撃のクサンチッペ萌え。田中さん演技素晴らしすぎます。
 そしてイモ子の恨み辛みを散々ぶつけたところで、実は生きてましたEND。殺人犯に見立てられたクサンチッペの憤りもいいなぁ。そして予想以上にデカくて驚いたw



 

   6 (日)    そのとき…!

 〆 劇団あかぺら倶楽部 第32回公演「とうていありえない作り話 Improbable Fiction」

 池袋にて定番となる面子と観劇してきました。イギリスでナイトの称号まで得た喜劇作家アラン・エイクボーン作というからには期待が高まり、二部構成の舞台をじっくり鑑賞と洒落込んだのですが…
 >町外れに住むアーノルドの家にいろいろなジャンルの作家達が定期的に集う。
 >
今日も今日とて喧々諤々の会が終わりを告げた。と、突然雷鳴が轟き、灯りが消えた……
 >暗闇にアーノルドの同僚、イルサの叫び声が響く!
 >死のような静寂が辺りを支配する…なにが起きたのか!?どうなるアーノルド!

 イルサの叫び声が響いたの、第一部のヒキだよ! 公演チラシに3行で記されている中身を1時間以上費やすとはしてやられたw でもこの長かった第一部で綿密に伏線を張ったからこそ、これでもかという怒濤の笑いが起きたんだと思います。
 第二部は、第一部で集まった作家達が帰宅後、執筆中の物語がアーノルドの家で現実になって(それも作家達が一人3,4役で出演する)、断続的に押し寄せてくるという、まさしく「とうていありえない作り話」
 アーノルドただ一人だけが現実感そのままで、周囲は絵本に飛び込んだかのよう。暗転しては次の物語へ…と、めまぐるしく話が進む様もいいし、ひとつひとつの物語でアーノルドの立場が全く異なるのもおもしろかったですね。特にSFのエキセントリックな構成と振り付けが最高。
 終演後には、千秋楽恒例のキャスト紹介ですが、第一部最後のヒキを、SF物語の衣装そのまんまで繰り広げる導入には腹を抱えて笑いました。そしてアーノルド役の大西健晴さん、松葉杖を付いていましたが、役作りではなく本当に怪我をしてしまわれたという事実も。本来駆けずり回るはずだった、とうていありえない作り話を、改めて見てみたいものです。
 劇場を後にしたところで、物産展みたいな催しがあったのですが、撤収直前だったため、茹でじゃがいもがたたき売り。パックいっぱい5,6個詰まって200円てw ホックホクのじゃがいもを皆でつまんでお開き。とても気持ちのいい日曜日を過ごしました。



 

   6 (土)    能登、かわい……いよ、能登。

 〆 劇団ヘロヘロQカムパニー第21回公演「ウマいよ!地球防衛ランチ〜残さず食べてね〜」
 「能登、可愛いよ能登」を言う資格くらい持っとこうくらいの軽い気持ちで、テンション全然上がらなかったんですが、見終えたら拍手やめられなかったですね。
 タイトルから判るように特撮作品の構成で、主人公は地球防衛軍所属…の食堂コックで、攻撃チームに憧れつつも、適性検査に落ちた身分では叶わないことに、少なからずジレンマを感じている。
 ところがある日、基地内にウィルスが蔓延し、主人公達料理班と数名を除いた人間が、首から花が生えた怪人になってしまう緊急事態が…!
 この閉鎖パニック展開からして、もう血湧き肉躍る構成なのですがしかし、そこはヘロQ仕立て。感染した人間の演出がどうみてもバカだ。全員、これでもかという全力の笑みを浮かべて、踊るダンスがとにかくキモイのですw
 小西さん演じる攻撃チームのツンデレリーダーが、徐々にウィルスに冒されていく様子も、恐怖極まりない…はずなのに、初期症状は頭に一本花が生えただけという最上の喜劇。最終的には、キモイダンスも踊りまくる小西さんですが、実に気持ちよさそうに演技されていたなぁ…。
 そして長澤さん演じるバイオハザード廃人の女医が最高。寝ぼけてゲームをやり続ける伏線を張りまくっていたので、現実とゲームが混同して暴れるんだろうなぁ、と思っていたら、予想を遥かに上回る晴れ舞台。本公演で一番の喝采が起きたのは、間違いなくジョイビッチ爆誕のシーンだと思います。
 そして肝心の能登さんですが、自分が「おお、あの役が能登さん」と気付いたのは、中盤を過ぎてからでした。なにしにいったんだよ俺…。後半怒濤の殺陣と(大胆なスリットから覗くお御脚も綺麗で)、120%八つ当たりな主張も、美味しくいただきました。
 他にも、ギンガマンでヒュウガを演じた小川輝晃さんや、リュウタロスのスーツアクター:おぐらとしひろさんら、特撮舞台に相応しい面々がゲスト出演。小川さんの「I'm your Father!」「Nooooo!」な序盤のアドリブで、会場はしっかり暖まったと思います。
 特撮作品をキッチリ読ませる構成を置きつつ、その文法を敢えて崩す笑いを両立させた舞台。ヘロQらしさが存分に出てた会心の一作でした。
 今回は席が前の方で、表情をはっきり見えたのも良かったです。にしても関さんのビールっ腹…。あと残り3回の公演で“能登さんとの事故”は起きるのか…w
 



 

   6 (金)    愛を探す引力が届く。

 〆 【MAD】 天元突破グレンラガン 『Silly-Go-Round』
 イントロからイキナリ結婚式…(ノД`;) 「夢から醒めても この手を伸ばすよ」のフレーズは、シモ×ニアのためにあるような歌詞に思えてきます。2番のBメロも合わせ方が綺麗だなぁ。
 



 

   6 (木)    召喚!!

