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    月 15 日 (日)     っ!?

 
¢びんちょうタンアニメ化決定
 TBS!?

 
¢Fateサーヴァント占い アニメ化ということでとりあえず。
 …ギル様だった。

 
まほらば 〜Heartful days〜 第20話「学園祭にて」 
 
 作画崩れたー…というかこれは原作の雰囲気に近づいたのかな(崩れていることには違いないんですけどね)。
 所々では普段と全く遜色のない作画に戻るのですが、良くなった分が間引かれるように容赦なく崩れた画もあるので、結局プラマイゼロだったでしょうか。原作の中でも結構好きなエピソードなのでちょっと残念。

 
 母、破かずに終ったのか、やらなかっただけなのか。今週の母はずいぶんセリフが多く、妙に活動的だったのが
印象的ですね。
 型ぬき懐かすぃー。祭がある度にチャレンジしましたが、一度たりとも成功したことがなかったなぁ…。

 
 娘、確保されるの巻。
 波長が合ったのか、ダジャレにウケる朝美にご満悦の部長が新鮮。なじられる以外でも喜ぶんですね。というか、最近部長の棒読み調が、変なツボにハマるようになって困っています。まずいな。
 母の占いはこの先の伏線バリバリなわけですが、今度は弄ぶことで愉悦に浸る部長。彼女にとっては、二度美味しい黒崎親子なのでありました。

 
 会長があんまりにもきんぎょ注意報でワロタ。
 スッ…スッ…とヴァイオリンを構える母が、今話一番のポイント。自分が役立てることがよほど嬉しいのか、やたらと自己主張する様子も好きなんですよね。コミカルなディフォルメ画もいいし。
 朝美とまひるの対比は、数少ない作画レベル向上の部分で、要所はしっかり締めてます…が、しかし。久しぶりに出てきた静止画の切り抜き演出でやってしまった…。今回は、間に合わないからもうごまかすしか!的な安っぽさが見えてしまったなぁ。うーん。

 
 パパンきたー。
 部長の占いがモロ伏線になっていましたが、ついに黒崎親子話がきますよ。あー楽しみだ。
 



 

    月 14 日 (土)     よっしゃきた。

 
¢「Fate/stay night」アニメ化
 おお、意外に早かったかな。ごった煮となった月姫の二の舞とならぬ事を祈りまして。

 
英國戀物語エマ 第7話「水晶宮」 
 
 冒頭からして、この表情の移ろいの丁寧さ。今話への気合いの入りようがただ事ではないと伝わってきます。
 控えめな女性の嬉しさと驚きの入り交じった表情っていいなぁ…

 

 「わかっちゃうのよねぇ、これが」
 ケリーさんのカメラ目線きたー!
 第一部の最高潮であるクリスタルパレスエピソードですが、デート以外の場面でもオイシイところが多々あり。以前にケリーから譲り受けたネックレスを、しっかり織り交ぜてくる展開もニクイなぁ。
 前日の試着から挿入されるオープニングテーマが、翌日のデートへ繋がっていくタイミングも申し分なく、特にカメラが引いていく動きに合わせて、次第に大きくなっていくボリュームコントロールが絶品。音響監督さん、グッジョブ!

 
 はぐれるエピソードの挿入もイイ!
 互いに必死になって探す様子や、以心伝心で待ち合わせ場所へ辿り着く二人を見ていると、微笑ましいやら背中が痒いやら。アニメオリジナルというと、最近は「まほらば」の技に光るものがありますが、「エマ」のスタッフも、いい仕事をしています。

 
 「視線」が気になる場面でした。
 お互いに相手を意識して眼差しを向けても、受ける方は気付かずに、或いは気付いていても流している。でも時が経つにつれて、自然に視線を通わせるようになっていくんですよね。最終的にクライマックスのシーンへ繋がるわけですが、じれったさや引き伸ばし的な要素が全く感じられない雰囲気作りの巧さ。今週は作画も綺麗でしたし、静かにゆっくり確実に近づいていく二人の心情を見事に描いていました。
 単行本の後話にある迷子話も、原作ファンにとってはニヤリ…ですねぇ。

 
 わははは!
 何事にも決して動じない、それがスティーブンスクオリティ。ハキムガールズに弄ばれながらも、直立不動で微動だにしない執事のプロをここに見たり。エマとウィリアムの甘い話だけでなく、小話で笑いを誘うメリハリの効いた構成が流石。ウィリアムの身代わりとなって、見間違い案をスティーブンスにもちかけるハキムも、なんのかんのいって
友達思いのイカス男です。
 裏パートとでもいうかな、二人のデートと同時進行するエレノア話の差し込みも後でちゃんと効いていますね。衣装合わせの様子は、いかにもお嬢様って感じで可愛らしい。アニーさんも久しぶりです。帰宅の遅いエマがウィリアムと巧く過ごせているだろうと微笑むケリーが朗らかで。
 そして、ガラス越しの月。原作の三巻にあるパーティのエピソードを思い出してしまうなぁ…。

