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   7 31 (月)   リズムが命。

 
ゼロの使い魔 第5話 「トリステインの王女」
 
 イッツリズミカル。
 サイトのボケに対するルイズのツッコミが、日増しに鋭さを増してきたというか、二人の息が合ってきたというか。
以前にも同じような感想を書きましたけど、どんどんレベルアップしてきたように感じられます。使い魔という立場から精一杯の抵抗をしているようでもあるんだけど、後のお仕置きを悟った上でやってるようで、サイトはMなんじゃないかと思えてくる次第。
 そしてやっと敵らしい敵が出てきましたよ。土くれのフーケ。髪の色は緑。

 
 ネズミピンチ!
 なんつーか、本当に校長と秘書のやりとりはサイトとルイズのそれと同じで。お仕置き場面の画が塔に切り替わるパターンも同様だけど、だんだん画面の揺れ幅が大きくなってきたような。
 使い魔品評会。キュルケのカメラ目線に笑った。フレイムの背中にそんな使い方があろうとはw はき出すブレスも炎と言うよりビームと化してるし。そんな強力コンビにオタオタなギーシュ&ヴェルダンデ萌え。
 貴族から取り戻した一件で、シエスタの瞳はますます恋する乙女に。うむ、よいね。ラブコメとはこうでなくては。
場面は変わり、コルベール先生と共に宝物庫の警備を確認する秘書。髪の色は緑。
 王女も登場て、メインキャラは一通り揃ってきたかな。川澄嬢がお姫様とは手堅いキャスティングだ。そんな中でもキュルケとタバサは親しげに会話を。うむ、やはりこの二人が並ぶと良いです。

 
 幼馴染み。
 幼ルイズとアンリエッタ。映像的には素晴らしいモノがありますが、タレ目具合が凄まじいコトにw お忍びで部屋を尋ねるには、もう少し深いエピソードを見たかったところですが、それはまた別のお話かな。
 ボケとツッコミのリズムという話をしましたが、ルイズのツッコミに容赦なくなってきた、というのが正しいのかもw

 
 ヴェルダンデ、可愛いよヴェルダンデ。
 というか、サイト以上に何もしてないw ギーシュにとっては、愛らしさこそが大いなる魅力ということなんだろうか。
 そして警備の隙を突いてフーケ登場。てか、こんなドでかいゴーレムを真横で作ってて、誰も気付かないんすか。音を消す魔法を使ってるような描写があればまだしも…てか揺れてるし、砂煙が舞ってるしw
 ゴーレムですら歯が立たなかった結界を、ルイズの魔法で壊せてしまったという話もまた重要なポイントですが、
それ以上に今回は、「使い魔を見捨てるような魔法使いは、魔法使いではない」という一言の重みにグッとくるお話でした。でも使い魔を虐げるような魔法使いは、魔法使いでいいんでしょうか…。
 



 

   7 30 (日)   強力の神。

 
ガイキング -LEGEND OF DAIKU-MARYU- 第31話 「見よ!讃えよ!ひざまづけ!荒神グレート降臨!!」
 
 予感はあったんですが、とにかく今週のガイキングは凄まじすぎました。
 ヴェスターヌとノーザの洗脳は、とってつけたようなリーさんの奥義によってあっさり打破。困ったときには拳法で
どうにかなってしまう展開も凄いけど、三大魔竜を奪い返した後が超展開。開いた口がふさがらない。パート1から
パート500のパーツを組み合わせるて、どんな合体だよw 昔とあるCDドラマにあった千体合体サウザンガーを思い出してしまったw
 プロイストもここ最近、鷲巣じみてきた。画的にはアカギに迫るものがあるんだけど、役者の演技がついていけて
いないのが残念。改めて津賀山鷲巣の偉大さを思い知った次第です。

