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   2 15 (水)   転回。

 
かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 第6話「お嫁さんとお婿さん」
 とまり視点で、はずむ×やす菜のラブシーンにバッティングする構成やよし!やー、序盤から魅せてくれるなぁ。
作画レベルもまた上がってきてるし、ホント見応えのある作品だ。
 第一話から、ずっとおあずけをくらっていたキス後の展開は、とまりが下がる方向で進み。笑ってごまかしながら、走っていくとまりが可愛くて切なかった…。翌日から空元気で二人を応援するけど、本当は胸の内を抑えられずに、葛藤する様、女の子の内面もよく描けていました。一方、とまりの引き際に乗じて、攻勢に転じるやす菜は猛攻。
 やす菜にキスを求められたはずむが、何度もとまりを思い出して躊躇う場面は、ちょっと神懸かっていたなぁ。犬は相変わらずやる気の欠片も感じられない作画だったけどw
 キャラの作画は相当頑張ってるけど、背景美術などはその分おざなりな気がします。非常識な状況にある思春期の女の子の、微妙な恋心を描く作品だけに、力の入れ所としては、100%合っているんですけど…犬(T T)
 そしてお嫁・お婿の回想から現在へ。ちびとまり可愛すぎた。河原のドラム感がかなり浮いていましたが、とまりがはずむを見下ろす構図を描くための必須アイテムだったか。
 はずむがやす菜・とまりの、どちらも選べずにいる姿勢はヘタレなんですけど、女の子同士であることからそれほどムカツキ度が高まらないのかな。作品全体の雰囲気、後述するギャグもその一端を担っているかもしれず。
 全体の構成においてですが、場面が変わる際に先生、ぷー、父さんで必ず一ギャグ入れずにいられないのね。
微妙な脱力感に襲われるのですけど、試しにすっとばして本編だけを見たら、これが意外にくどく感じられてたり。
寒いギャグといえども、物語全体の緊張を緩和させる緩衝材なのかもしれません。
 そして、来週は水着祭りだ。

 
IGPX-Immortal Grand Prix- 第17話「白い雪」 
 
 レースでも相手チームのマシンをハッキングー。
 っておい!そんな装備アリっすか。操縦系統ごっそりもってかれて、チームメイトにレッツアタック。エッジレード戦で操縦不能になったときより、さらに酷い状態。ボコボコにしつつ小悪魔な微笑み浮かべたり、「あたしたちが凄すぎるのよ」とノリノリのホワイト・スノウメンバー。ルール違反を自覚しながら、堂々と勝ち誇ってマスヨ? ジャンケンで後出しした上に、二人羽織で相手の自由を奪って勝ち鬨あげ。やっちまえばこっちのモンよ、的な今風のチンピラの所行じゃね? でも、それだけ悪役らしい悪役が登場してきたとも言えるかな。
 試合後にこの装備に対して抗議をしていたけど、終了してしまったレースの勝利は動かないってのもアリなのか。そもそもレギュレーションどうなっとるんだIGPX。事前に装備が妥当かどうかコミッショナーのチェックがないのでは、どんなレースだって、やったもん勝ちになってしまうよ。観客の反応も、相手チームのマシンを操って自滅させる勝ち方を歓迎するものなのかなぁ。真っ向のぶつかり合いこそがIGPXの魅力なのでは…。
 タケシとリズの関係も最悪の状態に陥りますが、腹にためこまずに全部ぶちまけた方が、この二人にとっては良い結果を生むと思われ。

 
 「ファンが魅力を感じているところがあるとしたら、計算づくめじゃない無謀なところじゃないでしょうか!」
 誉めてねぇぇぇw けどチームサトミらしさを思い出させる至言でありました。そしてごめん。彼女の名前がひまわりだったことを今日知りました。
 リバーが移籍したため、負傷したエイミーの代わりはおらず、チームサトミには為す術なし…と思われたところで、アンドレがカムバック宣言て、えぇぇぇ!レース番組では無謀説が唱えられ、元チームメイトのヴェルシュタイン監督からは手加減宣言を食らう。→アンドレキレる。なにこの超展開w やばい、序盤の悪徳レースなんぞ吹き飛びそうなくらいおもしろい。

 
 オヤジ。
 普段はチームのジャンパーに隠れていたけど、すごい腹w 減量メニューやシミュレーションをこなしながら、ついにレースその日を迎え…。サングラス掛けてコックピットに入ると、ちょい不良オヤジに。このギャップがまた…www
 「その時やれること、より以上の結果を出す。それがアマチュアとプロの差だ。」
 インドラガ・マノがレギュレーション変更で使用不可となったものの、一昨年の王者ヴェルシュタインを相手に、言葉通りの結果を出せるのか。ドン・キホーテに喩えた一周目のチーム会話もなかなか小粋でしたが、2周目にはいった美味しいところでまたもやヒキ。中年ヒーローの力、来週がかつてなく楽しみでならないや。
 



 

   2 14 (火)   盛り上がりすぎ?

 
¢スキージャンプ原田失格の真相カトゆー家断絶
 全トリノが泣いた。
 しかし、日本はいまだメダルをとれず…。

 
聖刻群龍伝 龍攘の刻3/千葉暁
 気が付けばもうシリーズ通算18冊目。 征夷大将軍になったあたりから、浮かんでは沈み沈んでは浮かぶ主人公のヘタレぶりに、昨今のエロゲ主人公が見えてきたな。実際、そのモテっぷりもこれ異常。
 龍の器としての頭角を現したサイオンも、早くも落ちぶれの様相を呈し、ガイザスなんて誰もが忘れていたオッサンが息を吹き返したりで、物語はジェットコースターのように廻るわ曲がるわ。でも、一巻あたりで経過する時間がだんだん長くなってきたかな。うねったり跳ねたりするわりには物語はなかなか進まない。各国、練法組織、工呪会らが入り交じり、伏線もありすぎて無駄に密度が濃くなっているような気もします。このときはまだ知るよしもなかった…的な語りも多くなってきて、衰えたというより成熟したのだろうけど、ちょっと物足りなさが残ってしまうかなー。決してつまらなくない(おもしろく読んでいる)のですが、群狼伝の頃の勢い、鮮烈なエピソードを読みたくもあり…。ピークはローエンの死だった、なんて後日談に花が咲かないよう、まだまだ盛り上がって欲しいものです。
 



 

