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    月 15 日 (月)    祭りの後 。

 
創聖のアクエリオン第20話「天翅の翅音」 
 
 オープニングから死の気配。
 実際ラストでポックリ逝ってしまいましたが、このアバンからして死ぬスメルがもうプンプンしとりました。無垢な子供という同じ立場で描かれる回想のちび子。そうか、こういう顔だったんですな。むしろ捕らわれた子供達に照らし合わせた同じポジションとして、フタバが立てられたのでしょうか…。

 
 意外な攻撃に戸惑うアクエリオン。
 今までは一対一のお約束かと思っていましたが、やっと敵が頭数を揃えて登場ー。それも自爆まで使う今までにない戦術でディーバを翻弄。天翅にとってみれば、遊びでしかなかったわけだから、弄ばれるわけですわな。

 
 そして事実を確認。
 敵が子供と気付くわけですが、怒りと矛を押えられないアポロ。このあたりのアクエリオンのバトルはかなりダイナミックで、久々に見応えのある動画でしたが、キャラの作画はまだ立ち直れずか。あしたのジョーばりな劇画タッチが(意図的な演出だとしても)すごい。

 
 おいたが過ぎれば…。
 2軍、久々の登場。ベクターマシンに登場する意外にも役立てる場所があったのはいいんですが、福司令が電話を受けて捕獲兵器が出てくる下りは、えらい唐突でした。シリーズ構成としても、本話の物語はちょっと曲がり方が急だったかな。

 
 無限拳アレンジバージョン!
 手首のスナップが利いてます。ホントに子供を叱るような、叩きはするけどダメージは残らない表面的な打撃。技名の表示で、同じように右から左へスパーンとカットインされるのも巧いや。相変わらずこのへんの演出はぬかりがない。
 そしてあっさり天翅捕獲したら、今度は軍て、ディーバ意外にまともな戦力が合ったってコトに驚き。今更ですが、この作品の舞台が、ディーバ内部・天翅サイド・戦闘エリアの3つしかなかったことに気付いて愕然。よくもまあ引っ張って来れたものだ。

 
 司令の表情が翳る。
 今までは絶対の自信と堅牢さを誇っていた司令が、初めて見せる憂い。これは驚いた。敵のスフィンクスみたいな天翅と
キャストが同じなのは伏線なのかと思えてきたり…深読みしすぎかな。司令の問い掛けが予告であったかのように響く悲鳴。兄の裏切りフラグがこれで本格的に立ったかと思ったんですが、妹も一緒に行きそうな勢いだ。しかし、二人はともかく、アポロまで聞き取れる理由はどこにあるのかも、この先気になる見どころです。

 
 天翅に初の犠牲。
 今まで被害がなかったことの方が意外という気もしますが(矢尾一樹がやってるヤツなんかいかにもヤラレ役だしなぁ)、衝撃が走る。今までは余裕を持って対処していた天翅がついに本気にー。ってなんかドス黒いの呼び出してるし!周さんがチャットでアンリマユとツッコミ入れてましたが、まさにそんなイメージだなぁ。
 今話は正直パッとしない展開と物語でしたが、最後で一気にアクセルが入りました。ぼちぼち最終章の幕が上がるか。


 GUN×SWORD 第7話「復讐するは我にあり」
 
 本大好き少女の設定あったなー。
 となにげなく思いに耽っていたら、騙されてるー!先週のバカップルが乗ってた車のキーホルダーあったのには、笑いました。本人達に気付かないところで鞄に入れられたのかな。

 
 あやしー!
 怪しさ全開。犬、といかウィヌという響きの方が似つかわしい一匹も怖い、怖すぎるよ。激しくサスペンス。
 そんな今日も今日とて、怒りんぼなウェンディのナイス表情。吊り眉毛フォー。

 
 バカンスしとる。
 いくらなんでもリラックスしすぎだー。足止め確定とは言え、ここまで人生楽しんでる姿を見てしまうと、兄との別れを描く回想シーンが、いまいちピンと来なかったです。ヴァンと同じような葛藤を抱えていたので、体を動かして晴らしていたのかな。まあ、それはそれ、これはこれということで、テニス姿は蝶サイコー。へそ出しフォー!
 ヴァンのことを気遣っていたのは、どこまで本気だったのか、毛布を掛けるシーンの挿入はいい誘導ですなぁ。

 
 …そして誰もいなくなった。
 ぎゃー!盗人消されてるー。さらにはウェンディとヴァンを孤立させる企みまで。黒確定だ。全盛期は二の線で主役を張っていた松本保典さんですが、最近はバイプレイヤーとしてすばらしい存在感をみせてくれます。劇団もしばらく足を運んでいないですが、久しぶりに見てみたいものです。

 
 「復讐なんて、終ってみれば空しさしか残らないものです。」
 「そのセリフを吐く資格があるのは、実際に復讐を果たした者だけなんだよ。」

 以前になにかの小説で読んだ、上記のようなフレーズを思い出します。殺された者の気持ちや復讐を遂げた後のことなど、考えることすら値しない。心の底からあふれる衝動のまま、ただ一人の命を突くためだけに全てを捨て、
全てを費やすことこそ復習。巌窟王では一つの美学として完成していましたが、ガンソードのそれにはシンプルさと、ひたむきな情熱が見えます。ヴァンの極まる表情が多いのも情感への訴えを強調して描きたかったのかな。そして
 「恩は仇で返す!」
 論理的でないし筋も通っていないですが、芯は通っている口上。自らに言い聞かせるような一喝。…シビれます。

 
 モーターヘッドばりの鎧きとぁぁぁぁー!
 フィルモアのサイレンを思わせる重装甲と巨大ベイルむっはー!なんという質量感。垂涎ものの鎧です。
 序盤ではOPのシルエットの一人かと思いましたが違った様子。ヴァンの動向を性格に把握した上、幹部でないにもかかわらず、これだけの鎧の使い手がいるというあたりに、鉤爪の組織の大きさが想像されます。
 二人の戦いを見守り、巻き込まれるウェンディですが、その横で小さい体をいっぱいに引っ張る亀が、ホント愛くるしい。

 
 夕日の海を背景に口上を垂れる。
 自らの行動原理を感情のままに語るヴァンは、ある意味子供そのもの。冷静なジョーが諦念や割り切りを知る、
良くも悪くも聡い大人という存在として、ヴァンの対面に描かれるので、純粋に復讐を求めるヴァンの一途な愚かしさこそが、貴重で得がたいものに見えます。

 
 「ヴァン様ァァァ!」
 と、敵を様付けする咆吼っていうのが非常に珍しく、なにげに本話で一番印象深いセリフでした。ビリヤードが伏線となって勝利を収める展開もしてやられたなぁ。負けを悟る瞬間、ラストボールに準えたセリフも小粋だ。
 