 
 うわー…もうこれは言葉がないや。
 迷子展開やハキムの工作など、アニメ版オリジナルの小エピソードも見事でしたが、クライマックスは素材の味を
余すところ無く存分に発揮してますわ。インクレディブル。

 
 最後までしっかり魅せてくれます。
 ウィリアムがそっと腕を出せば、躊躇いがちに、でもしっかりとエマが腕を差し出すわけですよ、あーもう。
 朝帰りしたエマの足音を耳にして頬を緩ませながらも、その後、何も気付なかったことにして優しく接するケリーの気遣い。こういうアレンジの発想や描写の丁寧さをみると、本当にこのスタッフは、エマという作品を大事にしているんだなと思えてきます。

 
 エレノアが遠乗り出来なくて残念がる様子も、衣装合わせのエピソードがあったおかげで、感情移入の度合いが違いますね。
 さあ、ラストはどのように締めくくるかと見れば…うわぁ、やーばーいー!ケリーさんのフラグが立ってしまうのか。
こんなところまで隙なく描かなくたってよぅ…。



 

    月 13 日 (金)     極み。

 
¢タツノコプロ 正義と変身の40年
 「鴉―KARAS―」のクオリティは、今現在におけるアクションアニメの、一つの極みと言えるのでは。

 
ブルー・ハイドレード/海原零
 >
着替えがない。
 感想を書こうと思って検索をかけたら飛び出してきた一文。2巻の紹介で、よりによってこの場面をチョイスするとはスーパーダッシュ文庫も侮り難い。
 士官学校において極めて優秀な生徒が揃った艦の訓練で、2つの敵勢力と偶発的な戦闘に巻き込まれるなどという、ご都合主義もいいところな幕開けなのですが(2巻でも必要最小限の人数で行動可能な最新鋭潜水艦を強奪する)、序盤を過ぎればあとは怒濤。日本酒を痛飲するかの如く、一気にテキストを読み下す快感ときたらもう。海中戦のSF的着眼点のセンスには、不思議の海のナディアのような興奮が思い起こされ、気が付けば、あっという間に2冊を読了しておりました。
 それだけの物語ならばキャラが立たないはずもなく、士官学校で回避記録を打ち立てた操艦の名手、才覚のみで道を切り開いてきた貧民出身の切り込み担当、天才航海士の姉とマイペース優等生な機関士の弟(Wメガネ)
天賦の聴力と鑑定力を備えたソナーマン、伝説的ハッカーでまとめ役も兼ねる情報担当、海兵のスペシャリスト。
そして、唯一欠けていた艦長役に、僅か13才の戦術の鬼才が加わるという、満貫全席ぶりはどうですか。この一癖も二癖もあるキャラ達が、潜水艦の中を文字通り、所狭しと大暴れ。つか姉ちゃんはやりすぎだ。
 特筆すべきは、仲間意識の欠片もない―どころか相手を殺すと宣言している―状態にありながら、生き残るために最高のパフォーマンスと抜群の連携を発揮する関係性。各自がそれぞれに秘めた目的や思惑を持ちながら、目的遂行のためには互いの能力を必要としなければならない。そんなスレスレの緊張感のもつ物語のパワーに、グイグイ引き込まれていきました。
 2巻で戦艦を得たところでやっとプロローグが終ったのかな、まだまだ予断を許さぬ物語。たっぷり張られた伏線もどのように消化してくれるやら、3巻が待ち遠しいところですが、まずは取り急ぎ「銀盤カレイドスコープ」も読まねばなりませんな。
 
  −購入−
『ブルー・ハイドレード〜融合〜』 海原零
『ブルー・ハイドレード〜転移〜』 海原零
 
 



 

    月 12 日 (木)     サイアクだー。

 
SPEED GRAPHER 第6話「さようならダイヤモンド夫人」 
 
 写殺封じ!
 透過するためピントが合わない雑賀の天敵ともいえるユーフォリア。なんですけど、オカマ達に意外な苦戦を強いられるのがお茶目だ。ありえない異常事態に気付かないオカマや客もアホだけど。つか、普通にスゴイ画だ。
 「綺麗に撮ってね。」「どこ撮ってるのよ」小洒落たセリフもいい。