   2 13 (月)   顧み。

 
アルベールの外交官日記
 しばらく見ていない内に、随分ストーリーが進んだようで、謎のサーカス団長にやきもき。その正体は別人なのかはたまた伯爵なのか。ジャニナを騒がすテロ事件もまだ決着を見ておらず、アニメ版24話の日を迎えるまで、アルベールがどのような日々を過ごしていくのか。日記形式の小説というか、なかなか面白い試みを始めたものです。
 コミックス版の厳窟王も、アニメ版とはかなり異なるアプローチをとっており、ストーリーを知っていて尚、おもしろみが失せない。一番顕著なのが、序盤からエドモンの投獄が描かれることかな。絶望・死の願望・怒りを経てモンテ・クリスト伯爵へと変貌していく過程を、エドモンの内面から捉えているので、ガラリと印象が変わっています。序盤にその深みが描かれるので、ミステリー性よりスリルを楽しめる趣向かな。
 レギュラーキャラの人間性や過ごしている日常も、より詳細に語られ、アニメ版よりずっと踏み込んだ心理描写が醍醐味です。アニメが終わって、もう1年近く経つけど、まだまだ後ろ髪を引かれる厳窟王ワールドだ。

 
¢手塚ゾーンが凄すぎる(周さん)
 すごすぎる…。
 



 

   2 12 (日)   も、どんどん行けい。

 
ゾイド ジェネシス 第44話「離陸」
  ギルドラゴン復活。潜入するなりアイアンロックの一族が、2人を残して全滅していたという、思い切りの良すぎる幕開けに軽く噴いてしまったけど、ギルドラゴンのド迫力な復活劇にはシビれました。洞窟内で未知の巨大兵器の艦橋へ入り、地面を吹き飛ばしながら現れる展開は、ナディアのNノーチラスを思わせる快感だなぁ。
 ボルケーノの無敵ぶりとザイリンのルージくんハァハァぶりもなかなかで、バイオ粒子砲の強制モードを地力で押さえ込むシーンなんかも見応え充分。これでせっかく復活させたギルドラゴンをソラシティに奪われたりしないもんかと、思いつつ、程よいヒキで次週へ持ち越し。相変わらず作画レベルは低迷しているけど、脚本で保っている…というか最近はあの作画が、クセになってきてしまったよw そしてぇー!

 
 ミィ様&コト姉の新EDきたよ。
  決して綺麗とは言い難いというかむしろ崩れてて、作画枚数も少ないし、静止画をムリヤリエフェクトでブッこんだりしているのですが、惹き付けられてしまいます。曲に合わせたED映像というアドバンテージはあるとしても、動画のセンス一つで、これだけのものを作れてしまうものなのか。板野サーカスばりのアクションをみせたり(なんの装備もなしで二人が飛びまくるのはマジワロタw)、他のキャラも巻き込んで画面狭しと駆けまくり。沼田誠也の動画は、作画枚数が少ないデメリットを、ダイナミズムとスピード感というメリットに変えてしまえるのか。ザッツ沼田マジック。
 アホだけど絵コンテのセンスもやっぱいいしね。曲はLovin' Uには及ばないけど、ミィ様&コト姉らしいEDになったもので。とにかく丸焼きな〆もw
 



 

   2 11 (土)   バランスと偏り。

 
タクティカルロア 第6話「相似形の悪夢」
 
 おお熱い熱い。
 ハーレムアニメに付加価値がついたというより、戦闘パートとエロパートがしっかり両立しているという感じですね。それぞれのパートごとに専門のスタッフが分かれているのかな。今回の戦闘も緊張感ありありで、フィクションと判りつつ程よいリアリティも備えていて、動画としての躍動感も素晴らしかったです。ヘリの登場シーンや狙撃・迎撃ミサイルの演出には押井守テイストすら、感じられてしまったよ。いいなこれ。
 副大統領の人間味はあまり感じられなかったけど、相似形の姉妹のエロパートがまた凄いことになっていたしw

 
 ヒゲ生きてたぁぁぁ!
 で、ギリギリの戦闘が終わればお色気モードにフルモデルチェンジ。とても硬派なミリタリバトルを繰り広げた作品とは思えないほどのサービスっぷり。艦長&副長のショットもスゴイやw
 リヴァイアスのネーヤみたいな謎少女も、今まで以上にスポットがあたってきたかな。そしてヒゲェェェ!良かったよ。先週の予告は回想シーンだったりしないかと、ヒヤヒヤしてましたが、無事でなによりだ。というかストーリー終盤では今度こそ、死にそうでもあり…油断は禁物で。

 
Fate-stay night 第6話「魔術師二人<後編>」
 
 作画が…。
 作画は先週より少し回復の兆しがみられたでしょうか。でもまだ標準値とは言い難い辛さが…。集中線や横線のエフェクトでなんとかこなしているけど、やっぱり見ていて苦しい感じがしてしまう。
 凛とのバトルも先週のヒキの割に、あっさり水を差されて延期へ。と思いきやここで、張っていたサーヴァントからの攻撃を食らう急展開…なはずなんだけど、シーンとシーンの継ぎ目が、いまいちしっくりこない。映像的にも迫力不足だし、どこかスリルが足りないかなぁ。原作でこの先のストーリーを知っているからだけではないと思えてしまい…。

 
 ライダーさん登場ー。
 CV:浅川悠という配役には、hollowでのキャラを見てしまったせいかちょっと疑問を感じていたんですが、いい感じかな。もう少し艶っぽくてお姉さん然とした声でもいいと思ったけど、Fateオンリーならばこれはこれでアリかと。
士郎の大したことない発言に、ムッとくるシーンもよかったね。パワー不足はやはり真のマスターでないからか。
 しかし、戦闘描写がうーん…w ライダーお馴染みの前屈みなポーズや鎖を構える場面など、フィニッシュショットは綺麗なのに、動画面で迫力不足…。効果エフェクトが逆に誤魔化しに見えてしまうのが勿体ないなぁ。凛が駆け寄ってくるところの手抜きっぷりにはもう…w

 
 士郎の秘密…?
 腕に穴が空くほどの楔を打たれながら、冷静に対処できてたってのも不思議だったけど、傷の治りもこれ以上。
Fateルートへの布石かな。美綴は誰かさんに拉致られ、血吸われとるわけですが、これが後々のトラウマへとw
 この世界での魔術師の設定も、説明されとりましたが、根元の渦まではなしで。しかしこのアニメ、対談形式での説明セリフが多いなぁ。ゲームでも序盤は状況設営が中心だし、アニメでは重要な会話を残してあとは削ぎ落としているようですけど、それでも長い…w 中盤以降のバトルで吹き飛ばせるや否や。
 そして最後は士郎とアーチャーの対峙。意図的な構図じゃよー。記憶がないはずなのに、士郎に敵意を抱いてる
ってとこで、もう勘のいい人は気づくところかな。UBWルートの匂いも感じるわけですが、まだまだ微妙な序盤戦。

 
 セイバーさみしす。
 旦那の帰りを待つ若妻のようだ。存在感もめっきりないし(実質、現状ではヒロイン凛だし)、士郎はヘタレ状態にあるし。一方でアチャは相変わらず後ろ姿が異様にカコイイなぁ。
 来週から、ついに本格的なバトルに入るか。アニメ版の真価が問われる…。
 



 

   2 10 (金)   ッシャー!!