 
 ウィヌ、最後は一匹取り残され。
 旅の動機と目的を深く再認識する二人。この島の体験で今までより絆が深まったのでしょうか。
 


    月 14 日 (日)    祭り、第三夜 。

 
コミックマーケット68
 一日目は売り先攻で、西の企業やコスプレ広場を満喫出来なかったので、TYPE-MOONのエリアと合わせてゆったり巡回…するつもりですが、なんで3日目だけこんなに気温高くて日差し全開なのよー。
 いきつけのサイトを中心に廻りましたが、茶柱企画さんのランサー本はやっぱいいですわ。巻末の4ページ漫画でホロリときますよ、あーちくしょう。なんでこんな話を作れるかな。
 
 そんなわけで戦利品。

 一通り回った後は、友人に頼まれものを引き渡すべく、コスプレ広場で暇を潰していたのですが、なかなか東から返ってくる見通しが立たないようで気が付けば2時間半。一番強烈な時間で日差しに当てられっぱなし。結局、ブツはサンクリで渡すという話になり(最初からそうしておけば…)、家路に着いたのですが、シャワーを浴びる頃には、両腕がもう大変なコトに。
 
          出発前                  帰宅後
 くらいのイメージで日焼けが火を噴きました<痛みで夜も眠れないくらいに。こんな夏コミも初めてです。ぐったり。
夏コミにしてはほぼベストコンディションと言える快適さの1,2日目が恨めしい…。とにもかくにも、スタッフ、参加者の皆様、全日程お疲れ様です。

 強殖装甲ガイバー The Bioboosted Armer 第2話「秘密結社クロノス」 
 
 メガスマッシャーきとぅあー!
 殖装時の衝撃波や制御球と脳のリンクなど、細かい演出も丁寧で作画レベルも良好。召喚時に指先までトレースされなかったのが残念ですが、スマッシャーのダイナミックな描写も抜群。見応えのある作品とみて良いかな?

 



    月 13 日 (土)    無念 。

 
2D Collection 3
 コミケも中休みなので、慶さんとコピバンライブに参加…する予定でしたが、身内の都合で涙の見送り。ライブ前に公開されたセットリストでは、パソゲ曲のみならず、「暁ノ空ヲ翔ル」や「創世のアクエリオン」など自分好みのアニメ系もあったので、ホントに残念。
 一人でもライブに望んだ慶さんのレポを読むと、今年最高潮の神ライブだったということで、なお無念。詳細に渡ってレポを上げて下さった慶さん感謝です。次のライブでリベンジを果たしてくれよう。


 絶対少年 田菜編終了
 初回を見逃した分を後日、友人に借りて見始めましたが、染みいるように惹かれた作品です。派手なアクションがあるでもなく、甘い恋愛が描かれるでもなく(いや遠回しにはあったけど)、哲学や精神世界を語るでもなく、こんなに淡々としてていいのかと心配するくらい静かに進む物語。
 最初は謎の光源体を取り巻くアクロバティックなファンタジーかと邪推していましたが、落ち着いてしずしずと繋ぐ
物語のペースは変わらず最後まですんなり。かといってドラマがないわけでもなく、ちゃんと完結してる不思議です。
 田菜編が終って、何を伝えた・描いたのだろうと考えると、異界と万物の霊、それをとりまく少年少女の物語だったと思えてきます。大学では神話論や民俗学を専攻したので、わっくんの登場と禁忌とされる社の話は、大変興味深く見ていました。
 異界論的なおもしろさは、わっくんと歩の関係や、美玖の神隠しにありましたし、霊的なポイントはいわずもがなのマテリアルフェアリー。海野と美紀の最後の会話も人間描写として、実におもしろく、いい終り方をしたと思います。思春期過ぎて大人になったら、良い飲み友達になってそう。
 対話とそのリアクションにも演出スタイルとしておもしろさがあったかな。逢沢歩が少し間をおいてしゃべる(考えてから話していた?)様子にも見られましたが、一言一句、小さな溜息にいたるまで、細かく丁寧にセリフが選ばれていたのかと、今になって感じます。
 今月のNewtypeのコラム「アニメの門」でも取り上げられていますが(このコラム毎回おもしろくて注目してます)
そこでは余韻・習慣という単語で作品を語っています。本編を見た方には必見かと。
 「絶対少年」丹那2&猫おどりで、実在の地区と祭りだったてのも驚き。猫祭りも楽しげなですね。
 横浜編では主人公交代のようですが、今では土曜日に最も注目している作品。2クール目も楽しみにしています。

 種死43話…くらい?
 
 モミー散る。
 小者ゆえにしぶとく最後まで生き残るかと思っていたら、怒濤の爆砕を遂げる。
 最後まで輝いていたよモミー…(いろんな意味で)。
 



    月 12 日 (金)     祭り、第一夜。

 
コミックマーケット68 
 一日目はサークル参加。カタログをご覧になり、目の前を歩いてふと立ち寄り、HPをご覧になってお越し下さった皆様、ありがとうございました。1冊でも手にしていただける方がいれば、参加した甲斐があるというものです。
 幾人かの方にはHPを見て楽しみにしているとの声も掛けていただきました。オンライン上では掲示板の他には、アクセス解析の数値でレスポンスを確認するくらいですが、直に声を掛けていただけると、ホント励みになります。
オープニングアニメレビュー本も楽しんでいただければ嬉しいです。

 
 購入では、littlewichでコミケカタログに匹敵する厚みの原画集を、GONZOで巌窟王とSPEED GRAPHERのプロダクションブックを入手。GONZOの両本はEDとOPのコンテや原画が掲載されており、これはなかなかの読み応え。特にスピグラの方は、扉絵でことごとく登場する辻堂がアホな上、ユーフォリアの紹介文に至っては、
 >かめらの しゃったーを きると ひしゃたいが ばくはつするんだ! なづけて しゃさつ!
ナメとんのかという電波ぶりが読み進めると意外にツボでじっくりと堪能。他にもGONZOブースでは噂の黒猫のプロモーション映像が流れ、言いしれぬ不安が漂いました。同じく今秋放送組のソルティレイはおもしろそうかな。
 その他、サークルをいくつか巡回し、新規で見かけた桂花堂さんのエマ本がちょっと良い出来。紋付袴のスティーブンスが超渋い。イギリス人なのに完全に武士だったなぁ。HPを拝見すると、FSSのイラストもあったりで(アウクソーが超綺麗)、こんな出会いもコミケの楽しみです。

 大学時代の友人達とも再会する数少ない機会で、巌窟王やファンタジックチルドレントークに熱く花を咲かせたり。ファンチル本を下さった、Sさんホントにありがとうございました。
 「アギ!オレが○○した、オレが○○したんだー!」
ていうセリフは、ドラゴンボールの「○○のことかー!」みたいに使われる一つの型なんですね。メチャ笑った。

 なにはともあれ、夏にしては比較的涼しげなコミケ1日目でした。参加した皆様、お疲れ様です。
 



    月 11 日 (木)     遡り 。

 
SPEED GRAPHER 第15話「濡れ女地獄」 やべ、3週間前の感想忘れてた。
 というわけで、一月前の15話から。

 
 涙に濡れる銀座。
 雑賀にフラレ確定ですが、いずれ最後にはまた戻ってきてくれることを信じて。
 追っ手をかけられる二人の逃亡の旅は、なりゆきで逃げ回ったときとは異なり、二人の意志と絆の深さが序盤から強く描かれています。