 
 ヴェスターヌは完全にデレ期へ突入。
 リーさんもバルキングのパイロットに繰り上げ昇進。炎の巨人トラウマなんて、誰もが忘れてた話を自分からブチ
撒ける潔さ、美人に頼まれたら、トラウマがあっても乗らないわけにはいかないCOOLさが超ステキ。でも結局、三大魔竜・巨人が揃っても、超魔竜に勝てる能わず。
 もうだめだ!これで終わりだ!というまさにその時、サコン先生の口から出た言葉は、「ガイキング・ザ・グレートになるのです!」
 グレートのグの字が出るどころか、二大魔竜の奪回がやっと済んだところだってのに、ブレーキの壊れたチャリンコが坂道を下るかの如き加速を見せる物語。こんなにも脈絡がなく、勢いだけでひたすら突っ走る豪腕展開を書ける脚本家は三条陸以外ありえないね。どういう論理か不明ですが(トンデモ理論としか思えないw)、グレートのパワーはノーマルの10倍らしい。
 無理を通せば通りが引っ込む、を地でいく三条脚本に、停滞なんて言う文字はなく、サコン先生のデータに速攻で食らいつくノーザ様。
 「あのクズヤロウを倒せるんだな!? だったら決まりだ…燃えろよダイヤ!」
 爆走はもう止まらない止められない。いつかやると思っていた、プロイストのコントロール装置のえぐり出し。最高のポイントで仕掛けてくれましたよ。

 
 「こんだけみんなから火付けられてよォ、俺が燃えないわけにはいかねぇよなァ!」
 47の心を一つにという伏線も、ここにバッチリ活きてきたね。って、ちょっとそこの合体バンク!どこからエルゴの力出してるんですか。当然の如く、ドッキングアニメーションは大張正己担当なわけですが、杖持ったオッサンがいつ現れてもおかしくない構図に、苦笑いしつつも、血湧き肉踊ってしまうのですよ。

 
 強すぎだYoooooo!
 みんなで束になっても叶わなかったのに、グレートはパンチを片手でパシッてw ダイヤの顔を手で隠してニヤリ…という演出もニクイなぁ。昨今希に見るコテコテな展開なのに、快感を覚えずにいられません。この手のカコヨさには、どこか普遍的な価値観があるんだろうね。このタイミングで入る串田アキラさんの挿入歌を聴いて、奮えないわけがない。何度使い古されようとも、燃えるものは燃えるのです。
 大塚健コンテの映像もキレまくっているし、ギガンタークロスというネーミングセンスを恥ずかし気もなく出してくる
三条節も、これまたたまらん。なんだかよくわからないウチに勝ったけど、この痛快さを味わえれば、お腹いっぱいもいっぱい。もうこれ以上、何も入りませんね。
 そして、超魔龍を倒した後に、勝利の余韻に浸りながらEDへ…って、みんなノーザ忘れてる(ノД`;) 命を賭してプロイストの強制コントロールを打ち破ったのに、ダイヤですら最後まで忘れてるなんて…カワイソスギルw
 



 

   7 29 (土)   高い。

 〆イノセント・ヴィーナス
 なんですかこのクオリティは。OVAと言われてもおかしくない作画力から目が離せませんでした。特に後半の戦闘シーンが圧巻。機動兵器が光武に見えて思わず唸ってしまっ たw 動画だけでも素晴らしい動きを見せていたけど、カット割りでさらにスピード感が増していたよう。いやちょっと、この品質はいったい何事なんでしょうか。
 絵柄も影を使った特徴的な色彩が、どことなくSOULTAKERを思わせて、とんでもない格差社会がある世界観に、よくマッチしていました。地球規模の天災から、国家・組織が大きく組み替えられる導入部もありがちですが(一緒に見てた友人が七都市物語とツッコミを入れてたけどw)、その変動した世界で、主人公達の生き様をどれだけ魅せてくれるかに、注目していきたいです。このクオリティをどこまで維持できるのかも、非常に興味深い。
 



 

   7 28 (金)   神キタコレ。

 
¢うたわれるものらじお 第4回
 (小山さんだけが)待望の初ゲストに、アルルゥ役:沢城みゆきさん登場。妹役が来ているというのに、全身の毛を逆立てるエルルゥ柚木嬢。なにこの超反応。浪川さんの名前が上がったこともありますけど、男性ゲストが来たときはどうなるんだろうか<本編では若様・ベナを双璧に、みんなアタックかけていることですし…。そして相も変わらずオロオロな聖上萌え。