 
¢医龍-Team Medical Dragon-TVドラマ化
 >主演:坂口憲二,稲森いずみ
 クロサギに続いて、映像化を期待していた作品のドラマ化が連発。加藤=稲森はキタコレという配役ですが、ワイルドさとインテリジェンスが並立する朝田に坂口憲二は激しく微妙な気が。今までのドラマで固定されたイメージを打ち崩すような演技に期待……したい。サンスポによれば、ミキ:水川あさみ、伊集院:小池徹平、鬼頭:夏木マリとの
ことで鬼頭を女性にしてしまうとはね。「後ろ髪を引くなよ…」をはじめとする朝田萌えを見られないのは惜しいけど、夏木マリという配役ならば英断と言える仕上がりになるか。あとは肝心の木原と教授。この二人の配役が誰になるかが楽しみだね。あと最近の漫画では、コミックバンチのコンシェルジュあたりがドラマとして描きやすいかな。
 漫画原作のドラマ化は、アニメ化の如くその比率が随分と高くなってきたようですが、画を忠実に近い形で動かすアニメと異なり、見る・作る人の解釈やセンスによって180度評価が替わるドラマ化は、まだまだリスクが高そう。
 といっても、個人的にはどんどん冒険して欲しいと思います。原作のおもしろさを踏襲しつつ、ドラマならではの味わいも出せればいうことないね。とにかく頑張ってほしい。
 そして富豪刑事2も始まるとのことで、4月期のドラマからは目が 離せねぇぇ。生暖かく見守っていくことにしよう。

 
びんちょうタン 第2話「お仕事げっとびん」 
 
 勤労少女びんちょうタン。
 相変わらずccmzなびんちょうタンですが、ちっこいキャラクターがちょこまか動いてるだけで反則だよなぁ…。
 びんちょうタンならではの仕事ぶりも、サイズが明らかに違ってたけどそこはそれ。黒子と同じく見えないモノとして鑑賞するのが、このアニメの正しい見方なのでしょう。
 おもちゃ屋の前で一人ショーウィンドウを眺める姿は、楽器を眺めるスラムの子供のようで、えもいわれぬ庇護欲をそそってくれます。お金が足りないという話も胸が締め付けられるよう。本人に辛いという自覚がないから、余計見る側の気持ちを揺さぶるんだよなぁ。くそう。でもそんな中で、縞パンのチョイスをしっかりいれてくるところなどは、抜け目がないというかなんというかw 今日もびんちょうタンが幸せでなによりでした。
 来週は一気にレギュラーが登場のようで、このクオリティは右肩上がりな気配です。

 
●REC 第2話「麗しのサブリナ」
 
 お、原作らしくなってきた。
 松丸の無駄エネルギー、いかにもな花Qらしさ。あの無軌道な勢いを、アニメでちゃんと表現出来ているってのがすごいのかな。CMのオーディションから始まったときは、コネでは?と不安が過ぎりましたけど、松丸自身は選考に関わらなかったので、赤の実力がちゃんと評価された印象が残ったね。二人だけの隠語として、オードリー・ヘッブバーンで通じ合わせるオリジナルシーンもナイス脚本。そして「うまいきー!」は不覚にもグサッときてしまった。
 帰宅すると二人だけの親密さを取り戻し、笑顔や戸惑いをみせるのもよいね。松丸を拒むあたりに雰囲気出ているけど、赤というキャラでなく、二人のシチュエーションそのものがツンデレっぽく感じられたり。
 松丸が急にガツガツしているのも、イメージ戻ってきたし、瞬間移動には素で噴いてしまった。どことなく不安を感じさせる気配を漂わせながらも、ほどよく締めて終わるテイストもちょうど作品観にマッチしているのかもしれないね。
 


 

   2 (木)   ナミダ。

 舞-乙HiME 第18話「ホワイトアウト」 
 
 ナツキはこういう運命なのね。
 密度の高い話と怒濤のラストで終えたところから一転、軽やかに笑いを混ぜつつ状況の確認へ。シリーズ構成の緩急のつけかたがやっぱ上手いなぁ。なり立てとはいえ、ナツキとナオが同格なのもおもしろい。前シリーズでは、下位に位置づけされていた分、今シリーズではずっと比重が高い扱いになってるし、キャラとしても面白味がまるで違うし。五柱のマテリアライズシーンも楽しみで。

 
 やっぱハルカはこうでなくてはw
 邁進一直線、でも単細胞で石頭。扱いを心得ているユキノと、同じく後ろで控えていた役人達にも一笑い。小粋な幕間劇があると、本命も引き立つというもので。でも、真に正しいと思うことを貫ける機会があれば、ユキノは迷わずにハルカを解放してくれるんだろうと期待しています。
 一方、もう一国では自分たちの描いたシナリオが、別の脚本家にとって替わられ…。なにかアクションを起こしそうな予兆を見せていますが、後ろにいるオトメが死にそうな気配が感じられます。OPでトモエが着ている服に似ているのですが、その後に入ることになるのか。或いはアカネに振られた相手がマスターとか?

 
 全然無事じゃーん。
 あんだけの激突でほぼ無傷て…ナツキは3日間も眠っていたというのにw 強がって笑顔をみせるニナと、思いを語ることも許されないセルゲイ。二人の関係に決着がつく日はくるのでしょうか。なんだかセルゲイは最終回近くで死にそうな気がしてきたよ。

 
 ミミ、レギュラー入り。
 単発キャラかと思っていたところに、OPにも出ていてびっくり。マシロの顔をみてもその正体に気づかない理由も、ちゃんと告げられたし。ミユはやはり前シリーズと同一存在の様子。小鳥のアリッサを愛おしげに見つめるショットがいいなぁ。神祖のフミさんも最後に降臨するかな。

 
 ナイタ…(ノД`;)
 アオイとマシロを何度もクロスアップさせる演出が、一気に感情移入を加速させてくれました。そしてなんといっても音楽が素晴らしい…。情感を揺さぶる梶浦サウンドの真骨頂でした。アオイがマシロを見つけた後の行動も、なんとなく予想ついていたけど、それでも胸に込み上げるものが抑えきれなかったです。自ら身を投げた後にマシロが手を伸ばすシーンを、エフェクトをつけてパンする演出も見事の一言に尽きます。前話で圧倒的なボリュームをみせたと思えば、今度はしっとり泣けてくる話をつなげてきて…。最終回までどれほど盛り上げてくれるやら。

