秋の新番組。
開始前には、「なに、この本数?」と唸っていた新番組も、わずかの未放送を残して、ほとんどがスタートして一月が経過。自分の視聴傾向も大分落ち着き、大体まとめるとこんな感じです。今回は球種に喩えて。
○直球(普通&隔週でもいいか):
ブラックジャック,ファンタジックチルドレン,陰陽大戦記,To
Heart,神無月の巫女,ゾイドフューザーズ
○速球(まっすぐに楽しめる):
BLEACH,砂ぼうず,月詠,スクールランブル,機動戦士ガンダムSEED,ローゼンメイデン,げんしけん
○変化球(明らかに変。だがそこがいい):
舞-HiME,魔法少女リリカルなのは
○魔球(名作の予感):
巌窟王
○ボーク(まともにやる気あるんですか):
下級生2
○規定外球(野球の白球を返球したはずなのにバスケットボールが飛んできた):
双恋
○戦力外通告(視聴対象外):
遙かなる時空の中で,tactics,リングにかけろ,BECK(バンド結成頃に視聴再開かも),冒険王ビィト,
ジパング,うた∽かた,プリンセスアワー,ムスメット
「予想外」というキーワードが今回の印象です。開始前の推測より遙かに視聴継続数が多くて死んでます。個人的には、全くノーマークだった
巌窟王が大きな収穫です。よもやこれほどの期待株とは思いませんでした。第一話の終了時には、二話がダメだったら切ろうとまで思っていたんですが。
アニメTVの特集で前田監督のロングインタビューも見ました。キャスティングの裏話――オーディションテープの冒頭にあった「中田譲二です…。」という自己紹介を耳にした時点で決定という――に大笑い。実際、これほどの当り役も、昨今なかったんじゃないかと納得です。
「自分が発信したモノと視聴者が受信したモノに食い違いがあって当たり前、むしろそれがおもしろい。」というスタンスも好ましく感じましたし、原作に触れた話(オリジナルは伯爵視点で物語が進む)も、なかなか興味深いものがありました。モンテクリスト伯、読んでみようかななぁ…。
既存番組を含めると、ホントにとんでもない視聴数で、見るだけもほとほと大変ですが、なんとか今年はこの鑑賞スパンを維持していきたいところです。
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