¢ドラえもんの声が交代へ。 お疲れ様でした。
自分が物心着いたとき、一番始めに興味を持ったアニメは、きっとドラえもんだったと思います。TVという機械から発せられる役者さんの声の中でも、あのダミ声以上に耳に馴染んだものはないだろうなぁ…。物事には必ず「終り」というものが訪れるわけですし、永遠に続くなんてものはこの世にない。と理性的に理解は出来ても、感情的に納得し難いもので。でも一方では、見事な引き際だなと、このニュースを受け止める自分もいたりで複雑です。
次世代の新しい「ドラえもん」たちも、自分と同じように、未来の子供たちの記憶に残るようなものに仕上げていって欲しいですね。心から、お疲れ様でしたと拍手を送りたい。
〆劇団あかぺら倶楽部「ネットでつかまえて
(作:レイ・クーニー)」 Bravo!!
喜劇作家レイ・クーニーによる「二兎物語-Run for Your
Wife-」の続編が初公開ということで、一年前から楽しみにしていた舞台を堪能してきました。
二人の妻と結婚してしまった男の二重生活が、ふとしたことから発覚の危機になり、親友を巻き込んでの大騒動。という「二兎物語」の舞台から18年後の設定。二重生活は続き、双方の妻とそれぞれ息子・娘をもうけた主人公ですが、なんとその兄妹がインターネットを介してお互いに好意を持ち、妹の家へ兄が来ることになってしまった!
もちろん、そんなことになっては身の破滅になる父親は、是が非でも二人を合わせるわけにはいかない。なんとか妨害しようと、再び下宿人の親友を巻き込んでの大騒動。その場凌ぎの嘘が新たな嘘を呼んでの大騒動。兄が妹宅を訪れたときの状況一つを例に挙げてみても、
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下宿人 |
妹の母 |
兄 |
妹の母の認識 |
下宿人 |
− |
下宿人が呼んだ
売春夫 |
兄の認識 |
妹の父 |
←の妻 |
− |
異常です。でも、お互いに食い違った認識のままなのに話が成立して進んでしまう。そこに生じるズレがおかしくて仕方がないんですね。涙が出るどころでは済まない大笑いの2時間。役者の皆様の演技も白熱しており、長セリフの多い戯曲ながら、見事に演じきっていました。
物語の最後をどのような形で締めくくるのかと、いろいろ予想もしていたんですが、どれにも当てはまらない終幕でした。ブラーヴォ!
三谷幸喜が憧れ、上川隆也,村上弘明といったメジャーな俳優も演じた喜劇王レイ・クーニーの脚本。今度、本も買ってみようかな
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−購入− |
『RED 17』 村枝賢一(小学館)
うーん、長く描きすぎたのかなぁ。D分隊の登場くらいまでは、かなり白熱していたんですが…。
『新暗行御史9』
尹仁完・梁慶一(小学館)
劇場版の前売り券も購入したら、ユンソナがナレーションて…。 |
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