 
 マシロとアリカと。
 アオイとマシロの場面もそうでしたが、回想シーンの差し込みが絶妙だなぁ。足りない時間を稼ぐのではなく、必要があるから入れている、無駄のない挿入。実際、本話の作画が乱れているわけではないし。
 先週のヒキから、誰もがその安否に注目していたアリカを、最後の最後まで見せない脚本もニクイ。そして巧い。
ミコトはマシロの側にいないから喰われた?とか思ってたんですが、アリカの元にいて一安心。一人砂漠で埋もれていくマシロに救いの手を差し伸べるのは一体誰なのか…。

 SoltyRei 第16話「冗談です、半分」 
 
 墓標。
 草尾毅キャラ、登場その回で退場…。ブラストフォールは災厄としてのイメージしかなかっただけに、光の雪という表現はおもしろいね。どん底まで落ちたソルティ、ロイの二人もやっと回復の兆しを見せ始め、ブルース・ウィリスな男ぶりも復活。ミランダがタオルをくれたり、昨日の様子を照れながら語るシーンにホロリときたなぁ。

 
 うへ、衝撃の過去唐突に。
 ジジイ、やっぱりブラストフォールに絡んでやがったな。写真で顔が隠され、回想でも手元しか映らない男はやはりRUCの部長か。そのRUCではアクセラがソルティの消息をチェック中。健気だなぁ。

 
 復活のロイ。
 誰の手も借りず、ソルティを追いつめてしまった自分一人での解決を望むロイ。家族として再び迎え入れたい父親らしい情感が見えて、こういうオヤジらしさが中田譲治ボイスにとことん似合います。ソルティはウィルの残した飛行機を組み立ててけじめをつけようとするのか。

 
 「冗談です、半分」
 あの残骸が直っちゃうの?というツッコミ感覚を抱きつつも、ウィルの台詞で返す会話にホロリときてしまったなぁ。夜明けと共にウィルが消えて、初めてソルティがウィルの死を受け入れて大泣きするのもぐっと気持ちを寄せられてしまいます。昼→夕日→明け方→夜明けと一日の流れに、心理描写を合わせてくる展開もいい塩梅。色彩の美しさもよく出ていました。

 
 ローズ帰ってきたぁぁぁ。
 ソルティの立ち直りはやはりというか、なんというか尻が描かれるのね。そしてプロシード、余計なこと調べていたのが勘付かれたか、捨て駒展開の様相…。これはソルティVSローズという構図になっていくのか…。第一話のことで大分薄れてきていますが、ソルティ自身の正体も、未だに明らかになっておらず、ブラストフォールの真相、仮面の男の目的、ストーリーは中核をとらえつつあるや。
 



 

   2 (水)   圧倒。

 
¢バンダイ、「.hack//G.U.」プロジェクトを始動-ゲームやアニメなどメディア展開を実施
 アニメ化きたー。オーヴァンがあんまりにトライガンぽくてワラタw

 
かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 第5話「やす菜の目に映るもの」
 先週の作画が神クラスだったので、普通のレベルでも落ちたと感じてしまいますが、それだけクオリティの平均値が高いということなのかな。
 やす菜には男性の顔を見ても判別がつかないことが明らかになるエピソードですが、父親すら見分けられなくなるというのはせつない話だなぁ。子供心にお父さんが次第に見えなくなる様子や、同級生の顔が見分けられないことで生じた問題など、原作にはないディテールを細かく描くのもすこぶる良かった。
 先週のヒキでゴングが鳴った、とまりVSやす菜の対決も、ジャブの応酬からクロスレンジへの打ち合いと、激しさを増し、最後にやす菜のキスがカウンターで炸裂。第一話の冒頭にあったシーンに入ったので、作画レベルが急激に高まっていましたが、他のシーンでも重要なところはしっかり力を入れているかな。作画が落ちるとき(といっても他のアニメでは通常レベル)でも、要所ではきっちり詰めてくるのがポイント高いなぁ。第一話と同じ画でも、やす菜のモノローグが入り、とまりとの三角関係という背景もあることで、ぐっと深みが感じられました。
 対話や心理描写が中心だから長く感じられるかと思ったけど、感情移入させる力もすごいな。

 
IGPX-Immortal Grand Prix- 第16話「無防備な心」 
 
 相変わらずルカのベッドはリズの胸。
 普段女性らしさを感じさせないリズだけに、このアングルは捨てがたいものがあります。
 そしてホワイト・スノウは試合前から心理戦を展開。嫌みなほどにじわじわと首を絞めるような
音ゲーみたいな2つのボタンであれだけのそうだが出来るってすごくないか。

 
 ハッキング受けてますよー。
 PCが勝手に起動されて◆マークの怪しげなアイコンが探りまくり。相手のスキルが高いのだろうけど、やすやすと侵入を許すサトミのセキュリティも甘いといえるかなー。
 そしてレース。タケシが上空からでリズが横から、相手の死角を突く2段構えの作戦にも関わらず、タケシの攻撃前から、リズの本命に対して回避体勢をとっているというのは、事前に練習してなきゃできないよなぁ。その上、同じフォーメーションで逆襲にかかるというのは、どうみても犯人としかスレッジママのときはミスリードで終わったけど、今回は真性とみてよいでしょうか。サイバーフォーミュラSAGAの南雲のように不穏な影を見せつつ、タケシはタケシで、ハヤトがよくかかる病気になっているよう。シリーズ構成が巧みなのかな、1stシーズン以上におもしろくなってきた。レースと人間描写のメリハリも効いているし、気をもたせる脚本もいいね。
 



 

   2 (火)   …それでいいのか?