 
 それにしてもひどい。作画が酷すぎる。
 もともと崩れて当たり前、綺麗だったら超ラッキーくらいのレベルを維持していたスピグラですが、本話のレベルは過去最低といえるくらいに無惨。ここまでくると、ダメっぷりをこそ味わうような被虐趣味に浸るしかないよ。
 そして新たな刺客。なにやら口が利けないユーフォリアが登場ですが、弱々しい女性の能力を疑問視する新治に、「ああいうのが死神の顔なんだよ…。」と答えた辻堂のセリフが頭に残ります。

 
 二人の関係に進展…が?
 余命いくばくもない神楽がそうとは知らずに自らの死を口にすることに、苛立ちをかくせない雑賀。神楽の身を案じる雑賀自身もカメラマンとしての命である視力をいつ失うかしれない。神楽の最後を看取ることを自分に誓いながら、それが果たせるかという苦悩と葛藤。「まるで心中だ…」口をついた言葉が二人の境遇を的確に言い表しています。
 そんな不安げな雑賀を慰めるかのように、「雑賀さんてすごい人だと思ってた。けど…意外と、かっこわるい。」
かっこわるいという雑賀の本質を捉えられるくらいに身近な存在になれた。そんな喜びに浸るような神楽のセリフも印象的です。

 
 あやしー。
 なにこの露骨に怪しいアホ展開。開き直りともいえるような豪腕演出に苦笑。狼狽えつつも真面目に心配する雑賀にも一笑い…してたら、唇奪うなんかエライ展開にー!唇の間の糸が超エロス。

 
 バックミラーを覗くとそこにはぁぁぁぁ!<サムシング吉松調。
 怖ぇぇー。後部座席に濡れた女が…という怪談の定番ですが、霧の中から現われる描写に怖気立ち。演出の力ってすごいなと思ってしまいました。どんなに作画が酷かろうとも、どうにかできてしまうものなのか…。とはいっても、せめて並レベルには回復してほしいもの。

 
 「変です、この霧!」
 最初から気づけよ!と当たり前にツッコミ入れてしまいましたが、それはそれとしてユーフォリアが本領発揮。雑賀を滝へ引きずり込み人魚へとその姿を変える――って、キスした顔が半魚人ー!!雑賀、起きて、起きてぇー。
 「あたしの男よ、離れなさい!」銀座ばりに体を張る神楽。序盤からそうでしたが、本話では神楽の雑賀に対する想いがはっきりと描かれていたようです。
 水で思い出しましたが、天王洲の後見人を殺ったのも、このユーフォリアだったのね。

 
 泡になって消える。
 人魚姫の絵本通りの最後にホロリきた。生活苦を自殺未遂を繰り返して凌いだという幼少時代も壮絶。自殺を装うつもりが、母親は本当に死を選んでしまい、母を死なせて一人生き残ったというトラウマと孤独が残ったのか。欲望
というより執念でユーフォリアとして覚醒したのかも。
 神楽に強く抱きしめられながら、母に抱かれた記憶を思い起こし、やっと死に至れたユーフォリア。辻堂に託した「私の望み」も、死ぬことだったというから一層切ない話だよ。雨から彼女の匂いを嗅ぎ取り、苦笑する辻堂も粋。

 
 「やっぱり、かっこわるい。」
 心配とうれし泣きで、涙と鼻水をボロボロ流す雑賀に呟く。かっこわるい、の後に続く愛情が連想されます。やっぱスピグラは脚本がすごくいいわ。このシーンは音楽も良かったし。
 中盤で、「まるで心中だ」というセリフもありましたが、実際、過去に心中を繰り返していたユーフォリアが現われ、それを撃退したあとに、改めて強く生き残ろうとする意志を発してく展開が実におもしろい。

 SPEED GRAPHER 第16話「半期決算報告」
 こんな堂々とした総集編タイトル初めて見た。

 
 とりあえず、呼称:博士で。
 神楽の体液を分析してついに開発に成功。与党幹部と成功と今後の発展を願い、乾杯するかのように飲みくだく
ビジュアルのなんとインモラルなこと。

 
 金策に手を緩めない水天宮。
 またしても倶楽部の年会費を払えない、おバカが登場――って、なんですかこの媚びたキャラデザの娘っこは!
 自分の年を指折って数えたり、おもちゃのお金で借金を返そうとする一途さは、計算づくの描写と判りながらも…
くそっ。着目せずにおれないじゃないか。
 いつのまにか水天宮の横に侍る秘書がやさしく窘めるも、その金でOKを出す水天宮。かつて、1万円の不足から自殺を強要した男の姿とはとても思えず。5才の女の子、というあたりに水天宮の過去と関わりが…?

 
 そうしゅうへーん。
 我らが白金先生はさすがに支払いを滞らせることなどなくキッチリ精算。立つ鳥跡を濁さず。
 ダイヤモンド夫人の欠片は、ホントにクズダイヤという名目で帳簿付けされてるのが哀れ。しかも2700万て、後から出てくるウェディングドレスの1/3の額だよ。猟奇ドリルのお宝(女神さまの奥歯)資産価値¥0にも爆笑。
 雑賀に写真を手渡したときに燃やした札束がカウントされてるのも細かいし、神泉の密葬代が、たった45000円てあたりにも、使い所を弁えた水天宮の金に対する厳しさが伺えます。総資産額の桁数数えるのも大変だった。

 
 おもちゃのお金も会計に言い渡し…。
 水天宮の気まぐれから命拾いした会員でしたが、わざわざ金を渡す水天宮の胸中はどんなものであろうや。
 執務室に雑賀が撮った女神様を、ちゃっかり飾っているのもいいね。写真自体は本当に気に入っていたんだな。
そして辻堂が置いた修理済のオルゴール。よもやこれがとんでもない伏線を引いていようとは…。

 
 雑賀の口笛とオルゴール。
 水天宮がかけたオルゴールが、雑賀の口笛とハモり出すー。以前温泉でも吹いていた口笛の由来が明らかに。
 特殊部隊の作戦で事故に巻き込まれ、生き埋めになったとき横でオルゴールを回していた男がいたという。って、うわぁぁ!総集編かとおもったら、とんでもねー。雑賀と水天宮の密接な接点とキャリアとなった経緯がこんなところで語られてるよ。

 
 「そいつとその曲が間違いなくオレの命を救ってくれた。」
 「その人、どこかで生きているといいですね。」
 「ああ。」

 二人にとってはなにげない思い出話ながら、雑賀と水天宮の関係性をとんでもない角度から暴き出してくれた。
水天宮が過去に雑賀を救っていたという事実まで浮かび上がる。この事実が、どのようにして二人の前に突き付けられるか、ゾクゾクしてたまりませんよ。
 



    月 10 日 (水)     洗練。

 
フルメタル・パニック! The Second Raid 第5話「うるわしのシチリア」 
 
 先生、不憫な…。
 つくづく救われない御方ですが、夏樹リオさんの声を聞けるのもこの作品くらいでしょうか。
 ミスリルの上層部。原作の最新刊で彼らのほとんどが消される運命にあるというのを知っていると、なんとも空しい気持ちになるモノです。