 
 問:このバスはどちらに進みますか?
 なんていう私立幼稚園の入園問題に出そうな、救いようのない作画。毎回、酷い非道いと言っている作画ですが(というか今まで綺麗だったことがないけど)、今回は極めつけ。カーチェイスも迫力ゼロだ。勿体ねぇ。
 「そういえば俺のオフクロも最後には、俺とオヤジを裏切りやがったんだよなぁ…」
 新治のオフクロネタが、なにげに今シリーズの美味しいポイントだったなぁ…。

 
 急にいい人っぽくなって過去を語り始めちゃうマダム。サブタイでバレバレとはいえ、こうもあからさまなデスフラグが立つとは…。
 「お金よりも物よりも…もっと大切な物があるんじゃないんですか?」
 「ないわ!」

 マダム即答に大爆笑。すごんだ表情もおかしすぎるよ。作画はホントにどうしようもないアニメなんですけど、脚本
と構成だけで頑張ってるなぁ。神楽役の斉藤圭さんもダメすぎず・かといって上手くもない、という微妙なバランスの演技。あと少しでも下手だったらネタになるし、もう一歩頑張れば真に迫れるのですが…どちらに転びますやら。
頑張れ。

 
 「霞刑部!」
 チャットで速攻ツッコミ入ったダイヤモンド夫人の攻略法。ダイヤモンドは炎に弱い!とか、何か爆破して潰す等、いろいろ仕留め方を予想していましたが、終ってみれば至極まともな方法があったもんです。

 
 水天宮もユーフォリア確定。つぇー。
 その能力は不明ですが、ティッシュは札束じゃないのかな?手の平に描かれた目の模様が伏線ですが、さて…。
 「換金しておけ。」
 砕けたダイヤの顔から落ちるが物悲しいぜ。…さようならダイヤモンド夫人。
 そして来週は「猟奇ドリル」。やはりテキストのセンスはいいんだけどなぁ…作画レベルが<並の作画力でも十分なのに。DVDに堂々とディレクターズカットと入れてしまうのもどうかと思います。
 



 

    月 11 日 (水)     ツボ。

 
¢空間コミックビーム-漫画家に訊く 〜ぶっちゃけそのへんどうなんスか!〜第2回 森薫さん (カトゆー家断絶
 テキストオンリーでも、あとがき節全開な森先生。
 明日はそのコミックビーム発売日。先月号のヒキが気になって仕方ねぇー。

 
水曜プレミア「夜王」 
 加納麗美:かたせ梨乃という見当違いな配役に愕然としつつ、同時に迷走の予感をビンビン感じていると、ものの見事にラストまで大爆走でした。
 中でも異彩を放っていたのが聖也役の北村一輝。公式HPを見れば一目瞭然ですが、衣装・髪型まで完璧に原作の聖也そのもの。キマりまくり。一体なにが彼をここまで駆り立てるのでしょうか。演技の上でも、ゴジラ・ファイナルウォーズで見せたX星人ばりに、主人公のライバルとして存在感を発揮し(すぎ)てました。原作のキャラクターがそのまま実写になったような作品は、ほぼ例外なくバカドラ(押忍!空手部とか)になりますが 、「夜王」もその期待に120%応えてくれたようです。
 
高橋先輩役のカンニング竹山や修役の要潤など、脇役の固め方は普通におもしろかったですが、期待の萩野崇は微妙でした。もう少しイジっても良かったかな。
 どうみてもレギュラーかSP第二弾へ続く、というヒキを残して終わりましたので、続きに期待したいものです。
 そういえば、数年前にV6の番組で「ガブガブ言っちゃう」で人気を博したNo.1ホストの零士さんは、ホストクラブの社長として大成功を収め、まさしく夜王になったそうで。

 
交響詩篇エウレカセブン 第4話「ウォーターメロン」
 
 お、OPのカットが一部変更になっとりますな。ピンク色の髪の子は漫画版にいたアネモネかな。
 そして激しく人類補完計画とゼーレの方々。これはもう完全に狙ってやっているんだろうなー。見る側の自分も笑ってしまいましたけど、作ってるスタッフもオマージュを楽しんでそうです。

 
 理想と現実のギャップに戸惑うレントン。
 レントンが半裸で検査中にエウレカがやってくる→恥ずかしさ全開に大爆笑。逆だよ!