 
戦国自衛隊・関ヶ原の戦い
 小早川秀秋=藤原竜也という配役からして、どんな解釈よと思って先週第一部を見てましたが、序盤のインパクト以外は大したこともなく、普通におもしろくなかった。はずなんですが、第二部の冒頭で神谷明のナレーションによるダイジェストを見たら、なんかすげえおもしろく見えてしまったり。神谷明、その力衰えずや。そして第二部、加速度的におもしろくなっていました…別の意味で。
 関ヶ原の合戦直前にタイムスリップした自衛隊の2つの小隊。反町
隆史と渡部篤郎がそれぞれの隊長で、前者は歴史不干渉を唱え、後者は歴史に介入を試み、袂を分かつことに。渡部は余命1年の病に冒されていたため、己の生きた証を立てたかったとする展開なのですが、第二部はその渡部が猛進撃。
 石田三成を惨殺し、自らが三成を名乗って西軍の総大将ポストをゲット。側近の左近も銃殺。そして関ヶ原の鍵を握る小早川の元へ赴くが…

 
 「三成……?オイ、ぜんぜん似てねぇぞぉぉぉぉ!」
 とバッサリ斬り捨てられた瞬間、藤原竜也の演技に噴いてしまった。どこのヤンキーだ小早川w そして一騎打ちに出るも、刀を折られた三成・渡部は銃を取り出して「FREEZE…!!」 なにこれ?w 銃を構えた時のニヤリ…な表情は、日本広しといえど渡部篤郎にしか出来ない演技だろうなぁ。
 結局、この世から戦をなくすためにはどうすればいいかと、反町に尋ねて小早川は史実通り東軍につくのですが、大事にしていた女の子を見せしめ的に殺されながら、それでも家康に味方しなければならないという葛藤、苦渋の決断は良かったね。
 合戦が始まると、ドサクサに紛れて高田総帥も出演(4コマ目の人)してたけど、名乗りを上げてから2分と経たず撃ち殺されてました。なにしに出てきたんだ総帥w

 
 小早川「これで平和が続くなら、後の世で卑怯者と言われようとも望むところだ…。」
 反町 「だが、俺たちは知っている…。小早川秀秋とは平和を望んだ真の武将ということを…!」

 喩えようのない脱力感しか襲ってこない結末。三成側についた一隊は壮絶に戦死し(「これが戦国時代かー!」と爆死する戦車もアホだった)、反町の一隊は自衛隊の力を恐れた家康に滅ぼされます。ちなみに家康の奇襲を伝えに来た小早川もそこで一緒に昇天。帰ったら何したい?と言って、婚約者の写真出す時点で、もう死ぬスメルが漂いまくりでしたけど、タイムスリップの兆候が現れて、現代に帰れるかもしれないって瞬間に、包囲殲滅されるラストは切なかった。…だがそれ以上にアホだったw
 唯一、現代に帰れた女性隊員はなぜか、ビルの前で悟り開いてるし。反町が死ぬ直前に神社に刻んだ文字を、超能力でも備えているのか、現代で反町の娘がなんの脈絡もなく見つけ出して、「アイラブユウ」文字発見。その上、隠されていたた認識票まで手元に…オイオイw
 戦国武将にはベテランを集めて荘厳さを醸しだし(津川雅彦は何回家康を演じているんだろう?)、陸上自衛隊の全面協力を得て制作されながら、このドラマが伝えたかったことは、一体何だったのかサッパリわからない。なので公式サイトを詳しく見ると、プロデューサーがまたとんでもない大見得を切っていたり。
 >戦う男のすばらしさを描く作品にしようと思っております。エンターテイメントの中に人間の本質的なドラマのある
 >本作品は、お茶の間を映画館以上の感動の渦に巻き込むことに違いありません。
 >後世に伝える傑作にしたいと思います。
 >メインテーマは『生きる勇気が湧いてくる!』

 湧かねーよ!wwwwwwwwww
 本人達は真剣に作ってたようですが、ごめん。ギャグにしか見えませんでした。感動てか、笑いの渦だったような。
藤原竜也がメインを張っていることと、この何とも言えない脱力感に思い出すのは、バトルロワイヤルU。邦画やドラマ製作は一体どうなってしまっているんだろう…。いや、ナナメ作品としては絶賛といえる出来でしたよ?
 



 

   2 (月)   節。

 
¢アニメ感想率調査2006冬(7.5回)はじめるよ
 恒例となってきた感想率調査。アニメ感想メインにやってる自分としては、楽しい節目です。
 今季は、ぱにぽに,ガンソード,ARIA,絶対少年あたりが注目かな。
なのはA's,ローゼン,銀盤,東鳩2あたりは作画に関する酷評がどうなるか(作画だけでないのもあるけど)、怖いモノ見たさでドキドキしますね。
 さらに今回はアニ鳴館さんで単発アニメ作品評価も実施されるとのこと。ウホッ!これは いい企画で。最近は数が減ってきていますが、シリーズOVAが完結したら、おいおい加えていくのもおもしろいんじゃないかな。そして今回、第一回目から
RIGHT OF LEFT,レイラ・ハミルトン物語という双璧が…。
 



 

   2 (日)   もう好きなだけやったれ。

 
ゾイド ジェネシス 第43話「鍵」
 
 わははははは!
 なにこのシチュエーション、ありえねーw 二人の間でこの状況は自然なんだw マジでフェルミはバスタブがないと登場できない規制が設けられているとしか思えないなぁ。悦に入ってる武帝の表情がアホすぎて腹痛い。
 その裏で真面目にストーリー進行してるザイリンも、ピエロにしか見えなかった。ごめん。

 
 反乱軍では純情に。
 最近フェルミ様にすっかり姉属性の出番をかっさらわれていたコト姉、ここで面目躍如。「ショタソウタが側にいないフェルミなんて、ただの露出狂の風呂ボケ女じゃない。弟存在あってこその姉属性なんだから。」と言わんばかりにルージを籠絡せしめるコト姉。今話は絶望的に作画が崩れていた回でしたが、告白シーンだけは保ってたな。
 最後のミィ様も奇跡的に綺麗だったんですが、こうして繋げてしまうと、「コト姉に告白したルージを攻める元カノ」な構図の修羅場に…。目の中の涙を直接描かず、光の反射で揺らせる描写もいいね。
 こんだけアホやってますけど、反乱軍の街がディガルドに奪回されたり、ソラシティの議事が描かれたりと、物語はそれなりに進行しとります(欲を言えばもう少しきちんとした勢力図が欲しいところだね)。最後にギルドラゴン復活を目的として、足の速いゾイド中心の部隊で出撃しましたが、その中に無敵団が含まれているあたり、また実に微妙な戦慄を覚えるのであります。
 



 

   2 (土)   お約束。

 
ガイキング THE LEGEND OF DAIKU-MARYU 第11話「激震!!将軍ノーザ襲来!」 
 以前も思ったことですが、ノーザの配下、やっぱり竜騎衆だわ。三条テイストの濃厚さったらないぜ。
 その竜騎衆も、命令無視により2名がバッサリ処刑。二機の巨人を撫で斬りにするパワーもすごいが、暴君ぶりが強烈。軍令違反というより、ノーザの機嫌を損ねたことが問題だったようだし。シャア専用ザクどころではないの捕捉のされ方だけで燃えるてきます。キャプテンとノーザの対峙もまた実に熱い。
 ダリウス軍(主にサスページ)が手出し出来なかった大空魔竜にサクッと接近したかと思えば、ガイキング戦への興味からさらりと見逃すあたり、我が侭に尽きるんですが、実力に裏打ちされた自信があるとシビれます。
 戦士としての格の違いをまざまざと見せつけて終わったけど、来週早くもリベンジの様相。ガイガイガガガイの歌にあったザウルカイザーが出るか!?