 
 変装&潜入工作フォー!!
 初対面時にサングラス掛けていたのは、やはりこの伏線か。東洋系の黒髪が映える濃い色のイブニングドレスがセクシーなの美しいのって。色っぽい流し目から一瞬にして獲物を狩る鷹の目に翻る瞬間のカタルシスもむはっ。
クルツが見取れるのも頷けるというもので。作画も気合い入っているなぁ。

 
 綿密な作戦が、夜の情事現場突入であっさり暴露。
 このコミカルなノリこそ、フルメタの真骨頂。ドレスとタキシードでマフィアとドンパチていう画も美味しいのですが、
マオ姉さん胸元が際どすぎないかい。いや、嬉しいんですけどね。

 
 「Rock’n roll !!」
 追撃車のハイビームを受けて直立する姿が超イカス<本話のベストショットです。「野郎共!」掛け声を上げれば、いつでもOK!と阿吽の呼吸で迎撃セットアップというチームワークなのですよ。ほとほとカコイイぜコンチクショウ。
修羅場をくぐり抜けてきた兵がもつ昂揚感というか、ナイス宣戦布告。

 
 真剣モードの銃撃戦でも、合間の笑いは外さない。
 小粋なギャグもフルメタ節。一瞬の役得と思った直後に地獄を見るクルツに合掌&爆笑。蹴りの後をしっかり残す後味の良さ。半覚醒するたびに何度もどつかれるブルーノも、いいリズムを生んでいました。「下着は白じゃなきゃ」というセリフからすると、やはりドレスの色に合わせて黒だったのかな?

 
 恭子おそるべし。
 かなめも知らない宗介の緊急連絡先にちゃっかり繋ぐ親友です。横で彼氏とバカップルトークをしているクラスメートに自分を重ねて、意識してしまうかなめも可愛いなぁもう。クラスメートとかなめのカットを、何度も交差させて次第にカメラをアップにしていく演出もいいね。かなめの心情にスポットを絞り、巧みに感情移入させられてしまいます。

 
 で、もちろん通話先では銃撃戦絶賛続行中。
 生真面目に応対する宗介と、その境遇に気付かず平和ボケした会話を繰り広げるギャップの妙。ミリタリアクションと学園コメディの見事な並列、これぞフルメタよ。二人の噛み合わない会話の後ろでドンパチやっとるマオとクルツは背景扱いですが、会話のヒートアップに合わせるように追っ手を殲滅してる展開も巧し。

 
 ふー、あぶなかったぜ…。
 仕事を終えて銭湯でひとっ風呂浴びてきたような満面の笑顔。宗介もやっと通話に余裕がもてるところにきたのにかなめから最後通告を受けて一方的に切られる電話。危機を脱しながら、一方ではより深刻な状況へ追いやられる宗介の苦難はまだまだ続く…。

 
 ファルケきよったー!!
 SEEDのキラばりに、タイミング図って潜んでたんじゃないかという美味しすぎる登場…だが、だがそれがいい!
ナイフの飛び方もすごいや。コンマ何秒かの瞬発的なカットにこそ、力を注ぐ京都アニメーション。この心意気のなんと爽快なことか。
 ファルケとにらみ合う宗介の心中も、この先気になるところです。

 
 副官。
 スタンフィールドゲイツの予想不能で無軌道な行動に付き合わされる副官の哀れな事よ。そのゲイツの様子から、見下りを付ける夏姉妹。ミスリル側では、宗介の生き方についてマオのきつい忠告。双方の陣営で今後の課題を
残す一話でもありました。しかし、ホントにクオリティ落ちないな。
 
  −購入−
『Newtype9月号』 角川書店
 来季の新番組情報がぞろぞろと。ノベライズのメディア化が多いようですが、オリジナルではIGPXがおもしろそう。



    月  日 (火)     節目。

 
100,000HIT
 なにかを語り続けるというのは、存外にエネルギーを要するんだなと最近思えてきました。駄文を綴って早や5年。積み重ねてきたこと自体が一つの財産でもあり、こうして一つの節目を迎えられたことを心より嬉しく思います。
 この先もずっと続けていられる自分でありたいと願いも込めて。地底変動、今後ともよろしくお願い致します。

 バジリスク〜甲賀忍法帖〜 18話「無明払暁」 
 
 戦況変わらず4VS4<天繕はやはりカウントされず。
 カメラはそもそもの発端である徳川家、骨肉の争いの現場に戻る。乳母のキャラデザもまた強烈だ。髪型と服装が違ったら、特攻の拓あたりに出てきそう。竹千代(徳川家光)は歴史的にはそれなりの功績を残しているのに、漫画に出てくると必ずと言って良いほどバカ殿で描かれる、この悲しさ。そして全ての元凶、天海。今さらですがコイツの風貌こそが一番化け物じみているような気がします。

 
 小四郎VS豹馬ゴーング。
 豹馬は弦之介を逃がし、将帥クラスが自ら出張る。月を背景にする構図が好きなのかな。夜戦といって映える画はなかなか無いのでしょうが、そろそろ食傷気味…なんだけどカコイイんだよなぁ。襲いかかる豹馬と振り返る小四郎。
カットが何度も交差することで、緊迫感の密度が跳ね上がります。

 
 豹馬必殺の瞳術も小四郎には無意味。
 同じ術で弦之介に目を潰されたことにより、瞳術使いの天敵と化した小四郎。切り札を封じられ、二度と再び会えなくなるかもしれない主への思いを抱きながらも、涼しげな表情を浮かべるあたりに豹馬の覚悟が伺えます。
 視覚を失ったのは極最近で、後攻めながら豹馬を追い込む小四郎もやはり強い。純粋な戦闘一点についていえば20人の中でも最強なのでは。

 
 「無念。」
 豹馬散る。お胡夷VS念鬼然り、刑部VS朱絹然り。卍谷,鍔隠れ十人衆が必殺の忍法を体得しながら、それぞれが天敵として相対する綿密な話作りは、何度見てもシビれます。豹馬と小四郎の戦いは、漫画版と微妙に異なっているのも味わい深いですね。
 漫画版だと、豹馬は小四郎の背後を取り、瞳術を発動してはじめて小四郎の目が潰されていることを知り、同時にその瞬間に鎌鼬で討ち果たされるという、いわば不意打ちのカウンターで敗れた感があったのですが、アニメ版では先に術を使い、目が見えないことを知りながら勝負を挑んで敗れるという展開。
 上の文だけを見ると、アニメ版で弱くなったように見えますが、そうでもないです。原作版で不覚をとった迂闊さが消え、腹をくくった懐の深さのようなものが描かれていました。こういう違いがあればこそ、アニメ版のおもしろさが引き立つというものです。

 
 弦之介との出会い。
 弾正の頼みで豹馬が術を授けるという話。近親婚が当然の隠れ里ゆえに、豹馬は弦之介の叔父にあたる血脈。
タイムテーブルとしては、おぼろたんに会ってから半年くらいかな?

