| 〆アニメ感想率調査2005秋 
                結果発表(光希桃 Anime Stationさん)
 
 ○感想率調査
 現行放送中の全作品がどれだけ感想記載されているか。
 1位ARIAは思わぬ伏兵でした。舞-乙HiMEで堅いと思っていたよもやのトップ。人によってキャラの選り好みはあるだろうけど、社長の愛らしさに万人が引きつけられるのか。
 2位-8位は鉄板かな。なのはがシャナを下回ったのは驚きましたが、書く率では83.2%とランキング中でトップ。
 書く人はとことん書くよ、という広さより深さが光ったところ。7位のエウレカも手堅い位置をキープです。
 9,10位にノエイン、銀盤とここにも穴馬。自分が巡回するサイトではあまり見かけませんが、密かな注目を集めている様子。
 11-20位では、13位にガン×ソードが。ベストテン入りしなかったとは、これ全くの意外。かと思えば15位に蟲師が入るなど、自分がピックアップする作品とのギャップがなかなか楽しいですね(見るけど書かない作品が上位に)。
 21位以下。絶対少年、ゾイドジェネシス、IGPXあたりが自分的な定期鑑賞作品かな。ギャルゲ系作品のタイトルがどどんと増え始めるのもこのあたり…て結構多いなぁ。ネタ的にも楽しめるD.C.S.S.が11位と一身に注目を集め、残りは書く人の守備範囲によってまちまちといったところか。
 31を過ぎると、ロングラン作品が続きます。BLEACHなんかは意外に書かれていそうで、そうでもなかったんすね。
 アカギなんかは見ていてすごく楽しいんですけど、感想書くかというと微妙だったり。そんな感想率には現れにくいグループの作品(結構あると思います)が、終了時にどんな評価を受けるか。そんな期待も抱きつつ、一言コメントを読んでおりました。
 
 ○新番組継続率
 
                  
                    | 順位 | タイトル | 感想率 | 継続数 |  
                    | 01位 | Rozen Maiden traumend | 96% | 177 |  
                    | 02位 | 舞-乙HiME | 95% | 204 |  
                    | 03位 | ARIA〜The ANIMATION〜 | 92% | 216 |  
                    | 04位 | 灼眼のシャナ | 91% | 177 |  
                    | 05位 | 魔法少女リリカルなのはA's | 91% | 140 |  
                    | 06位 | 蟲師 | 87% | 146 |  
                    | 07位 | Solty Rei | 87% | 125 |  
                    | 08位 | BLOOD+ | 83% | 198 |  
                    | 09位 | To Heart2 | 82% | 111 |  
                    | 10位 | ノエイン もうひとりの君へ | 81% | 143 |  
                    | 11位 | 闘牌伝説アカギ−闇に舞い降りた天才− | 80% | 107 |  
                    | 12位 | 銀盤カレイドスコープ | 79% | 140 |  
                    | 16位 | ガンパレード・オーケストラ | 72% | 134 |  
                    | 18位 | IGPX | 67% | 106 |  
                    | 28位 | capeta | 54% | 67 |  
                    | 29位 | CLUSTER EDGE | 49% | 79 |  
                 全体の結果は調査ページをご覧いただくとして、自分が継続している作品をピックアップしてみました。まず強いと感じたのが、ローゼン,舞-乙HiME,なのはの2ndシリーズモノ。3作とも第1シリーズで高い評価を得るに至ったポイントを外さず、或いは新たな要素を取り入れて、しっかりとした作品を送り出してきた証左になるかな(一部、作画に不安もありますが)。
 ARIA,シャナ,蟲師,少し下がって銀盤,アカギは、人気の高い(知る人ぞ知る)原作の持ち味を、巧みに生かしている様子<一部、批判の方が多い作品もありますが。蟲師はこちらでも高い位置をキープ。地味で万人受けしない作風と思っていたんですが、9割近くの人が継続とは…。
 完全オリジナル作品の最上位はといえば、7位のSolty Rei(舞-乙HiMEは2ndシリーズとした場合)、次いで10位のノエインとは、少し寂しい話。原作があろうがあるまいがおもしろいものはおもしろいし、そうでないものはそれなりなのですけど、オリジナル作品への思い入れがあるので…。
 そういう意味では、IGPXやCLUSTER 
                EDGEは外してしまったという結果が数値に表れたでしょうか。前者は肝心のレースシーンが活かせてないように思えるし、後者はネタとしてしか見られず…腐女子的にはどうなんでしょう。
 終了段階で下位ランキングが巻き返しを果たせるか。“化ける”くらいの作品が来てくれないものかなぁ。
 
