〆ベルセルク
29巻/三浦建太郎
お?なんか旧来のおもしろ
さが帰ってきましたよ。ガッツ陣営に魔術師が加わったあたりから、ありふれた凡百のファンタジーっぽくなって、正直パワーダウンしてた印象だったんですが、チューダー攻略や黒犬騎士団のおもしろさが戻ってきた気がします。
vs使徒戦一辺倒になっていた流れが、人間
描写になったのが一因かな。三浦イズムとでもいうか、緊迫した戦いのシーンでも、場の空気をギャグにしてしまう豪腕なボケと、「やれやれ…」というツッコミのリズムも戻ってきました。どうみてもアザン
だろアンタ、というバレバレな仮面の騎士の登場には腹がよじれるほど笑いましたよ。
「騎士の直感!正義は我が胸にあり。問答大無用!ぜいりゃぁぁぁぁ」は久々の名セリフ。
ガッツの出番は控えめで、個々のパーティメンバーに焦点があてられたのも後押ししたかな。全面的にギャグ担当だったイシドロが、人を殺すことに葛藤するエピソードも良かったし、阪神株のように急騰してきたシールケのヒロインぶり
も、どうなんだこれと思いつつ、三浦ワールドに引き戻された最新刊でした。
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