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2001 2002 2003 2004 2005 2006

睦月
 
如月
 
弥生
 
卯月
 
皐月
 
水無月
 
文月
 
葉月
 
長月
 
神無月
 
霜月
 
師走
 

index
     

   4 15 (土)   未知数。

 〆 クロサギ 第1話「財団融資詐欺」
 黒崎:山下智久はそれほど期待値は高くなかったんですが、結構よさげ。若い割りに達観した雰囲気も出ていたし、今まで数多く演じてきた頭のよくないタイプから一歩を踏み出した、くらいには善戦しているかと。変装時の演技がちょっとぎこちなかったけど、こんなものかな。つーか、ゲストの
杉田かおるが凄まじすぎて、そちらに目を奪われてしまった。「金よ金!世の中金が全てよ!」とイッてしまうシロサギは、いくらなんでも溺れすぎじゃね?w おもしろかったけど。
 ただ氷柱の扱いは酷かったなぁ…。黒崎の指示で詐欺の片棒を担ぐことを、叔父さんが決意して、いざ振込みに行っこうとするので体を張って止める。うむ、判る。それでも止められない→通報しますた。おい!(ぶっちゃけ黙っていれば警察沙汰も何もないのに)自分の手で身内売ったぜ。叔父さんを犯罪者にさせたくないという心理は判りますけど、その叔父さんを捕まえさせる決定打を、自分が放ってどうするの…。
 待ってる結果は、騙し取られた金は戻らない&叔父さんタイーホ。最悪。形振り構わず、頑なに叔父さんを引き止める姿には、信念というより、法律は絶対正義という妄信しか見えないなぁ。演技力不足もあるかもしれないけど。
 たとえ法を破ってでも騙し取られた金を取り戻せる現実と、法律を前にした良心の呵責と言う建前。そんな瀬戸際で切羽詰ったギリギリ感を伝えるなら、叔父さんに「じゃあ、他に一千万取り戻す方法があるのか!」くらいのことを言わせるとか、できなかったのかなぁ。
 詐欺の描き方については、判りやすさを重視して、専門的な小切手などは避けたようですが、悪くない。まだ一話なので、他の詐欺がどう描かれるか次第かな。
 まだチラ見ですが、
加藤浩次の白石はいい雰囲気出ていたし、桂木役の山崎努は、原作とは違うタイプになっていたけど、これはこれでアリですね。というわけで、今後も鋭意継続で。

 〆彩雲国物語 第2話「井の中の蛙大海を知らず」
 ストーリーとキャラクター、後者側に比重が傾いてしまったら、たぶん自分は離れてしまうと思うんですが、ほどよいバランスがとられている不思議。政を扱う話とはいえ、今のところはシンプルで情に訴えた話が多く、あまり小難しいこともない。逆に言えば深く・熱く胸を打つこともないんですが、王が王たらんと決意をした本話以降に期待です。
 秀麗から劉輝へ(バレているけど別人という建前で)、劉輝宛の伝言を託し、後に王と妃としての初対面を果たす展開は、物語してたね。こういう話をどんどん見たいものです。
 



 

   4 14 (金)   良いんだか悪いんだかw

 〆ウィッチブレイド 第2話「惑」
 後部分離!w わははは。物語は至極、真面目に普通に進行しているのに、つい笑いが込み上げてしまった。
ウィッチ、というからには魔法めいた力が働いているようなイメージが浮かびますけど、バイオ系のスーツなデザインというミスマッチがいいね。性格がドSに切り替わる様と合わせて、異様に艶めかしい。子持ちの母(血が繋がっていないかもしれんけど)設定もキマッているなぁ。
 そして、娘の行動力も凄い。天然なのか計算なのか、自分の年齢から生ずるメリットを最大限行かして、頑張っていますよ。第1話で話に上がった東京タワーの伏線へと、速くも流れるようですが、応援したくなります。無事会えるといいなぁ。
 今後の展開としては、ウィッチブレイドとして
導示重工特殊機局に務めることで、娘と一緒に生活出来るようになるというものなのかな。君の名はの如く、巡り会えずにずっと進んだらまたそれは凄いかも。
 …しかし、今週も揺れに揺れたもので。

 
Fate-stay night 第15話「十二の試練」
 
 新OPきたべ。
 お、映像的には頑張ってる。意味深な映像が盛りだくさんですが、新しく見えてくるものがあるショットを上げると、
 ・言峰神父と切嗣が1フレームにおさまっている
 ・葛木先生が雨に打たれている謎
 ・セイバーのハラペコ属性がレベルアップ
 ・桜の涙から、凛の切なげな表情への繋がり
 ・アーチャーの固有結界内で、士郎とタイマン
 ・謎のサーヴァントとセイバーの戦闘

 くらいかな。やはりなんといっても、アチャVS士郎のバトルを入れてくるのには驚きました。本編で描けない物語をOPで見せたのか、後の伏線なのか。ここまで決定的に描くってことは、逆に本編ではない、という気がします。そのシーンが象徴的ですけど、全体的にカット数が多く、動きもダイナミックになっているよう。
 Bメロでセイバー全身像が手前にあって、背景にフィルター掛けの動く画という構図は、SEEDが思い浮かんで仕方がなかったですが、背景に出る映像は、その話数の映像をピックアップするのかな?
 初聴きの際は、それほどインパクトを感じなかったけど、繰り返し聞く度にじわじわ利いてくる曲。きらめく涙は星にというタイトルの通り、桜がメインストーリーにくる可能性があるのかどうか。しかし、桜の涙を受けた凛の表情には、悪いけど何度も笑ってしまいますw この場面の凛と、第一期からの曲調の変わり具合から、テッカマンブレードの第二期を思い出したりも(凛がアキに見えてしまったす)
 終盤に出てくるゲート・オブ・バビロンがちょっと軽い感じがしましたけど(カン、カンとセイバーが簡単に弾き返している音が聞こえるようで)、でもそういう音が聞こえてきそうなほど、表現力があると言えるのかな。
 静けさを漂わせた、後の激しい戦いを予兆させるミステリアスな第一期から、本格的な聖杯戦争に突入した戦いの激しさ、ラストバトルの気配を匂わせる第二期とう流れが伺えます。
 あと、第一期との繋がりを、強く意識したカットがいくつかあるのが、大きな好感ポイントですね。

 
  衛宮邸へ迎えに来た桜 →     二人で登校
       (第一期)           (第二期)

 
   カードをばら撒く瞬間  →    撒いた直後
       (第一期)           (第二期)

 
    背後に何か感じる   →   振り向いている
       (第一期)           (第二期) 
 それぞれ時間的な進行や、象徴的な出来事の変化を示してくれていますが、こういう継ぎ方のセンスいいなぁ。
言峰は手元のアップから全体像へと切り替わると共に、顔に浮かべた笑みも変わってきてる。フッ、という軽いものからニヤリ…という、より確信の度合いが深い笑みへと変化。
 さらに印象深いのが士郎。画像を比較すると一目瞭然。繋がった動きとして意識されますが、異なる時刻の描写になっているよう。一期は夕方、二期は明け方かな(振り向いた後のほうが暗いというパラドックスなら、それはそれでおもしろいけど、一期は直前にセイバーが朝日を浴びているシーンがあるので、それと対比した夕日と考えるのが妥当と思われ)
 第一期は聖杯戦争の幕開け、第二期はその終了を描いているように見えます。聖杯戦争は夜の戦いが主ですし、さらに個人的妄想ですが、第二期の士郎 のカットは「あなたを愛しています(ネタバレ)」を告げられた直後のように感じられたり。最後には冬木市全体を見つめるショット(上にある画像の下段右2つめ)になっているところからも、妄想が浮んでしまったのですが、それだけいろんな想像を掻き立てられるくらいに、良い仕上がりということで。

 
 お姫様抱っこ。
 セイバー株、急騰。喜怒哀楽が前面に出るようになってからは、毎週ストップ高を記録するかの如くで。プライドの高さが邪魔をする、そんな生真面目さとのギャップがまた良いのですよ。
 そしてアーチャーの消滅確認。これで新OPに描かれた士郎とのガチバトルは流れたとみてよいのかな…。いや、まさかね?

 
 うーむ、なんというか色々頑張った!w
 もうバレバレですけど、ゲーム版ではここでHシーンに突入するわけで、これを魔力回路の移植という流れに変更する展開は、苦肉の策という印象がにじみ出てくるなぁ。つーか、ならムリにこんな艶っぽい描写入れなくてもいいと思うんですけど、元シーンを捨てられず、無駄に頑張ってしまったスタッフに努力賞あげたいですね。コンシューマー版もこんな流れになるのかなぁ…。

 
 うは、龍メチャメチャワロタ。
 セイバー内世界に入ったら魔竜シューティングスターがw しかも竜のCGが相当に適当こいてて、カクカクした動きに笑いがこぼれて仕方なかったり。竜の属性を描きたかったのは判りますが、ごめん、思い出すとまた笑いが…プ。
 そして、しんなりしながら照れるセイバー。後半、躓いたところで士郎が支えるときもそうですが、完全にデレ期に突入したようです(凛がいないときばかりだしね)。セイバー株の高騰は、依然止まる気配を見せず。
 士郎が弓を作り得たところで、いろんなことがバレバレになり。凛もこの瞬間、アーチャーの正体に気づいたように見えましたが、以前、衛宮邸の蔵を見たときから、アタリをつけていたのかな。

