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   5 15 (月)   構成力と演出力

 
涼宮ハルヒの憂鬱 第7話「ミステリックサイン」
 
 静かなのは寝顔のみか。
 最後に部室の状態が別の視点から語られますけど、2枚目のショットを当たり前の日常として、ごく自然に描いているのがいいなぁ。ビジュアル的にメイドががいるのもおかしいんだけど、もう普通だね。
 HPのエラーについて、キョンとハルヒが原因を探りつつ、実は犯人の長門が望遠で差し込み。これも判りやすい
メッセージです。そしてみくる先輩の登場シーン。胸から下にカメラを固定して、手の動きで感情表現する演出は、神の領域に達しつつあったと思われ。

 
 いろんなヒント。
 サブタイトルに「憂鬱」がつかない話では(本シリーズでは外伝に近いような位置?)、みくる先輩と長門の関係について、いろいろとヒントがありますね。二人が視線を合わせるときの、ぎこちなさとか、慌てっぷりとか。
 そして今回特に気著だった演出が長時間の視点固定。カメラは再度ポジションから全く動かさず、キャラクターだけが動くのですが、机に座ったままなので、ダイナミックな動きはみせられない。でも丁寧で緻密な動かし方と脚本が絶妙なので、ビジュアル的には静的なのに、話は動的に感じられてなりませんでした。かなり長い間、視点を固定
していましたが、全然手抜きとかそういう感じ方しないのがすごいな。
 あと、回想でスポーツ新聞調になっている場面は、カメラの位置が明らかに変だw そしてみくる先輩はハルヒに弄られる日々が続くのであります。部長氏の部屋のポスターやら本棚のタイトルは、遊び心満載で。

 
 再集合→異世界。
 この突拍子のない展開がハルヒという作品の、大きな面白味の一つです。長門と古泉がまるで動じないのもそうですが、キョンもこの時期になると、かなりの耐性がついていますね。いつまでも変わらないのは、みくる先輩ただ
お一人のみ。というか変わっては困ります。頼りない未来人であってこそ。みくる先輩が使ったらそら銃は危ないw
 カマドウマもきた。つか見た目ほとんどナウシカの世界。キョンの指示を律儀に守り続ける長門の態度も良かったですが、もういいぞ、と言われたあとの表情の微妙な変化が、なにより素晴らしかったです。
 そして操気弾、レディセット。

 
 京都アニメーションキタコレ。
 ふもっふやセカンドレイドといったキーワードも然り、長門とカマドウマの激突描写然り、カナブンの登場しか…。
ファンとしては、こういうパロディもおもしろいけれど、これだけやっても、嫌みを感じないのがやっぱり凄いや。

 
 そんなわけで、ハルヒの居ぬ間に解決。
 キョンの表情ワラタw 序盤はハルヒやみくる先輩にスポットが当たっていたけど、必ず隅っこに長門がいたんだね。中盤からは長門自身が前面に出てきて(最初の発言をキョンの意識に乗せたり、微妙な表情の変化を見せたり)、こうして最後はキョンとの2ショットで締められると、やはり本話のメインは長門であったんだなと、感じます。ものの見事にこの構成にやられたなぁ。
 なにを一番描きたいかをきっちり据えて、その上で遊びを入れて存分にエンターテイメントしてくれる。なんという
実力集団なんだろう。
 



 

   5 14 (日)   光と影。

 〆 BLACK LAGOON 第6話「Moonlit Hunting Grounds」
 
 レッツリベンジ。
 潜水艦内での会話以後、レヴィとロックの間に言いようのない溝が生まれてきました。ロックの顔を見ようともせず内に篭もるレヴィと、近づこうとするものの、あと一歩踏み出せないロック。ギスギス、の一歩手前くらいまでに固く
なった空気がピリピリと痛い。
 バックアップとして割り切れているベニーはまだしも、海賊行為自体にまだ疑問を感じているロックの葛藤、表情を絶妙に引き出しているなぁ。

 
 ハゲぇぇぇぇw
 重火器探して結局一発も撃てずに終わる最後…うーん、このダメさ加減がたまらない。そして、ボー・ブランシェを思わせるバカは、さらにイカスw(ボーは実力ちゃんとあったけどね) どんなギャグだよこれw
 直前までの鬱屈した雰囲気が、このバカさを引き立たせてもいるんだろうね。レヴィのドロドロした感覚がどうにも重苦しく<原作では船員は皆殺しだったはず。ダッチ、ナイスタイミング。
 緊迫した場面であっても、チャールズ・ホイットマンなどという、気の利いた喩えが出てくるところが、この作品に
おける台詞回しのおもしろさですね。枕詞や掛詞のような、お約束ごとというかな。知識として知っているかいないかで、面白味がまるで変わってくるインテリジェンス。こんなところが、小憎らしくもおもしろい。
 憑き物が落ちたような、レヴィが戻った瞬間の表情もいいなぁ。

 
 狡猾。
 ジジイ、本当の悪者はその尻尾すら見せないという話だなぁ。自らの手のひらで踊らせておいて、それに気づいた者とそうでない者を振るいに掛けるような。踊らされていると知りつつ、操り糸を切れないダッチの苦い思いが、じわじわと伝わってきます。胸くその悪い話ながら、割り切っていくところが、大人だ。逆に自分をコントロール出来ず、
破滅の道を歩んだ司令。これを賭けとして笑い飛ばす終わり方に出来るのがいいね。
 しかし、本当の問題はしっかり残っていった。むしろ溝は決定的になったわけで、照明を背景に出迎えるロックと、小さな煙草の灯りに浮かぶレヴィ。互いの存在が見事に引き立てあっていますわ。
 



 

   5 13 (土)   剛速球。

 〆彩雲国物語 第6話「画竜点睛を欠く」
 展開速すぎw 1クールの終わりくらいに決着が付くかと思っていた政変が本話で描かれ、しかも反乱自体は1話で解決。先週の最後にちらっと出てきた
茶太保がなんのヒネリもなく主犯。直球だ。そして性急だ。
 同様に前話で、唐突に存在を告げられていた暗殺者の伏線も容赦なく発動で、よもやの父が黒狼ですよ。これはたまげた。池田秀一が当てていただけに、なにかあるかとは思っていたけど、まさかこんな正体がくるとはね。
父茶とか言ってたの狸ぶりや見事。秀麗は全く知らないようだけど、紅一族は家業として黒狼を継いでいるのかな。
 珠翠かと思わされた後宮回りの犯人は、
香鈴という結末。それなりのミスリードがよく生きていましたが、黒狼の部下なら、なぜそのままさらわせてしまったのだろう。それよりも香鈴の思い人って茶太保かよ!14.5才の香鈴が、70は軽く超えてそうな茶太保にラブってどういうことよw
 その他、
静蘭が自分の正体を明言したり、いろんなことが起きとる…。それでもある程度、整頓されて、物語として破綻していないのが、大したものというべきか。偶然の産物か。
 しかし、これだけ急ペースで描かれるってことは、短い放映なのかなぁ…。
 



 

   5 12 (金)   ウィッチブレイドの方が…盛り上がってきた?