 
 閉塞感に悩まされながらも、自分の根底にあるエウレカへの想いをそっと忍ばせるシーンはグッと来た。
 そして所々に笑いのツボをもってくるのも、この作品の味。給食の配膳係なレントン、美味しいなぁ。ノリツッコミも
病みつきだ。

 
 きたーよー。
 息苦しさを思いっきり吹き飛ばすスカイアクション。最高ー。カウントダウンの下りで一緒に数えてしまいそうなくらい惹き付けられてしまったり。動画レベルもダントツだ。LFOの動きは実際のサーファーを参考にしてたりするのかな。重心の掛かり方や、ボードがトラパーに引っかかる様も、実に“らしく”見えるんですよね。イカス。
 前半に冴えない顔をみせていたせいか、レントンの笑顔がすごく印象的。エウレカもノってたしね。

 
 結局とばっちりを食らうことになる下っ端の悲しさ。
 まだゲッコーステイトの一員とは言い難くも、見習いとしてスタートし始めたってところかな。マシューが漫画版と全く逆の行動に出るのがおもしろいね。こういう兄貴も大好きだ。背中がカコイイぜ。
    ↓
 
 
  −購入−
『ウィザーズブレインX 賢人の庭<上>』 三枝零一
 電撃では珍しく、この人は随分な遅筆で。思い出せないキャラも…。
『僕らはどこにも開かない』 御影瑛路 
 暗い背景にタイトルだけの表紙と、「衝撃の問題作」というオビに釣られて衝動買い。久しぶりにドキドキした新人作家さんですが…いかに!?



 

    月 10 日 (火)     息抜き。

 
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第5話「忍者六儀」 
 
 9対6と甲賀大劣勢な忍法勝負。
 勝負が始まっていることも知り得ない卍谷十人集の残りがやっと登場。って、お胡夷の可愛さは何事!? 逞しさを全面に打ち出しているOPとほとんど別人。原作にはない妹属性を発揮しとります。CV:木村はるかさんの声質の
影響もあるようですが(新人さんらしいけど好印象)、ちょっとお胡夷たん可愛すぎ。

 
 陽炎の名の通り、揺らめく吐息の出し方が絶妙…。
 と、思いきや一方では変な集中線が<なんだこれ。そろそろ作画が息切れしたようで、(後にも述べますが)安直な演出が多くなっています。ピンと気を張り詰めるシーンなのに、おかしさが込み上げてしまった。
 刑部が潜んでいく描写のアイデアは強烈ですね。これはカコイイ。

 
 鎌鼬きたー!
 がしかし、作画の低下はとうとう戦闘場面にも及んで来た模様。CGを使ってくるかと思ったんですが、惨殺の瞬間に反転する手法は、まるっきり北斗の拳だ。うーん。今までの忍法勝負に比べても単調になってしまったか。十人衆同士が直接戦うわけではないので、まだいいのですが。
 にしても、鍔隠れ衆が圧倒ぶりはすごいね。潜入前に細かく描かれた卍谷の迎撃準備はなんだったんだか。

 
 あれれ、刑部の忍術を明らかにしちゃっていいのかな。
 左衛門や豹馬ら、卍谷と顔合わせもしちゃってるし、このあたりの整合性はどうなんだろう。
 刑部の体が潜んだ保護色から、元の色に戻る描写はアニメならでは。カラーの強みを活かしているようです。

 
 服部との追っかけっこも、時間潰しのようだなぁ…。ちょっと今話でパワーダウンか。
 作画の落ち込みと同様、朧のタレ目の仰角も話が進むたびに下がっているような気がします。今週はお胡夷たんにポジション奪われてますしね。さあ、ぼちぼち甲賀の反撃がー。
 
  −購入−
『Newtype 6月号』 角川書店
 再来週のアクエリオンのサブタイを見てバックドロップしてしまいました。
 >はじめてのがったい



 

    月  日 (月)     有罪。

 
桂くんの眷属 
 
 似てる似てると言っても、じっくり見れば違う部分もあるんじゃないかと思いましたが……一目瞭然。
 特に前髪のデザインがストレートすぎ。皆、もう少し偽装しようよ。

 
創聖のアクエリオン第6話「想い彼方へ」 
 
 ウー・ロン・チャ!ウー・ロン・チャ!
 @司令のアホ特訓 → @程よい頃合いで敵出現 → B勢いと閃きで修行の成果発動 → Cバカアクション炸裂
 →D来週に続く(@に戻る)
 というサイクルで話が進むようで、とにかく@Cが要。ここが不発に終ると先週のようになってしまうわけですな。
 作画が散々な回でしたが、アッチョンブリケなシルビアだけは奇跡的に良かったかも。

 
 今週はちょっと控えめに、敵のボスが悪巧みしてるような腹黒さを見せる司令。このおっさんが作品を支える比率が、最近徐々に高まってる気がします。
 恋の矢が刺さりっぱなしな麗華もワラタ。衛生班、衛生班ー!