 
 最強のサーヴァント。
 マスターの魔術回路もただ事ではなく、まさしく最強ペア。セイバーとバーサーカーの、初太刀からの戦闘シーンは、短いけれど見応えがありました。カット割りや効果線に頼らず、動画で魅せる、という趣向は今までのFateには見られなかっただけに、その良さが際立っていました。圧倒的なパワー、スピード感がビンビン伝わってきますよ。
 カメラは横にスライドするだけ=二次元的な動きなのに、キャラの動きで奥行きを感じさせて、三次元的に見せる空間処理のセンスもいい。これらの演出を最大限に活かしているのが、望遠で捉えるカメラポジションです。絶妙。先週、見切りと言った矢先に…不安定な作品だなぁw
 援護を買って出た士郎ですが、その弓の力はアーチャーのそれには遠く及ばず。ゆえに新たな武器をイメージする展開へ。来週への前フリてことで。
 セイバーは、鎧が消える・壊されるなどして、ドレス姿を披露する回数がかなり多くなってきてますが、ラストシーンへの伏線? 鎧を砕かれながらもバーサーカーを弾き飛ばす場面では、セイバーのクラスとして召還されただけの、サーヴァントたる純然たる技と力が感じられました。

 
 十二の試練<ゴッド・ハンド>
 序盤にあった解説から、サーヴァントはサーヴァントでしか倒せない(聖闘士を倒せるのは聖闘士だけみたいな)
固定観念があったんですが、全然イケるんスね。hollowではサーヴァントに完勝する魔術師もいたしね。
 通常のサーヴァントであれば(ギリシャ神話最強の英雄ってだけで超強力だけど)、これで凛・士郎チームの快勝でしたが…。12回も殺さないと死なないて、ほとんど反則。宝具=攻撃的な必殺技ではないという設定のおもしろさでもあります。そして、一人で5つの命を奪ったアーチャーの強さが、ここにきて改めて引き立ってくるのですよ。5回殺した実績もそうですが、それ以上に12の命のストックを持つ相手と知りながら、挑んでいった という強さが。
 これでどうやってバーサーカーに勝利する術があるのか、来週の決着が楽しみですゲーム版でも、残りのストックをどうやって奪うんだろう?とワクワクしたもので)
 あと一つ気になったんですが、「12回殺さないと死ねない」言って、あと7回とする数え方に違和感を覚えたのは、自分だけでしょうか。この言い方だと、12-5-1=6になりません? 「12回生き返れる」という言い方なら、最初の命を計上して、1+12-5-1=7が成立するんですけど、前述の言い方では計算式が合わないのでは。揚げ足取りみたいなツッコミだけど、言葉を正確に使うということは、とても大切なことだと思うわけでありまして。
 そして毎度のコトながら、イリヤの声がなぁ…w
 



 

   4 13 (木)   ドラマも始まり。

 
ZEGAPAIN 第2話「セレブラム」 
 うーむ、やはりまだ動きが堅い印象です。アルティール以外のゼーガペインや、ガンナー達の実力も未だ不確定で、やっと味方の組織の中身とその力の一部、主人公の置かれた現状が判ってきたところ? 随分、時間を掛けて一話一話を使って描いていくようですが、まるで1年番組のようなペースに感じられたり。2クールが主流である、
現在の放映ペースに並ぶと、ちょっともどかしさを覚えもしますが、説明ゼリフで下手に流されるより、ずっと好感が持てますね。
 主人公がゲームと信じて戦っていたことにも、軽く驚きましたが、記憶なのか時間なのかを操作する力は、さらに大きなインパクトがありました。あとは味方側の目的、敵の正体がどんなものかですが、中盤に入ったら、敵方にもゼーガペインのような機動兵器が出てきそう。ていうかそうでないとおもしろくないですね。
 今風でないというか、変に萌え画になっていないのはいいと思うんですが、願わくばもう少し作画を頑張って欲しいところ。

 〆 医龍 Team Medical Dragon 第1話「神の手を持つ男」
 うわああ…。ある程度、予想はしていたけど、ここまで笑える(←誉めてない)ドラマになるとはぁ。坂口憲二の演技力のなさは、想定の範囲内だったけど、なにより脚本がダメすぎね?
 専門用語や術式、さらには手術中の行動を、逐一セリフで説明しとるよ…。ト書きを役者にダラダラ述べさせてどうするんだろう。専門用語は字幕による解説を入れるか、ある程度は突き放してそういうものなんだ、っていうイメージだけ伝えるくらいで充分じゃないのかな。総回診時のエントラッセン(退院)も、あそこまで伊集院が噛み砕いて説明しなきゃいけないの? 物凄いたるみが生まれて、緊張感もなにもあったもんじゃないし、余計にセリフが増えるから直後にある野口の「経過観察…。」にも巧く繋がってないのでは?
 緊急手術時、「指で傷口を押さえた…!」伊集院が言ったときも大爆笑w  「モドッテコイ!」の棒読み以上に、笑いのツボを突かれました。そして極めつけは、番組締めのナレーション、
 「バチスタ手術とは、拡張型心筋症に対する手術の一つである。心臓移植でしか助からないと言われた――
 仮面ライダーのナレーションかよ!wwwwwwwwww
 脚本のダメさ加減の他にも、笑える演出は随所にみられ、

 
 朝田の背中には龍の火傷痕がw
 これで医龍、ということらしいですよ先生w 朝田がその炎に巻かれる場面(5mくらい離れた炎が意志でも持ったかの如く朝田の背中に飛び込んだ描写には、魔神でも取り憑いたのかと思えた)を見たときは、あれ…?これ土曜日21:00台の日テレじゃないよね?と勘違いしそうになった。
 そしてなぜか、加藤と軍司が恋人同士という設定。原作では不倶戴天の敵同士ですけど、互いの腹を探りつつ、牽制し合っているような腹黒さが見えるかな。最初はなにこれwと思いましたが、軍司を序盤からレギュラーとして
扱って行くには、これくらいの冒険が必要なのかも。今後の展開次第では、おもしろい関係と思えてくるかな。

 
 そして我らが木原きたぁぁぁ!
 やばい、なにこの再現度w 池田鉄洋さんの演技も素晴らしく、木原に関しては期待度は際限なく高まります。
 そしてなぜか看護婦役で登場のFLIP-FALP。相変わらずアゴのラインが美しい…。

 
 「もう一度地獄を見せてやる…朝田龍太郎…!」
 くはぁ…北村一輝の、この存在感。え、軍司ってそんなキャラだっけ?という違和感バリバリなんですが、なんだか物凄い変な方向に進みそうな気配が察せられて、別の意味で楽しめそう。いっそ思う存分、軍司には暴れて欲しいものだなぁ。

 そんなわけで、脚本のマイナス面が強すぎる第一話でしたが、プラス要素が皆無というわけでもなく、それなりの見どころはありそうです。
 ただ、小説なり漫画なり、原作がある作品の映像化には、それだけの人気を得るに至った原作の持ち味をしっかり描くこと、ドラマならではのおもしろさを出していくこと。この二つの内、最低でも一つはクリアできなければイカンと
思うわけですよ。そういう意味では、設定と基本ストーリーを取り入れ、他は大きくアレンジを利かした夜王は、後者に特化したドラマと言えるのかな。
 医龍においては、キャラクター設定がなんとも微妙で、特に伊集院は持ち味を殺してしまってないかな。
 長いものに巻かれなければやっていけない現実と、医者として患者を救いたいという理想との板挟みに苦しみ、(それも現実8・理想2くらいに傾いて)葛藤するからこそ、泥臭い人間味が感じられ、朝田の天才的な技術と加藤の野心に翻弄されていく姿がおもしろいのに。ドラマ版では、ただの善良で純真な人間(現実1:理想9くらい)に、成り下がってしまい、その狡賢さと純粋さの間で揺れる人間像が全く見えてこないのが残念。
 加藤も単なる野心家ではなく、医療改革を本気で目指しているがゆえに絶対に教授になるという(正しいことをしたければ偉くなれの論理)、室井タイプであることも、今後どのように描かれていくのかがポイントかな。
 そして野口。うーん、やっぱりあのヨーダのような妖怪じみたジジイを探すことは出来なかったかw 原作とは真逆の、感情を表に出さない
岸部一徳の起用は、ある意味英断なのかもしれない。最新刊にある「―この魔女め!!」(加藤を指して)のセリフを言えるような役者はいないだろうしねw でも、それでも、やはり残念さを感じるのは、原作における野口の怪物ぶりゆえでしょうか…。
 医療モノのドラマでは、世に良作・名作を数多く送りだしたフジテレビだけに、それなりの期待していたけど、これはバカドラマとして楽しむのが妥当と言えてしまうのでしょうか。経過観察――

 



 

   4 12 (水)   曲がいい日

 
NANA 第2話「恋?友情?奈々と章司」 
 先週の流れからして、ナナサイドの上京理由などが描かれるかと思っていたら、あっさり奈々の過去編。恋多き女の子だなぁ。惚れっぽさに感服。二度目ですが、相変わらずKAORI嬢のあかぬけた声と演技がピタリとハマっているようで、本田貴子演じる姉御肌の淳子とのアンバランスさもいいね。とりあえず章司との馴れ初めが来週に語られるのだと思いますが、奈々なのになんであだ名がハチなんだろう?その辺の下りも出てくるのかな?