 〆ウィッチブレイド 第6話「変」
 雅音敗北。けど翌日には回復。それもあっさりで、元気にメシ喰ってるw うーむ、ウィッチブレイドの力なのかとも思ったけど、なにより天然は強いんだなw 娘は娘でビルの住人に朝食を振る舞い、住人間の潤滑油として、大いに活躍。母がダメな分、しっかり者に育っています。
 鷹山が客船からクルーザーに乗り移り、雅音を回収する展開も熱かったけど、その後のバカトークもいいね。冷静沈着、大胆に振る舞う鷹山も、雅音の前では形無しという人間味が、実におもしろいや。
 一方、クローンブレイドを傷つけられた青ボインは真逆の展開。エクスコン化しつつあるのか、看護師襲いまくり。
見るからにホラータッチな演出があんまりにベタで、死体発見後の
玲奈のリアクションも爆笑だった。推理の答えを導く間もなく、新たな犠牲者を出そうとする流れでヒキ。ウィッチブレイドに勝利したはずのクローンブレイドが、実は逆に深刻な被害を受けており、戦闘後の状況が正反対になっている構図。うん、いいなぁ。
 制作サイドが落ち着いてきたのか、作画面でも心配はなくなってきたよう。

 
Fate-stay night 第19話「黄金の王」
 
 作画が…w
 動画は多少頑張ってたみたいですが、全体的に崩れてた模様です。一つの区切りとなる話だけに残念。アサシンとセイバーのバトルは見応えあったけど、燕返し=宝具に対して、ただの剣一閃で勝利してしまう展開は、ちょっとパワーバランスとしてどうかと思った。横・高さ・奥行きという不可避の3次元同時攻撃を、なんの理由もなく破って
しまって(原作では不可避の攻撃ごとエクスカリバーで薙ぎ払っている)、小次郎が悦に入っても、違和感ありあり。
キャスターがルールブレイカーで縛り付けた宝剣の使用禁止が、逆に物語的にも演出的にも足枷になってない?
 そして、葛木にふっとばされ、頭部から真っ先に落ちた士郎の頑丈さがありえねーw コロシアムっぽいところの
最上段(見た目20-30mくらい)から、真っ逆さまだったよw

 
 ギル様きとあー。
 キャスターが禁句を呟いて、真打ち登場。宝具の描写すげえええ。なんつーか、規模が違いすぎ。オレ様宣言も
この段階では「はぁ?」と思えますが、後にこの人の凄みが伝わってくる…はず。いや、逆に落ちるかなw
 セイバーが見知り顔でいるのは、正しい流れなんですが、もう少し驚いても良かったかな。

 
 さようならキャス子。
 で、結局おまえら何しに出てきたの?w それなりに感動的な場面のはずなのに、全然泣けてこねーw キャス子の願いは、宗一郎と共にあること、というオチだったわけですが、ストーリー的な基礎工事がないまま、いいとこ取りしようとしたのが、モロに裏目に出てしまったよう。二人の関係や想いを3話で片づけようったって、そりゃ無理だよ。原作にあるFateとUBWルートの美味しいところだけを摘んで、拙速に駆け抜けてしまった。これでは勿体ない。背中に致命傷を負っていながらも、問題ないと答えていた葛木が、救いだったか。
 あと、ギル様の宝具軽すぎだべ。つーか、なんで当たらないのw こんなところで変な補正出さないでくださいw
登場時の迫力はどこへいったのやら、背景で流星と化しているしなぁ…。設定上で言うなら、この線一本だけで、
アーチャーがバーサーカーに放った矢と同等か、それ以上の威力があるはずなのに…。
 そして、ルールブレイカー。キャスターが消えた後も、残っていたようですが、セイバーの宝具はまだ制約を受けたままという伏線…?

 
 どっかで戦う→衛宮邸で休む→解説→どっかで戦う。
 このループもいい加減、飽きてきた。ゲームやってたときは、そんなループにはまっていることに気づく余裕もない密度だったのに、アニメ版はそこかしこに穴があるので、気づかされてしまうなぁ。
 セイバーの口から、黄金のサーヴァント正体不明やら、切嗣が前回マスターであったことなど、かなり重要な案件が語られますけど、これまた単調というか、ワンパターンというか…うーんw 決して標準以下というわけではないんですけど、より高みを期待してしまうのは、贅沢なのかなぁ。
 そしてぇー。十何話ぶりの登場か、神父。毎回次回予告で「ステイナイッ…」聴いていたため、声は馴染んでいたけど、キャラはホントに久しぶり。態度がどんどん偉そうになってますが、聖杯を飲ませれば現世に留められるというオリジナル設定へ。これがどんな形で先のストーリーに影響していくのか、注目です。
 あと、8人目のサーヴァントに対して、「何?」と大きく驚いていた言峰の態度も、覚えておく必要アリで。
 



 

   5 11 (木)   注目。

 
ZEGAPAIN 第6話「幻体」 
 敵つえー。というか、キョウが己も敵も知らず、百戦危うくしただけな気もしますが、傭兵の活躍で事なきを得る。
 されども、キョウの心に残された疑問はどんどん拡がりを見せ、ついに舞浜を飛び出そうとする…がしかし、東京行の電車がたどり着いた駅は、新舞浜であった…。東京がないどころか、地球には生きた人間すら存在しないという衝撃の真実が。既に人類は侵略者に殲滅させられており、サーバーに残されたデータで生きるのみ。文字通り血も涙もない展開。うはぁぁ、マトリックスどころの話じゃねぇぇぇ。
 ミサキが再生されている場面や、2話前にあった上海サーバーのエピソードも、これで俄然重みを増してきたわ。いいね、この後付けで繋がりを見せる快感。しかし、データ化しているというなら、セレブラムと学校、二つの世界を用意している理由は何なのだろう。さらには、二次元で描かれるAIの存在と、データ化された人間との違いが、曖昧になってしまったり。
 第一話で描かれていた、キョウらしき人物の最後と今回の事実。さらに敵パイロットの存在。さてさて、物語のギアが一段上がってきた感じ。盛り上がってきたよ。

 〆 獣王星 第5話「決闘」
 まだ作画クオリティ落ちない。一体どこまで進めるのだろう。
 サードに嵌められたトールが、トップと決闘せにゃならんという話ですが、バトルの躍動感が凄いね。チェンの解説を挟んだり、ズーム・ワイドを含め、カメラワークをいろいろ用意したり、表現力が桁違いに高いね。Fateにこの半分もあればなぁ…と、チャットしつつ笑っていました。
 圧倒的不利を覆すため、サードが必勝の策を用意していましたが、指定されたポジションにたどり着く前でも、仕留められるチャンスが多々あったような…。それとサードがぶっ放した銃声も丸聞こえだったと思うんですが…。イヤ、そこはツッコんじゃいけないのかな。
 飄々として、本気を見せなかったサードが、トールが死にかけたとき、異常なまでに感情の高ぶりを見せたのも、印象深いポイントです。チェンとの関係もね。
 そして、夜。さらには6年後のブランリングへと場面は移り…。て、あれ。トップの正体あっさりバラしてしまうの。
ザギであるという真実は、中盤において極めてインパクトの大きい、重要なネタバレだと思うんですが、こんな話の端であっさり出してしまうとは。
 さて、来週ついにCV:堂本の登場となりますが、いかがなものでしょうか。
 



 

   5 10 (水)  …へ?