 
タクティカルロア 第5話「ストライクバック」
 
 「ふっ、アリスブランドが一人前に…!」
 先週からやたらと
七波姉に食って掛かるヒゲ。お前そんなことばかり言ってると、

 
 なんて一コマを漫画を思い出してしまうだろ。そして――

 
 次回を待たずして撃沈されるヒゲでありました。
 「ふ、尻を叩いてやらねば決断も出来ぬか…」と、最後は 上司・オヤジとしの渋みを見せるのがニクイよ。海は男の戦場よ、的な熱さが一際輝いていましたけど、この作品は美少女アニメだったのが運の尽きで…。
 今週はボディショットは激減だったけど、回想も含めてキスシーンがやたらとエロかった。あの手この手の戦術を
駆使するスタッフの意気込みにまだまだ衰えはなく…。

 
Fate-stay night 第5話「魔術師二人<前編>」
 
 作画が…。
 前話から兆しがありましたけど、さすがに5話にもなれば一息つかずには進めない地点になるでしょうか。静止画を縦横にパンする演出も、やたらと多用されていたし…。激しいバトルのない回で、まだ良かったといえば良かったのかな?
 一人孤高を貫くセイバーを見過ごせない士郎。正義の味方を目指す地質が、こんなところにも表れているようで、生理的に蔑ろにするのを我慢できないというのは、原作でも好感がもてるポイント。でも、士郎のモノローグや考えに没頭する姿に、まだ若干の違和感があるかな。

 
 藤姉祭り第二回。
 背中から2本目を抜いたり、奪われた竹刀がマジックのように花咲いたりと、なんでそんなムリヤリにコメディ色を出そうとするんだろw ファンサービスのつもりなのか、単にスタッフが遊びたいだけなのか。やろうとすることは判るんですけど、空回りしちゃってるかなぁ…惜しい。頑張れ脚本&演出。

 
 浴衣のサービスは良かったよ。
 こういう自然な展開から得られる新鮮さはすごくいいなぁ。翌朝には箸を上手に使っていたセイバーなのに、袖のサイズが合わないのか、浴衣には敏感に反応しているのが妙に可愛らしいね。くそう藤姉、カメラかぶってる。
 遠坂の家が冬木市を治めている魔術師ていうエピソード出てたかな?今回の退治話でも凛の直轄地で好き勝手されているという認識を含ませれば、キャラの掘り下げになっただろうし、状況説明にもなったかなぁ。アーチャーの問いかけを見せるシーンだったんだろうけど。なんでもないシーンで因果を含めるのも美味しいと思うのですが…。
 翌朝。こうして着々と餌付けされていくセイバーであります。右上端の凛の作画なんかは、明らかに崩れている感があるんですけど、料理は妙に気合いは言った作画になっているなぁ。セイバーの心配は後に現実へと…。
 そして登校場面。第四のサーヴァントの影、待望のライダーさん登場ですYea。感じた違和感が気のせい、なんてことは、アニメの世界ではありえんのじゃよー。ブラッドフォートの描写もどうなるや。

 
 魔術師二人。
 意味深な邂逅がいくつかあったわけですが、呆れるを通り越して怒りに震える凛様萌え。
 夜は月明かり、日暮れには夕日の差し込みと、色彩のセンスやっぱりいいなぁ。舞台における照明の如く、天然の光彩はFateを物語る上で欠かせないポイントだけに、この色映えは嬉しいところです。でもこの場面はオリジナルにある、踊り場で凛が佇む姿のアップ画が見たかった…。

 
 なんか今回ギャグ風味強いね。
 作画は少し崩れ気味だったけど動画は弾力性が感じられるというか、テンポが良くて見応えありました。ヤッターマンシリーズみたいなコミカルさがあった感じ<そんな味がフェイトに合うかどうかはともかくとして。
 凛のスカートガードもアニメならでは、という良さがやっと出てきた感じ。壊れっぷりも、ちょっとやりすぎな気はしたけど、こういうディフォルメ描写もゲームでは味わえなかった感覚で珍味でしたよ。
 ラストショット。ライダーさんの微笑みが、眼帯のせいもあってか、シャアが「坊やだからさ…」と言っているような姿に見えてしまった…うーんw さあ、来週はついにライダーさんの声が聴けますよ。
 



 

   2 (金)   一瞬の喜びと永遠の嘆き。

 
¢クロサギTVドラマ化決定。
 (゜∀゜)!!
 >主演:山下智久(NEWS)
 (ノД`;)

 
びんちょうタン 第1話「春のお目ざめびん」 
 
 かきむしりたいほどにccmz!!
 なんですか、このOPの仕上がり。3頭身キャラの美少女アニメってのもすごく久々な気がするけど、キャラデザインからしてもうハート鷲掴まれ。楽曲ともこれ以上ないってくらいマッチしとる。しゃもじや草鞋に乗って飛んでいくカットなんかも、素晴らしいの一言に尽きるなぁ。本編は先行版で見ていたけど、OPのセンスも尋常じゃないや。

 
 シンプルイズベスト。
 朝起きて山菜をとってご飯を炊いて朝食をとる、だけの話なのに、このほわんわかした時の経過に伴う癒しの力はなんなのだろう。自分がそこに行って手伝ってあげたくなるようなもどかしさが、駆けめぐります。ちょこまか動くびんちょうタンの一挙手一投足、それだけに癒されてしまう。
 帯を踏んで転び、「てへっ?」と自分の頭をこつんと叩いたり、そもそもおねえタンのナレーションからして、あざといといえば、これ以上あざとい演出はないというのに、その作為性なぞ塵芥よ、と言えてしまう可愛さ。120%手のひらで踊らされているのだろうけど、まるで不快に感じないのはホント凄いよ。
 背景がしっかりしてるのも、この不思議空間を作り出している一因かな。15分枠を見事に活かしきってもいるね。二度目の鑑賞だというのに、全く色褪せないや。

