〆オフ会6周年
noritoさんところの月例開催オフが6周年。よく6年も続いたなぁとか、ONEなんてゲームもあったねと思い出に耽りつつ、カラオケ以外にもいくつかゲームなぞしながら、普段とは一味違う徹夜イベントを過してきました。
いつまで続くか判りませんが(身体的な問題含め)、7年目も頑張っていきましょう。
〆アニメ感想率調査2005春
終了番組評価(下位作品)
○終了番組評価
後半は平均3点を割り出した下位ランキングについて。調査において最も興味深いのはもちろんトップランキングなのですが、ダメ作品というのも愛着が湧くもので、特に今回はスタオペ、ゼノサ、ジンキという三枚看板があるだけに、どのような評価を受けるやら胸躍っておりました。
01位(4.44).AIR <最高記録更新>
02位(3.89).巌窟王
05位(3.60).スクールランブル
07位(3.42).ファンタジックチルドレン
09位(3.28).
舞-HiME
12位(3.16).BECK MONGOLIAN CHOP SQUAD
――今日はここから――
19位(2.78).月詠−MOON PHASE−
24位(2.60).Girlsブラボー Second Season
34位(1.96).Starship Operators
35位(1.89).まじかるカナン
36位(1.87).XENOSAGA THE ANIMATION
41位(1.54).JINKI:EXTEND <最低記録更新>
19位.月詠-MOON PHASE-(評価平均
2.78) −個人評価:3−
153という継続率を誇りながら、その大半(78%)が。2,3評価という妥当この上ない内訳。ネコミミモードのインパクトは凄かったけど、他に見いだせるものが…という評価のようです。中盤の作画のたるみも影響しているようで。
逆にみると、キャラとシチュエーションだけで、これだけ引っ張れた演出力と着眼点には素晴らしいものがあったと言えるのかもしれません。記憶に残って(OPだけ)記録に残らない作品か…残念。
以下コメントより。
>作画の息切れとか展開の無理やりっぽさとか目に付く所はあったけど、
>割と意欲作だったと思う。(神コップBloG)
「意欲作」という評価は確かに最も相応しい言葉に聞こえます。
>全体的にアイデア賞。(人生しょせんはったり)
アイデアだけでおわってしまった感が否めず。
>可も不可も無く普通の作品でしたが、所々に挿入されたギャグはある意味評価出来ます。(視の世界)
ストーリーにグッと惹き付ける魅力がなかったっすね。
24位.Girlsブラボー Second Season(評定平均
2.60) −個人評価:1−
こちらも月詠と同じく、2,3点台に評価が集中。個人的にはついていけなかったのですが、イロモノアニメとしてはなかなか好評だったようです。そうしてみると、ネタアニメ系としては結構上位に来ているようです。R-15がアドバンテージだったのか足枷だったのかを考えてみても、前者とする声も多くあるようで、続編としては成功だったのかな。
以下、コメントより。
>second
seasonだけの視聴だったが、人間関係や世界設定等の理解に苦しんだ。
>内容的にも方向性が定まらず中途半端な気がした。(Grow_oneのページ)
あ、激しく共感。
34位.Starship
Operators(評定平均 1.96) −個人評価:1−
さー、とうとう1点台に突入。コメントを読むのもこのあたりから俄然おもしろくなってきます。
111と継続率3桁を維持しながら、その内訳は74%が1or2評価。コメントの内容をみておもしろいのは、ダメと知りつつ一生懸命良いところを探している人と、開き直ってダメさ加減をイジる人、二派に分かれているところかな。当然の如く、評価が下に行くほど後者が増えるわけですが、継続数の高さにみられるように、見限るギリギリで愛が感じられました。
以下コメントより。
>地味アニメ。1クールはやっぱり短かった……最終回はとても良かったのだけど。(浅木原書店)
1クールで詰め込みすぎという意見多数。
>何を目指して、どこの方向を向いていたのかさっぱり分からないアニメ。(じゅじゅるさん。)
登場人物と同じく、作品が路頭に迷っていたようです。
>SF要素はよいが、結局キャラが立たないまま。(くらろぐ−アニメとゲームと小説と−)
死ノンとサンリ以外の名前が思い出せません。
35位.