 
ウィッチブレイド 第16話「憩」
 
 バカパートきたよ。
 といいつつも、序盤では和銅への情報提供者が明らかにされ。言われてみれば他に候補はいなかったね。あと和銅のつり上がったマユゲとへの字の口はどこかで見たことがある顔なんですが、誰だろう…。
 そして本日のメインイベントへ突入。合コン相手の女性陣が来ただけで盛り上がるジジイ最高。それぞれ特徴のある三人娘ですが、紫色のワンピースを着た娘は、胸のサイズだけで反則だというのに、自らの腕を挟ませるそのポーズは、もはや犯罪。

 
 秘書コワス…。
 玲奈と梨穂子の適合値に関して、おっとうっかりを装ってバラす秘書。いつも人の良さそうな顔してるけど、笑顔で引き金を引きそうで怖いよ。今回の一件も、鷹山のためを思って行動しているのか、他に何か裏があるのか、読めなくなってきたし。
 そして再びメインイベントへ戻り。水着登場の三段オチも見事。女性陣の露出度の高い水着姿は当然として、お嬢に絶望するジジイまで、作画に気合い入っているなぁ…。

 
 「夏の海 おもひでぽろぽろ 儂はボロボロ…」
 ジジイ神キタコレ。熱く燃えた夏だったw 法螺話がいつ破綻するか楽しみにしていたけど、よもやマイケルに持って
行かれるとはね。マイケルも今までまともに描かれたことがないので、いきなりの超人気が謎。ていうかバスの中で気づけよw そんな存在感のないマイケルに敗れるジジイが泣けてくるなぁ…。
 二人羽織のときの嬉しそうな姿ったらなかったですが、「子供もいるんだからいい加減にしてよね」と言って現れる雅音の水着こそ、ローライズにも程があります。これだけ回りの露出度が高い中、一人周りの目を気にするナォミが、密かにポイント高かったようで。
 



 

   7 27 (木)   十重二十重。

 
ZEGAPAIN 第17話「復元されし者」 
 
 笑顔。
 冒頭からシンが感情みせまくりで、楽しげに踊っている姿にビックリ。以前、アビスの再生漕にベッタリしてたことがあったけど、そんときは口きかなかったし。もっとクールで機械的な存在かと思っていただけに、感情豊かな人間性はなんとも新鮮。
  そして新鮮といえば、副会長デスヨ。司令のためにクッキーを焼くなぞ、女の子女の子してるなぁ。似合わないかと思ったけど、存外にキタコレ。これで味が殺人的に不味かったら完璧だったんですが…。しかしクッキーを食べて欲しい相手は、別の女とお出かけ。シズノをイエルと呼ぶ謎も、後に出てきますが、二人が任務から外れて(それも秘密裏に)赴く先はどこなのか…。
 シズノの不在に、キョウはカミナギと偵察兼デートへ。二人の切なくも和やかな時間。その話に紛れて、稼働時間の増強など、アルティールの強化も示されていたり。

 
 尻パート2。
 カミナギといえば尻なのですよ。てか、カミナギがリアシートに座ると、スタッフ気合いの入り方が違いすぎね?w
 その後、シールドを連続して張っていたりするところをみても、ゼーガの強化は地味に進んでいるように見えます。無事、敵の小隊を討ち果たすものの、アルティールの転送にシンが張り付いて。生身なのに、取りついたまま転送出来るってありえなくね。

 
 戦う理由。
 を求めて大胆にもオケアノスを襲撃してきたシンですが、生身なのにレーザーは効かない。触れた物体からデータ管理できる(リュミエールみたいだ)。仕舞いには幻体にまでなれるって(幻体になると肉体的な損傷が治っているあたり、しっかり描き分けもしてるね)、なんですかこの万能ぶりは。セレブラントはよく今まで、こいつらと対等に渡り合えたなw 今回の襲撃にしたって本人の気まぐれで、破壊工作が目的じゃなかったのにこの被害デスヨ。
 そしてシン、微妙に天然入っているせいか、カミナギと波長が合うの巻。敵を前にして、問いかけにまともに答えるカミナギもカミナギらしい。望む答えをくれたお礼として、カミナギの幻体になにかを加えており、その結果病室から表に出られるようになったようですが、そう都合のいいことばかりではないようで。さらにシンがイエルを求めてやってきたことから、艦内に疑惑のループが…。
 ホントに毎週毎週、十重二十重に謎や伏線を配してくれるものだなぁ。
 



 

   7 26 (水)   幕間劇?