 
 わはははは!伸びすぎにも程があるよ。
 「無理が通れば道理が引っ込む」見本のようなアニメだ。まさしく河森節。アクエリオンはこうでなくては。
 



 

    月  日 (日)     カキーン!

 
まほらば 〜Heartful days〜 第19話「みんなの一日」 木更津キャッツアイ?
 
 母分3倍。
 セリフが少ないため、サイレント映画のようになった演出がグッジョブ。今まで考えが及びませんでしたが、この人の昼飯は謎でした。質素ながらご飯山盛りなのが母らしいですね<躊躇いなく白鳥くんのお茶を頂戴しているのも。
 蛇の目のお迎えで朝美の喜ぶ姿を楽しみにしながら、結局果たせないどころか、帰還もおぼつかない母、最高。
朝美編で明らかになる猫繋がりもいいね。

 
 エロール、表裏のない君がステキだ。懲りずに亜空間へ引きずり込まれる勇姿が切ねぇぜ。

 
 朝から不幸全開。
 めげずに「ゆっくり食べな。」と言う姿が泣かせてくれますよ。そして、みっちゃんのツンっぷりもなかなか。頬の赤らめ方や扇子で顔をかくす仕草は、まほらばの十八番。可愛いぜチクショウ。お弁当の下りでも、明らかにクロスケさん分を用意しているのもいいんですよね、この娘っこ。まひるとの対面が楽しみだ。

 
 11位は省略。
 他の住人のパートでも彷徨う姿が目撃される母。朝美とすれ違うあたり、不遇な母らしいのですが、なんとも言えない哀愁が漂います。

 
 そして回収される母、2週連続で荷物になるの巻。
 捨て猫のような、助けずにはおられないオロオロした仕草は、もう反則としかいいようがない…のですけど、込み上げてくるものが止まらない母の魅力。犯行と嘘がバレバレなオチも抜かりなしです。
 「みんなの一日」というサブタイですが、実質2/3は母だったような。

 
 微妙にAパートが長かったせいか、時間配分の感覚がズレて終りかと思ったところに思わぬエピローグが!
ていうか素でジョニーのこと忘れてた。
 ドジッ娘属性全開、猪口有佳の全力疾走ぶりがいやはや…。黒崎親子話も間近ですか、楽しみ楽しみ。
 
  −購入−
『ONE PIECE 三十七』 尾田栄一郎
 トムさん話。
 つくづくこの作者は過去エピソードで泣かせてくれやがるぜ…。



 

    月  日 (土)     息抜き。

 
英國戀物語エマ 第6話「訪問」 
 
 毎回ちょっとした小道具に「おっ」と思わされますが、今話は朝食のセッティングに。花を一輪挿して添えるエマの心遣いがいいなぁ。…がしかし、背景美術はさておき、人物の作画レベルはついに籠絡してしまいました。6話にして一息つくことになりましたが、今まで高い水準を保ち、よく頑張ったと言える方かな。
 ジョーンズ邸のメイド数に驚愕。100人以上という話は見聞きしていましたが、実際目にするとスゴイ数だ。

 
 今日も今日とて我らがアイドル、コリンきゅん…にヴィヴィアン何してますか!お兄さん、そんなこと許しませんよ!
 長男から三男まで、兄妹でこれだけ年の離れているのもそうですが、性格が全く違うのも珍しいな。弟を一生懸命なだめるグレイス姉さんの頬に伝う汗…長女は大変だ。

 
 「堂々と逢引きに使うようになってしまって…」
 サラさんが言うように、二人にとって当たり前の出来事となった逢瀬。お互いを特別な存在として感じながら、自然に笑顔を向けられるようになっているのが、すこぶるいいですね。ゆっくりゆっくり近づいていく二人の関係が魅力の物語。縮まった距離が、いつのまにか日常化しているのも堪えられません。
 苦笑いを浮かべながらも、「ウィリアムさん頑張れ」って感じのサラさんも相変わらずいいね。

 
 社交界が映れば市場も出る。上流階級と労働階級の対比も卆なく描かれています。
 公立小学校へ通う女の子に自分の境遇を投影して励ます様子がまた切ないなぁ。

 
 猫。
 第一話からずっといますが、人外のものに何を語らせようとするか気になってしまったり。
 原作を読んだときは、リチャードの手にたまたまソーサーを乗せただけと思っていたのですが、話に聴き入って手を止めてしまっていたんですな。いやはや、これは読取り不足でした。

