〆
ゼロの使い魔 第6話 「盗賊の正体」

足蹴。
キュルケがサイトにちょっかい出す→ルイズがサイトをボコボコに、という構図も、違和感なく作品にとけ込んできたようです。なにげにサイトからは、ルイズのスカート中身が見えてそうな描写もGJ。自分が火を付けたのに、サイトがルイズに虐げられても、我関せず、或いはそれすら楽しんでいる様子も、実にキュルケらしいね。
そしてタバサ初の自己主張が。無口・無関心でいるけど、友達を放ってはおけないところがCOOL。思わず嬉しげな表情を見せるキュルケも、なにげに可愛かったり。

ばいんばいんVSぱっつんぱっつん。
ないちちはないちちで、それなりの魅力があるのは判るんですが、ここまで圧倒的な戦力差を見せなくたって…w
追い打ちを掛けるように、キュルケの胸はこれでもかと揺れまくり。
移動中の馬車においても、キュルケの猛烈なアタック→デレデレなサイト→ルイズがキー!となる黄金律が。原作では、しばらく見なくなったシチュエーションだけに、懐かしさと新鮮さを同時に味わうような感覚です。
そしてあっさりと破壊の杖奪還。されどそうは問屋が卸さず、フーケのゴーレムが襲ってくるのですが、これぞ魔法モノって展開になってきたね。タバサもシュヴァリエの称号を受けるに値する実力を発揮ですよ。

貴族として振る舞おうとする理想と、現実に魔法を使えずにいる女の子の現実がせめぎ合う。
これ以上ない形で魅せてくれます。泣いてる女の子を前に奮い立たなきゃ男じゃない。サイトも男を見せますが、デルフリンガーが鞘から浮くタイミングが絶品だわ。今まではおどけたイメージばかりだったデルフですが、後藤哲夫さんをキャスティングした真価が、ここにきて見えてきましたね。
破壊の杖の正体もキーポイントで。ロケットランチャーをルイズがブンブン振り回す姿は、科学と魔法の絶妙なミスマッチ。ランチャーに触れたときも紋章が光り、なんの迷いもなく操作出来るのがガンダールフ。固有名詞として出てくるけど、後半になっても視聴者に詳細な説明ないんですね<ほとんど確定的な推測は立つだろうけど。
あと本話は、カット割りの見映えがなによりの功労だったと思いますが、多少崩れながら思い切った動きを見せた動画も印象深いものがありました。

盗賊の正体。
序盤から校長とお茶目してるイメージが強く印象づけられたせいか、この展開は原作を読んだときも、なかなかに衝撃的でした。理知的なお姉さんと思っていたら、実は粗野な姐さんだったというショック。
ロケットランチャーの仕組みを唯一知るサイトだけが、脅しに屈することなく、デルフリンガーを力強く握って反撃。
なんともいえない快感が込み上げてきます。本話では、大きく話が転換する場面には、必ずデルフの存在があるんですよね。そして、その扱い方が絶妙なのですよ(ラストシーンの「おでれーた」も含めて)。茶色の刀身=錆を連想させますが、同時にどことなく人間っぽい暖かみが感じられたり。
サイトの活躍で一件落着。キュルケの胸から溢れるハートもそうですけど、基本的にこの作品の演出は古典ですなぁ…。効果線やマークを入れてキャラクターの心情を実に判りやすく表現。やりすぎ、というくらい頻繁に入るんですけど、不思議と好印象なのは、作品の雰囲気作りとのバランスが、しっかりとれているからでしょうか。

魔法使いと使い魔と。
ハルケギニアと地球の関係が、微かに見えたものの、たぐり寄せる能わず。関係性は有耶無耶のまま、パーティになだれ込みますが、タバサの食欲とマンガ肉萌え。
そして、このルイズの反則的な可愛さときたら。ツンデレというジャンルの大いなる魅力、というかそれこそ魔力を感じた終幕です。デルフリンガーの感想による締めも、心憎いったらありゃしません。原作1巻を初めて読んだときの感慨が甦るような、良い一話でした。
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