 〆 蒼天航路の呂布登場シーンがターミネーター

 
 盛大に吹いたw
 重苦しいギターサウンドのBGMとありえない地響き。人が一人登場するだけで床が爆ぜて、電撃が轟くてwww
 董卓に対抗すべく呂布を呼び出だしたのに、呂布登場の余波をくらって死んでる丁原。呂布召喚の代償は、こんなに大きいものとは…。柿崎に匹敵する爆笑の最後www
 



 

   6 (水)    変態さん。

 〆 シャングリ・ラ 第9話「天啓陽月」
 
−脚本:大野木寛 絵コンテ:綾奈ゆにこ 演出:杜孟子 作画監督:吉田雄一/江上夏樹/亀井大祐−
 
 オカマすげえええ!
 美邦様のために通行車を悉く狙い撃つ小夜子の狂気もアホですが、売られた喧嘩でマシンガンの弾をムチで跳ね返すモモコさんハンパねえ。てか、ジェダイより凄い芸当なのでは…w 戦いの間で「年増」の言葉責めに悶えるのもまったくもってバカなんですが、倒錯的な性癖と冷徹な精神のギャップがいいなぁ。
 そして二人目、ミーコさんのドスコイきた。戦車の砲塔ブッた切るブーメランを素手で跳ね返します。ありえんw美邦様への気持ちが本気になってきてますね。お店の復活忘れてないすか?w
 対等の戦いを繰り広げながらも、薬を打たれて拉致されるモモコさん。精神的な支柱を失った國子の衝撃を見事に演出してきますね。鳥居ミサイルも盛大に笑ったw

 
 目があああ。
 コワイよ!空元気でドゥモへの帰陣を宣言するものの、モモコさんを思ったときの目がこえええ。当のモモコさんは拷問を前にしても男漁りに長けるw イヤリングの伏線もここで回収。血縁かと思ったらただのアウトレットっすかw
 國子救出のための穴掘り舞台に本人登場w 武彦さん立場ねえw
 そしてヒルコ様誕生がなによりスリラー!ヒルコって固有名詞じゃなくて、一般名詞だったんかよ!依り代=生贄の少女が乗っ取られていく様は、ちょっとしたホラー映画です。

 
 虐殺が…。
 うは、もう國子の前にこの光景出すんすか。武彦が見ちゃだめだと告げるヒキこみから、夕暮れでカメラが全体像を捉えるまでの演出が完璧です。刑務所の異様に高い壁にべったり飛び散った血から見せるのも絶妙。もういろんな想像が掻き立てられて((((;゜Д゜)))
 脱走時の笑顔の回想がまたなぁ…。所内を駆け回る國子ですが、ちょうど手を振っている娘の死体があったりするんじゃないかと、想像を掻き立てられますね。そうして部分部分をスポットした後に押し寄せる、死体の山という絶望的な画。ギャフンと言わせてやる、程度だった國子の復讐心が、この光景を目にしたことで、どれほどトーンが変わるのでしょうか。



 

   6 (火)    背景の底力。

 〆ティアーズ・トゥ・ティアラ 第9話「襲撃」
 −脚本:眞島浩一 絵コンテ:鈴木利正 演出:鈴木利正 作画監督:徳田夢之介−

 箱人間オクタヴィア誕生。登場したばかりのリディアと面識があるという、なんとも奇異な縁があるものですが、口を塞がれてしゃべれないオクタヴィアを相手に、恨み辛みを一方的に語りまくるリディアにドン引き。先週の段階では脅威となる存在と思っていたけど、イタイ人だったんすね。みゆきち独壇場の1シーンは、芝居を見るという観点からは充分に見応えがありました。
 そしてゲール族の大強奪作戦開始。ゲリラ戦・奇襲戦を十八番とするゲール族らしい電撃的な襲撃。モルガンは活き活きしすぎですw オクタヴィアを見つけたアロウンの黙殺も、判っていても吹いてしまうなぁw
 アヴァロンへ帰投後、オクタヴィアと剣を交えるアロウン、またしても嫁候補を獲得か。
 



 

   6 (月)    主役交代

 〆 宇宙をかける少女 第22話「冥い旅路」
 −脚本:森田繁 絵コンテ:まついひとゆき 演出安藤正臣 作画監督: しんぼたくろう/高瀬健一−
 
 サクサク
 ヴィンセント好きです。それにしても物語の展開早い。先週登場した月基地の黒幕が一瞬にしてネルヴァルの反撃くらって瀕死www 君らなにしに出てきたの、というあんまりな軽さ。イモ子死亡でヒロインはゲンナリしっぱなしだし、外堀ばかり埋められて、本筋が進まないもどかしさ。
 そんな中で、ほのかの一幕をお楽しみください。と言わんばかりのサービス。不覚にもボウリングピン萌え。

 
 虎縞の奇跡。
 ハコ依存症コエーヨ。それ以上に評議会のオッサン達が生きていたことが怖い。サバイバル能力どうなってんすか。とってつけたように下級生の知り合いが箱に毒されていますが、やっぱり予定調和だなぁ…。
 と思っていたところに吹きすさぶ虎縞の烈風。つつじktkr!!! クサンチッペの恫喝に屈しようとしたベンケイを、堂々操作してカウンター。やば、これは格好いい。後に登場する高嶺姉さんも目じゃない。この鮮やかな悟り、開き直りにはシビれた。珠の肌を傷つけられて大絶叫なクサンチッペもつくづくかわいいなぁ。
 



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