 
NANA 第17話「ナナの恋の行方」 
 ハチの妄想が甦ってきた。元気になって良かったよ。会社のお局さんとも、漫才のようにボケとツッコミ入れ合っているし、やはりハチはこのノリでないとね。
 ハチの恋愛に決着がついたところで、今度はナナの話に移るわけですが、本人の知らぬところでノブから真実が語られるというシンプルな展開。その後のハチの妄想がまたおかしくて笑ってしまうんですが、ナナがトラネスライブに同行するってことで、物語が加速してきた。さあ、とうとうトラネスくるかってところで蓮が登場。冒頭のナナの台詞に被せて、ヤスのマンションを訪れるところがニクイったらないよ。トラネスのライブも楽しみだなぁ。

 
.hack//Roots 第17話「Painful Forest」 
 フォオオオオオオーーーーー!
 とうとうハセヲがぶっこわれましたw 先週の予告からして、いい表情をしていたけど、ここまでやってくれるとは。
太白とも出会っていたのには驚き。ゲーム版のイコロで出会ったのが初対面に見えたけど、このとき妄執に駆られてロクに覚えていなかったのか、或いはアリーナでは気付いていたのか…?
 クーンはカナードを立ち上げ。これでまた一つメディアミックスとして繋がったね。三郎が狂言回し的な役割として、タビーやハセヲにまとわりついていたけど、物語自体はほとんど進まず。一息つこうか、って話かな。
 いや、オーヴァンがトライエッジと遭遇して、自ら左腕の封印を解いていたエピソードがあったね。あれは憑神の力だったのでしょうか…。
 



 

   7 25 (火)   ナナメ上をいくとはこういうことだ。

  ガラスの艦隊 第17話「飛翔のごとく…」 
 
 「王家秘伝の駆け足をぉぉぉぉナメるなぁぁぁ!!」
 王家秘伝関係NEEEEEEE!w しかも王家秘伝の走行法は、右手と右足を同時に出すものらしいです。ミシェルの脱走にもツッコミポイントは多々あったんですが、今週はハイザック様の爆走に勝るものはなかったです。ハイザック自身が、王家秘伝のサイボーグかなにかに思えてきました。作中でも王家秘伝に触れていたけど、スタッフの悪ノリも極まってきたなぁ。

 
 そしてもう一方では
 「待て待てー」
 「ははははー」 

 楽しそうだ。領土艦から二人が飛び降りてましたけど、何もない宇宙にダイブしてるのに落ちてます。この世界の宇宙には、やはり上下の基準と重力が存在しているらしい。
 提督が首を差し出して、所長が斬ったことにして済ますやりとりは、その場面だけ見れば、武人達の粋な計らいに胸が熱くなるんですが…。二人が今の関係になるまでの経緯が全く描かれずにいるので、作中で勝手に清々しく
なってるだけで、完全に置いてけぼり。前後の事情など好きなように推測してくれ、というなげやりな構成こそ、ガラ艦クオリティ。最近はクレオやヴェッティより、回りの人間達の動向がおもしろくなってきたなぁ。

 そしてこんなHPが。検索してたら、公式サイトに次いだ位置に…w
 本話の王家秘伝の駆け足も動画で見られるので、是非ご笑覧ください。ガラスの艦隊を読み解く上で、欠かさず目を通しておきたいHPです。
 



 