 
.hack//Roots 第2話「Twilight Brigade(黄昏の旅団)」 
 
 ロストグラウンド=失われた場所。
 言葉の意味と崩れた外見から察するに、「隠されし禁断の聖域」でしょうか。失われるに至った経緯が、今後展開されていくのかな。
 ハセヲと志乃の会話は、オンラインゲームの中で人と人とが関係を持つということを、最も基本的で根元的に描いていたように見えますね。特にPKが横行する殺伐としたゲームであればこそ、スッと染みてくるセリフでした。この辺に川崎美羽らしさが出ているよう。
 そして、ぶらり途中下車の旅。滝口順平はマジで作品の雰囲気を変えるほどの存在感を発揮してくれるなぁw

 
 「お付き合いよろしく〜♪」
 連撃のトリガーをリーダーが持ってる、というあたり、新しいパーティ攻撃の実装があるようで。ゲーム版への前フリするあたり、メディアミックス作品らしい計らいだ。
 豊口めぐみ嬢のこういうベッタリな演技を久々に聴いて、なんだか懐かしさが込み上げてきますね。タビーはミミルみたいなサッパリ感とも違う、計算とも天然とも言えない天真爛漫さが味なのかな。なんというかベッタベタなキャラではあるけど、ハセヲとは別個にオーヴァンが目を付けるに足る理由があるのでしょうか。
 ノセられやすいみたいだけど、匂坂もいいやつw こういう渋い活躍しそうな脇役は大好きだ。TaN側では、俵屋に同じような気配を感じるところで。

 
 声は楚良だけど、どこかクリムの匂いがする…。
 元黄昏の旅団メンバーてことで、ゴードさん。熱血バカなのかクールな変人なのか、なんともつかみ所のない個性がおもしろいね。公式サイトには掲載されていないようですが、準レギュラーくらいではあってほしいもの。実はマジで楚良のセカンドだったりしたら神なんだけどなぁw
 と、第一話から見てきて想うんですが、この作品は一対一の対話がベースとなるのかな?それらしい進行ルートがなく、キャラとキャラの会話で物語が少しずつ進んでいくような気配。作り手の自己満足に終わらないように仕上げられるかどうかが、脚本の腕の見せ所ですね。

 
 大物会見?
 フィロがどれくらい重要なキャラで、どのあたりの立ち位置にいるかが、また微妙ですが、主人公の周りにいて、尚かつ組織とも繋がりがある、前回で言えばヘルバに相当するポジションなんだろうか…。
 プチグソと遊んでいる場面から始まり、朝から夕方という時間の変化を付けて、同じところで終わる。まだ2話ということで、状況とキャラクターの関係性を整頓している段階ですが、大きな物語というパズルの外枠ピースを、丁寧に埋めてきいる、そんな印象です。しかし、プチグソが可愛い。

 〆 THE FROGMAN SHOW 第2話
 うわあぁぁぁ、吉田君があぁぁぁ!w 物凄いディフォルメデザインのアニメなのに、なんなんだろうあのホラーチックな怖さは。最初の結合失敗には、マジビビったよw 総統の意外に小心&部下想いな一面も見られたりで、くそう、予想外なおもしろさを発揮してくれる作品じゃないか。たーかーのーつーめー。
 



 

   4 11 (火)   GONZOとはなんと多様な。

 
ガラスの艦隊 第2話「疾風のごとく…」 
 先週の勢い余るヒキを経て、いざガラスの艦隊(単艦だけど)の戦闘が始まってみれば…うわ、凄まじく微妙w GONZOらしい危うさが、そこらじゅうから漂ってき てるなぁ。とても2話とは思えない崩れまくった作画で(もともと綺麗じゃなかったけど、クレオのハーモニカがかまぼこに見えた)、暴れ放題だ。ヘルメットかぶって人格変わるおっさんも、ギャグでやってるんだよね?w 紋章ビームで敵艦の装甲に王家の紋章刻み込んで、そこへインプルスも真っ青なバカ120%の必中吶喊。荒唐無稽さを 通り越して単なるバカな気がしてならないけど、これを容認できるか否かで評価はガラリと変わるんだろうけど…ごめん、限界に近いかもw  見たこともない戦法を!言うてたけど、誰もそんなのやらないよ。
 一方の帝国軍も、一回の失態で即死刑というのはつれえw まあ元々処分したがってた将帥のようだけど。あと、個人的な主観なんですけど、石田彰さんて権力のトップが似合う声優じゃないような気がするので(権力者を支える側近の方が映える人だと思うんで)、どうにも違和感があるんですよね。
 銀河の勢力を争うような叙事詩になったらいいなと思っていたけど、やっぱり超大作風なB級コメディとして楽しむ作品になりそうです。
 



 

   4 10 (月)   超本命

 
涼宮ハルヒの憂鬱 第2話「涼宮ハルヒの憂鬱T」
 
 本ストーリー発進。
 朝比奈ミクルの大冒険を第1話に押し立てるという異次元アクロバットを経た、待望の本筋第一話。やはり期待を裏切ることのない仕上がりを見せてくれましたよ。
 冒頭の演出からして、フィルター掛けされたキョンのなにげない日常が、涼宮ハルヒという少女との出会いで大きく変わっていくことを象徴的に描かれていましたね。このアバンだけで、引き込まれてしまったなぁ。

 
 本OPも来たでよ。
 イントロの、夢と希望に満ちたようなハルヒは一体何事かと、ちょっと笑ってしまったけど(エスカフローネに被ったのかなぁw 何度か見たら違和感なくなりましたが)、後は作品のイメージ掴みつつ、いいアニメーションしてくれる。
分割した彩色の背景のセンスもいいし(テキストを重ねるスタイルは今季のトレンドなのかな?)、Bメロでリズムを
しっかり掴んだ動きも素晴らしいね。やっぱり音との一体感て大切ですよ。
 ストーリー上の伏線アイテムをチラ見せしたり、長門や朝比奈さんの正体に関する時計や惑星を合わせてきたり、朝比奈さん(大)も入ってきたりと、作品の内容を示すにしても、こうしたらおもしろいんじゃないか?というアイデアが溢れ、圧倒されます。

 
 髪型七変化も隙なし。
 朝倉さんの可愛さは、原作で描いていたイメージよりずっと上を行ってくれましたね。そしてハルヒの七変化、期待していたけど、うはーこれは参った。あとで止めて見直したら、似たような髪型も全部違ってたんですね(実際、七種どころじゃなかったしね)。なんつー丁寧さ、そしてやる気。
 そして、演出面で一番、心配であり、楽しみでもあったキョンの一人称視点による進行も、思ったよりずっと普通で自然でした。てか、違和感を感じないというのが凄いんだろうね。本来は異質なことを普通に見せるのって、とんでもない表現力なんだと思います。自分は原作のスタイルを知っているから、そう感じましたが、未読の人にとってはどうだったのか、反応を楽しみに、他の感想を見て回りたいです。

 ちょっと脱線。原作ありのアニメだと、原作を知る・知らないで受け取り方が大きく分かれますが、そこで発生する感じ方の違いに、自分は興味を覚えるようになっていたりします。
 もちろん、オリジナル作品でも人によって受け取り方は千差万別ですが、原作ありの作品に関しては、既読or未読という大きな二つのストリームが出来るので、その立場の違いを見つけやすく・比較しやすくなるのかな。
 アニメ化作品という恒星から発せられた光を、読み解いた感想=惑星の反射が、原作知識というフィルターを掛けたときと、そうでないときでどう変わるのか。
 例えば、原作を知る人がつまらないと感じる場合でも、アニメだけを見ている人には凄くおもしろかったりする、なんてこともざらで(小さなサインを見逃さなかったり、思わぬ発想からの発見があったり、未知ゆえの妄想に花を咲かせたりで、いろんなことに気づかされる事が多いですね)、逆に、アニメで省略されたパートの補完が、既読派の感想サイトで取り上げられていたり、原作との比較論を組み立てていたり。
 自分がとちらのスタンスに立つかで、その見方が大きく変わることも、楽しさの一つで、感想の書き方も変わりますし、逆の立場にある人の感想が、異様におもしろく見えることも多々あって、ちょっと病み付きです。
 原作を知っている限りは、比較せずに見ろ、というのも不可能な話なので、アニメーションという媒体での面白味を堪能するようにしていますが、ハルヒに関しては未読派の意見を、楽しみにしたいところです。

 
 そして時は動き出す。
 やー、ハルヒの笑顔が素敵。今までずっと、むすっとした表情ばかりだったので、その反動でもあるんだろうけど、感情の爆発!っていう、感情がめいっぱい表れていますよ。ハルヒの今までに類を見ないキャラタイプとしての突飛さも、伝わってきます。
 そしてキョンの語りのバランスとカット割りの巧さが、このあたりで凄みを増してきてました。これはコンテと脚本の神業的な演出だなぁ。
 キョンの語りは、登場人物として発するモノローグと、視聴者に向けたナレーションとの、二つに大きく分かれているように見えるんですよね。前者の方はキョン視点なので映像的にも判りやすいですが、キョンがフレームに入っている第三者視点になっているときが曲者。
 キョンが会話をしながら、そのまま語りが入っている時は、ナレーション的な役割なのは明らかなんだけど、キョンが映って、なおかつキョンのモノローグになっている場合と、そうとも言い切れない微妙なケースがみてとれて、ここが、ブレーキの遊び的な効果をもたらしているように思えてきました。
 映像的な点から見て、キョン視点と第三者視点を描き分けるだけでも、メリハリが効いておもしろいけど、どちらともいえないエリアを加えて、両者の間を行ったり来たりするから、なおおもしろい。
 キョンのモノローグに対して、ハルヒが受け答え(これは原作にある手法ですが)、会話として成立する流れも独特ですね。一歩間違うとキョンがサトラレに見えてしまうけど、うまく表現されているなぁ。このあたりも、キョンの語りが区分けされていることで、しっかり活きているように思えます。