 
NANA 第6話「雪の上京!奈々とナナ」 
 あれっ、これ6話でいいんだよ…ね?一瞬、放送事故かと思ってしまったけど、ほとんど総集編に近い形で第一話を焼きなおし。なんだこれ。6話で実質的総集編が流れるなんて、クラスターエッジ級のペースじゃないかw
 一応、奈々編から第一話の上京シーンへと繋がっていたけど、それならナナサイドの描写も入れないと不釣合いだよなぁ。来週もまだ、1話で描いた分が続くようですし…うーん。上京シーンを描かず、そのまま1話の続き、二人の共同生活に入ってよかったと思うのですが、原作者が立腹した1,2話のやり直しが、ここで行われているのか。そんな考えもよぎってしまうなぁ。残念。

 
.hack//Roots 第6話「Conflict」 
 流星群というリアルの話を入れることで、ネットゲームである世界観が、押し出された感じです。タビーがしきりに匂坂へ流星群の話を振っていたけど、その問いかけの答えと共に、エンダーへ決別の意思を明らかにする展開は熱いものがありました。それ以前に、匂坂がTaNと通じていたという事実も驚きでしたが。
 そして、ウイルスバグらしき現象もインパクトが大きかったです。これぞ.hack!という展開がついにきたなぁ。エンダーが、その現象に対して驚くこともなく、冷静に対処していたのも気になるところ。自分の力に自身があったのか。それとも、あの光の現象を経験したことがあったのか。
 ハセヲの力も垣間見え、今まで静的に進んでいたストーリーから、動的な流れに一気に移っていったよう。大きな一歩を刻み、同時に大きな手ごたえがきた一話でした。
 しかし、ハセヲをあんだけ簡単に不信しといて、助けに入ったところで頼ってしまうのは、調子がよすぎるよなぁw

 
THE FROGMAN SHOW 第6話「Distrus」
 フィリップ、首にされてピザ屋の店員w 取り成しを頼んだ吉田サンには、総帥の前で手のひらを返され…カワイソスw
デラックスファイターの、一家の主としての悲哀が語られていましたが、正直それほどおもしろくなかったかなぁ。
 やはり総帥と吉田君の絡みがあってこそ、鷹の爪団という空気が、自分の中に確立されてしまったようで。
 
 



 

   5 (火)   奇天烈。

 
涼宮ハルヒの憤慨/著:谷川流 画:いとうのいぢ
 珍しく長門がお茶目な姿を表紙で披露しているかと思ったら、本編でとんでもないジョークをかましてくれた。
寝転がって読んでいたんですが、「禁則事項」には、単行本を抱えながら転げて笑ってしまったなぁ。シャミセンと犬を向かい合わせたイラストも素晴らしいし、相変わらず、長門大活躍だ。
 そして前後しますが、真っ正面からハルヒと対決する生徒会長の登場。いろいろと裏もありますが、今までハルヒをやりこめる人物っていなかったから、文芸部話は、結構新鮮な読み応えがありました。喜緑さんのイラスト挿入でアニメのOPに出ていた女性も判りました(絶妙なタイミングでの連携だなぁ)
 中編が2本で、外伝に近いエピソードでしたが、ドタバタな日常を繰り返すSOS団らしい日々の様子。朗らかでしたなぁ。満腹とは言えなかったけれど、腹八分目くらいの満足感が良かったです。

 
ガラスの艦隊 第6話「道化のごとく…」 
 この作品の宇宙には、空気があるのかないのかどっちなんだw 今までの話を見る限り、キャラは平然と宇宙空間で佇んでいたように見えたんですが、本話の最後でブリッジのガラスが破られると、機密漏れで大変なコトに。一体どちらを物差しにすればよいのでしょうw しかもその機密漏れ、エライ長いこと流出してましたが、そんなこと構いやしないでドラマしとります。宇宙で覇権を争う物語なのに、SF的設定はないがしろもいいところ。リアルSF好きの人には、許し難い暴挙とも思えますが、この作品はギャグアニメなのでOKなのです。設定について、解説する気なんかない。そんな開き直りが潔く思えたり、おかしくもありで、なんとも絶妙な空気が漂っています。
 クレオが避難民を装っていたことに気付き、ハイザックを張らせていたものの、ヘルメット被ってスイッチ入れる前に簀巻きで転がされた瞬間は、腹がよじれるほど笑いました。バカスw そして威勢良く登場した人形部隊がたった一話で、隊長もろとも壊滅という展開にも大爆笑。上記の設定といい、ストーリー展開といい、思わぬ角度から笑いの神が降りてくるなぁ。
 あと、ミシェルの名前が兄と同じだったところをみると、兄の名を継いだという男装の麗人説が俄然真実味を帯びてきたかな?



 

   5 (月)   また飛ぶよ

 
涼宮ハルヒの憂鬱 第6話「孤島症候群(前編)」
 
 キョン妹よ…w
 先週の「禁則事項です♪」と同じくらいに破壊力があったかな(いろんな意味で)。中の人がコジコジでシュールな発言してた当時は、こんな配役が来ようとは露ほどにも思わず…。
 そして相変わらずテンションの高い(というか低いときなどないが)ハルヒは、名探偵腕章で邁進。

 
 南の孤島へー。
 やはり属性が似ているのか、キョン妹とみくる先輩は妙に馬が合うようで。精神年齢が近いせいもあるのかなw
長門は相変わらずのマイペースですが、それこそ長門の魅力。両手で礼儀正しくジュースを飲む姿もいいね。
 そしてホンマモンのメイド登場ー。執事のおっさん含めて、この二人については、後編で正体が語られることとなりますが、キョン視点における、みくる先輩の行動がなんとも微笑ましい。あと、遠慮のないハルヒもね。手上げてる画は、どこか既視感を覚えるんですが…なんだろ。
 事件に絡みそうな人物にテロップがあるのも、いかにもなミステリー風演出ですな。

 
 海だー、水着だー、本だー<え。
 夏休みの楽しい一日の図。こうなると、みくる先輩は水を得た魚の如しで、なんというか…眼福ご馳走様です。
キョンと妹が同じように喜んでいながら、その動機がまるで違う2ショットもワラタw そして水上ボード乗りつつ、読書に耽る長門が凄すぎるぜ。夜は花火に勤しんだり、理想的な夏休みでござんす。

 
 で、なぜか麻雀。
 キョンの打牌アクションに噴いた。中指で置きに行っているのが通すぎるよw
 そして王様ゲームにおける罰ゲーム。感情が見えない長門の「大好き」が。長門ファンにはたまらぬイベントです。
無表情、それがいいのです。

 
 Let's 枕投げ。
 枕投げといえば、Wikipediaの項目が有名ですが、実際にやってみると、相当おもしろいですね。個人的に雪合戦より好きです。思わぬ角度からの攻撃がくるし、当たってもほとんど痛くないから思いっきり投げられるし。しまいには敵味方も入り混じっての祭り騒ぎ。合宿での恒例イベントだったなぁ。
 ハルヒは一方的に開戦の狼煙を上げ、キョン一撃で撃沈。楽しげな妹と、申し訳なさそうなみくる先輩の表情も、短いカットながら印象深いですね。
 そして動じない執事の訪れとともに、本イベントの始まり。館主人殺害ときたもんだ。うは、次週の謎解きが楽しみだぜー…って、来週、後編じゃないのかよ!しかも憂鬱に戻るでもなく、また別のエピソードとは…。
 こうしてみると、一回たりとも時間軸通りに繋がった構成がない。うーむ、このペースだと消失も描かれるかどうか、怪しくなってきたかなぁ。思わず唸ってしまうような最終話を迎えてくれるか。
 



 

   5 (日)   リアル。

 〆 BLACK LAGOON 第5話「Eagle Hunting and Hunting Eagles」
 
 お宝ゲッツ。
  海上でドンパチ始まっていることに気づくこともなく、せっせと回収に回る二人。上は上で必死ですが、そのトラブルを知らずに、状況が進行していく話作りがいいね。危機が着実に迫っていくスリルを堪能です。ダッチも相変わらず燃えるなぁ。