 
●REC 第1話「ローマの休日」
 
 あれ、なんかOP良くね?
 曲だけを視聴したときは、その破壊力にどうしようかと思ったものですが、そのダメさ加減が見事に反転。コンテの力で曲の良さをぐっーっと引き出しているね。淡いタッチの配色や、ドレスアップをカットインする構成に、「YAWARA」を思い出します。ねこキがえらいことになっていて、見事に笑わせられてしまったし、弾力溢れる動画も凄くいいね。
 本編も公式HPのセル画をみたときは、銀盤の再来に怯えたけど、全然悪くない。というか、いいですわコレ。赤が劇中で声を当てる演技は、さすがにオイオイと思ったけど、声優の卵だから現時点ではこんくらいのレベル?という意図の演出・演技だったら神だね<ねーよwwwwwwww
 薄いホワイトでフィルター掛けしたような色彩のおかげもあるけど、松丸がガツガツしてないのもアニメ画としては、いいんじゃないかな。初Hもさらりとかわして、これまた15分てのがちょうどいい時間になってそう。
 どのあたりまで話を進めるのか想像がつきにくいけど、赤とつきあうことが認められて共同生活頑張っていこう、なところが落ち着きどころかな。
 あとOP曲、イントロから「うー!」て入る曲、どこかで聴いた記憶があるんだけど思い出せない…なんだっけなぁ。
 



 

   2 (木)   大激動。

 舞-乙HiME 第17話「蒼の舞/想い、散るとき」 
 
 ナツキローブきとぅー。
 ヤーハー!ついにマテリアライズきたよ。平時に付けている髪留めが、そのままローブのデザインに取り入れられているのもいいな。一方、ヤバげなサブタイが出たところでエルスの憂いが…死ぬスメルがぁぁぁ。
 シズルと二人、アスワドとの全面対戦に突入したところで、シュヴァルツはさらにレナの力(遺体を用いたのか、或いはまだレナは生きているのか?)を呼び起こし――

 
 ローブを奪う。
 エレメントも発現させぬままナツキ不戦敗。ヴィントブルームの異変に気づくミユの伏線を織り交ぜつつ、アスワドとの闘いは不完全燃焼で持ち越しに。ヨウコ先生とアスワドの繋がりもここでカミングアウトしてましたが、ラド、ミドリとの絡みはさらなる伏線となり…。呼び止められても振り向かないラドの背中にシビれます。今シリーズでは美味しい役回りになってきたね。

 
 立ちはだかる者。
 契約のハプニングがこんな形で活かされるとは…。アリカのローブを見て「まだ力を出し切れていない」とスミスの呟き。今までの伏線がどーんと明らかになる本エピソードにおいても、新たな種を巻くことも忘れない。レナがローブを纏ったときと、色が違うのはそのあたりに起因しているのか。
 そして、ついにエルスの正体がシュバルツと…。エルスの名を告げられてアリカが振り向くとき、カメラの方が周囲を回って引き立てる演出が見事でした。先週、黒い手紙を受け取っていたのもエルスだったのか…。

 
 叶わぬ願い。
 スレイブを召還するエルス、闘わざるをえないアリカ、再興を図るべく別れるシズルとナツキ、邂逅するセルゲイとナギ・ニナ。オンタイムで進行し、幾重にも重なるドラマ。この尋常でない緊張感、盛り上がり。…たまらないや。
 んでちゃっかりトンズラこいてたナオが、ナツキとばったり出会うシーンで軽い笑いを誘いつつ、息抜き。

 
 おじさまバレたー。
 うは!よりにもよってここでおじさまの伏線も回収されますか。物語がブースト加速しとる。激しい争いの後、ゆら
ゆらと舞うハンカチでとられた間の、なんと絶妙なことよ。嫉妬に苦しみ、ニナが狂えていく過程・表情を見て、背筋のゾクゾクが止まりません。マイナス方向にに突出する感情の変化、その一瞬が最近病み付きです。

 
 ここで一気にマイスターローブきとわ!
 「伝説の…」ていう枕詞がつくと、安っぽく感じられるものですが、そんな暇を与えずマテリアライズ。漆黒の金剛石の禍々しい黒光り。音楽も今日メチャメチャいいな。そして感情のままに振るわれた刃の前には、自ら身を投げ出したエルスが。やはりニナの手に掛かって散ったか…。マイスターとなって闘うでなく、戦争のきっかけとなる争いで、命を落とすことになるとは…構成素晴らしすぎる。

 
 想い、散るとき。
 このシーンだけ作画レベルが急激にアップしていたような(他のシーンも綺麗だったけど桁違いに)。エルス視点のカメラで翳した手が消えていく。アリカがニナが見守る中で、白いリボンを残して消えていく。舞-HiMEで楯が消えたときと同等か、それ以上の衝撃だなぁ。前話の約束や、過ごしてきた日常の回想が切なすぎるよ。
 恋に胸焦がし、オトメを目指すことに悩んだこともあったけど、その比ではない苦しみを味わうアリカ。なぜ親友が死ななければならないのか。誰が親友をこんな目に遭わせたのか。見つめる先に佇むのは、もう一人の親友…。

 
 マシロとか死んでね?
 今までいくつかの小競り合いはあったけど、本気で相手を討つ覚悟をもってエレメントを発動させる闘いは、初めてかな。互いによく似た装備で相撃つアリカとニナ。その余波は、かつて国境紛争で見られた光と同じく凄まじい爆発力を伴い…。マシロやナツキ達も、どうなったのか。
 17話にして、ついに物語は一大転機を迎えましたが、この事件を境に新たな戦争が引き起こされるのか。今週は作画・物語・音楽が一つの極みに達した感があり、密度の濃い一話でもありました。素晴らしいエンターテイメント。ああもう、こんなにも次回が待ち遠しい作品は他にないぜ。
 先走った余談ですが、最終回で「オトメ戦隊、出撃だ!」展開きたら神だなぁw

 SoltyRei 第15話「たどりついた場所」 
 
 行き倒れ。
 帰る場所を失い、彷徨うソルティ。心の拠り所を失って心を閉ざすロイ。同じように苦しみの中にある二人なのに、尻のアップと痩せこけたオッサンの顔というこの落差はなにw ロイの壊れっぷりは、状況も似通っているせいか、
アニメ版君望の孝之を思い出させるなぁ。周囲の人々の様子もまた、その辛さを染み渡らせてくれます。
 
 
 誰このモーガン・フリーマン。
 ソルティの構造を詳しく知っているところをみるに、その開発・運用に関わった科学者なのでしょうか…。そしてもう
一人、自分の作り上げた飛行機で空を飛ぶことを夢みる無垢な少年ウィルにソルティは出会う。少年役:草尾毅の演技が絶妙で、あけっぴろげで冗談ばかり言っているけど、どこか憎めない人の良さが滲み出ていたなぁ。飛行機の形状も酷似していたけど、なんかアゲートに似てる<姿フォンかなw