 
 爆走開始。
 キョンを巻き込んで始まる、ハルヒの大爆走。なぜキョンが?という発端が、(初めの方にあった)なにげない日常の会話から連なり、いつのまにか、ハルヒと応対できるようになっているってところに、本作の面白味です。それから部室にに居合わせただけという長門、ハルヒが強引に連れ込んだミクル先輩を巻き込んだ大騒動へと発展していくわけですが、両キャラともに良い良い。
 長門はキョンにだけ伝わる(視聴者にも伝わらないといけないんだろうけど)微妙な表情を、どう描いてくれるか。
そしてミクル先輩は、第一話での大活躍で言わずもがなですが、時間軸的には初登場の初々しさが素晴らしいの一言に尽きますね。胸を鷲掴みされつつも、性的なエロさを感じさせないのも流石です。
 キャラそのものの動きもいいんですが、カメラポジションとその動きも素晴らしいです。キョンの手を引いてダッシュしていく時の回転にも、猛烈な勢いを感じましたが、
 
 ↑低い目線からの望遠風なショットや、広角レンズで撮影したような効果を入れたりする、視覚的なセンスが抜群に良いですね。ほんの1ショットだけの細かいところにも神経が行き届いていれば、そりゃ面白くないわけがない。

 
 SOS団結成!
 というわけで、波乱に満ちあふれたキョンの高校生活はこうして始まるのであります。ミクル先輩が、長門を見た上で、SOS団への編入を決意したあたりも、後の伏線と言うことで、さあますますもって目が離せなくなってきたアニメ版です。
 



 

   4 (日)   本命。

 
牙 第2話「新しい世界」
 新しい世界に来ても、やっぱりはぐれ者扱いの主人公、ゼッド。環境に恵まれないのも判るけど、性格的な問題がないわけでもなくて、フォローに廻ったロイアの苦労がしのばれます。しかしロイアのキャラ紹介、
 >
ゼッドの存在が(恋とは別の意味で)気になっている。
 注釈までつけて、力いっぱい否定しなくたっていいのになぁw
 スピリットとシャードキャスターの説明に、じっくり一話をかけただけあって、設定は少しずつ固まっていく感じです。
説明のためだけに出てきたやられキャラがちと作為的でもありましたがw ようやっと、ゼッドのスピリットが発現したところで終わり。まだ2話ですが、ヒキがなかなかに絶妙なアニメだ。
 しかし、牙って検索をかけたら、牙狼が2番手にくるんですね…w

 〆 BLACK LAGOON 第1話「The Black Lagoon」
 
 OPかこええ!
 今期はえい子先生にMELLさんと、I'veの古株が前面に出てきましたな。ちょっと昔のI'veっぽいイメージの曲で、
映像のセンスも抜群。なんとなくErgo Proxyのセンスに似通ったものを感じます<バラードとロックの違いで、色合いが違ったような。拳銃のスローモーションやレヴィの茶目っ気など、原作ファンにとっても嬉しい映像満載。

 
 ロック…w
 やー、冒頭から荒んだ雰囲気が出ているなぁ。レヴィ:豊口めぐみ、ロック:浪川大輔、ダッチ:磯部勉というキャストが素晴らしいです。事前チェックなしの、ぶっつけ本番鑑賞でしたが、これはドンピシャリ。特にダッチ、荒っぽい仕事をこなしつつ、インテリジェンスも感じさせる配役は絶妙だなぁ。

 
 さらにバラライカ:小山茉美きとわ!
 組んだ足からカメラ入って、顔を見せずに声を“聴かせる”登場の演出が見事。影から伸びるストッキングを付けた足の脚線美がまた良いのですよ。
 飲み比べでキレるロックは、ちょっとだけ汚名返上。挑発に乗りやすく、一度スイッチが入ったら止まらない性格はこの先にも、見られる本質的な部分かな。レヴィがグラスをスライドさせて、酒を振っていたけど(「これはジン・ビームじゃないぜ」ってウィスキーのCMが懐かしいなw)、こういうバーのカウンターで一度はやってみたいねですね。あと「あちらのお客様から」なんてのも。
 さー、そして待望の傭兵団急襲。って、司令官ガウルンじゃねーのw 、こういうイっちゃった傭兵を演じさせたら、田中正彦さんの右に出る人はいないですなぁ。

 
 ガンアクションキタコレ。
 レヴィの動きの見せ方もさることながら、マズルフラッシュの演出がすこぶる良いです。普通のアニメよりずっと光が大きく、フレームの間に入れている作業が、またきめ細かくて丁寧です。ガンアクションが命の作品だけに、この演出のキレにはシビれました。いい仕事を見せてくれるものです。

 
 トカゲの尻尾切り。
 というわけでロック見捨てられるの巻。上司はもっと俗物っぽいイメージもあったんですが、中田譲治という配役でずっと堅く、冷徹に感じられました。
 そして朝日を背負って低空突入してくるガンシップ。この一枚画だけでお腹いっぱいになりますよ。前述のマズルフラッシュもそうだけど、夜の待ちのネオンなど、光に対するこだわりを強く感じますね。ズームと望遠も巧みに使い分けて、緊張感を高めてくれるコンテも文句なしのクオリティ。
 追いつめられた4人に起死回生の手はあるか!?というところで、ヒキへ。いい。魚雷魚雷と繰り返し述べていた伏線が、来週生きるわけですが、ド派手な映像に期待しない方が無理というものです。
 さらにEDも背筋がゾクゾクしました。低い音の弦楽器かな、忍び寄るようにフェイドインしてきて、レヴィが砂浜を歩くだけの画がずっと続く。ひたすら怖いような悲しいような音が流れるだけなんですが、目を切れない圧倒的な力が。
 そしてラスト、一気にドラムスの怒濤で、鬼の形相へ。…これは筆舌に尽くしがたい快感が押し寄せてきましたよ。
 



 

   4 (土)   穴馬?

 〆彩雲国物語 第1話「うまい話には裏がある」
 一人の女の子に、美形の男どもが侍る構図からして、いかにも腐女子向けのアニメ?と思って見ていたんですが、全然そんなことはなく(いや、ちょっとはあるが)、普通におもしろかったです。
 政治に関心のないダメ王更正のため、主人公が王の妃として教育係を仰せつかる、という話。主人公の
紅秀麗がちゃんと女の子しつつも、貧乏性のためか、しっかり者で竹を割ったようなサッパリした性格なので、非常に好感が持てるんですよね。CV桑島法子さんの演技がまた良くて、健気で明るく元気な女の子を演じてくれています。ミス
マル・ユリカっぽい声色は久しぶりかな。男性陣は狙い澄ました配役ですが、檜山が文官てのはおもしろいかも。
 中国的な衣装といい、音楽担当が
梁邦彦さんといい、十二国記を連想させる作風で、予想外に楽しめそうです。音楽と言えば、ED曲がタイナカサチさんで、これもよさげ。むしろdisillusionより良いかも。
 今後の展開次第で、フェイドアウトするかもしれませんが、しばらくは付き合っていこうと思います。思わぬ伏兵だ。
 



 

   4 (金)   実力。

 〆ウィッチブレイド 第1話「始」
 うは、私を連れて逃げてくださいキタコレ。作画が第1話の割に微妙に崩れているところなども、GONZO作品らしいw
あのカメラマンが登場したときは、速攻で惨殺されるかと思っていたけど、思わぬ展開からレギュラー入りに。使っているカメラは全てアナログなんてところまで雑賀っぽいなぁw
 児童保護の名目で、明らかに母親から娘をさらっていく法律が酷いだけに、奪い返す母は熱かったなぁ。過去に
起きたらしい災害からウィッチブレイドの謎まで、前フリ全開の第一話。見るからに痛そうだったモンスターやウィッチブレイドのデザインも好みだし、鑑賞しない手はないですね。
 サイキックラバーにしては控え目な主題歌も、インパクトは弱かったけど、じわじわ聴いてくる曲になるのかな。
余談ですが、サイキックラバーは今年こそ大々的なライブをして欲しいもので…。

 
Fate-stay night 第14話「理想の果て」
 
 潜入ー。
 イリヤが城を後にする1ショットを挟むのは丁寧でいいね。魔力不足でダウン気味のせいもあるのか、思い詰めたセイバーがやけに可愛く見えたり。だんだん感情を表に出すようになったことから、女の子らしい描写が増えて、ヒロインっぽくなってきましたね。

 
 「別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
 アーチャーキタコレ。つくづく背中が格好いいサーヴァントだ。ヘラクレスを相手に、半分本気で言っている(それを裏付ける実力がある)ところがまたいいのですよ。対して凛の受け答えがちょっと変? 自信がないのは判るけど、怯みながら息巻くという、なんだか中途半端な表情も凛らしくないし、冷や汗一つ入れるだけの演出って、ちょっと
安っぽくないかな?