 
 こいつらバカスw
 産隆大学応援團を思い出させられた白人至上主義の過激派。おまいら楽しすぎw 演技じゃなくて本気で感涙の涙を流しているところが、本当に愛くるしいバカ達だ。
 レヴィとロックの、腹をブチ割った本音トークは本話最大の見せ場。表情の表現が素晴らしいね。照明がない状況ゆえに、モノトーンに近い色合いが生み出され、その陰影がいろんなことを語りかけてくれます。上目遣いな目回りが特に細かく、剥き出しの感情がビンビンに伝わってきますよ。
 そしてぇー、敵が突入してきましたよ。先手必勝で攻撃かますレヴィもさることながら、容赦なく味方を切り捨てるハゲがとにかく最高w

 
 リベンジは…。
 ロックとの会話で、レヴィに変なスイッチが入ったのか、普段とは様子が違う。逃げ腰であったのも確かだが、状況を正確に判断していたのはむしろロックだったのかも。
 なんとかダッチ達と合流を果たしましたが、レヴィの顔には、内に篭もるような得体の知れない感情が渦巻き…。
さて、このまま黙っていられないブラックラグーン。来週のリベンジ・強襲に期待が高まります。
 



 

   5 (土)   忘れもの。

 
Kiba Stock2006
 3日に行ったのに、日記に記載忘れてました。
 観覧参加すると言って、前日に出来なくなって、でも急遽、当日に可能になって、二転三転して参加予定を告げていた友人には迷惑を掛けました。合流できてなによりで。
 しかし、木場公園広い!案内板の通り、駅から公園までは5分だったけど、公園に入ってからステージに辿り着くまでに、さらに10分近くかかる広大さ。バーベキュー用の設備が常設してあったり、野球場にしたら楽に2面は取れそうな広場があったり、公園の中に吊り橋あったり(小規模ながらレインボーブリッジみたいな形で吊ってる)
 年季の入ったイベントらしく、音響はかなり良かったです。ステージは彫り込み式で、回りを高い木に囲まれていたせいか、しっかりした音だったけど、ちょっと距離を置けば音が聞こえなくなるみたい。
 で、アンプリファイヤーを目的に見てきたんで、とりあえずセットリスト。

 
1.超星艦隊セイザーX/高橋洋樹(超星艦隊セイザーX OP)
 2.ジャンプだ! ぼくらのセイザーX/高橋洋樹(超星艦隊セイザーX ED)
 3.魔弾戦記リュウケンドー/きただにひろし(魔弾戦記リュウケンドー OP)
 4.特警ウインスペクター/宮内タカユキ(特警ウインスペクター OP)
 5.太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ(太陽戦隊サンバルカン OP)
 6.宇宙刑事ギャバン/串田アキラ(宇宙刑事ギャバン OP)
 7.呪文降臨! 〜マジカルフォース〜/Sister MAYO(魔法戦隊マジレンジャー ED)
 8.轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB(轟轟戦隊ボウケンジャー OP)


 慶さんが遅刻して4曲目から合流。冒頭、司会のMCから、なにやらいわくありげなコメントが伝えられていましたが(好意的にね)、子供連れの親子は多く集まっていたし、イベント全体を眺めている客からも好ましく迎えられていた様子。恒例の「特撮!それは…」のオープニングから始まって、イベントの空気が後楽園みたいになってたw
 前回登場してたルシフェル役の方を、駅で見かけたので「あれ?出演しないのかな?」と思っていたら、スペランのボーカリストがブラックRXとして編入されとりました。うは。池袋北口プロレスキタコレw
 そんなわけで音響も良く、歌唱力も盛り上げ方も心得た裏エースの参入で、ステージとしての完成度は素晴らしく高いものになっていたと思います。ただ、やはりヲタ系オンリーのイベントではないので、客の盛り上がりがほとんどなかったのが残念かな。ギャバンやサンバルカンのときは、かなり年上の方々からも懐かしむ声が上がり、好評だったようですが、ステージの1,8曲目以外は全部TVサイズで、全体を通して30分強という短さも…。までも、良い感じで盛り上がっていたので、このためだけに来て損はなかったです。
 その後も、せっかくだから他のバンドも聴いていったんですが、まーレベル高いこと。アンルイスのコピーあり、平均年齢50歳の渋いオヤジバンドあり、最後まで聴けなかったけど結成40年のバンドもあったようで、音楽の祭典として名高いイベントだったようです。普段聞き慣れない曲や懐かしい曲、いろいろと楽しんできましたよ。
 帰宅後、NHKニュースで当日の様子が放映されており、マジレンジャーのEDを元気に歌い踊るアンプリファイヤーの姿が…。企画者の話では、音楽に対する思い入れも聞けたりで、いい余韻を味わえました。
 参加された皆様、お疲れ様でした。

 〆彩雲国物語 第5話「努力に勝る天才なし」
 サブタイにはそうあるけど、本物の天才には、どんなことをしても勝てないっつー話だったような…。
 そんな紙一重の天才、楸瑛の弟に振り回されっぱなしの一話。秀麗の面倒見のいい性格・姉属性が、程よい塩梅で描かれていましたね。相変わらず、桑島嬢の演技が光っているなぁ。逆わらしべ長者にも思わず笑ってしまった。
 明るい話が続く中、秀麗を狙う政敵の行動は激しさを増しているようで、身の回りのモノにも毒物が仕込まれつつある様子。犯人とおぼしき人物も登場してきましたよ。最初は霄太師ら三長官の中の誰かが、犯人かと思っていたけど、楸瑛弟にカードで巻き上げられる姿をみたら、あっけなく予想は瓦解。
 その楸瑛弟の発言に伏線らしきものがあったけど、秀麗暗殺の影には、侍女の珠翠が絡んでいるのか?
 



 

   5 (金)   ウィッチブレイドの方が…盛り上がってきた?

 〆ウィッチブレイド 第5話「操」
 NSWF側の女性はウィッチブレイドならぬ、クローンブレイドとな。性能的にはオリジナルの方が高そうだけど、母が使いこなせていないらしい展開。クローンブレイド達のエリート・セレブっぷりと、雅音の貧困さの対比を見ていると、本当に容赦なくスクライドになってくるね。クローンブレイドはなにやら装備があるようですが、ウィッチブレイドには武器オプションがないものなのかな。画的に映えるようなモノが見たいものです。
 私生活も順調に運んでいたようですが、ブラ問題で梨穂子から形が崩れるとツッコミ喰らってる母に一笑い。あと、斗沢のマサムネ発言もね。胸に対するこだわりを、欠かさないスタッフの心意気を感じる次第で。
 クローンブレイドと斗沢、いろいろと問題が発生したところでヒキ。それはそれで良い構成なんですけど、最近、エクスコンがどうでもよくなってきたような気がしてきた。今週は猟奇ドリルっぽくて良い味出ていたのになぁ…。

 
Fate-stay night 第18話「決戦」
 
 ※注:キャスターです。
 今週はキャスターの神話時代と葛木との出会いで、アバンを長めに取っていたけど、死の前兆かな。しかし、少佐ボイスと神話時代&素顔のイメージに違和感が拭えずw
 攻撃チームの柳洞寺到着も速攻に苦笑。もうなんつーか、不必要な部分はとことん削ぎ落としているよう。今回のキーパーソンは凛なわけですが、序盤からその表情を捉えず(感情を見せず)、士郎とセイバーの反射から描くのがいいね。回想への繋がりとしても巧み。この回想からして、もう判る人にはバレバレですけど、そういう関係です。