 
 ウィリアムの縁談を耳にしたために、朝食でも細かい気配りをみせて丁寧に仕事をこなしていたエマが、なんでもない配膳で手元を狂わせる。ショックの大きさがよく表れているなぁ。心配するケリーに2度注意を促されていたし。
 結婚を否定し必死に取り繕うとするウィリアムも、友達以上恋人未満という状態に気後れしたせいか、はっきりした態度をとれず、波紋が残ったまま去ることに。
 時間を掛けて少しずつ近づいた二人の間に、大きな溝が刻まれる雲行きのあやしい話。この先、二人はどうなってしまうのかと、珍しく強いヒキを残した一話でしたが、次回予告を見ると―――
 
 クリスタルパレスきとぅあー!作画も復活してるようですし、来週はTVにかじり付いて見ますよ。
 



 

    月  日 (金)     アメニティ。

 
快適空間 
 当たり前のように過し続けている我が部屋の環境ですが、PC用のチェアとベッドがかなり傷んでいたため(前者は台座の板が割れ、後者は一部分がへこみっぱなし)、思い切って新調しました。
 椅子は腰への負担が軽減され、ベッドは変えたその日から快眠度の違いがわかるほど。どちらも長い時間を過す場所だけに(たぶん一日の2/3くらい)、日常的に良い姿勢を取ることが、いかに大切であるかを思い知りました。
 電化製品や書籍など、趣味への比重が高い予算編成ですが体が資本。人生長くいきたいものです。
 



 

    月  日 (木)     ありえねー。

 
SPEED GRAPHER 第5話「ダイヤモンド夫人」 
 
 冒頭から、なんかすごい人いるー!
 ユーフォリア、こんなんばっかりだ。まあ欲望を極めた人間にまともなタイプがいるとは思えませんけど、オープニングから白金先生も消えてしまいました、はぁ。
 脅し程度かと思っていたら、水天宮、容赦なく両足をブチ抜かれるの巻。わははは。「治療は私を楽しませてから」とプールに引きずり込む神泉…ってフツー出血多量で死にますよ。

 
 一杯のカップラーメンに喜んだり、痴漢に合ってもくすぐられた勘違いする純粋培養お嬢様。前向きな天然だ。
 自動改札に足止めされることに味を占めて、わざとせき止められる様子がなかなか可愛い…のですが、作画が厳しいせいか威力半減。1話からずっと低迷している作品ですが、今少しなんとかならんものでしょうか。

 
 よもや痴漢から足がつくとは思いもしなかったありえない展開。なんつー伏線ですか。
 って、マダムは指食いちぎってるし!「足りない…ダイヤモンドが足りないのよ…!」 登場シーンでも自宅の高級家具が差し押さえられていましたが、コスト高なユーフォリアですね。

 
 「俺のデビューも宝石店だったのよ。お袋にプレゼントしたら喜んでさぁ。」
 「マダム、今宵は一際輝いているなぁ…」
 ダイヤに飢えたマダムの要求に応えて、貴金属店押し入りを即断する展開もすごいが、アドリブで始めた強盗を
手慣れた様子でこなすコンビの、場にそぐわない和んだ会話のギャップもいいね。作画は最悪ながら、思わぬ方向から奇襲をうける脚本のおもしろさは、今季でもトップクラスです。

 
 わははは。なにがしたいんだ、この作品。
 自由?これが自由なのか神楽。
 写真家でありながら、被写体を爆破してしまう能力を身につけてしまったため、最も望むものにシャッターを切れない雑賀の葛藤は、もっと深く描かれていくのか…って、ホントにそのアングルでいいの?

 
 
アメイジング・グレイスきたー。
 白い巨塔のエンディングテーマとして耳馴染んだ曲でしたが、これ賛美歌だったのか…。教養ないですな自分。
さあ、そしてミセス小金井が迫ってくるぜ!来週は雑賀と勝負炸裂ですぜ!待望の次回予告を見れば…。
 →「さよならダイヤモンド夫人」
 えー!登場早々消えますか!? 予告にまで奇襲が…気が抜けない作品だ。GONZOの二人組含め、CMまで
意表を突いてくるし…。自身の姿を透過することで写殺が効かないらしい。そのマダムがいかにして敗北を喫するか、ますます目が離せないですSUPEED GRAPHER。
 
 



 

    月  日 (水)     くー!