 
 Fateのバトルシーンには、もう期待するなということか…。
 静止画に効果線を入れる演出の多用、カットインのセンスもお世辞にも良いとは言えず、動画も結局、最後は静止画で締めるので迫力なし。バーサーカーに追いつめられる場面も…うーん、コンテに面白味が感じられず…。というわけで、今まで堪えてきましたが(よく保ったもんだ)、今後、Fateの戦闘描写には過度の期待はせんことにします。原画はさほど悪くないけど、それとてコンテや動画に比べれば、くらいのレベルだしね。士郎が走ってる動画も酷すぎて、逆に変なスイッチが入って笑ってしまったなぁw
 なので、アーチャー最大の見せ場ながら見応えは微妙。プロモにあった墓場での射撃が本編にはなかったので、弓兵らしいことしたのこれが最初で最後ということに(しかしバーサーカーの滞空時間えらい長かったなw)。トドメは干将・莫耶の強化版だったし…てか、なにこのガンダムのパロディみたいなカットw 悲しいことですが、最早笑いを狙っているとしか思えなくなってきた。門脇イリヤは、命令形になるとボロが出るしよう…。
 あと、とうの昔にバレバレですが、アーチャーが召還時に、自分がどこの英霊だか覚えていないという話は、当然嘘なわけで。

 
 覚悟。
 本気で望んだものの、やはりヘラクレスに勝つ能わず。アーチャーのダメージと共に、逃走中の凛の令呪が欠けていく画の差し込みが、すこぶる良かったです。そもそもゲーム版では、このアーチャーVSバーサーカーの一戦は全く描かれていないので、オリジナルとしてはおもしろい試み。アーチャーがイリヤを愛称で呼ぶなど、本来UBWルートで明らかになる正体のヒントを、増やしてくれたしね。
 といっても、作画やコンテに関しては、オリジナルに突入した途端、このザマ…とも言えてしまうのですが…。

 
 「So as I pray,unlimited blade works.」
 詠唱をフルに唱えるなら、日本語の呪文を字幕で添えると、ぐっと雰囲気出ていたんじゃないかなー。アーチャーの個性を引き出せていたとも思えるのですが…。他のサーヴァントの宝具でやらないので、バランスを崩さないために入れなかったのか、これ以上アーチャーの正体を伝える必要性を見出せなかったのか。でも、やはり無限の剣製に関しては、日本語と英語があってこそ、と思えてしまうのです。
 固有結界発動の描写も円が拡がるだけってのがなぁ…。歯車が動いている様を見られたのは良かったけど、発動シーンの淡泊さと、発動後の重みの、バランスがとれてない感じ。Fateという作品に対して、高いハードルを掲げてしまうのを自覚してますし、スタッフの努力も判るのですが、画が話に追いつけていないようで至極残念。ムリにこのバトルを入れなくて良かったのでは…?
 アーチャーの消滅と共に消える、凛の令呪。羽が一瞬遮ったところで消える描写は、切なくて良かった。けど、その前の、いきなり現れるカラスの唐突さにまたしても苦笑。…なんだか変な疲れがたまってくるアニメだ。
 それを帳消しにしてくれるくらい、バーサーカーが刺さされまくってる一枚画はメチャメチャ格好良かったなぁ。右目の赤から左目の黄色に光が変わったのは、命が切り替わったことを表現していたのでしょうか…。

 
 あれ、最終回?w
 興味深い映像もいくつかありましたが、いっそラジオドラマとして聴いた方が、おもしろい話だったのかなぁ…。
 アニメ版で見られた、アーチャーの正体を探るヒントを挙げてみると、
 ・弓兵の属性だったということ。
 ・投影魔術の使い手であること。
 ・士郎に対して無遠慮に、極めて的確で本質的なアドバイスが出来たこと。
 ・イリヤスフィールをイリヤの愛称で呼べること。
 ・バーサーカーの宝具の正体を知っていたこと<「あと二つはもらっていく」の下り。
 ・凛が士郎を甦らせるために使ったペンダントを、別に持っていたこと。

 ってところかな。こうして列挙してみると、判りやすいでしょうか。ぶっちゃけ「エミヤ」という英霊名なわけですが、HFのシナリオがあって成立する存在だけに、明言せずに濁して終わったのかな。
 そして専用EDの画はアーチャーが衛宮士郎であった過去から、サーヴァントとして消えるまでを、主観的に描いていたってことなんだろうね 。アーチャーの記憶というイメージかな。
 凛の膝立画は原作を知る人に判るサービスショットだし、藤姉や桜達の前には一人称の主体がいることを如実に語っています。原作は3つのルート(Fate,Unlimited Blade Works,Heavens Feel)によって、まるで物語が異なる、マルチエンディングだけに、アーチャーの正体は、非常に扱い難い話だったのかもしれません。そういう意味も含めると、この専用EDには明確な演出意図が見て取れるし、個人的にも好ましく思うところです。でも、原作知らない人にとっては、結局、アーチャーなにしにきたの?という話で終わってしまったのかなぁ…。
 



 

   4 (木)   まだまだ続くよ新番組。

 
ひぐらしのなく頃に 第1話「鬼隠し編 其ノ壱 ハジマリ」 
 こここ、怖いぃぃ。えい子先生の歌がまず怖い。背筋に何かヒヤリとしたものが走っていくようなOPです。
 本編に入ると、アバンにあった惨殺シーンはなんだったのよ、くらいに徹底して明るくコミカルな流れになりますが、後に繰り広げられる、スリラー展開との落差として活きるんだろうなぁ。事実、中盤から圭一の質問に対して、急に口が固くなる魅音・レナの様子が、夕焼けを背景に描かれると背筋がゾクゾク。
 作画面で若干、不安な様子もありますが、それを補って余りあるスリルに期待したい。

 
ZEGAPAIN 第1話「エンタングル」 
 
 なにこのテッカマンブレードw
 とか思ってたら、シリーズ構成が関島眞頼だったw そら、構図が似ててもおかしくないなぁ。冒頭のこのシーンが主人公の前世、或いは別次元の同一存在など、深く関連するようで、現在軸の主人公とどのような因果関係にあるかも、じっくり回収されていくのでしょうか。

 
 ボーイミーツガール。
 物語の普遍性、謎の少女に出会ってから、運命の歯車は回り出す。シズノとの2回目の出会いから、ゼーガペイン搭乗まで結構強引に進むけど、余計なことを考える暇を与えない、勢い重視で突っ走るくらいの方が、こういうタイプの作品には向いているんだろうね。ビルに移る機体の姿を見て確認する様は、エヴァンゲリオン第一話を思わせる演出に苦笑w
 前後しますが、幼馴染みとの会話シーンがすこぶる良かったです。離れたベランダにいて、互いに姿は見えながらケータイで会話するという状況設営は実におもしろかった。そこからキョウの部屋の異変へと切り替わるきっかけにもなったしね。
 主人公もいまどき珍しい、直情径行でひたすら前向きなタイプながら、それゆえに懐かしさともつかぬ、鮮さが感じられたり。番宣を見た段階でアクエリオンっぽい気配を感じましたが、主人公はIGPXのリズとアクエリオンのアポロを足して割ったようなイメージかな。

 
 レッツバトル。
 一つだけと言われた質問に「なんでプールにいたか?」や、戦う条件に「水泳部のビデオに出演して」と告げるなどかなりズレた発言をかましますが、それでこそ漢。それでこそ主人公。男女がペアで一つの機体に乗り込む機体を見ると、ついついモーターヘッドを思い浮かべてしまうのですが、ガンナー=騎士、ウィザード=ファティマな役割で
いいみたいですね。
 動きが固い、と劇中で指摘されていましたが、よく動いていた割にぎこちないというか単調というか、あと一歩迫力が足りなかったかな。ストーリーに沿って、敢えてそういう演出をしているのか、これが表現力いっぱいなのか、まだわかりませんが前者であることを願いたいもの。
 伊東岳彦、関島眞頼、幡池裕行、中原れいといった大御所が揃い踏みなだけに、90年代後半を席巻した勢いを
再び巻き起こして欲しい。…しかし、なんでこれ夕方放送なんだろうw

 〆xxxHOLiC 第1話「ヒツゼン」
 原作とまるで遜色なし。CLAMP作品では比較的少なめな線の細さも忠実。記号化した、とでもいうかな、シンプルで特徴を掴んだ服飾の、デザインと色彩も見事に再現です。キャスティングも違和感がまるでなく(まだ登場してないレギュラーもいるけど)、飄々としてつかみ所がなく、四月一日をからかう侑子:大原さやかさんも当たり役。もっちーの声をアニメで聴くのも久しぶりです。
 ボケ・ツッコミのテンポも快調で、ディフォルメ画もいいね。独特の世界観を生み出す背景の表現力や、小道具の精密な描画も、さすがプロダクションIGといったところか。OPにスガシカオの起用というのも、意表を突かれたなぁ。そんなわけで原作既読者としては言うことなしのクオリティですね。
 せっかくアニメ化したのだから、スタジオと放映局の壁を越えて、ツバサ・クロニクルとの作品間リンクを、実現してくれないものかなぁ。
 



 

   4 (水)   今季の主戦力?

 
NANA 第1話「序章・奈々とナナ」 
 うわ、これメチャメチャおもしろい。原作や映画が大ヒットする理由もわかります。とはいえ、原作がおもしろい=アニメおもしろいに直結するわけでもなく、スタッフの腕次第で生かしも殺しもするもの。原作は未読ですが、アニメとしての面白味を充分に引き出す手腕は、流石は
浅香守生監督というところか。そういう意味では、エア・ギアが対照的で、明暗が別れたなぁ…(大暮維人作品は、アニメ化で悉く報われない気がw)
 ナナと奈々の出会いから、東京に着くまでの対話(といっても奈々が一方的に語りかけていたけど)シーンも、電車のシートに座ったままというシチュエーションで長いスパンを取りながら、まるで飽きさせない。どころか、むしろあのシーンで一気に引き込まれた感があります。
浅香監督は、シリアス作品での演出が印象深いので、奈々の天然な明るさや、ディフォルメされて繰り広げられるコミカルなシーンのキレにも驚くばかり。
 潔い別れから、運命的な再会までいつのまにやら引き込まれてしまい、OPでちょっとキツイと感じたキャラデザもまるで気にならなくなっていました。これは期待が高まるなぁ。

 
いぬかみっ 第1話「はだかでドンマイっ!」 
 動画すごい。今季でもトップクラスの動きを見せてくれた…はいいのですが、ネタも下すぎた。この凄まじい動画が活かされているんだか殺されているんだかw 原作既読作品ですが、元々ライトなタッチが、アニメ版ではさらに軽くポップになったような感じかな。活字で読んでいた下ネタの数々も、忠実に(むしろ過激に容赦なく)映像化されたはいいものの…これは引いたw ある意味、アニメ化してはいけなかった作品かもしれないと思ったw どうしようもないバカ展開と下品さの中に、萌え要素を入れているけれど、圧倒的に前者にバランスが傾きすぎだ。
 「うる星 + あかほりアニメ − 品性(挙げた2作品は元々ないと思うけど、ゼロからマイナスに転じるくらい)」というイメージかなぁ。いっそゲストキャラに千葉繁とか矢尾一樹を出してはどうなんだろうw
 ようこ=ほっちゃんという配役も、ちと違和感ありましたが、これは次第に解消されていきそうな感じ。正直、継続はつらいとも思いますが、.hackまで時間を持て余すのもなんですし、とりあえず見ていこう。