   7 24 (月)   百万の感謝を。

  サーラの冒険E「やっぱりヒーローになりたい!」/著:山本弘 画:幻超二(角川スニーカー)
 十余年の歳月を経て、堂々の完結。前巻が長いブランクを経て出され、あの衝撃的なラストを迎えたためか、最初は少し身構えてましたけど、読み進めていくと、じっくりと腰を据えて集束されていく物語に、手応えが感じられてきました。5巻を「転」として、本巻は「結」をきっちり魅せてくれましたね。
 カミートの正体にサーラが気付く場面も、このシリーズ十八番のミステリータッチで、和解まで激しく語り合う姿や、その後のラブラブっぷりまでお腹いっぱい。デルは魔獣の力に取り込まれた(精神的に人間から乖離した)ために、サーラの元を去ったと思っていたので、罪悪感に苛まれていたことが最大の要因と判ったときは、自分のイメージと少しズレがあったり。ファラリスの信者=貪欲な悪のイメージがつきまとっていたのかも。サーラの友人を手に掛けたことが、それほど大きく心に傷をつけていたとは。心の問題、というテーマをヒーローの条件として掲げられると、この話もすんなり飲み込めていけました。 予知夢のゆさぶりや、ミスリルの母親の後押し(そういえばずっと会話にだけは上がっていたんだねw)などによって、心の有り様を示していたようで。
 その後、二人の起死回生の一手による逆転劇も、このシリーズに欠かせない盛り上がり。サーラの活躍が、これで読み納めと思うと寂しくもありました。
 エピローグにある、フェニックスとデルのやりとりも、乙女チックというか、これ以上ない典型的な物語の一幕という感じで、ジェラシッ娘が微笑ましいことですよ。フェニックスにとっては哀しい話だけど。
 ダルシュの予知夢もあるけれど、二人には輝かしい未来があると想像しつつ、最後のページを読み終えるものであります。なにはともあれ、山本弘、幻超二両先生、お疲れ様でした。
 アルスラーン戦記あたりも、そろそろこういう気分を味わわせて欲しいものだなぁ…。
 



 

   7 23 (日)   詰めの甘さ。

 
ゼロの使い魔 第4話 「メイドの危機」
 
 とりあえずあててくるキュルケ。
 なぜか地球の危機が思い出されて、無性に聞きたくなった罠。
 校長先生のセクハラも、相変わらず茶目っ気というか悪戯心がいいね。スケベ心というより、その後の仕返しまで含めて、反応そのものを楽しんでいるような老獪さがまたなんとも。サイトも老成したらこんなジジイになりそうw
 シエスタとの別れを匂わせる邂逅は、二人の親密度がそれほど深くないためか、イマイチ悲壮感が涌いてこず。
このエピソード自体が、ちょっと早かったのかなぁ(この話で二人の仲が急速に近づくわけでもありますが…)
 キュルケの誘惑→ルイズのお仕置きという黄金律も確立。画面が塔の画になってサイトの悲鳴が響き渡るお約束もよさげ。校長先生のときもそうですけど、叱られるときのオチ画が建築物になる構図はパターン化してるみたいで。使い魔だけの画になると、ほとんどポケモンにしか見えませんが、ほどよいディフォルメ感です。
 アイキャッチの背景には、その回の主役キャラが来るという仕掛けも、やっと判ってきました。

 
 やはりメイドはロングスカートに限ります。
 ミニなど邪道。伯爵の趣味の悪さを見せているのか、赤に白のエプロンてのも存外に映えない。
 シエスタが貴族に仕えねばならない、確固たる理由が描かれないせいか、妾にされるというシチュエーションだけ先にありき、な話作りに見えてしまったのが惜しい。貴族が絶対的な権力者なのは判るんですけど、もっとのっぴきならない事態(身内が病気で莫大な薬代がかかるとか)があれば、さらに説得力が増していたと思うんですが…。
シエスタがサイトに淡い好意を抱いているなら、なおさら、指名されただけで側を離れるという行動に違和感が。
 サイトの行動もなんだかな。シエスタの救出を駆け引きに使おうとする、キュルケのやりように怒りを感じて、結局力は借りないっ!と本を放っていくのに、そこにある剣だけはちゃっかり持っていくって、矛盾してないかな。つーかなぜデルフリンガーを持っていかなかったんだろう。
 馬のいななきに敏感に反応するタバサは、その出自を描く前フリなのでしょうか…。わざわざキュルケに伝え→
ルイズを起こしてからも付き合う姿勢に、無口・無表情ながら、人間味が表れているね。