 
交響詩篇エウレカセブン 第3話「モーション・ブルー」
 
 ずっと手を繋ぎっぱなしの二人。「絆」って感じがストレートに表現されてなんかいいなぁ。OPのラストでも同じように手を繋いだシーンがあって印象的です。エウレカにドキドキしてしまうレントンの新鮮さも、あの手この手を尽くして描かれていて飽きません。
 ホランドがエウレカの変化に愕然としたシーンがちょっと気に掛かりますね。なにか、重大なことが起きていた一瞬だったのか。

 
 男の水平線。
 わははは!レントンおもしろいよ君。エウレカでなくてもそう思うわ。自分の世界で大暴れする姿も、定番になってきてますな。本人の目の前でずーっと浸りきっている様子が実にコミカル。スタッフも楽しんでそうですね。サーカスの幕間にあるクラウンショーのような息抜きにもなり、ストーリー忘れて楽しめる雰囲気作りもお見事。

 
 じーちゃん、哀れ。
 自分の元で修行すると勘違いしてしまうじーちゃん、でも、なんのかんの言って送り出すオヤジの背中が渋いわけですよ。ラストでも「確実に血をひいているな、あんたの血を」と言われるところもホロリきたなぁ…。
 「エウレカを笑わせる」属性、ニルヴァーシュの操縦でも発揮か。レントンとエウレカ、さらにニルヴァーシュを加えた関係性にも、なにかしら秘密があるのでしょうか。2シートの機体で、ヒロインが操縦担当・主人公がオペレートという配置も珍しいですね。後にトラパーを視覚で捉えるエピソードが出てくるのかな。

 
 イカスー。
 やはりこのスカイアクションこそ、一番の見どころなわけで。この重力と浮遊感はどうですか。空を翔るってのは、
いろんな作品で何度見ても惹かれてやまない光景です。トラパーの光跡は、ロケットの煙が不粋と感じられるように鮮やかで綺麗なんだよなぁ。空を舞う光跡といとKURAUのリナクスを思い出しますが、儚げに煌めくリナクスとはまた一味違った趣で、波を掴む実感と力強さが魅力だ。

 
 ホランドはトラパーの水先案内人だったわけっすか。
 やはり人とロボと舟、全て波に乗ることで推進するというシステムで空を飛べるシステムと、実際に並んで飛ぶ画はおもしろいや。
 雲の隙間から故郷を眺めて旅立っていく構図に、ラピュタを思い出したり。少年の旅立ちっていうイメージも、王道一直線・万国共通。頑張れレントン。

 
 タルホのお姉さんぶりもなかなか。露出度の高いコスチュームから巷でも大人気の模様です。
 そしてぇー、カツ・レツ・キッカきたー。とことん王道の道を征く作品だなぁもう。「エウレカにドキドキ→一人妄想→
ノリツッコミ」という三段オチのお約束も病みつきになってきた。「さん」付けや、です・ます調がとれ、仲間として迎えられる日が楽しみであります。
 



 

    月  日 (火)     !!

 
¢福本伸行『アカギ』がTVアニメ化決定 HK-DMZ PLUS.COMさん)
 えぇー!!

 
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 第4話「妖郭夜行」 
 
 冒頭の人別帖、卍谷二人の朱印が追加されております。
 なんか変な踊りが始まったあたりで、ついに作画に乱れが出始めましたが、それでもスピードグラファーの3倍は
しっかりしてますね。作画の乱れのせいかもしれませんが、この踊りのシーンはどうかと思えましたが。

 
 今週の朧たん。
 二人の状況と朧の気持ちを汲み取ってくれない、いけずな弦之介にじれったさを感じつつも、そんな純情な人柄にこそ慕う気持ちも高まってしまう。もじもじした仕草が可愛いすぎるぜ。あまりののろけ&朴念仁ぶりに、愕然とする丈助に爆笑…すると共に、妙な共感をえてしまったり。
 原作を最近読み始めましたが、漫画ともまた違う趣があり、さらにアニメにもオリジナル色がみられ、三者三様の
おもしろさを堪能しています。二人が仲睦まじくしている裏では、すでに壮絶な殺し合いが始まっているというシチュエーションを立てるだけでも、山田先生は偉大だ。

 
 ひー。朱絹が藤原カムイの漫画に出てくる敵キャラだよ。
 血の霧に潜んでいく様子や、丈助の背後をとるタイミングなど、忍法勝負の場面は線もきめ細やかで、作画枚数も多そうです。ここ一番のクオリティは落ちないなぁ。すごいや。

 
 陣五郎の暗殺が、未遂ではなく失敗に終るアレンジや良し。
 忘我の視点もいいね。暗殺者の存在を見抜き、伊賀者の術と知っても、二つの里の和を諭して退ける弦之介。
その強さの深みが垣間見えるショートエピソードです。朧に何事もなかったと告げるところがまたニクイ。

 
 朧たん怒る。
 術を破られた陣五郎の声にかかるエフェクトがすごいなぁ。臨場感ありまくり。
 元々、体質と能力がよく似ていますけど、陣五郎の不審な行動に気付いた丈助が、「イテーよ!」言ってるハートに見えて仕方なく。