                  
                   ○終了番組評価  
                    | 順位 | タイトル | 評価平均 | 視聴継続数(率) |  
                    | 02位 | かみちゅ! | 3.60 | 179 ( 64.9% 
                    ) |  
                    | 03位 | フルメタル・パニック!The Second 
                    Raid | 3.50 | 112 ( 40.6% 
                    ) |  
                    | 04位 | 陰陽大戦記 | 3.44 | 89 ( 32.2% 
                    ) |  
                    | 06位 | 攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG(地上波) | 3.42 | 81 ( 29.3% 
                    ) |  
                    | 08位 | 創聖のアクエリオン | 3.34 | 168 ( 60.9% 
                    ) |  
                    | 10位 | バジリスク〜甲賀忍法帖〜 | 3.30 | 89 ( 32.2% 
                    ) |  
                    | 16位 | SPEED GRAPHER | 2.88 | 91 ( 33.0% 
                    ) |  
                    | 18位 | ギャラリーフェイク | 2.78 | 82 ( 29.7% 
                    ) |  
                    | 20位 | 冒険王ビィト | 2.42 | 67 ( 24.3% 
                    ) |  
                    | 28位 | TIDE-LINE BLUE | 2.08 | 109 ( 39.5% 
                    ) |  
                    | 30位 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY | 1.78 | 187 ( 67.8% 
                    ) |  
                 こちらも自分が評価を入れた作品をピックアップ。コメントを引用(一部)させていただいたサイト名は敬称略にて。引用を加味すると、すげー長くなってます。
 
 2位.かみちゅ!(評価平均3.60) −個人評価:3−
 個人評価は3でしたが、予想外の反響を得ていたようです。「深夜放送がもったいない」というコメントもあちこちに見られて、言われてみればなるほど確かに日中でも?と一瞬思ったけど、やっぱり大人向けな作品ですね。
 >ゆりえ様の細やかな仕草には神がかっていました。…神様だけに。(a-capriccio)
 うまいこと言った!w
 >特別何かがあるわけでもないが、こういうまったりなアニメもいいものですよ。(babittoのアニメ日記)
 舛成孝二アニメを評するに過不足ない言葉かと。リスキー☆セフティを思い出します。
 
 3位.フルメタル・パニック!The Second 
                Raid(評価平均3.50) −個人評価:4−
 京都アニメーション=神クオリティの認識が確立しつつあるところで、その看板に偽りなし!と言える評価が降りたようです。今シリーズが、全編の1エピソードという観点から加点が厳しい中で、この実績を叩き出した力に感服あるのみ。
 >原作ファンとして「このシーンは外せないだろ」的な箇所がいくつか省かれてたのはやはり残念。(紫苑の園)
 あれでも省かれてたんすか。
 >見ている時は最高だったしけど意外と今になると心に強く残っていないのが
 >不思議?(070-アーステイル-呼出し中)
 言われてみれば。そのへんが5点でなかった理由かも。
 
 4位.陰陽大戦記(評価平均3.44) −個人評価:4−
 1年という長いスパンを終えて上々の評価を残した逸作に。中盤・終盤でダレたという意見も少なからずあり、そのあたりが4位に甘んじた要因でしょうか。燃えと萌えのバランスの良さと、古き良きサンライズの血脈を引いているとするコメントも印象深く、共感できるところです。しかし、6時台の放映で継続率が32%とは…。
 >スタッフがノッて作っている雰囲気が伝わってくるようでした。最初期の頃は別段期待していなかったん
 >ですが(笑)、終わってみれば凄く面白くて楽しい一年間でしたよ。(Media Generation)
 >スタッフの愛情が伝わってくる作品で、むしろそれが視聴者を巻き込んだような感じすらする(Parallel 
                Universe)
 激しく同意で。スタッフが心から作品を、作ることを楽しんでいる様子が伝わっていました<種死と対照的。
 