まじかるカナン(評定平均 1.89) −個人評価:2−
1点評価はスタオペよりずっと少ないものの、熱狂したサイトも皆無だったようで、ある意味、これも順当な評価な気がします。主題歌or広橋涼さんの声が好き…という意見も多数見受けられ、その点を抜いてしまうとホントに中身のない作品だったんだなと改めて思えてきます。「ハイがんばりまーす」の全力でやる気ないバックコーラスが、そのまま作品に反映されていたのかもしれません。
以下コメントより(部分的に抜粋で)
>OP、EDはよかった。(ねこまくら)
>正式版OP/EDは名作。本編は駄作。(はるだ日記)
>正式OPだけが突出してよくできていたのも謎。(人生しょせんはったり)
>OPは最高によかったんだけどね。(エネルギー吸収と発散)
>主題歌は好きでした。(鳴茂部屋UNLIMITED)
OPは良かったんだ。うん。
36位.XENOSAGA
THE ANIMATION(評定平均 1.87) −個人評価:4−
カナンと0.02ポイントの僅差というように、評価の内訳もほぼ似たところです。自分自身の評価が平均と最も懸離れた作品ですが、ナナメ的なおもしろさのみを追求していたので、当然といえば当然。つまらない、というより理解不能という感想が多かったところに、この作品らしさを感じるのは…やっぱり自分だけかな。
以下コメントより。
>詰め込みすぎだったけどちゃんと盛りあがって終わった。1クールに耐えてよく頑張った。感動した。
>ゲームもこんなんだよって言われて驚いた。(タマヒメβ版)
バカ度はともかくですが、大まかにはこんなもんですね。
>話はさっぱり分からなかったけど、見せるところと切るところがはっきりしてたし、あのメチャメチャなストーリー進行
>にしてはキャラが丁寧に描いてあったし、シリアスかと思いきや驚くほどバカなギャグ回もあるし、駄作とするには
>ちょっともったいない。(エネルギー吸収と発散)
誉めと貶しの相殺ぶりがすごいですが、素晴らしく共感できるコメントです。
41位.JINKI:EXTEND(評定平均
1.54) −個人評価:1−
パンパカパーン!やっときました最低記録更新作品。視聴継続数の6割が1評価という記録的な駄作。これで視聴継続ランキングでは、7位(102人)というからおもしろい。終了評価2位の巌窟王より視聴されているわけですよ。
人のこと言えないですけど、みんなよく見続けたものだなぁ…。102人による評価ゆえに、本結果の信憑性の高さが伺えるというものですが、ここまで突き抜けられると、
最早ある種の傑作とさえ言えるような気がしてきます。コメントをみても、1点以外を入れている中でさえ、まともに誉めている人は1,2人しかいない。まさしく駄作of駄作。
以下コメントより。
>なまじ画がいいだけに構成の失敗が悲惨(ねこまくら)
画は標準以下でも物語が良いという作品はいくらでもありますしね。
>無印とエクステンドのどちらかひとつに絞るか、せめてキャラを減らすべき。(あとは毒気でおぎなえッ!!)
この意見も非常に多かったかと。
>なんで誰も止めなかったのだろう?(人生しょせんはったり)
ホントですよ。
>アニメを見て腹が立ったのは久しぶり。と同時に、面白いアニメを作るのって難しいんだなあ、ということを
>思い知らされました。(エネルギー吸収と発散)
これからアニメ製作に携わる人には。是非一度目を通して欲しい作品です。
こうしてみると、下位ランキングに共通するマイナスイメージは「原作の改悪」という点でしょうか。せっかくアニメ化に至るだけの力をもった素材を、料理人の腕が殺しているという悲しい事実。「なんでこんなつまらない作品がアニメ化されたんだろう?」と不思議に思い
、漫画を読んでみるとコレが意外におもしろい。そんな通常とは全く逆のアプローチで原作を知る機会が増え、ちょっと寂しいです(特にJINKIには著しいギャップを覚えました)。
90年代後半で一時期、爆発的に原作付アニメの本数が増えましたが、ここ数年、放映数の右肩上がりの増加に伴い、原作作品の占める割合も拡大されてきたのではないでしょうか。
そして、原作作品のアニメ化拡大に一区切りつき、飽和状態となった現在ゆえに、今回の評価には、原作バブルとでも言うような問題が浮き彫りになったように思えます。製作本数が増えすぎたために手が回らないという現実問題もあるのでしょうか…。
○サイト別厳しさランキング
地底変動:177/244位
前々回からの変動を見比べてみると、
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順位 |
全体を100に換算 |
第5回 |
151/197位 |
76/100 |
第5.5回 |
084/148位 |
56/100 |
第6回(今回) |
177/244位 |
72/100 |
全体値で考えると、70番台あたり。比較的易しめな評価をしているという位置取りでしょうか。
ふと思ったことですが、管理人の性別で厳しさランキングや1作品に対する評価などあったら、おもしろいかもしれません<BL作品が増えている昨今だけに。
最後に恒例の新規巡回サイト様(敬称略)。
▲SPRING MIST▼
杉の木工房
takecのぼんやり
吠刀光
ログゲート
人生しょせんはったり
しを堂・・・しを日記
毎回記していることですが、感想率調査は、感想に共感できたり、自分にはないおもしろい視点を持っている方に出会えることも、楽しみの一つです。
今回は時間がとれずに日ごとに分散してしまいましたが、長々しい文章をご一読くださった皆様、ありがとうございました。そして、史上最大規模となった感想率調査をまとめられた光希桃さん、本当にご苦労様でした。調査に参加されたサイトの管理人の皆様、お疲れ様でした。
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