 
 「忍法勝負じゃ!」
 きたー!グルリと向き直る陣五郎がたまらんのですよ。朱絹に対する天敵が丈助であったように、丈助の能力に対する天敵は陣五郎といえるかな。相性の悪さが命取り。甲賀卍谷では、結構好きな奴なんですけど、早々に戦線離脱してしまうのが残念です。さあ、これで9対6と、伊賀の圧倒的優勢で4話の幕は降りる。

 
 水樹奈々の方にいる忍者がこっちは5人もいるぜ!ってな感じの陰陽座「甲賀忍法帖」PVを鑑賞。
 もうあれですな、完全にチーム卍谷だ<敵意を持って見たら死にそう。EDの水樹忍者隊が鍔隠れかな。
 赤い字が飛びまくる謎空間のインパクトも、CMで見ていた以上のものがあります。ボーカルさんの腕の振りは、KOTOKOライブの「Suppration-core-」の如しで、全体の印象は「Shangri-La」ATSUKOさんという美味しさ大爆発な衝撃映像です。最後に歌い終えるところが、歌舞伎の見栄のようにビシッと決まるのがメチャメチャカコイイんですよね。あと、皆が沈痛というか陶酔した眼差しでいる中、一人楽しげでノリノリなドラムスが妙に印象に残ります。
 WILD EYESと双璧なすPVでした。うむ、今年も上々だ。
 



 

    月  日 (月)     くはぁっ!

 
¢週刊少年Blog!!さん「”才能>努力”の少年漫画が多すぎ」 カトゆー家断絶さん)
 >52が熱いぜ。そして>158が泣けるぜ。

 



 

    月  日 (日)     おーぉぉ!?

 
まほらば 〜Heartful days〜 第18話「にゃーにゃーにゃー」 
 
 のっけから、とんでもないことにー。
 主人格の梢が前面で従人格が後ろに控えるの図。白鳥くんの夢と判りつつも、他人格同士が誼を通じているのにちょっと驚き。梢はともかく、本当に4人が他の人格の存在を知っていそうな気もしたりしなかったり。
 そして今週の母、相変わらず和む姿を見せてくれますのう。靴を履かずに素足でいるところがまた可愛いこって。

 
 先鋒、早紀。久しぶりかな。
 キツイ口調ながらも、親身に猫の心配をしつつ、やっぱり上下関係には厳しい姉御肌。でもボス猫にしてやられてしまう、どこか抜けたところが愛嬌あるなぁ。やっぱり個人的には、この娘が一番です。
 最後の涙目、赤ずきんチャチャに似たようなキャラいませんでしたっけ?

 
 タックル!強烈なのが入りました。そして別の意味で悶絶する白鳥君。
 チャットでnoritoさんがIMくれましたが、ティッシュボックスにしゃもじを入れているあたりいいですね。川の字に
なって寝る一枚は、今話で随一のショットかと。
 猫たちが人格によって対応が変わるのもおもしろいですね。早紀に対しては反抗、魚子は同類とみているのかな。

 
 そして千百合には隷属→コレクト最強伝説。
 猫のコスプレが2匹目まで来たところで、ナメ猫あたりが来るかと期待してしまう罠<結局出ませんでしたが。
 4匹とも逆らう能わず(というかそんなそぶりもなしで)、なすがまま。そんな最強コレクトの唯一の弱点が白鳥くんという奇妙な連鎖がまたおもしろし。ホ――!!

 
 隆子再臨。
 棗はうつむき加減が相変わらず良いのですが、心を開くようになってからの口調が梢とあまり変わらないような。
 ひとつ気になったのが、人格の入れ替わり方。先に変わった3人もそうですが、原作でも「梢→他人格→梢」というように一度入れ替わったあと、梢に戻っているんですよね。他人格→他人格という替わり方は、みたことがなかったのですが、今回初めて千百合→棗という交代が。或いは見えないところで一瞬、梢に戻っていたのか。なんとなく
気になります。
 猫たちの対応は畏敬というところかな。手品話をここでもってくる話作りも巧いです。とことん巧い。

 
 母、自分が荷物になるの巻。
 もうこれ以上ないほど予想通りな展開ですが…だがそれがいいのだ。母は偉大なりー<山口勝平ボイス。
 猫たちを見送る1ショットは、鳴滝荘住人の一つの定型ですね。
 原作エピソードでも、必ずなんらかの変化をつけて楽しませてくれますし、オリジナル話は更におもしろい。うーん、でももう18話もきてしまったのかぁ…。黒崎親子のエピソード大丈夫かな?