 
 なにこの画w
 ごめん、笑いが抑えられませんw ゲームの画をとりあえず出しておきたかったのかw こんなムリヤリに入れなくてもいいだろうに。桜にスポットを当てるとしても、序盤からもう少し匂わせても良かったのかな。敢えて強く触れずに
いる選択をとったようで、これもアリなんですけど、自分的には少し触れて欲しかったです。
 そしてアサシン小次郎。うーむ、粋。己が信条に従い、一切の嘘がない。アサシンというより、セイバーのクラスに該当していたんじゃないかと思うくらい、剣に生きるサーヴァントだ。渋い。

 
 ん?…カレン?w
 どんなセンスのコスチュームよw hollowから拝借したような気配が少し見られたり。
 葛木登場に、ここは俺に任せてお前は先に…な士郎。凛とのやりとりには、込み上げてくるモノがあります。ただ一つ気になったのが、ここで初めて双剣出したこと。砦攻略時はまだ木刀使ってたのは、魔力の消費を抑えていたのかな。この期に及んで、標準装備でないというのは…なんとも。
 その裏ではセイバーVSアサシンが。佐々木小次郎なる人物は実在しない。人々の幻想が生み出したサーヴァントという発想が、実におもしろいですね。サーヴァントたらしめる芯、その存在を裏付ける背景がないのに、召喚されているという事実。だからこそ(正規の)宝具もないイレギュラーな存在だったということか。
 ゲームプレイ時も、様々な概念を価値化させる発想に唸らされたものです。実際の佐々木小次郎は、その出自や人生に不明な点は多くあるものの、現状では実在したとされている模様。
 静止画が多いのは相変わらずですが、固定カメラでしっかり二人を動かす描写もあったりで(対バーサーカー戦には劣るけど)、飽きさせないだけの映像になっていたと思います。まあ、全体的な作画は………ですがw

 
 触手、触手。
 感情豊かではあるけれど、反射的に我を忘れそうなほどの怒りを顕わにする凛に、桜に対する尋常でない愛情の深さが伺えるというもの。けどまだこの段階の接し方は、魔術師としての比率が高いよう。
 三つ巴となっている争いで凛の元に大きな変化が現れたとき、自分の相手よりも、その様子を心配してしまう所が、士郎とセイバーの似たところだね。マスターとサーヴァントの共通性が、こんなところにも表れたり。
 そして凛の桜を見つめる目は、魔術師としてのそれから、肉親のものへと変わっていく。

 
 姉妹。
 プチHFとでもいうような展開。幼少時の別れと、現在の状況を重ねる演出も見事ですが、ここまで描いておいて、最後の桜の呟きを聞かせないのは、どうなんだろう。アーチャーのときは、明確にその正体を語れない理由があったし(この先のストーリーに影響を及ぼす)、はっきり見せないところに趣があったけれど、今回は「姉さん」と言わせても良かったんじゃないかな。つか、ここまでやっておいて、ぼかす意図がよくわからず…。
 桜が凛の実妹で、幼少期に間桐の家へ養子に出されたという経緯や、幼少時と成人後で、髪の色が異なる理由なども、詳細を語らずに終わるのか。
 来週の展開次第でまだなんとも言えませんが、サブタイみたら、ついにギル様が降臨されるようだし…。うーん。
 



 

   5 (木)   対抗馬まで上り詰めるか。

 
ZEGAPAIN 第5話「デジャビュ」 
 一方が現実であれば、もう一方は幻、と衝撃の事実が告げられていたけど、なんで決めつけられるんだろう?と、思えてしまった。セレブラムが現実とすれば、学校の生活が幻となるのかな。カワグチ達との問題に、変化の兆しが表れ始めたところで、でもこれは幻?という展開の切り込みはいいね。あとはもう少し、キョウの心理描写を巧く見せられれば…。一昔前のステレオタイプというかな。バカ一直線でアグレッシブな主人公が、世界の真実に直面しかけているいい場面で、精神的な揺らぎが、今ひとつ伝わってこないのが惜しいです。
 ゼーガペインの動きは、第一話に比べると格段に滑らかになってきたけど、単調になりつつあるのが危ない(劇中にあるゲームみたいだね)。必殺技めいた盛り上がりもないしなぁ…って、危機感が湧いてきたところで、敵側にも
パイロットが出てきたよ。お、新展開?

 〆 獣王星 第4話「挑戦」
 まじでクオリティ高いよ。今季で1,2を争うレベルにまで登ってきた作画レベルは、はたしてどこまで保つか…。
 サードとチェンの関係を進行させつつ、交の月やら決闘やら、掟も小出しに、そして自然に出てくるのも巧し。このへんはシリーズ構成、吉田玲子の業でしょうか。
 さてタイトルの通り、早くもトライに持ち込まれたトール。やはりティズと別輪を結成する話には流れないのね。
しかし、4つの輪でも最大の茶輪トップなのに、嫉妬でサードの命を狙うという、器の小ささが素敵w 政権は長くなさそうだね。トールをハメたサードの狙いが、まだいまいち判らないけど、自らの手は汚さずに茶輪を変えていくつもりなのかな。
 



 

   5 (水)   地味に黄金日かも。

 
NANA 第5話「レンの夢、ナナの思い」 
 ナナ過去編終わり。あれ、奈々には2,5話を費やして、ナナは1.5話なの?二人が主人公という割りには、なんだかバランスがよろしくないというか、どことなく収まりが悪いというか。
 どちらも地方と東京という距離感を、巧みに描いているのがいいね。上京までの理由付けがしっかりされているし、遠距離恋愛の道を選んだ順風な奈々と、夢を選んだ男と別れた逆風のナナ。それぞれの立ち位置がおもしろくて、NANAという作品は、この設定からして優れた作品だと思います。
 ただ、恋愛というテーマゆえなのでしょうが、肉体関係の描写をやたらと取り入れているあたり、現代少女マンガの積極性なのかなぁw キャラ的には伸夫がいいね。男の自分からすると、やっぱりこういうキャラは好きですよ。

 
.hack//Roots 第5話「Distrust」 
 前話のヒキで、タビーPKされる!という比較的ショッキングな情報がもたらされた後だけど、落ち着いた雰囲気で始まり。ハセヲがクールというか、ドライなのが印象深いです。逆にホットな匂坂がゲームらしくなくて、実に人間ぽいのがおもしろい。オーヴァンと志乃、ハセヲら選ばれた存在に対して、ノーマルな匂坂、というポジションなのかな。
TaNに揺さぶりを掛けられたり、地味ながらキーパーソン化してくるか?
 タビーは、ションボリしてたけど、ポジティブなのか何も考えてないのか、早速に復帰。「ハセヲ〜♪」なしゃべり・
天然ぶりが、どうにも自分的にプチムカつくんですが、同時にそれが可愛くもあって、未だ混乱を来すキャラです。
 オーヴァンがハセヲに渡していたアイテムは、ウイルスコアで。まだザ・ワールドに残っていたんすね。またこれがキーアイテムとして、どう関わってくるかも注目。
 PKの犯人は、エンダーで確定していいのかなぁ。実は第三のキャラが…なんてオチも期待したけど、それは流石にベタすぎるしね。TaN VS 黄昏の旅団という対立軸が明確になってくるほどに、面白味が増してくる感じです。どんどん緊張感高めていってほしいね。
 そういやゲーム版では、オーヴァンはいるけど、タビーや匂坂が登場しないのかな。