 6位.攻殻機動隊S.A.C. 2nd 
                GIG(地上波)(評価平均3.42) −個人評価:4−
 満を持して地上波へ乗り込んできましたが、CS放送時の3.94からは大きく水を空けてしまった(金払って見たいとする欲求との比較ではね)。1stシリーズの3.55からも僅かにダウン。コメントを見ると「衰えなし」派と「パワーダウンした」派に7:3くらいで分かれているかな。押井守の参画と、ストーリーの難度が上がったことが起因?
 >知的なお遊びやパズルが好きな人には文句なくお奨めできる脳味噌の錆落しに最適の作品(Parallel 
                Universe)
 なんという絶妙な喩えを…。
 >評価の高かった作品の第2シリーズが、ちゃんと面白いというのは、凄い事だと思います。(或はお望みのもの)
 当たり前のことだけど、それが難しい。真理であります。
 
 8位.創聖のアクエリオン(評価平均3.34) −個人評価:4−
 あれ、思っていたより結構低い位置。継続数が168と高い中で3評価が半数近くの70もあるのが、おもしろい。
 この調査、3に評価が集中する山なりタイプは珍しいと思うんですが、よりによってアクエリオンに出るとはね。あれだけ好き放題やった作品の評価で、偏り低いとはこれ如何に。こんなところまで珍妙な結果を残すなんて、いかにもアクエリオンらしい。
 >とにかく半年飽きなかった。(腐日記)
 至言かと。
 >大真面目にバカをやる制作スタッフに敬意を表して。(ているず おぶ なっく)
 バカなこと、好きなこと、遊びほど真面目にやれることはないということでしょうか。
 
 10位.バジリスク〜甲賀忍法帖〜(評価平均3.30) −個人評価:4−
 視聴継続が89(32.2%)と存外に低く、ギリギリのベスト10入り。原作既読の中では、断然良い(自分はこちら)と、引き延ばしはどうよ?の2つに分かれ、既読未読を問わなければ、終盤の展開に合わない・疑問視するコメントが見受けられました。最終話への不満はエピローグにあるのか、結末そのものに対するモノか判らないのが残念。それでも、押し並べてプラス評価のコメントが多かったように感じられます<身贔屓かな。
 >各忍者の忍術が破られる過程はどれも納得の行くものであり、話の展開に説得力があった。
 >各忍者のキャラクターも魅力的。(Melog)
 >序盤の物凄い勢いで人が死にまくるド派手な展開から、後半で一転して忍たちの内面を描いていくやり方に
 >感心しきり。(神コップBloG)
 >ドジっ娘の朧さん、変則ツンデレの蛍火さんと、50年前の原作にもかかわらず
 >現在の萌えアニメの原型が見て取れるところもすごい。(エネルギー吸収と発散)
 嗚呼、山田風太郎先生は今、何を思われていることでしょうや。
 
 16位.SPEED GRAPHER(評価平均2.88) −個人評価:4−
 ある意味、予想通りすぎるポジションと評価。見切り数も40と多めで、「ツボにはまった」と「受け付けない」の意見に真っ二つ。作品の精度云々より、好き嫌いの依存度が高いのもB級作品らしい評価です。実際、「B級」というキーワードは、コメントにも多く寄せられていますね。しかし、殿堂入りが7人もいるとは思いもしなかった…。個人的推奨作品につき、コメント紹介も多めに。
 >品性がないと思わせておいてそれを感じさせるのもうまい。(カタログ落ち)
 逆説的、婉曲的な表現の面白み。
 >ユーフォリアの奇抜なフェチぶりとバカバトルは、キャラたちが真剣にやればやるほど真夜中の爆笑を誘った。
 >物語も水天宮の復讐は完遂され、カタルシスすら感じられた。(Parallel 
                Universe)
 チャットで鑑賞しつつ大爆笑の木曜深夜。終盤の水天宮への裏当ても見事なり。
 >最初見た時は「爆裂天使」の再来かとも思ったのだけど、ストーリーが進むにつれてグイグイと引き込まれる
 >魅力が出てきた。―すいません中略―あと、総集編の作りが面白かったのが印象的。(Melog)
 総集編の自虐的というか、開き直りな手法にはしてやられました。
 >見切ろうかと思ったこともあったけど、見続けて良かったと思わせてくれたアニメでした。(そらいろ缶ヅメ)
 同じ思いを抱けたことを嬉しく思います。
 >面白かった!序盤こそ悪趣味さに辟易しましたが、まあこれが慣れるもので。ちゃんと語りたいことがあれば、
 >多少見た目が良くなくてもちゃんと伝わるものなんですね。(じゅじゅるさん。)
 自分は猟奇ドリルで慣れました。そして嗚呼、なんて種死と対照的…と思えてしまったり。
 >お世辞にも出来の良いアニメではなかったと思うけど、見続けたらなんだかこのヘタレぶりが癖になるw
 >水天宮と部下トリオ、銀座姐さんに乾杯。(浅木原書店)
 この苦みがたまらない、という珍味でした。部下トリオもいい味だったなぁ…。
 >「もう一度最初から見たいか?」「他の人に薦められるか?」と聞かれれば間違いなくノーですが、少なくとも
 >この番組を見たことは後悔していません。いや、見ておいて良かったです。(神聖リオデジャネイロ王国)
 間違いなくノーですねw
 >ゴンゾでしたねー。(エーテルストライク)
 スピグラを(良くも悪くも)真っ当に評価する最短の一文では…。
 