 
 弦之介開眼。
 文字通り開眼なわけですが、緒戦が山犬てところに説得力ありますね。思考でなく本能に訴えるという術の本質をよく捉えています。

 
 うーむ…。
 刑部の回想のときは「やっちゃった」と思いましたが、豹馬のオリジナルエピソードもちと微妙。蛇足とまでは言いませんが…。豹馬は生前のエピソードが少ないために、キャラを掴みきれなかったというのがつらいところか。
 幼少時には一度弾いた手を、少年時にはガッチリ掴むという対比の演出(掴まなけりゃ死ぬしね)は、相変わらず巧いですね。

 
 阿福もきたでーよ。
 鷹の帰巣で(天繕と)小四郎の身を案じる朱絹がせつねー。
 死してなお倒れずに目の見えない小四郎を惑わす豹馬。卍谷の副将格として、最後までその重責を背負ったまま立ち尽くす姿のなんと誇り高きことよ。相争う話だけに、死に様というのも一つの見せ場ですが、豹馬のそれは格別ですね。CV:宮林康さんの低く響く声も素晴らしい。知名度が低い方もいるようですが、バジリスクのキャスティングはすごいよ…↓も含めて。
 
 黒猫(陰陽座)ってボーカリストの人だー。

 SHINOBI(甲賀忍法帖劇場版)予告編
 椎名天繕がセフィロスだよ。
 



    月  日 (月)     …大丈夫?

 
¢I've Talk Jam第1回。
 SHIHO,高瀬一矢,中沢伴行の3人がレギュラーで、栄えある第一回ゲストはKOTOKO。
 I'veの起源であったり、KOTOKO、SHIHOらが参画した背景などの裏話あれこれ。さらにFuck Me!や明日の向こうなど初期の曲が聴けて楽し懐かし。マイクと座席位置も適当なためか、音声が近かったり遠かったり、片側からしか聞こえなかったりな手作り感覚。手抜きではないんだろうけど、全般的に楽屋トークというか、居酒屋で四方山話に花を咲かせるような和んだ雰囲気がいいね。
 「チケット、ウレチャッタンダヨ?」
 なんて他人事な物言いがあったり、
 「うたうひとの、みちしるべ…」
 CMキャッチフレーズの、あまりの棒読みぶりもなかなかの破壊力。心配していいんだか、安心していいんだか、よくわからん状況で終りましたが、こんな風に身近に感じられるようなライブになるといいな<リラックスしすぎなのは置いといて。

 創聖のアクエリオン第19話「けがれなき悪戯」 
 
 うわわわ。ヤバイ、マジヤバイよ作画レベル。
 作画が崩れたというかアメコミ調になってる。キャラデザがもう別物ですよ。やー、さすがに19話にもなれば、中だるみも仕方ないよなー、と思ってアバン→OP明けてみりゃ。

 
 もっとすごいことになってたー!!
 なんだこれー。いや、今までいろいろと思い切った演出で冒険をしてきたアクエリオンですが、これは規格外だ。してやられたどころの騒ぎじゃない。
 そして4コマ目。なぜか精神世界でブランコという、謎のゼノサーガ演出に苦笑。リーナがネピリムだよ。

 
 崩れた画という料理にまとも画という隠し味。
 最初のインパクトが薄れて慣れてくる頃合いに、回想シーンでまとも画が挿入されるので、このアホ画がまた見事に引き立ってしまうのですよ。くそ。
 そして兄。美しきことが身上の男にはこれ以上ないダメージが。麗花に見なかったことにされる。そんな優しさがかえって今はつらい。哀れ兄。

 
 うそーん!
 合体バンクまで描き下ろしだよ<一回こっきりしか使わないのに。こういうこだわりは好きだなぁ。
 アホ画に入る前のノーマル状態では、確かにボロボロ感が拭えない作画でしたが、デザインを崩してからは意外に気合いが入っていたような<街の背景はちゃんと描かれてましたし。身悶えまでエフェクトがちゃんと入っていたのに参りました。
 
 
 そして見栄を決める場面も<せっかくなのでノーマル画との比較を。
 アホだ。ホントアホ。ちゃんと構図をトレースしているあたりの遊び心が好ましいです。

 
 原形を留めていないというか、もはや人でない。
 兄と麗花が、おかめひょっとこに見えてきた。堕天翅までアホ画ですが。画は壊れているのに演技はいつも通りナルシスってるのが、ホントにおかしくて仕方ない。敵の力が失せて戻った…のですが、やっぱり作画変だ。

 
 今日はもう豪腕でまとめるしかないよね。
 いつもは冴える技名のテキストも、ビジュアルのインパクトには遠く及ばず。暴れ放題の映像でしたが、結構ストーリー的には重要な進行をしていた部分もあったようです。でもこれだけやったらあとは力業で押さえ込む終り方しかできないですね。
本編は過去最高クラスに変なのに、EDがノーマルだったのが、ちとおとなしく見えてしまいましたが珍味の味わいや良し。
 一週間一本のTVシリーズをやれば、作画レベルが数回落ちるのは仕方のないことですが、そのピークが訪れるタイミングを図って、本来は事故である作画崩壊(通常画も明らかに描き込みが足りてなかった)を、演出として活かしてしまう手腕には舌を巻くしかありません。逆手に取るとはこういうことをいうのだなー。

 GUN×SWORD 第6話「ハートに火をつけて」
 
 レイ、シルエット明け<その後ろでくるくる廻ってる踊り娘が早く出てきてくれないものか。
 で、本編はストレートなバカ話。マスカット,ハッピーチェリーというレトロな愛称を使うセンスがいいね。古き良きアメリカ古めかしいんだけど、服装の

 
 機動分離!
 これだから谷口監督は侮りがたい。サイケデリックなデザインのサイバーマシンと思っていたら、なんてムダ機能搭載しとるか。
ハートマークのサングラスを使うとは思いもしませんでしたよ。
 ダンはオレの命そのもの、というセリフも4話で体調を崩したときの話と一致。バカ話の中でも、そこはかとなくポイントとなる
セリフを出すのが、この作品のスタイルかな。

 
 ボケとツッコミの嵐だ。
 ダイナマイトでゴミのように吹き飛ばされるウェンディに爆笑。飛んでいく姿もヤッターマンに負けたドロンボーの如しで、今日はおもいっきり遊んでいますね。懲りずにアタックをかけるクラットのボケ&ヴァンのツッコミにも隙はない。

 
 式場で思いを馳せるヴァンと―
 やっぱり上目遣いが最強の武器なウェンディ。ヴァンとの身長差のためか、毎回上目遣いをしてくれるのですよイヤッホー。ポッと頬を染めて、おでこでシーソーしてるまゆげがカワイイのなんのって。媚びとも、お願いとも違う、上目遣いも奥が深い。