 
THE FROGMAN SHOW 第5話「Distrus」
 総統が団員の夢に入りこんで…という話でしたが、相変わらずシュールな展開が続くなぁ。画がほとんど動かない分、話の作りとセリフで楽しませてくれます。なので飽きるどころか、キャラクターの個性が掴み始めると、さらに味が出てくるアニメです。しかし、フィリップ…相当、鬱屈していたのかw これで来週、本当にフィリップが消えていたらちょっとすごいね。このアニメなら本当にありそう。
 あと、荒川静香選手がオリンピックでピースサインを曲げるアクションしてたのが、たーかーのーつーめーに見えて仕方がなくなってきた今日この頃です。
 
 



 

   5 (火)   あほ。

 
ガラスの艦隊 第5話「仮面のごとく…」 
 ヴェッティとの関係を匂わせているだけかと思っていたら、真性じゃないかラルフ!w ガラスの艦隊て、女性向けの作品だったかと、改めて考えてみても………違うよね?
 先週登場したササンテ様ばりの伯爵(むしろサムセブの麻呂か?)も、意外に生き延びていたり、単純に後ろ姿と思っていたら、鉄仮面というオチな姫がいたりで、なんなんだろう、このオモシロ軍団は。
 クレオ側でも、クルーの過去が一部明かされていましたけど、ヴェッティ側の方がおもしろすぎるな。スピグラほどのキレはないけれど、しなり具合はなかなかのモノを見せてくれます。GONZO以外じゃ、こんな作品作れないだろうし、作る気もおきないだろうなぁ。



 

   5 (月)   思い出した

 
涼宮ハルヒの憂鬱 第5話「涼宮ハルヒの憂鬱V」
 
 宇宙人。
 そういえば、前々回はこんなヒキでした。しかし説明、理解させる気ねぇーw 膨大な情報で畳み掛けて、これだけ長門は特殊な存在だよ、と演出してるのかな。少なくとも自分は数回繰り返すか、一時停止するかしないと、理解
できませんでした。セリフに中身はない(理解させようとしていない)けど、語りに重点を置いているせいか、映像は徹底して抽象的。センスが光るシーンです。
 そんな中でも、肝要なキーワードは特徴的に伝えているのが抜け目ない。原因不明の情報爆発。ここ重要。
 長門の言うことを信じられずにいるってのもあるけど、こんだけのハプニングを前に、妙に落ち着いているキョンが凄いな。てか全体的に、高校1年生にしては老成しすぎなんだよねw そうでないと一人称の語りがおもしろくないのですが…w
 あとこのシーンの音楽、ゼノサーガのステータス画面BGMに聞こえて仕方がなかったです。うーくんがいつ出てくるかという気配に溢れていたなぁ。
 トンデモ会談から一夜明けて、学校。ハルヒ満面の笑み。やー、本当にハルヒの笑顔は見ているこっちが元気になりそうなほどに、楽しそうだ。

 
 謎の転校生。
 そんなわけで古泉が時系列的に初登場。そしてSOS団の目的発表。それはそれでよし。
 んなことより、みくる先輩があーなって、こーなっているわけですよ。あられもない姿なのに、リビドーを覚えるより、愛玩動物のお茶目を暖かく見守るような感覚を覚えました。エロス<可愛さ、な表現力をナチュラルに出せるあたりが、京都アニメーションの真価なのかなぁ。感服。

 
 未来人。
 前半で満面の笑顔を見せていただけに、くじ引き時のハルヒの表情はとても印象的。感情表現がストレートなんだけど、ムラも激しいというかな。
 そして、みくる先輩の正体も判明。こっちは長門の説明から輪を掛けて理解させる気なし!w 説明がモロに重なっていて、まともに聞き取ることはまずムリ。小説ならば、書いてある文章読めばいい(読み直しも出来る)けど、一方通行な流れと、30分枠という時間の制約があるアニメでは、細かい点は全部捨てた。とりあえず未来人なんだよ、という一点さえ伝わればそれでいい、な潔さ。原作未読者の置き去り感は拭えないですが、ダラダラ間延びさせるよりずっといいね。英断といえば英断か。
 あと、今までの話もそうでしたが、広角レンズ風な描写が好きっぽいですね。

 
 ハルヒ不機嫌、再び。
 一回目のくじ引きと会わせてみると、なお良いですね、この表情。キョンが自分と出なく、他の女子メンバーと一緒になることが、気にくわない。そして、不思議探索はバッサリ切り捨てて図書館へしけ込むキョンですが、
 ちょwwww学校を出ようwwwww! やられたw
 グローバルな知識はそれこそ海より深く持っていそうな長門だけど、図書館カードの作り方は知らない。ちょこんと立ち尽くす姿が、実に素晴らしかったですよ。長門、可愛いよ長門。

 
 超能力者。
 古泉、悪役w なんだか物凄い悪巧みをしていそうな描写に一笑い。長門、みくる先輩に続き、古泉も普通の人間ではない怒濤な(と言う割には随分和んでいる)展開。これでやっと状況が整いました。この後に、エピソードゼロの撮影会やら、前話の野球話へ繋がりが出てきました。そもそもこの作品は何がテーマであるか、と言われるとなかなか答えづらいので、目的や結果より、過程そのものを楽しんでいくことが肝要かな。
 と言っている側から、みくる先輩のお着替え再び。今度の後ろ姿は、体全体のラインが綺麗に見え、前のときよりずっとエロい感じです。
 



 

   4 30 (日)   緻密さ、丁寧さ。

 〆 BLACK LAGOON 第4話「Die Ruckkehr des Adlers」
 
 作画綺麗で丁寧だなぁ…。
 4話を過ぎて乱れないどころか、冴えをますようなクオリティに惜しみない賛辞を贈りたいですね。
 ナチスの遺産が今回のテーマなんですが、フィクションとはいえ、TV放映作品で鉤十字を描くのって珍しいかな。真正面から体当たりでぶつかっていくような、堂々とした描写も、好感大ですな。艦長の後ろで控えているオッサンが、またランバラルっぽくてカコヨいのですよ。ジオンてドイツ軍がモチーフでしたっけ。

 
 ニヤリ…!
 ぐあー、ダッチの笑みがたまりませんて。ジョーク的な意味合いの笑みだってのに、本気で獲物を狩るような鋭さを添える表現が最高です。備品調達でゲンナリしてるロックが、一瞬の光明を見出した後、オチを想像するのが楽しくてなりません。
 一方、過去編では熱いバトルが展開。命令時に小粋なジョークを噛ませる脚本もさることながら、魚雷装填の作画が…凄すぎる。

 
 沈ぼーつ。
 原作では、この辺の場面からを数ページで見せるだけだったんですが、アニメではロック達の現在と、潜水艦の
過去を何度もクロスオーバーさせて、事件の背景を色濃く描いているようです。
 このシーンだけでも、随分時間をとっており、潜水艦の中で、限られた時間で死を待つ乗組員達の、壮絶な最後を細密に描いていますよ。ホントに丁寧。
 次話で艦内に侵入していくレヴィとロックに、ずっしりと響いてきそうです。原作ありのアニメで、こういうトライ・アレンジを仕掛けてくれるのは、すこぶる嬉しいことで。