 
 ローズ生きてたぁぁぁ!
 やっぱり死は擬装されていたのか。アクセラと同じプログラムにかかり、遙かに高い結果を叩き出していたよう。
ブラストフォール以降の遺伝子変化に関係があるのか、地下で彷徨ったとき顔に浮き出た模様も絡んでいるのか。
 しかし、あれだけショッキングな話を描いたのに、1話で生存判明はちょっと勿体なかったかな。もう2〜3話くらい生死不明の状況を引っ張っても良かったと思うんですが…ソルティ・レイディオでも、わざわざ数珠や木魚を用意して葬式あげたのにw
 ソルティを探すアクセラと、暗躍しているとは知らず、一途に部長ラブなシルビア。容姿はイケイケな感じだけど、
セリカに習ったらしいメイクを頑張っちゃうところなんかは、健気な乙女だね。

 
 尻パート2。
 ストーリー真面目に進めつつ、こんなこだわりを捨てられないスタッフに、熱い男気を感じますw 料理をすることで存在意義を再び見つけそうになり、ソルティらしい笑顔も見られましたが…。全身リゼンブルの体に苦しむ気持ちは消せない。そこでさらりと「持っているものはいつでも捨てられる、でも未練があるなら、とりあえずすがりついてみれば?」と声を掛けるウィル。ああそうか。ここはるろうに剣心の落人群で、ウィルはオイボレなんだ。

 
 マウントからいいのが入りました!
 ソルティには少しずつ慰め・希望が与えられますが、ロイはショック療法と。美少女とオヤジの差はこれいかに。
涙を流しながら、ロイを問いつめるミランダの優しさと厳しさ。大原さん、いい演技してます…。
 機械の体が欲しいね、と嘯いていたウィルだけど、ソルティに見えないところで吐血。うわ、そんな話見たくないよ。明らかに余命幾ばくもない様子でしたが、それでもソルティの前で笑っていられるウィルに、ミランダと同じような強さが見えたり。

 
 空を舞い、やっと生きる意志を取り戻したソルティ、
 の前に、さらなる仕打ちが。ついに飛行機を飛ばせたのに、風を気持ちよく切って夢を叶えたのに…。希望を取り戻したソルティの前に、こんな追い打ちをかけますかー。
 



 

   2 (水)   大穴ブッチギリ。

 
かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜 第4話「少女三角形」
 過去最高かと思えるくらいに作画が綺麗。髪の一房まで細かく描き込んでいるなぁ。これだけ丁寧な描写に取り組んでいたら、表情や感情の変化を表現できないわけがないや。同姓になってしまった状況や、特殊な恋愛感情がポイントとなる作品だけに、何が最も重要であるかを完璧に理解して伝えているね。
 カラオケボックスで「はっ」と見つめ合ってしまうシーンや、はずむとやす菜の関係を面映ゆく見つめるとまり、思いに耽るはずむの表情など、台詞ではなく画で語るアニメとして見せてくれてます。表情で心象を描くってのはすごく難しいことだと思うんですが、すごく簡単そうに出来ているから、まっこと自然に見えて、なんの淀みもなく感情移入さあせられてしまう。ゆったりした進行なのに、時間が過ぎるのがえらく速いですね。
 屋上が園芸レベルを越えて、ほとんど森になっていく様はちょっと笑ってしまったけど、やす菜がはずむを見ていた窓から、今度は二人のラブシーンをとまりが見るというのもドラマだなぁ。雨の中、やす菜ととまりが対決する場面も奥行きを活かしたいい構図をとっているし。や、ダークホースだったけど、今季の新番では、5馬身くらいリードしてる気がします。抜群。

 
IGPX-Immortal Grand Prix- 第15話「とまどい」 
 先週はレースの序盤でいいヒキを見せ、さあ今週はどんな展開で続いてくれるかと思って見てみれば――
 
 レースが終わった後の回想から始まる…orz 1クッションおかずに直に繋げないのかな、この作品はw

 
 OSダウン。
 エッジレードの新兵器に為す術もなく翻弄されるタケシ。ついには換装した新OSがダウンするという最悪の事態にまで。って、これホワイト・スノウの姉ちゃんがハッキングしてるような描写にも見られたけど…。レース後にもなぜかホワイト・スノウのメンバーがいる部屋に、チーム・サトミのIGマシンがオンライン表示されてたし…え?え?
 そもそもIGマシンをコントロールしている描写は一切ないのが残念。車の操作であれば、アクセルやハンドリング
など、緻密なコントロールの描写を入れて臨場感を高められるものだけど(頭文字Dとかね)、IGPXはパイロットの
フェイスショットとIGマシンの動きだけ。細かい設定を作っている割には、なんだか勿体ないなぁ。
 エッジレードのストリングスはコースをショートカットも出来てかなりお得な仕様…て、どうみてもスパイダーマンじゃねーか!w

 
 にゃおーん。
 猫がOSリカバリしちゃったよ!うはw ルカ凄すぎる。普段はあまり台詞の多くない山崎バニラが、独特の声色でしゃべりまくるのも楽しかった。「僕はちょっとだけコンピューターと仲良しなのさ♪」緊迫したレースの最中にゆったりした会話が展開するのも、いいギャップ。
 リカバリのタイミングが起死回生の一手となって辛くも逃げ切ったが、試合に勝って勝負に負けたチーム・サトミ。ボロボロのマシンが見下されるてはどちらが勝者やら。敵のサポートアニマルにも、勝ち誇られていたしなぁw
 エッジレードの姉ちゃんのサディスティックな言葉責めもいいな。

 
 「ルカが直した部分は、並びが猫型。…奥が深い。」
 もう一度言おう。ルカ凄すぎ。その後、孤児院で過ごしたリズの過去など、チームメイトのキャラを掘り下げたり、
怪しげなカプセルに入るチーム・ホワイトスノウのパイロット達がいたりと、セカンドシーズンらしさがいい感じで描かれてきてました。最後はリズVSタケシの一対一で誤魔化していた問題が明らかに。今回の実質的敗北は、OSの問題だけでなく、スランプからチームワークがバラバラにあったこと。歯車が噛み合わず、悪循環を生み出していた
チーム・サトミ。解決策を見出せぬまま、ホワイトスノウとの2回戦を迎えてどうなるか。チャンピオンチームが背負うプレッシャー、スランプ。このフラストレーションを引きずりつつ、どこで解放してくれるかも今後の見どころかな。
 話としてはダウン系に来ていますけど、話は面白くなってきてるかんじ。
 




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