 
 ウェンディに逆らえなくなっているヴァン。
 女の涙にゃ勝てない男の弱み。王道な漢っぷりを見せてくれるわけですが、最初は邪険に扱いながら(今もそうだけど)
結局はウェンディの頼みを断れないヴァン。帽子を目深に被って照れ隠しする様子もまた渋いのであります。
 もう一方で惚れた女のために体を張る男も。中盤までのあかぬけた行動とのギャップもいいし、ただの直情径行なアホ二人ながら、こういう展開にはホロリときます。そしてこのシチュエーションはマフィア役:飯塚昭三の野太いボイスあってこそ。毎回、ゲスト声優豪華だなぁ。

 
 開き直りましたよ。
 ヴァンもですけど、演出・脚本が思いっきり。脱力の波乗り、強引なまでにチャンバラに持ち込む展開に、トドメは尖角突きのアメ車。超イカス。帽子を戻す展開にも意表を突かれましたし、結局暴れていた二人とマフィアとヴァン一行しか映ってないものすごく小さくまとまった話と気付いて、もう一笑い。原色で塗りたくられたドでかいアメ車が出たり、アル・カポネを思わせる
マフィアがいたりしましたが、やってることは日本の時代劇だったなぁ。


 
 とかアホ話してたら、エピローグでストーリーの根幹に突っ込みやがりー!
 えぇぇぇ!?とのけぞりましたさ、ああバックドロップかましましたとも。小休憩かとおもいきや、しっかりストーリー進めている油断も隙もない作品です。
 



    月  日 (日)     引き際。

 
星界の戦旗III
 
 待望の第三期シリーズが映像化つーことで、話としては充分堪能できました。が。
 都合50分強の前後編だけでまとめるには少々時間が足りなかったようです。全体を6〜7に分化したエピソード(蹂躙戦隊新設、クー・ドゥリンとの再会、ハイド門沖演習、家族の食卓)が、全て「起・承・結・転」で語られる構成で、消化不良でした。
 事にあたろうと動き出す→イキナリ事が済んでいて次のイベントフラグ挿入→回想シーンで事の成り行きを説明
 
 てな流れ。1つや2つならともかく、ほぼ全てのエピソードがこの流れで進むのは流石につらいですね。特に紅白戦の演習シーンがショック大。門を通過して通常空間戦、いざ出陣。電磁投射砲、発射ー!して着弾の爆発が起きた次のコマでは、もう戦闘終了後の説明会という、感じたくもない既視感に迫られるハメに。
 とはいえ上記の構成を覗けば、あとは全て文句の付けようのない仕上りです。OVAだけに作画レベルは高いし、物語と演出も抜かりなし。紋章時代から保持してきたクオリティは最高潮といっていいほどです。
 突撃艦をベースにした襲撃艦の新デザインも期待を裏切らず、かつて登場したキャラ達の成長した姿を見るのも、実に楽しい。「猫でも食べそうな顔してるわ」のオリジナルセリフにはやられました。一番の楽しみであったエクリュアのダークサイドもこれでもかと堪能です。
 EDのテロップの演出をみると、ああこれでアニメ化は最後なんだなと思えて、熱いモノが込み上げてきそうになりましたよ。できれば4巻の襲撃艦実戦配備も見たいものですが、原作が進んでないからなぁ…。
 色々語りましたが、有終の美を飾るに相応しいOVAであったと思います。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

 



    月  日 (金)     1位であるならば。

 
強殖装甲ガイバー The Bioboosted Armer 第1話「驚異の強殖装甲」 
 
 アバンタイトルからイキナリ世界滅んどる。
 アルカンフェルや十二神将が降臨し、ギガンティックが現われている…。原作がリアルタイムで進行しているところまで一気にストーリー食い込んでしまうのかな。どうするんだこれ。
 アニメ化今更ランキングなんてものがあれば、ブッチギリで1位を飾る作品ですが、どこで最終回を迎えるかが、
ひとつの注目ポイントです。第一部で終れるんだろか…。

 
 OPはしっとりムーディなタイプで。
 Night Walker-真夜中の探偵-を思わせるダウン系の曲から、組織に追われる主人公の恐怖や切羽詰まった様子がうまく描かれていますね。強殖装甲の戦闘力、さらにはクロノスのハイパーゾアノイドにリヒャルト・ギュオー。ファンには堪えられない、思わずニヤリとしてしまう仕上りになっています。でもアプトムがいなかったような…?

 
 バトルクリーチャーァァァ。
 特番でも言われていましたが、SFといってもメカ系統が全盛だった1980年代に、あえてバイオ系のヒーローを描いたというのは確かに画期的でした。そして、その設定の凄みは2005年の今でも、色褪せてはいないようです。
 あと少しバランスを崩すと特撮ヒーローモノっぽくなってしまうんですが(戦闘員に怪人はモロそれだし)、あくまでもバイオ兵器という設定の下地を崩さず、これはSFなんだよっていうスタンスがポイントかな。この先に描かれる人類の誕生秘話なども、原作を読んでいた当時は思い切り引き込まれたし、それぞれの思惑・謀略がせめぎ合う展開も楽しみ。しばらくは静観モードで。
 余談ですが、公式ページのFLASHは、武装錬金のカズキに見えて仕方ねー。
 



    月  日 (木)     クオリティ。

 
フルメタル・パニック! The Second Raid 第4話「デイライト」 
 
 マオ姉さんが大変なことに!
 通信担当者の裏切りによって、ミスリルには誤った情報が、アマルガムには正確な情報がもたらされて大ピンチ。
てか妹強すぎだよ。しかし、この格闘戦の動線の描き方や、動きのタメの見せ方なんかも、ホント巧いですわ。瞬間的にアップのカットインもあって、画的な部分でもギアはガンガンに上がってるし。
 指揮所、マオ、クルツ、宗介それぞれのポジションを交差させる構成も、密度の濃い物語を演出してるなぁ。

 
 マシーン!あたしは殺人マシーン!
 妹の無敵ぶりと執拗に追ってくる様子はほとんどターミネーター。ああおっかねぇ。そしてクルツは姉の襲撃を。
パイロットとASを重ねる演出が序盤で多用されていますが、兵器であるASにパーソナリティを持たせる演出なのかな。それぞれの機体に乗り手の個性がうまく投影されています。

 
 ガウルンの亡霊。
 コダールのアナザータイプになるのかな。ゲイツ(CV:大塚芳忠)のキレっぷりが、早くも快感になってきてます。
やっぱコイツおもしろすぎますわ。

 
 作画もすごけりゃ動画もスゴイ。
 とにかくもう動く動く。マオの反撃をかわし、そのまま死角からカウンター。明らかに人間としての動きの限界を超越しているんだけど、重心の移動が徹底して計算されているのか、理に適った動きに魅せられます。こんだけ動いていても、ちゃんと隠しているのがすごいよね。
 しかし、どんだけ動けば気が済むのだろう、このアニメは。まるで乱れのない作画と張りのある動画って、TVアニメのクオリティ越えてるよ。

 
 各隊のピンチはさらに続く。
 追い立てられるASに、待ち伏せをくらう白兵隊。情報という生命線を握られ、文字通り手も足も出ない状況から、戦術を組立て直そうとする指揮所の展開がまた熱い。
 一方で、狂気の妹、自分に刃物を突き立てても決して血は流さない。皮膚が堪えられるギリギリを見極めて突いているんだろうけど、遊びでそれをやっているところに凄みが。本話では、このシーンが一番怖かったですよ。