 
.hack//Roots 第1話「Wellcome to “The World”(歓迎)」 
 
 ウホッ、いい真下作品。
 真下監督の辞書には、開拓とか真価なんて言葉はないのかというくらいに、一目で真下作品と分かる構図・演出のオンパレードだなぁ。良い意味で、自分なりのスタイルが完成されているのでしょうね。自分は基本的にこの真下節が好きな人間なので、嬉しいのですが。曲も今季の中ではかなり好みで。
 今回はゲーム版と同じ主人公を持って来るという、設定的にはチャレンジしていて、トライエッジのシルエットもあるようですし、ゲーム版とどのようなリンクをしてくるかも楽しみなところ。

 
 とか言ってたら、主人公イキナリ死んでるし!
 PK(プレイヤーキラー)がまかり通るバージョンに再変更されたようで(初期のザ・ワールドはPKが可能で、前作SIGNでもPK行為はあり、後に禁止された…はず)、相当に殺伐としたゲームになったなぁ。
 相変わらず序盤から、思わせぶりな行動、意味深なキーワードといった伏線を引きまくり。SIGNから引き継がれた主要キャストも結構いるようで、この辺は前作を知る人にはニヤリ…な配役。

 
 今回はギルドとPKが要?
 職業やキャラエディットも大きく改編されたようで、豹頭のキャラには思わず苦笑w オーヴァン率いる黄昏の旅団の目的がなんなのか、直毘はなぜオーヴァンを追うのか。PKの取り入れにより、ギルド間の確執も、一つの見どころになっていきそうです。
 と言ってるそばから、PKがPKを呼ぶドロ沼な展開へ。後にネカマの二人に釣られることになる熟練者風な冒険者コンビ、二回目を見るとこのシーンはかなり笑えます。

 
 うは、プチグソナツカシス。
 いたなこんなのw そして滝口順平の起用にもたまげました。タヌキのように可愛いらしいエディットで、どこか達観した様子ながら、存在感ありすぎるw これでリアルが若年層だったら爆笑モノだなぁ。リアルの状況をどう絡ませてくるかも、ネトゲーという舞台における楽しみの一つで。
 しかしハセヲは狙われまくり。ネトゲー始めたその日に、3度もつけ狙われたらやる気なくすだろうなぁ。PKコンビが志乃の姿を見ただけで立ち去るところを見るに、よっぽど名が売れた強いプレイヤーなのかな。
 第一話は顔見せと、ザ・ワールドの設定説明に終わりましたが、ここからどのように話が拡げられていくか、じっくり追いかけたいと思います。

 〆 THE FROGMAN SHOW 第1話
 なんの事前準備もなしで見て(今季は全ての作品がそうですね)、デザイン見た瞬間、即、切ろうと思いましたが、なにげなく惰性で続けて見てみれば、やー、話のテンポとシュールなネタが見事にツボ。デザインもどうかと思ったけど、あのアメリカナイズなキャラデザでなければ、きっとおもしろくない話なんだろうなぁ。HPでプロモーション用の映像が見られますけど、自分は鷹の爪団の方が好みで。
 これも相当、人を選ぶタイプの作品だろうなぁ。そのうち飽きると臣増すけど、怪作と言わしめるだけの力を、見せ続けて欲しい者です。てか、これ地上波でありなの?w
 



 

   4 (火)   さて怒濤。

 
シムーン 第1話「墜ちた翼」 
 でっかいアンモナイトに女の子二人がチューしながら乗ってドンパチやってる物語…で間違ってないと思いますが、とにかく意味深で思わせぶりで、ディープで濃い展開にドン引き。OPを見たときは、一瞬悪くないと思ったんですが(画は綺麗で石川千晶さんの曲も好きなので)、自己陶酔が深すぎて、ついていけませんでした。
 これ作ってるスタッフ自身にも、「おれたちは今、ものスゴイ作品を作ってるッ…!」ていうナルチシズムに染まっているような気配すら伺えてしまって(完全な邪推ですけど)、これはどっぷり浸かるか、完全に引くかの、どちらかしかないんじゃないかな。たぶん自分は後者。
 作品的に似通う部分はそれほどないんですけど、ウテナを見ているときの感覚を思い出したりも。この感覚を覆すような、なにかとてつもなくおもしろい展開があればいいのですが、何事もなければ一ヶ月程度でフェイドアウトで。つーか、まずシムーンのデザインがカッコ悪すぎない?w

  吉永さん家のガーゴイル 第1話「吉永さん家の石ッころ」 
 やー、これは他の誰でも演じ得ない、若本&斉藤キャラの作品ですね。のめり込まなければ付いていけそうにないシムーンの直後、という順番もあってか、一歩引いたところで見て楽しめるコメディのおもしろさが抜群だ。
 一人勝ち気な末娘と、気弱な兄、元気な父、最強の母という構図からして(ベタといえばベタなんだけど)、ポイントを抑えているね。ママあかりっぷりには、不覚にも笑わされてしまいましたw
 そんな吉永家にやってきた石像ガーゴイルと過ごす、ドタバタコメディ。コメディの王道たる、笑いと涙の両立というツボも心得ているわで、なんの心配もなく見ていられます。
 ガーゴイルに動物と会話出来る能力があるっていうのも、おもしろいし、石像だけに耳が地面に突き刺さって動けないショットだけで笑えてしまうなぁ。
 一話は吉永家に止まっていましたが、OPにいる主要キャラが絡んできたら、もっとおもしろくなりそうです。

 
練金3級 まじかる?ぼか〜ん 第1話「初めての呪文は甘い罠/午後の呪文は赤いカブ」 
 はいてない!w ドロロンえん魔くんな衣装もどうかと思いましたが、やってくれたなぁ。作画も綺麗だし、話の軽さも程よい調子で、キャラ萌えがポイントの作品ながら、妙にドライで後腐れなく見られる番組です。
 実に狙い澄ました感のあるキャラ設定だけど、そんなあざとさも軽やかに流す、大して中身のない話作り(←誉め言葉)が功を奏しているのかな。正直、ストーリーというほどのストーリーはないけれど、3級という単語がタイトルにある通り、マイペースでのんびり進む4人娘の、ほのぼの物語。このキャラ萌え全盛の時代で、敢えて力を注がず、中庸に見えるのは、凄いバランス感覚でもあるのかな。
 一話では、特にポストを作って手紙を待つだけのBパートが、他愛もない話だけに良さが光っていたと思います。

 
ガラスの艦隊 第1話「流星のごとく…」 
 
 銀英伝?ライ?
 久方ぶりに宇宙で覇を争う壮大な物語を見たんですが、リアリティを感じさせないセンスが良い意味で個性的。
革命戦争的な一面もあるせいか、ベルサイユの薔薇みたいに時代がかって見えるのかな。さらに宇宙空間(?)でも息が出来たり、同じく大規模な艦隊戦を行うだけの科学力ながら、炸薬式の弾丸を手動で装填していたり、白兵戦になったら剣で戦っていいたり。どこか儀礼的で外している設定が、おもしろみに転化してきました。
 さらに宇宙の色合いが独特で、今までのスペースアニメでは見たことのない彩色(緑ってのは流石に初めて見た)なのも、上記の世界観に合っているのかな。
 キャラも結構濃そうな感じだね。メイドと執事の登場にも参ったw キャラと世界観見せな一話で終わりましたが、
この先に戦術的な見せ場があることを期待です。しかし、ガラスの艦隊って弱そうな名前だなぁ…w
 



 

   4 (月)   春だ、花見(昨日終わった)、新番だ。

 
ARIA The NATURAL 第1話「その カーニバルの出会いは…」
  ほのぼのとした世界、ゆったりと流れる時間、心地よい音楽。そして頑張ってるけど、ほどほどに力を抜いてもいる作画。第一話にしては、ちょっとクオリティ低いような気もしましたが、逆にスタートだからといって力むでもなく、作風と同じようにマイペースでいるのが、この作品の制作スタイルなのかも。
 1stシリーズでは見られなかった(実は楽しみにしていた)、猫の集会も初っ端から来て、眼福。なにはともあれ、前シリーズと何一つ変わることのないクオリティで、安心して見られる第二シリーズです。

 
スクールランブル 二学期 第1話「ScrambleがReloaded! SuperstarにRequest! ScandalousなRestart!」
 原作もそれほど好きなわけでもなく、前シリーズも別に注目してなかったですが(暇なら見るくらい)、今回も特に
代わり映えない視聴。良くも悪くも、今期の第二作シリーズは、前と同じ視聴スタイルで望みそうなんですが、じゃあなんでわざわざピックアップしているかと言えば、本編より主題歌CMのPVに目を奪われてしまったからに他なく、

 
 いや素晴らしいバカさ加減。既視感にもう笑いが止まらんのです。
 アニメのOPを見る限りは、それほど琴線に響く曲ではなかったのに、CMの映像を見て唖然。これはPVの映像と合わせて楽しむ聴く曲なんだなと、個人的に即・断定。これはまじでPVが楽しみでならない。

