〆アニメ感想率調査2005夏 結果発表(光希桃
Anime Station)
順位 作品 |
評価平均 |
視聴継続数(率) |
01位 まほらば〜Heatful
days〜 |
3.63 |
102 ( 66.7% ) |
02位 英國戀物語エマ |
3.16 |
92 ( 60.1% ) |
03位 LOVELESS |
3.09 |
67 ( 43.8% ) |
04位 エルフェンリート(地上波) |
2.89 |
53 ( 34.6% ) |
05位 フタコイ
オルタナティブ |
2.85 |
107 ( 69.9% ) |
06位 これが私の御主人様 |
2.71 |
34 ( 22.2% ) |
07位 勇者王ガオガイガー
-FINAL GGG- |
2.67 |
39 ( 25.5% ) |
08位 こみっくパーティーRevolution |
2.53 |
60 ( 39.2% ) |
09位 ピーチガール |
2.48 |
27 ( 17.6% ) |
10位 ああっ女神さまっ |
2.47 |
53 ( 34.6% ) |
11位 こいこい7 |
2.46 |
56 ( 36.6% ) |
12位 魔法先生ネギま! |
2.14 |
102 ( 66.7% ) |
13位 いちご100% |
1.80 |
46 ( 30.1% ) |
14位 IZUMO〜猛き剣の閃記〜 |
1.72 |
39 ( 25.5% ) |
恒例の終了番組感想率が発表になりました。
改変といっても端境期なので本数は多くなく、拝借した一覧も継続数1桁台は省略しています。
全体を見渡すと、4位以下から平均値が3点台を下回るというちょっと寂しい結果。比率で見ても、3点台が全体の21%(前回は38%:共に継続数が一桁の作品を除いた数値)に。そうかといって1点台が多いわけでもなく、今季は小粒揃いだったのかなと感じる次第です。
以下、自分の気になるランキングについて個別の感想と、コメントの引用を(サイト名敬称略)。
1位.まほらば〜Hearful days〜(評価平均
3.63) −個人評価:4−
2位以下を大きく引き離して一人勝ち。もう少し高い平均値が出るかと思っていましたが、番5点評価を付けるには、もう一つ足りないと感じる人が多かったようです<4点評価が最多。自分もその一人で。
コメントでは、やはり黒崎親子エピソードの22話の神評価が目立ちますね。あとはニュアンスは違えども、総じてほんわりぽかぽか感が良かったとする方も多く、「Heartful
days」の看板に偽りはなかったという感じかな。
>“自分はこれを見るためにアニメファンをやってる”と思う瞬間が年に2〜3回あり、
>今年は「まほらば」の22話がそれだったと思う。(アニ鳴館)
まさしく、今年で1,2を争う瞬間最大風速だったと思います。
2位.英國戀物語エマ(評価平均
3.16) −個人評価:4−
おお、これは意外な上位ランクイン。個人的には高く評価していた作品ですが、放送中に触れているサイトをあまり見かけなかったので驚きました。見る人は見ていたんですな。
ただ、残念ながら2位とはいえ平均値は3.16。作画・演出・音楽・時代考証と、丁寧な作りで高い品質を保ちながらブツ切りで終わったラストに、数値はシビアに応えたようです。コメントでも、第二期シリーズ続投を望む声があちこちで上がっています。私自身、グランドフィナーレを見た上で、もう一度評価したいと思いました。
>見事に悲恋で幕を落とさせたのはお見事。決して消化不良でも尻切れでもなく
>幕引きにこういうのがあってもいいと思う。(ログゲート)
続編を…と言いつつも共感。「身分違いの悲恋」という終り方もアリですな。
>初回ではエマさん@冬馬由美
の意図がよくわかんなかったけど、少ないセリフ、少ない表情、少ない動きで
>エマさんの内面までしっかり表現する冬馬由美の演技力に何度も舌を巻いた。(光希桃
Anime Station)
エマがおばさんっぽくならないかと懸念したものですが、聴けば聴くほどしみる深い味わいでした。
>TBSアニフェスでのイベント中の企画、朗読劇「エマもしも劇場」を見ていて、
>SDキャラでのギャグヴァージョンの番外編が見てみたくなった。(いちかばちかの日記)
すげー聴きたいんですけど!
3位.LOVELESS(評価平均
3.09) −個人評価:見切り−
これまた驚きました。作画は綺麗だなと思いつつ切っていましたが、3位にくるほどの高評価とは。
BLが苦手でも(得意な男性はそういないだろうけど)見どころは充分あったと、男性視聴者に言わしめる点が興味深いですね。もう少し見ておけばよかったかな。こうした作品が増えたら、男女を問わず見られるBLアニメの草分け的な作品と言われるようになるのでしょうか。
5位.フタコイオルタナティブ(評価平均
2.85) −個人評価:3−
視聴継続数ではトップ、今季一番の注目作とされながら2点台。コメントを読んでも、放送直後で受けたインパクトと中盤での停滞のギャップに、置いて行かれた人が結構いたようです。
独創的なセンスは「早すぎた」のか。或いは「切り開いた」と言えるのか。ufotableの未知数な力と、挑戦する姿勢から、次回作が2.85がどう変わっていくか興味深く見つめていきたいですね。
あと許可がないので転載はできませんが、ひねくれ市民球場さんのコメントが印象的でした。
7位.勇者王ガオガイガー
-FINAL GGG-(評価平均 2.67) −個人評価:1−
一時期の隆盛を極めた勇者王も、25.5%という低い継続率(OVA見たからいいという人もいたのでしょう)。先細りしたと言うべきか、底力で踏み止まったと言うべきか。
評価が高い層でも、ベターマンとの関わりを消化不良と感じる人も少なからずいるようです。評価低めのコメントを見ると脚本・演出面で「やりすぎ」という印象かな。
これまた転載不可ですが、バラックあにめ日記さんのコメントに激しく共感。
10位.ああっ女神さま(評価平均
2.47) −個人評価:見切り−
>本当に普通に無難な作品でした。(はるだ日記)
この一文を見て吹きました。なぜなら他のコメントにも「普通」や「無難」というキーワードが、そこかしこに見られたから。これで平均値が高ければ、良いことが当たり前であるという意味の普通になりますが、2.47という結果を見ると、特徴がないことが特徴という意味の普通になってしまうのか。寂しい話だ。
12位.魔法先生ネギま!(評価平均
2.14) −個人評価:3−
うは。あれだけ話題を集めながらも、やはりというか、作品としての本質を問われたら正直な結果が出るもので。
本気でおもしろい、と言っている人がいないよ。「どうしようもない」というマイナス面でも、逆にそれが快いと言える
現在の世相ですが、それにしても限度ってものがあるんですな。
コメントを見ると「一部エピソードは高い評価。でも…」というイメージで、三点リーダのニュアンスに苦笑するしかなかったです。
>CDは買いました(ねこまくら)
ネギま!を言い表すに、これほど過不足のないキャッチコピーはないのでは。
○サイト別厳しさランキング
地底変動:46/15位
今までの変動を見比べてみると、
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順位 |
全体を100に換算 |
第5回 |
151/197位 |
76位 |
第5.5回 |
084/148位 |
56位 |
第6回 |
177/244位 |
72位 |
第7回(今回) |
46/153位 |
30位 |
ありゃ、ずいぶん辛口評価だったようです。全体数が少ないですし、冒頭で述べたように小粒作品が多かったのも一因ですが、今回は肌に合わない作品が多かったのかな。
153サイトの参加者の皆様、毎度これだけの数の統計をとられている光希桃さん、お疲れ様でした。
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