 
 そして反撃の狼煙が上がる!
 Yeaー!そうこなくては。ブリーフィング時の無駄口から突破口を開く。ウィスパードによる先取りした最新鋭の装備を誇る勢力の戦闘において、たった一人の頭脳と紙と鉛筆のアナログで勝負するミスリルサイド。これで滾らなきゃ嘘ですわ。一人、真実を把握しているスパイの大尉だけが、その怖ろしさに気付かされるわけですよ。ナイス引き立て役。

 
 逆包囲きたー!
 敵のスパイ戦略を逆手にとっての包囲陣。怒り爆発イケイケゴーゴー。ラムダドライバの激突も必至。
 「モミアゲがあと少し短かったらあぶなかったぜ…」
 ないない。緊迫した戦場にありながら、お茶目なコメント残すゲイツが超イカス。エネルギー切れで退くときの、まんま子供な負け惜しみっぷりまで最高。

 
 勝利はどちらに。
 罠にはめられ大きな痛手を受けたミスリル。アーバレストの不安定さ=ラムダドライバを使いこなせない自身への怒りと失望を隠せない宗介。普段、極めて冷静な宗介が感情を顕わにするということが、事の重大さを物語っていたように感じられます。
 最後は姉妹で〆。高所から見下ろす構図は、こういうとき必須なんですけど冷静に考えるとありえない状況。この機体にもラムダドライバは搭載されているのかな。そして二人が幸せな最後を迎える…ことはないのだろうなぁ。
 



    月  日 (水)     再開。

 
バジリスク〜甲賀忍法帖〜 17話「昏冥流亡」 
 
 4VS4で第三部開始。
 月に鷹っていう構図がホント好きだなー。ご覧の通り画的にメチャメチャ映えてるんですが、鷹なのに夜翔んでるって事実がすごいな。第一話の時にも言った気がしますが、忍鷹ゆえの能力か。
 これを朧の鷹と推察して目の色を変える陽炎。感情のもつれが次第に色濃くなってきましたよ。

 
 弦之介(=左衛門)&陽炎コンビ。
 蛍火追跡もこの二人でしたが、個々の特殊な忍法を使う出なく、いかにも「忍者だぜっ」ていう動きがよい哉。
苦無を投げたり仕込み杖を構えたりする、ごく一般的な時代劇風の構図が新鮮に感じられたり。
 そしてMr.ストーカー天繕。無断で薬を持ち出した念鬼達を罵った1分後に、弦之介の目が封じられたのを見ると、
 「さすがは鍔隠れ十人衆…。」
本人に自覚がないよう描かれた変節ぶりがおかしいです。なにげにバカだコイツ。

 
 豹馬のスタンドプレーや心地よし。
 今までの弦之介の様子から、真意をくみとって停戦を申し出る豹馬。アニメ・オリジナルの展開ですが、将としての一面を漫画版では見せるヒマがなかったので、これは嬉しい驚き。喉元に刃を突き立てられながら、一歩も引かずに交渉する凡庸ならざる将としての器。盲目でありながら、天繕の猛攻を難なくかわす身のこなしも流石。
 そして、きました。「見よ、豹馬。」

 
 うしろ、うしろー!
 って、天繕見ちゃだめぇぇぇ。視点を3つに割って振り向く様子を段階的に見せる演出は、素晴らしく丁寧なんですけど、これはギャグだよね<だるまさんがころんだ。
 念鬼の時といい、「目の見えぬ男に何を…」と小馬鹿にした直後にくびり殺される展開。豹馬が瞳術を使うときは、なぜかギャグになるな。

 
 どーん&ぐわわわっ!
 むはっ。相変わらず、瞳術の描画は気合い入ってるなぁ<使い回しか? そんなわけで天繕、3度目の死亡。

 
 先週の幼&ドジッ娘たんから、一気に大人の魅力全開。
 湯を使いたいという理由が朧と朱絹の間でズレているのも、ストーリー上おもしろいんですが、髪のしだれ具合やら頬の上気の仕方なんかが絶品ですよ。便乗効果でしょうか、回想シーンで頬を染める朱絹もやけに可愛い。
 小四郎の回想シーンになると、僅かに作画レベルが下がったように感じられたのは気のせいだろうか…。

 
 構図のこだわりや良し!
 満月を背景に吠える小四郎の渋さときたら、どうですか。久々にシビれる一枚画ですわ。刑部では失敗しましたが、個々の人物の背景作りはやっぱ巧い。小四郎の朧に対する想いの描き方も見事なり。
 天繕とはぐれ、迷走して遭遇する甲賀組。さらなる血はどちらから流れることになるや…。
 



    月  日 (火)     極。

 
創聖のアクエリオン第18話「魂のコスプレイヤー」 
 
 OPかわったーよー。
 アップテンポに変り、カット割りも細かくなったのでスピード感は出たんですが、本編からの使い回しがほとんどな上にタメもないので、なんだか印象の薄いOPです。18話というペースから手直しが出来るかも微妙な気がします。
アクエリオンほどOP曲が記憶に残る曲もなかったというのに、なんだかもったいないような。

 
 先陣切ったのはやっぱりコイツー。
 序盤からアホ話全開。ディーバのコスプレ仲間って何人いるんだこれ。ここ1,2ヶ月でレギュラークラス扱いになってきたクロエ・クロト姉弟ですが、つまりそれはアホ話へも引き込まれるということであり。ピエールのモーションが、まんざらじゃない様子がちょっといいな。

 
 ピエールー。
 悪ノリ大好き、合体大好き。小野坂昌也はこういう展開になると俄然楽しそうに演じてくれるなぁ。先生までノリノリだよ。リーナは誰になるんだろう…?なんて話をチャット鑑賞でしていましたが、このとき後の展開を冗談まじりに言い当てていたのは、周さんだけでした。

 
 コスプレを本編でやるって。
 同人をテーマにしたアニメ以外で初めてみたかも。しかも生真面目な麗花はいいとして、アポロが必死に兄を真似る姿には吹きました。ガンソードとは逆な二人の身長差もいいなぁ。そしてハーマイオニー・シルヴィア。制服っぽい衣装だと、ずっと幼げにみえるのがすこぶる良いですぞ。

 
 兄にアポロに必死なハーマイオニー。
 序盤は兄:8のアポロ:2くらいでしたが、過去世を共有したあたりから、アポロの占める割合が増えてきてますな。
微笑ましい。そして着込んでいた兄ー!やる気満々じゃないか。案外、挑発に弱いよね、兄。

 
 アホ極まれり。
 司令!!!! 腹がよじれるように爆笑。深夜だってのに、声を押えられませんでいたよ。驚きまくるメンバーの中でも、やっぱりシルヴィアがハーマイオニーだなぁ。
 兄、変態の森へ。遠ざかっていく様子から、裏切りフラグがまた連想されたのですが、ホントに堕天翅側に寝返るとしたら、そろそろアプローチがかかる頃か。そして兄を追うシルヴィア…ヒロインだよね?