 
 紋章輝かず。
 あれっ!? 主たるルイズを守るためではないから?と思ったけど、ギーシュとの決闘も、ルイズが側にいたとはいえサイトの個人的な理由によるものだったし…うーん。この理由を後に、示すのかな。
 失敗をあえて逆手にとった魔法も、ルイズ自身が失敗を100%確信している本心を見せていたのかな…にしても、ルイズの魔法で迎撃って、かなりのバクチではw オリジナル展開として発想はおもしろいと思うんですけど、4話に持ってくるタイミングや、キャラの行動原理において、どこかバランスがとれてない印象。探し続けていたお宝が手に入ったからとはいえ、今までの貪欲さがさっぱり消えて、狼藉のペナルティが課せられないのも、やはりバランス悪くないかな。
 というかその前に!キュルケのスカートの中はどこに繋がっているんですかw まさぐる様子も素晴らしくエロス。
この微妙なリラリズムが…、そしてルイズとキュルケが並んだときの、哀れとも思えるボリューム感の対比がGJ。
本件のドサクサに紛れて、日本とハルケギニアの関係も描かれていたけど、そのアイテムにエロ本を持ってくる発想もすごいw
 この話をもってシエスタの想いが、本格的になってきたようですけど、この後に五右衛門風呂とかやれるのかな?

 
 提供画も頑張っているなぁ…。



 

   7 22 (土)   罠。

 
彩雲国物語 第16話「渡る世間に鬼はない」
 鬼ばかりじゃないですかw まあ碧珀明の救いを指した内容なのでしょうが、登場時に感じた気配の通り、典型的なツンであること。猛烈な絳攸ハァハァだったことも判明して、やはりBL路線が盛り上がっている最近の彩雲国物語。
 その分、悪辣な小役人として蔡尚書や魯礼が奮闘してくれています。蔡尚書は、貫禄のある姿・大らかな笑顔と打って変わって、底の浅い腹黒ぶりが輝いているし、生徒を鍛えるため、鬼教官に徹している風体に見えた魯礼も、単なる嫌がらせキングだったわけで、双方共に捨てがたい逸材だ。来週には消えてしまいそうだけどw
 そうして日々いびられる秀麗と影月。楸瑛が私も仕事があるから、と席を外した後の務めが、我慢ならなくなった
主上を羽交い締めにするというコントも、相変わらず笑えます。紅家の方でも、さらにもう一人登場人物が現れてきましたが、それはまた別のお話かな。
 ヒキで胡蝶姉さんが秀麗達を罠に掛けていたけど、当然、これは「敵を騙すにはまず味方から」の論理でいくんだろうね。解決編で、小悪人達が如何に裁かれてしまうやら。
 



 

   7 21 (金)   ブレイク。

 
¢うたわれるものらじおがサーバー落ち
 自分が音泉を聞いている限りで、サーバーダウンは初めて。各所の評判からアクセスが殺到したのでしょうか。
 そして今週も、端々に入る柚木さんのアタックが大変甘うございました…。
 <二人っきりでいいじゃないですか!

 
ウィッチブレイド 第15話「絆」
 玲奈の死亡フラグが早くも現実に。次世代ネオ・ジーンの能力は圧倒的じゃないか…!本能的に母親として振る舞い始めた直後に、娘の知らぬ所で(けど鷹山の前で)、崩壊を迎える結末も切ないものが。
梨穂子は結局、雅音の元に還ってしまったしね。サブタイの「絆」は、血のつながりがりがなくとも、親子でいられる二人と、もうひとつの意味として、玲奈が梨穂子に感じたものを指していたんだろうね。
 まりあの装着姿は、期待していたフレイザードフォルムにならず残念。あの髪型で左右対称が来なきゃ嘘でしょw
 エクスコンがブレイド装着者に狩られる立場からして、NSWFの方が優位に感じられていたけど、ここにきてさらにパワーバランスが傾いたよう。装着者に崩壊の危険性があるとはいえ、導示重工やばくね? アイウェポンの性能がいまいちわからないのは、後に対抗させるために隠しているのかなぁ。
 繰り返される近親交配もすごいな。あのじーさん、そんなにすごい人間なんだろうか。年齢的な衰えが垣間見えるところから、どうしてもただのジジイにしか見えず。最後は自ら育てたクローンブレイドに殺されそうだしなぁ…。
 



 