 18位.ギャラリーフェイク(評価平均2.78) −個人評価:3−
 3点、2点に視聴数の8割が集中した理想的な普通評価でしょうか。見切り率が約3割、スピグラに迫る高さながらコメントを読むと、ほとんどが「良い(素晴らしく、ではないのがポイント)」という印象。原作からオムニバスで見せる構成と、ヲタ風味でない作風のプラマイ収支が若干マイナスに傾いたか。その回だけを見逃しても大きな痛手にならないという、一話完結型のデメリットも読みとれました。
 >後半からみるみるおもしろくなった(スタッフ変更)。
 >美術界に世界を変えた美味しんぼ状態で楽しかったよ。(光希桃AnimeStation-)
 あー、やっぱりスタッフ変わってたんすか。美味しんぼのようにロングランしても、良かったのに。
 >ことに最終回、あの話を選んだことには心から喝采を贈りたい。(Parallel 
                Universe)
 モナリザの決着はつけないのか…と思っていたところであのラスト。良かったです。
 
 20位.冒険王ビィト(評価平均2.42) −個人評価:3−
 視聴数67…。6時台はホントに見られなくなってきたかなぁ。視聴数が少なめとはいえ、見切り率が4割というのも高い。子供向けな要素が濃いのは確かですが、結構良作もあると思うんでよね…。と言いつつ、自分も確かに本数見なくなってる気が。
 >グリニデさまに尽きるなあ。キッスとの対話シーンは今でも忘れられないいい思い出。(じゅじゅるさん。)
 全然クールじゃない!w
 >面白い回はすごく面白い。特にグリニデ様絡み。生活ログ
 >VSグリニデ様編は最高。(光希桃AnimeStation-)
 >グリニデ様だけ殿堂入り(頼逞byMETHIE)
 >グリニデ様が何もかも全部持って行った(R'sM)
 >vsグリニデ戦(後半の)だけは、戦闘前の一連のやり取りも含めて(むしろそこが)名作。(或はお望みのもの)
 というわけでグリニデ様万歳。
 
 28位.TIDE-LINE BLUE(評価平均2.08) −個人評価:2−
 視聴数109を誇りながら28位…。出産シーンの鳴り物入りで始まったものの、終わってみればエレジェンやらぶげにも負けてる。「1クールは短すぎた」とのコメントが大多数を占めていますね。自分もそう思います。第一話で期待が高まった分、未消化で終わった反動が大きかったのか=プチ種死現象と言う。駄作のコメント欄から無念さが感じられます。「もったいない」で済ませてしまうことが本当にもったいない…。
 >ダチョウさんが良い味出してました。(Aiko's 
                Homepage)
 マユゲ、大好きでしたよ。
 >最終回を見せてくれ!!・・・ただそれだけ。オタクへの1歩
 え、TVのラストは最終回じゃなかったんすか!?
 