 
 不遇。
 嗚呼ロックよ…。啖呵を切って人生の選択したけど、ブラックラグーンに入ってから、良いことあったんだろうか…w原作でも辛く苦しい出来事ばかり押し寄せてきますけど、まだその中で何かを見出た様子はない…かな。
濃密な人生を歩むことが、彼が得たものとなるのでしょうか。
 そしてナチース。この容赦ないコテコテぶり。いいね。司令官のカットは碇ゲンドウのパロディなのかなw

 
 先制攻撃。
 問答無用でTOWぶっ放し。安牌の仕事の筈が、急遽危険度MAXへ。この降って湧くようなトラブルこそ、ブラック
ラグーンの持ち味でありましょうか。余裕ぶっこいているナチスの面々や、まだ海上の異変を知らないロック達は、
どうなっていくか。注目度の高まる話は次週へと繋がるわけですが、ストーリー的にも画的にも、先の見えない暗闇へ進んで行くヒキからだと、あのEDに続くと怖さが倍増です。
 



 

   4 29 (土)   泣かせやがって。

 
HAPPY BIRTHDAY自分。
 誕生日が祝日とあってか、子供の頃は友人と一緒に過ごせることが滅多になかったんですが、成人後は逆に会う機会が増えるようになりました。そんなわけで、たまたまオフ会に被ったバースデイに、サプライズなお祝いを仕掛けてくれた友人一同に感謝です。ダジャレネタ、役立つもの、頭を使うもの、小道具などなど、思い思いのプレゼントをありがとうございました。あと年齢分のうまい棒には苦笑もしたけど、気持ちがとても嬉しかったです。後で全て消化させていただきましたw
 そして、自分を産んでくれた両親にもありがとう。

 〆彩雲国物語 第4話「それは宝のもちぐされ」
 うわ。静蘭、兄貴でしたか。なにかしら含みのある存在とは思っていたけど、4話でネタバレしてしまうとは、なんと駆け足な。出奔した理由や、秀麗の家に居候するまでの経緯は別エピソードであったりするのかなぁ。
 えらい武官のおっさん登場や、武芸大会への流れもちょっと唐突だったか。話はおもしろいんだけど、良くも悪くも軽いというイメージがある作品で。相変わらず貧乏性というか、守銭奴な秀麗は可愛いですよ。
 



 

   4 28 (金)   迷走?光明?

 〆ウィッチブレイド 第4話「動」
 おお!? 作画が安定してきた?まだ4話ですので安心出来ませんが、第一話に比べれば大分綺麗になってきたと思います。そして話が進むたびに、デカくなっていくような錯覚を覚える胸。なんというか、スタッフはこのポイントの活かし方をしかと心得ておられるようで、だっちゅーの、ばりなカメラポジションの抑え方も巧みだなぁ。
 サブタイトルの通り、新たなウィッチブレイド装着者も登場ときて、物語に大きな動きが。今後、ウィッチブレイド同士の抗争になりそうな気配で。
導示重工(主人公)側の装着者は赤い目で、NSWF側は青い目なのかな。
 東京を壊滅状態に追いやった事故(事件?)も、ちらほらと、出されはじめて、意味深な物語はまだしばらく続くようです。斗沢と警部のコンビも、荒んだ物語の中で、ほっとする一瞬。
 母思いの娘が技ありのアクションを起こす一方で、助手の姉ちゃんは欲情しとる、この微妙なバランス。コーヒーの片づけを申し出たときは、もしやと思ったけど、間接キスで悶えてる助手に大爆笑。装着者はユーフォリアのように、精神的欠陥を引き起こしたりするのか、単なる地なのか…。
 エロス&バイオレンスはGONZOのお家芸ともいえるジャンルゆえに、この先も飽きさせない仕掛けに期待したい。

 
Fate-stay night 第17話「魔女の烙印」
 
 ドリー…ムッ!<顔冒険風。
 士郎がリンクする、アーサー王時代の夢は、次第に輪郭がはっきりさせているようですね。そこで触れられていた王への批判は、確かに正論なんだけど、「それくらい許容しろよ」と思えてしまったり。このあたりの脚本が、どうにも説得力に欠けるというか、現実味がないというか。
 そして、イリヤ居候&朝食バトルのゴング。イリヤと凛が水面下で張り合う様子と、セイバーの食いしん坊ぶりは、実に微笑ましい。イリヤと凛って、今回のマスターの中では一番近しい者同士なのかな。ある意味、最も真面目に聖杯戦争してる魔術師な気が。
 
 
 バトルー。
 衛宮邸は平和であります。久々に藤姉みて、なんか変な望郷感が押し寄せてきたり。
 桜に関する描写が「いかにも!」という感じ意味深。今まで放置しておいて、唐突に色濃くされるのもなぁw 匂わせる分にはいいんですけど、ちょっとやりすぎじゃね?蜘蛛の巣を添えた描写は、最後に明らかになりますが、絡め取られるという暗喩だったよう。或いはこの先、絡め取るの意に転じるのでしょうか…。
 戦略会議 in 道場では、うわー、やっちゃっちゃったよ。アサシンのマスターから、キャスターの正体まで、イリヤの説明で解決。なんだこれ。説明ゼリフを一切合切否定するつもりはないけど、仮にもプロの脚本家が、こんな安直な 話を書いてしまうものですか。なんでイリヤがキャス子の正体知ってんの?というツッコミも当然ながら、それだけで済む話 でもないと思うのですよ。序盤で散々、サーヴァントの正体を知ることがいかに重要かと、説いていた意味は何だったんだろう。

 
 パワーバランスって言葉。
 を考えずにはいられなかった…。これ原作でも最大級の違和感を覚えた場面。人間の中でも特異な能力を備えた者がいるというのは判ります。でも、神話・歴史上の英霊から更に、魔術的な力を付与したサーヴァントに、人間が勝ててしまうというのは、どうにも合点がいかんのです。hollowで
葛木の過去が描かれていたけど、それにしたってこの状況はなぁ…。あと葛木のパンチの描写が、なぜか笑えてしまったw

 
 
干将莫邪。
 アーチャーが愛用していた双剣でございますが、この固有名詞が出てきたの…あれ、初めて? この点においてもシリーズ構成の狙いがどうにも掴めません。
干将莫邪て単語をアーチャーが使っていた段階で出していれば、このシーンにすんなり繋がっていたと思うんですが、唐突に固有名詞出てきても、なにをどうしてよいやら。
 映像的には、アーチャーの回想を挟んで、士郎の投影魔術とリンクする、
いい演出してたのに、脚本と噛み合ってない感じ。敢えて、名称を出していなかったようにも見えるんですが、その場合、メリットはなんなんだろう…。
 凛が「まさか」と言っているところをみると、この時点までは、アーチャーと士郎の関係に決定打が出てなかったのかな。
 キャスターは魔女らしく、策謀を巡らしてきましたが、一般人の中にいる女子高生が、秋葉に見えてしまったす。

 
 オリジナル路線へ。
 キャスターの宗一郎LOVEな姿が、随所に見られていましたが、このそっと手を握る場面は特に好きです。ローブを使った登場と撤退は、モロに呼炎灼だったなぁ(そういえば、彼の正体はなんだったんだろう?w)
 聖杯の器としてイリヤを危ぶむも、実際に選ばれたのは桜。新OPで描かれた予兆がここにきて明らかに。慎二がライダーのマスターであった理由も、この辺りにあるわけですが、来週に全部明かされるのかな。
 セイバーの隙を突き、ルールブレイカーがサックリ。しかし、宝具の解説がまたしてもベタベタな説明ゼリフ…だめだこりゃ。原作ではキャスター自らが振るい、契約が解除されて、士郎がセイバーに殺れるというバッドエンドでしたが、セイバーの宝具が無効化されるというオリジナル展開。お、これは転びようによっては、おもしろくなるかな。
 最初は桜が自らの意志でセイバーを刺したのかと思ったけど、操られていただけだったんすね。ちょっと期待しすぎたか。最強の敵・バーサーカーを倒したのも束の間、桜をさらりと拉致されてしまったチーム・エミヤ。この先は未知の流れに入りそうなので、原作プレイ派としては、何が起こるやら実に楽しみです。
 て、そういえば、ランサーは今頃なにをしているんだろう…。
 



 

   4 27 (木)   伏兵?