 
 …ヒロインか?
 あまりの不遇ぶりに、だんだん自身がなくなってきた。兄は花を見つけて何か開眼したかと思ったのですが、全然変わったように見えないままだった。律儀に出撃してからもなりきり。

 
 とか言ってたら敵もコピーきた。
 一度は攻めてくると思ってましたが、よく話を合わせたものだなぁ。結局、人の振りして我がふり直せ、という自己啓発だったようです。最後は大いなる力というか、大きくなる力だったような気もしますが。

 
 三本の矢って伏線だったんすか。
 フレミングの法則で3つの必殺技を同時発動。最近テキストはおもしろかったけど、ビジュアル面が地味だったので、久々のムリヤリ感で気分爽快。3人の構えが一つに美しくまとまる構図もいいなぁ。

 
 なんだかよくわからんが、もうこれがアクエリオンっすよ。
 劇中で連呼されたカエルをちゃんと出してくる芸の細かさも○。そしてオチは副司令…。キッチリ最後も締めてくれるなぁ。中盤で失速するのと思っていましたけど、なんのかんので。最後まで勢いを失わずにゴールしそうだ。

 GUN×SWORD 第5話「ツインズ・ガード」
 
 犬かわいそー。
 妙に切ない画だった。ウェスタン調の開拓劇のようでいて、一部では高度な文明の名残もあったりする世界観は、ちょっと気に掛かるアンバランスさ。カルメンが名前を間違えられるのは、登場時のお約束になるんだろうなぁ。

 
 上目遣いフォー!
 この娘っこは眉毛が逆さになると魅力倍増だなぁ。
 刀を抜くと思いきや柄の方が銃だったという設定カコヨス!わざわざ一度抜いて一回転させるのもいいな。肉体的な動きの速さもさることながら、決断力の速さと行動力が大きな武器のようで。討たれる前に討つを地で行く

 
 ウェンディあぶねー。
 付きまとわれて迷惑言いつつ、ちゃんと守ってるところが小粋。銃と刀を突き合わせるような構図は、最近どこかで見たような気がするんですが…なんだろう。

 
 カルメンがえろすぎます。
 ウェンディの方が露出度が高いというのに、座って頬杖という大人の色気で圧勝。下からゆっくり上がるカメラさんがまたなんとえぐいこと。管理人的には、ヴァンとの身長差にグッとくるものがあるので、ウェンディ一押しなのですが、膝元とへそのセクシーさ+井上ボイスに抵抗しがたい力が…。野郎どものバトルはこの際どーでも。

 
 速ぇー。
 瞬殺というのは動きの速さ以前に、心理的な隙を突くシチュエーションにこそ相応しい気がしてきます。容赦なし。

 
 遺産の中身は、姉妹で仲良く…的なメッセージ。
 そんなアットホームなお約束展開かと思っていたら、なんて救われない話に。モノを見るかのような、煩わしさしか感じられない視線の冷たい重圧。とぼけたようでいて、実は情熱家のヴァンと対照的なのがいいな。

 
 地面から鎧きたー。
 ヴァンが空から召喚するのと対極で。鎧に乗る度に、地面に穴を開けて銃弾をムダにせにゃならんとしたら、コストの高い搭乗方法だなと思ったり。画的にはグランゾートの召喚魔法陣みたいで、強烈にカコイイのですが。
 そのレイの鎧は、ゼノギアスのブリガンディアみたいな重厚感溢れる粗野さが魅力。形状的にも、スマートなダンと対称的で、引き立ってますね。

 
 胸にしこりの残る話。
 復讐相手の伏線を多少見せた話ですが、胸に重い支えの残るエピソードになりました。カルメンがどさくさに持ち出したアイテムも、後の伏線になるのかな。
 



    月  日 (月)     記。

 
コミックマーケット68に向けて
 今年は「オープニングアニメーション・レビュー」という、初の試みで望みます。今まで参加してきた形態・ジャンルと全く違う畑になり、発案からレビューの予選、本戦原稿の回収、レビュアーさんのコメント調整、レイアウトなど、全て一から考えて取り組むものになりました。最終稿が上がってきた現段階でも、編集としてやるべきことが山積で脳内メモリがパンクしそうです。
 そう、俗に言う「修羅場」ってやつです。そのため感想の更新がままなりません。最近の感想自体、遅れ気味で、日々の更新を見ようとお越し下さった方にも失望感を与えている次第です。常連として閲覧してくださる方、リンクから辿って新たにお越し頂いた方、誠に申し訳ありません。今週末までは、ちょっと更新が停滞します。

 
オープニングアニメーション・レビュー
 4〜7月にかけて新たに放映された、以下54作品の(選出に漏れがあり完全に網羅できませんでしたが)オープ
ニングアニメーションを批評するという企画です。
 
    −4月開始−   −7月開始−
  BLEACH(第二期)
EREMENTAR GERAD
IZUMO猛き剣の閃記
MAR メルヘヴン
NARUTO(第六期)
SPEED GRAPHER(正規版)
アイシールド21
いちご100%
うえきの法則
おねがいマイメロディ
ガラスの仮面
ケロロ軍曹(第二期)
こいこい7
これが私の御主人様
ゾイドジェネシス
ツバサ・クロニクル
ドラえもん
トリニティ・ブラッド
バジリスク 〜甲賀忍法帖〜
ふしぎ星のふたご姫
フタコイ オルタナティブ
冒険王ビィト(第二期)
勇者王ガオガイガーFINAL GGG
陰陽大戦記(第二期)
英國戀物語エマ
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(第三期)
極上生徒会
金色のガッシュベル(第三期)
交響詩篇エウレカセブン
攻殻機動隊 2nd GIG(地上波ver.)
甲虫王者ムシキング
創聖のアクエリオン
D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜
GUN×SWORD
SHUFFLE!
あかほり外道アワーらぶげ
あまえないでよ
苺ましまろ
おくさまは女子高生
奥さまは魔法少女
かみちゅ!
機動新撰組 萌えよ剣
ギャラリーフェイク(第二期)
シュガシュガルーン
涼風
絶対少年
タイドライン・ブルー
ぱにぽにだっしゅ
フルメタル・パニック! The Second Raid
プレイボール
ぺとぺとさん
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(第四期)
交響詩篇エウレカセブン(第二期)
トランスフォーマー ギャラクシーフォース(第二期)

 作品の「顔・看板」といえる、オープニングアニメの意義やおもしろさについて、8人のレビュアーが思いの丈を語ります(本編のクオリティや製作背景などは一切加味せず、OP映像単体のみです)
 上記の54作品で予選を行った後、選出された上位12作品について、個別のコメントをそれぞれ記載しています。
「曲・映像・構成」の3つに区分して評価をつけ、ランキングも行います。

 アニメ感想をご覧になるため当サイトへお越しになられた方には、楽しんでいただける内容と思います。
一風変わったレビュー本ですが、興味を持っていただけるようでしたら、下記スペースまでお越し下さい。
 8/12(金) 1日目:東1ホールE-33b「替え歌作詞団」
 
 にてお待ち申し上げております。
 






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