 30位.機動戦士ガンダムSEED 
                DESTINY(評価平均1.78) −個人評価:1−
 大本命。187の視聴で90サイトが1点(駄作)扱いとは…。さらに恐るべきは、3点以下の合計値が全体の95%に達してしまうという結果…凄すぎる。でもこれが現実。他の評価を見ても、作品の本質を語っているコメントを探すのが、なかなか至難w コメントは「なんのかんので1年間見られた」or「断固、断罪すべし」の二極化かな。後者の多くは脚本のダメさ加減にほとほと呆れている様子。自分も後者で。これだけ並ぶと、いっそ壮観な駄作評価。
 あと、パッと見なんですけど、感想系サイトって男性主催者が圧倒的に多いように感じられるのですが、腐女子の方々のご意見で統計をとったらどうなるか、気になるところです。
 >結局主役はキラ?(才谷屋)
 アスランと思っていたのに…。
 >勢い的には駄作にしたいところだが、まあ、内容はどうであれ1年間楽しませてくれた点は
 >評価したいなと(ログゲート)
 許容的。誉められるべき点も確かにありました。
 >印象値では「駄作」なんだけど、これだけネタとして楽しめたことが逆にプラスに転じて、
 >相殺して「面白」にアップ。CAXの日記
 こちらは諧謔的w
 >総集編が多過ぎ。(Aiko's 
                Homepage)
 ホントだよ!
 >前作SEEDが、控えめに言って凡作、率直に言って駄作だったのを、さらに下回った、愚作。(もけー日記)
 終わり方に関しては間違いなく。
 >結局何がしたかったんだろう…(VIOLENT 
                BLAZE)
 作っている本人達もわからなくなっていたのでは…という気がします。
 >主義主張に一貫性の無いキャラたちに、最後まで感情移入出来なかった。(▲SPRING 
                MIST▼)
 ↑ここ重要。
 >破綻したストーリー、生かされない主人公、何がしたいのか、どんなメッセージをこめたいのか、
 >視聴者は全て置き去りのどうしようもない自己満足作品。(Parallel 
                Universe)
 言いたいことをまとめてくださったような一文。「自己満足」という言葉も多数あったなぁ。
 あと、転載許可なかったですがしを堂・・・しを日記さんの31.コメントメチャメチャワロタ。
 
 
 多分に個人的な主観が入りますが、秋終了番組では突き抜けた名作はないものの、良作は結構な数があったという印象です<底を突き破った作品はありましたけど。
 実質1位(超ぽじてぃぶの視聴数が極端に低く、相対的なデータとして判断し難いので省きます)の「かみちゅ」が3.60で、14位までが3点台をキープ。過去の調査と比べても平均値は気持ち高めな感じかな。そう簡単に4点前後がポンポン出るものじゃないし、なればこそ驚異的な点数を刻んだ作品が名作と呼ばれるわけで。
 1年を超えるロングラン作品が3点台に3本入り、ノイタミナのような試作枠も好評を得たようです。あと、好きな人にはたまらないという狭く深い作品で、自分は好き側に傾いていたために、良作が多かったと感じるのかも。5点評価はなかったですが、4点評価は多かったですね。
 調査時期によっては、参加サイト数や番組数で数値が上下するかもしれませんが、それを言ったらきりがないので考慮に入れません。今季に関しては276ものサイトが参加しているだけあって、数値は安定化の方に作用している…と思いたいところです。
 
                  
                   ○終サイト別きびしさランキング  
                    | 順位 | 順位 | 
                     全体を100に換算した場合 |  
                    | 第5回 | 151/197位 | 76位 |  
                    | 第5.5回 | 084/148位 | 56位 |  
                    | 第6回 | 177/244位 | 72位 |  
                    | 第6.5回 | 046/153位 | 30位 |  
                    | 第7回(今回) | 137/276位 | 46位 |  
                 調査の度に上がり下がりを繰り返している…。今回4点評価が多かったと上記にありますが、それでも46/100に位置するとなると、やっぱり全体的に豊作と感じられる季だったのかなぁ。
 ○地底変動個別データ
 サイトサーチがせっかく実装されているので、upしておきます。
 
 276サイトのデータをまとめあげた光希桃さん、本当にお疲れ様でした。
 また参加された各サイトの皆様方、ご苦労さまでした。
 こんなに長たらしい文章を最後までお読み下さってありがとうございます。
 
 |