 
涼宮ハルヒの憂鬱 第1話「朝比奈ミクルの冒険 EPISODE00」
 
 わははははw
 やられた。このミクルの大冒険を第一話にもってきたチョイスには度肝を抜かれました。原作呼んでない人には、何がなんだかサッパリわからない第一話だろうけど、知る自分にとっては堪えられないものでしたね。
 いかにも!という自主制作映画っぽい演出が、随所に詰め込まれ、なおかつミクルビーム(本物)が炸裂な描写も織り交ぜてある(エヴァのサキエル思い出したw)。この映画を初っ端に持ってきた決断と、演出力と、そして主題歌恋のミクル伝説は神だね。サントラにフルコ版も収録されるのかなと先走ってしまいますが、これはTVサイズなのがいいんだろうなぁ。OPだけで20回以上は見返したかもw
 シャミセン:緒方賢一というキャストも、してやられました。鶴屋さんもいいね。

 
 そんなわけで問答無用の第一話でした。
 ハルヒ本人が最後にドンと出てくるのも、いい構成だね。とりあえず原作知らない人なら、「これは一体、なんなのだろう?」と興味が湧くか、ドン引きのどちらかだと思います。でも、前者を多く取り込めるだけのクオリティがあったと思えます。というかここで見切ってしまうのは、余りに勿体ないです。
 この映画撮影が何であったのかを、中盤なり終盤なりで回収する頃には、どっぷりハルヒワールドに浸かっているであろう未来を楽しみに、鋭意鑑賞していこうと思います。今期作品では期待値MAX。
 あとEDの踊りがありえねー。鶴屋さんたちがPOP STARだよw
 



 

   4 (日)   いろいろ。

 
タクティカルロア 第13話(最終話)「アウトバード・バウンド」
 CM明けでストーリーショートカットやられたぁぁぁぁぁ。わははははw 2週ほど前から急に拡げ始めた大風呂敷をどうするつもりかと迎えた最終回だけど、畳む気なんかさらさらなかったんだね。
 熾烈なバトルの後に潜水艦を沈めた後(この戦闘も序盤の頃に比べるといまいち盛り上がりに欠けたかなぁ…)、CMに入って、さあどういう解決を見るかと思えば、イキナリ半年後。一瞬、何が起きたか判らなかったけど、事態を把握した後は、その潔さに笑うしかなかったです。なんという見事なジャンプ的第一部完。
 結局、三角関係も決着が付いたように見えて宙ぷらりんのままだし、度々姿を見せたネーヤみたいな少女の存在も謎のまま。何一つ決着を付けずに終わったけど、これは何か別のメディアで第二部に続くのかなぁ…。

 総評。
 戦闘描写には一定の水準を越えたリアルさがあって、質の良い緊張感とスリルを堪能出来たし、中盤まで随所に取り入れられたエロ描写など、スタッフの強いこだわりを感じる作品でした。が、終盤のストーリー展開でドン引き。
今までミリタリー&エロのシンプルな展開だったのに突如、哲学・思想的な小難しい話が入ってきて、興醒めするなと言うのが無理な話。ノイントテーゼに照準を合わせるなら合わせるで、いま少し中盤で含みを持たせられなかったのかなぁ。本来、2クール予定が、1クールに打ち切られたような、あのラストの詰め込みぶりでは何を伝えたかったのか判らないままだし、ミリタリー&エロのシンプルさ、その勢いは逆に減じられてしまった。ストーリー的な面白味を追い求めた結果、二兎追う者は一兎も得ず、の教訓を得て終わりだったのでしょうか。
 こんな置いてけぼり感を味わうとは、開始当初にはよもや思わず…。

 
ガイキング -LEGEND OF DAIKU-MARYU- 第16話「包囲網突破!リーと女豹!」
 リーさんとヴェスターヌの遭遇はキャッツアイを思わせる流れだったけど、好きですよこういう展開。リーの救難信号を受けて、救出に向かうダイヤ達の前には、ノーザが立ちはだかるで、何とも言えない緊張感。
 しかもノーザがライバルキャラとして精神的な成長を見せた上、設定としても、フェイスオープンに対抗したチェストブレイクってのがまた美味しい。互いに全開でぶつかり合う戦闘は作画も良かったけど(かなり高いレベルだったと思うんですが)、それゆえに改めて13話の神動画の凄さを理解した一瞬でもありました。画を動かす技術って、極めると明らかに違う領域に入れるものなんだなぁ。
 ストーリーとしてもダリウス大帝の真実やプロイストの暗躍に伏線をびっしり張り巡らす話として、おもしろかった。なにごともなく幹部席に座ってたサスページ様も流石よw

 
交響詩篇エウレカセブン 第49/50話(最終話)「シャウト・トゥ・ザ・トップ」「星に願いを」
 ラストバトルはレッドノアVSNノーチラス号のオマージュとしか思えない特攻展開だったけど、熱かった。フィナーレに相応しい戦いでありましたよ。エウレカとアネモネの首輪なんて、ずーっと忘れていた伏線まで遡られて、ちょっとした感動もあったね。
 中盤でちと小難しい設定説明に明け暮れたときもあったけれど、とにかく言いたいことは、レントン Loves エウレカってことだけで、溢れんばかりの愛の嵐にあてられて、ひたすらイケイケゴーゴー。応援するしかなかったです。最後にレントンがコスチュームを着替えたのは、子供から大人への脱却を画的に表現していたのかなぁ。
 月に刻まれたオチには、さすがに苦笑だったけど、あんだけのパワーがあった愛っつーことで納得させられてしまうね。個人的には48話のドミニクとアネモネの二人がピークと思いますが、爺ちゃんと子供達で締めたエピローグも、心温まるものでした。

 総評。
 空をサーフボードで舞う。そんな夢のような描写一つに魅入られた作品でした。1年間という長いスパンであれば、多少たるんだり鬱になる話もあったけど(キャプ翼話は腹抱えて笑ったけどね)、この最終話に向けた過程として申し分なかったです。タルホの子供とか、エウレカ達の回帰など、さらなる後日談を見たくもありましたが、微笑ましくも暖かいラストなればこそ、いい余韻に浸れたのかな。
 愛!LOVE!結なんの照れも迷いもなく、こんな直球ど真ん中の剛速球を送りだしてくれたスタッフの皆様、お疲れさまでした。

 
牙 第1話「運命の風」
 お、OPからして興味をそそられます。スタンドばりの設定もおもしろいけど、スピリットとシャードキャスターの見せ方が抜群に上手い。このスタッフはどうしたら、キャラが最も格好良く見えるかを熟知しているよう。導入部だけで、まだ本格的な戦いに入っていないけど、期待が高まります。
 主人公の名前がゼッドで、手に輪が見えたときはちょっとそれどうなの?と思ったけど、輪が更に拡がりを見せて一安心。てかシエル先輩の方はどうしようもないね。大爆笑w 第一話では主人公の親友として体を張っていたようですが、OPの構図をみる限り、敵方に参入が固そうです。シュラトに対するガイみたいな? 本編後に改めてOPを見ると、母さんも実の母親じゃない気がしてきたなぁ。
 未知なる世界へ飛び込んだところでヒキ、インパクト重視で視聴者を引き込んいれていく第一話。その通りに引き入れられてみようか。

 
Fate-stay night 第13話「冬の城」
 
 ダウーン。
 前回の宝具解放で、士郎が足を引っ張った描写がやたら強調されていたせいか、とことん士郎がダメマスターに見えていくなぁ。本人の自覚がないのがなお痛い。ゲーム版では、一人称的に扱われることも多かったから、波に乗れていたけど、こうして他者の目で見るとどうしようもない。ちょっと士郎、可哀想すぎないか。

 
 アーサー王伝説。
 なんかセイバーの表情が作画おかしかった(本話は全体的に崩れていた)気がしますが、英霊の正体がかっちり判明。剣に関する英雄と言って、その知名度では一二を争う伝説。けど女性という理由で外したら、してやられた。そんなゲームプレイ時の記憶が甦ります。
 剣の形の違いに言及するってのは、カリバーンの伏線…つまりはFateルートで決まりということかな。他にも年を取らないとか、龍の化身とか、いろいろポイントとなる設定を、兵士の言葉に乗せて伝えていたけど、これは安っぽく(ハッタリっぽく)見えてしまったなぁ。軍て無言で佇むから格好いいんじゃない?或いは一兵卒でなく将校クラスが語るような重みがあれば…。
 んでアーチャーと一悶着。この構図もいい加減慣れてきた頃ですが、調子を図っている云々の話は、対バサカ戦への前フリなのかなぁ…。

 
 うーん、士郎は本当にただのダメッ子だなぁ。
 まじで可哀想になってきたw イリヤの魔眼で気を失ったとき、夢に見た投影魔術への伏線も露骨だw
 「考え事でもしている隙にさらわれたんだろう…」という、推測の割には正鵠を得た判断。まじでアーチャーがそろそろ消えそうな気配が濃厚に…。

 
 プチッw
 ありがとう慎二、そしてさようならw 僕らは君のことを決して…いや来週には忘れていると思うけど、束の間の
お茶目を楽しませてくれました。お疲れ様。
 しかし、イリヤ=門脇は…うーんw 悪戯好きな少女でありながら、大人びたところもあり、悪魔的な本性をもチラ
らつかせるという、多面性を持つキャラだと思うんですが…門脇イリヤは1つ目しかクリア出来ていないのでは…w
今までも何度となく感じたけど、この違和感は本物だ。門脇嬢がどうこうではなくて、キャスティングした人のセンスが自分とはかけ離れていたんだろうね。
 さて、来週はアインツベルン城攻略ってことで、「倒してしまっても構わんのだろう?」が聞けるかどうかが楽しみなところ。アーチャーのセリフの中でも、三指に入る名セリフだね。けど、それを言ってしまったらドロップアウトも確定なわけで、中途半端に消えてしまうのは勿体ない。…でも聴きたい。二律背反にさいなまれるつ来週待ち。
 