 
ZEGAPAIN 第4話「上海サーバー」 
 パンチひでえw ゲームだと言ってキョウを召喚しておいて、本人が「ゲームなんだから」言ったら鉄拳制裁てw
言ってはいけない一言だったのは判るけど、ちょっとキョウが可哀想だった。けど、先週の段階で、ゲームではないと気づいていたような気配だったのに、本話でまだゲームと認識していたのも、どこか変だね。
 少しずつ少しずつ、丁寧に設定を明らかにしていますが、セレブラントや敵の目的、キョウ達が過ごしている世界の意味が判ってくれば、さらに面白味を増してくれるでしょうか。

 〆 獣王星 第3話「仲間」
 高い作画レベルを維持している作品ですが…まるで落ちない。すごいなこのクオリティ。さすがはボンズか。
 OPも見ましたが、なんだか弟が生きてそうな予兆がw あの状況からどうやって生き延びるか不明だけど、生きている方が、ドラマチックだしね。
 本編は、充分に納得できる展開と、ツッコミ満点なポイントがそれぞれ配されており、充分な見応えがあります。
自分基準では、今季の中でもトップクラスにきそうな勢いです。水樹奈々演じるティズの、元気で健気な様子がまた可愛いもので。
 



 

   4 26 (水)   考えさせられる作品が多い曜日で。

 
NANA 第4話「奈々の恋、ナナの夢」 
 章司と奈々の顛末は、先週で区切りをつけられなかったのかなぁ。A,Bパートで奈々,ナナ編に割れてしまう構成はちょっとどうかと思った。先週でヒキをわざわざ作った割に、あっけなく再会してしまって、あれだけ盛り上げられた気持ちはどこへやら。振り上げた拳を落とせないまま、過去編が終わってちょっと残念。
 もつれにもつれた奈々編に対し、序盤からしっぽり収まっているナナ編と、この落差が良いね。性格も真っ向から違っているし。東京へ、という話で切られた物語が、来週どうなるか、着目です。二つをみて思ったけど、本人によるナレーションがいい雰囲気を作っているようですね。これは過去編だけの演出なのかなぁ。とか思っていたら、
 アニメ版「NANA」騒動の顛末
 最近、見るも無惨なアニメ化を見る機会が増えただけに、生みの親である原作者が、納得のいく仕上がりを求めるのは判ります。けど、そんなにダメだったかな。原作未読ながら、私はアニメ版に思い切り引き寄せられたクチなんですけど…。仕切直した結果の一話・二話だったのか、或いは修正なしでそのままゴーだったのか…うーん。どちらにしても、おもしろかったからいいんだけど、こういうドタバタ劇が表に出ること自体、あまり良いことではないね。

 
.hack//Roots 第4話「Fore feel」 
 タビーが!序盤ではちょっと鬱陶しさが先行していたけど(天然が計算に見えてしまい)、レギュラーっぽくなって、だんだん馴染んできたのにPK…。ハセヲの対比キャラクターでありつつ、資質とやらも備えたキャラなのかな。次回予告では復帰してたみたいだけど。TaNとの抗争という流れなのか、全く別の第三者が手を下したのか…。
 オーヴァンからハセヲに手渡されたアイテムは、U.G.の方で明らかにされている憑神システムに関係したもの!? エンダーと俵屋の会話にあった、マルチウェポンという職業がカギになるのか。
 そして「隠されし禁断の聖域」きたーよ。
 アウラの名前も出てきましたが、「愛想を尽かしてしまったのかもね?」という志乃のセリフと合わせて、象徴的な場面。夕焼けと影で魅せる画は、真下イズムの十八番だね。
 ゲームプレイはほとんどそっちのけ、キャラクターの対話でストーリーを引っ張るので、序盤は何もかもが意味深に見えて、つかみ所がないけれど、4話も過ぎればある程度、相関関係が判り、自ずと全体が見えてくる。
 そうして全体像という基準が生まれたところで、改めてキャラに戻ると、相対的に物事が見られるようになり、会話の意味も理解出来てくる。対話で魅せるアニメの真髄はこんなところにあるんだろうね。過不足なく、緻密な順番でキャラクターを動かす、脚本の腕・力量が最も明確に表れるんじゃないかな。
 改めてキャラクターに触れると、「意味わかんない」という言葉をよく口にするタビーは外国人とか? Bセットはもう名前からしてバレバレだけど、BT的なポジションなんだろね。

 G.U.の最新PVも公開。アニメを見たとき、ハセヲが別人に思えたけど、志乃が意識不明になったという事件が起因するのか。時間軸的にも、SIGNの時と同じように、アニメ版はゲーム版のプロローグ、或いは第0章という位置づけになる気配だね。志乃の消失と、憑神の発動。このあたりでまとめられるか。SIGNのラストでスケイスが現れたときのような快感を、再び味わえるといいなぁ。

 〆 THE FROGMAN SHOW 第4話「俺たちに明日はない」
 そういえば、デラックスファイターていたなw
 子供に云々のあたりで、オチは読めていたけど、そこに到達するまでの二転三転にこそ、この作品のおもしろさはあるんだろうね。本当に明日がなかったフィリップには、ちょっと泣けてしまったw
 
 



 

   4 25 (火)   確信。

 
ガラスの艦隊 第4話「疵痕のごとく…」 
 確信した。やはりこの作品は、スペースオペラ風ギャグアニメなんだ。見誤っているかもしれないけど、自分はそう思い込むことに決めました。そうして開き直ってみると、かなり笑えるアニメで。
 ヴェッティとクレオの私闘からしておかしすぎる。出会って早々、目を合わせただけで絶対に倒さねばならない敵と、瞬時に認識し合う二人。即、抜剣→チャンバラ。運命的・本能的に感じた、ということを描きたかったんだろうけどごめん、メンチ切ってケンカはじめたヤンキーとの違いがわかりません。運命て、都合の良い言葉だなぁ。運命改変とか言って、歯車グルグル回しているアニメを思い出してしまった。ヴェッティがミシェルのことを、彼と呼んでいたのも驚きでしたが、男装の麗人ていうオチ…なんだよね?
 そして闘いの間にあるセリフが、また悉くズレてるんだよなぁ。斬新ではあるんだけど…斬新なだけじゃねw これだけ外せるセンスって、ある意味、才能なのかもしれない。あと、ヴェッティの剣の鍔が薔薇だったのを見た瞬間、噴きました。
 戦艦なのに戦闘機並みのドッグファイトを繰り広げてる描写も、おかしいを通り越して素晴らしくさえ思えてきた。
もうなんつーか、とにかくダメな方のGONZOテイストが満載。ヴェッティの危機を救った提督なんかも、
 
 ササンテ様じゃねーか!
 なんだか、この先、ナナメな方向に激しく期待が高まります。
 




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