 

   4 (土)   鬼才。

 
牙狼<GARO> 第25話(最終話)「英霊」
 
 うあー、マジで描いたら実現しちゃったドリームノートな展開。
 牙狼が射手座の聖衣となって現れました。しかもメシアでかすぎ<尻がw チャット鑑賞していた二人からパロディウスとのツッコミが入っとりましたが、普通にシューティングゲーム 。せっかく羽根が生えたのに牙狼小さすぎw
 そしてゴンザがぁぁぁぁぁぁぁ!! 銀ちゃんのピンチに駆けつけた!勢いのままに騎士剣持ってきたのに、
 「おまえにソウルメタル(剣の素材)を操れるのか?」
 「…え?」

 敵のツッコミで剣の重さを自覚&地べたをはいずるゴンザw あれだね、地面を過ぎても本人が気が付くまでは
歩いていられるの法則。一瞬、自分の手元確認してから重さに負けるのが、本当あほだったなぁ。剣を握ったまま
蹴飛ばされてえらいことになってたね。ゴンザ痛みに耐えて頑張った。感動した。
 一方、鋼牙は鎧なしでも飛び始めて、メシアの眉間にプスリ。あっけねーw 「我が名は牙狼!黄金騎士!」と、
勝ち名乗りを上げる様子がギャグにしか見えなかったよ。

 
 っし、バラゴきたー!
 そうこうなくては!w 戦闘本能のみが残され、その他の記憶は一切喰われたようですが、それだけに最強。
 ラストバトルってことで、大盤振る舞いだね。ビルは吹っ飛ぶ、巨大な輪で都会の上飛び回る。さらにはその輪がビルに激突したかと思ったら、今度は縦回転の大車輪へ。なんなのこれw 輪の面上なり内輪の中なり、気合い
入りまくりの殺陣で、二人が大激闘しとるんですが、セットが大仰すぎて、笑いが込み上げてしまった。
 最後の鎧召還では、なぜか唐突に天使がパーツ持ってくるし(フランダースの犬w)、終いには牙狼の大軍団に
よるチャアァァァジ!!突撃。意味不明なんだけど、問答無用の勢いにのった、無軌道でパワフルな演出には、頷くしかなかったです。なんというB級ぶりか。
 ザルバが消滅するラストには思わず涙がホロリ…なんてあるはずもなく、声優:影山ヒロノブの熱演(なんというか悪い意味でハマり役だった)に、ただ笑いを堪えるのみでw

 
 鋼「旧魔界後で“友”という意味だ。」
 銀「じゃ、俺もお前のザルバだな。」

 西の番犬所から、再生されたザルバを贈られ、新たに名を付けた場面。ギップルが飛んできそうなクサさでしたが、それこそが牙狼<GARO>。
 北の管轄に移ることとなり、カオルから絵本を受け取って別れる鋼牙。最後のページを見て感涙に咽び泣いていたけど、さて何が描いてあるかと思えば……………「終 暗黒魔戒騎士篇」。うはっスルーw 提供画あたりで出るかと儚い期待もしたけど華麗にスルー。わははははw 最後までやってくれたなぁ。暗黒魔戒騎士篇とあったけど、続編は流石にないあろうね。

 総評。
 ほんの偶然から、第一話を見かけた牙狼。今にしてみれば物凄い幸運だと思えます。文句なしの、B級中のB級作品でした。
 第一話の峰岸徹に始まり、うな加藤、加勢大周、渡辺裕之、川平慈英、涼平、中村有志、板尾創路、そして森本レオ御大と、キャスティングの(変な方向の)力の入りようったら他に類を見ない。
 脚本・ドラマ的な部分は上記キャストを存分に活かし、見事な傾きっぷり(そう思わせて全部、計算だったらすごいけど)。毎週、あの手この手で笑わせてくれたものです。川平慈英、加勢大周、森本レオがゲストの3話は、並べた順にTOP3かな。
 一方、殺陣とCGに関しては雨宮慶太の鬼才ぶりを120%発揮。掛け値なしに凄かったです。終わってみればの
結果論ですけど、あのどうしようもないくらいにナナメな脚本と、一級の特撮技術のどちらが欠けても、牙狼は魅力的な作品にはならなかったと思います。雨宮慶太は良い意味で、メジャー作品を作れない監督なんだろうね。
 夜王、時効警察、牙狼という3立ては、二度と見られない布陣だったと思えます。スタッフの皆様お疲れ様でした。

 
びんちょうタン 第9話(TV版最終話)「クワガタついてるびん」 
 
 犬生きてた<殺すな。
 メガネの事務員さんも、厳しげな物言いだけどびんちょうタン大好き。ある種のツンデレ? くぬぎタンとは着実に
友情を育み、和む場面でもあったんですが、びんちょうタンが読み書きすら出来ない環境であることが判って、逆に泣けてしまった。

 
 こっちはこっちで。
 ちくタンとれんタンが仲良しに。ふたりでお茶屋に繰り出しても、れんタンはびんちょうタンを思い出したりで、皆、
びんちょうタン大好きだなぁ。あと、あろえは何しに出てきたんだろう?w

 
 「わたしは、生きてるのがー、好ー、きー!」
 和むなぁ…w どこまでも前向きなびんちょうタンを見ていると、明日も元気に働こうとい気になるね。仕事場に行くと萎えるけどw 最終話とて気負いもなく、程よい力加減で終わり。うん、いい話だった。

 総評。
 15分枠を活かしたいい作りでした(放送時間短い割には使い回しも多かったけどw) 反則的なのいじらしさ、誠実さ、可愛さに、とりあえず見た後は人生真面目に生きていこうと思わされるアニメ。野中藍のキャスティングは最高のチョイスだったと思います。あと個人的には、アニメ化でちくリンの印象が随分変わったかな。
 強いて上げれば、中盤過ぎからナレーション要らなかったと思えたところですが、原作のアニメ化としては、かなりの優秀作だったと思います。アニメなりの面白さを見せ、原作の魅力もしっかり引き出してくれました。本当によもやびんちょうタンがアニメ化される日が来るとは思いもしなかったけど、成せば成るという言葉を地でいった作品だったと思います。

 
●REC 第9話(TV版最終話)「いつ二人で」
 
 松丸へたれすぎて…。
 仕事がうまくいかないと言っても、それほどのことか?程度の重みしか感じられず…。部長からの叱責もなく、失敗らしい失敗にも見えないのが痛かったかな。原作でも同じ展開があるんだけど、もっと追い込まれている様子が描かれるんですよね。でもアニメではずっと控え目になっているし、松丸の赤に対する物言いは、逆に原作の方が全然、穏やか。というか別に喧嘩腰じゃない し(だから松丸に同情出来なくもないんだけど)。なので、これではただの器の小さい男に見えてしまうのが、至極勿体ない。
 オーラスの盛り上げのために、無理矢理凹ませているような作為性(強弱の付け方が明らかにおかしい)がみえてしまい、さらに印象悪く感じられてしてしまったかなぁ。惜しい。

 
 赤、女神だ。
 あんだけ言われたのに、事情を知ったら自分が悪かったと考えられるて、寛容にもほどがあるのではw まわりのスタッフの失敗談から、反省する松丸なんだけれど、このシーンがまずかった。前述のように、松丸が赤に言いたい放題な様子が過剰にプッシュされたのに、この回復シーンは原作からなんの変更もないので、バランスがとれず、
フォローが出来てない。
 原作の場合は、松丸の悩みという内面が中心に描かれているので、スタッフの失敗談に乗って反省という幕引きでいいんだけど、アニメ版は赤に八つ当たりしちゃったので(それもかなり過剰に)、あんだけ人を巻き込んでおいて自己完結で終わるなよ、と思えてしまいます。当然、直後の赤との和解もすんなり行くのが不自然に見えてしまい、いい場面なのに感情移入が出来ない。単に赤が優しさだけが目立ってしまった。

 
 ハッピーエンド。
 そんなわけで、最後まで違和感が引きずられてしまったのが残念の極み。畑田の目も気にせず、関係を明らかにするオリジナル展開はおもしろいし、歩道橋での告白はいい脚本でした。映画のネタを引っ張ってきたアニメ版ならではの伏線を綺麗に繋げてくれた。
 ただ、もう一つ惜しいのが、7話と被ってしまうことかな。二人の絆が更に深くなったとはいえ、ほんの2週間前に似たような盛り上がりを見た後では威力も半減というもの。株価みたいな頻繁さで、気持ちが上がり下がりするのはちょっとね。これはシリーズ構成の問題かなぁ。今までの流れを意識しなければ、いい終わりと思えるんですが…。

 総評。
 事前に視聴したOP曲の破壊力に、ズルッときたものでしたが、映像がついたらこれが不思議と好感をもてるほど、コンテに力を感じました。淡い色遣いも良かったし、作品観も引き出せていたと思います。
 アニメオリジナルの面でも良い部分はかなり見られ、事実7話のラストシーンの綺麗さには目を奪われるばかり…だったのですが、最終話は画竜点睛を欠いたかなぁ。その前まではしっかり積み上げてこられたのに、詰めを誤ったように感じられてしまったのが悔やまれます。本来の最終回はまだ後にあるようなので、そちらで補完できれば良いな。とりあえず見ようとは思います。
 まあでも自分にとっては、花Qの作品がアニメで見られたってことだけでも、一つの評価と思える出来事でした。
赤役:酒井香奈子さんは、ちょっとストレートすぎる感もあったけど、慣れてくると可愛らしい声に聞こえてきましたし。この先も別の作品で活躍されることを願いまして。
 




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