   7 20 (木)   喜びと悲しみと。

 
ZEGAPAIN 第16話「復活の戦場」 
 
 運命の8月31日。
 リセットの事実が判明して、最後の31日に再生以前の自分から手紙が届く展開は、あざといなと思いつつ、ぐらっときてしまった。かつてのキョウの姿と記憶は、作中において最も重要な謎の一つだけに、その前フリ的な扱いで
あったのかも。
 真実を知りながら、トミガイとハヤセがキョウのために集合かける展開も泣ける…。記録更新と時間切れが迫る
メドレーリレーの最後は、タッチ出来ずに終わるかと思ったけど…。キョウが一人だけ残された領域はどこなのか、
よく判らなかった。あと、ピエタはセレブラント扱いでセーフだったのでしょうか…。

 
 カミナギショック。
 この娘は、何度視聴者に衝撃をもたらしてくれるんだろう。なにか仕掛けがあるとは思っていたけど、昏睡状態に陥っているとは…。キョウの衝撃も相当なものだったろうけど、シズノの辛そうな姿も、一際目を惹きました。生存の報をもたらしたのがシズノならば、データの破損を見つけてしまったのもシズノなわけで、普段クールな先輩が声を荒げて感情を顕わにするあたりにも、苦しさが表れているね。ここにきて、生徒会長=司令の冷徹さも、光ってきた。

 
 カミナギいたぁぁぁ。
 うああ、でもトチロー状態だよ。キョウが転送した瞬間、ナビシートから掛けられる優しい声・笑顔と、ラストで真実を告げた後に流す涙の落差が…切なすぎます。「どれだけ苦しめば幸せになれるんだ?」という答えのない問いかけも重く響きます。この戦場でしか逢えない恋人を指して、「復活の戦場」とするサブタイのセンスも神懸かってるよ。
ここにきてシズノの立場も、さらに複雑になってきているようだし。
 光装甲キャンセラーキャンセラーの発想と迅速な対応には、素晴らしい見応えがありましたね。けど、同時に笑いがこぼれてしまったり。対応法の開発・実装、速すぎね?w さらに新武装まで追加されて、至れり尽くせり。まあ、なればこそ、あの盛り上がりだったのですけどね。
 あと一つの節目となる話だったのに、キャラ作画がイマイチで…惜しい。戦闘の方は頑張っていただけに、その差がはっきり見えてしまったよう。
 ガルダとフリスベルグ他、各地のゼーガペインにも、このシステムが装備されて、また戦況は大きく変わるかな。
本当に先が気になって仕方ないや。
 



 

   7 19 (水)   思い重ね。

 
NANA 第16話「ブラスト、初ライブ」 
 章司「オレのことは気にするな…前回で消えたキャラだから」
 淳子「甘いわねー。散々視聴者から嫌われて罵られても、登場しなければならない苦痛を味わうといいわ…」
 京介「(奈々が自殺したら)この番組も終わりかな…」
 ワラタwwwww こういう楽屋オチっぽいセリフ回し大好きだ。章司もセツナスw まあ当事者同士でけじめが付かなかっただけに、第三者を交えて区切りをつける展開をしっかり残すところも巧いな。
 ライブシーンから、奈々の一人称に切り替わる演出も絶妙。ジャイアンとスネ夫ネタで軽く笑いを掴んでから、眩いステージで輝くナナを見る流れも、一人置き去りにされていく寂寥感が際立っているね。
 ライブそのものの演出もクオリティ高けえええ。ハルヒのGod knows...に並ぶくらいキレがあったのに、イントロ程度で終わったのは残念。
 打ち上げ以降、一人買い物に出かけて幸子にバッティングするタイミングもドンピシャ。章司に捨てられ、残されたただ一人の親友を、さらに美里に奪われそうになる。「盗らないでよ…!」と思わず口をついて出るけど、美里に幸子を投影する展開といい、美里の髪型が縦ロールであるところといい、レイニーブルーを思わせるなぁ。そして奈々の理不尽な詰問に、泣きそうな顔を浮かべるナナ…でヒキ。いや、まじでNANAおもしろいわ。

 
.hack//Roots 第16話「Resolution」 
 つきまとうタビーにツンなハセヲ。いつものリズムが帰ってきた。けど、以前の明るさはなくて、どことなく空々しい。
 クーンが序盤にひょっこり現れて、ギルド作る話をしていたのはカナードなんだろうね。前回元気がなかったのは、ケストレルの副団長を辞めた直後だったからかな?
 ハセヲはフィロに弱さを指摘され(呪療士なのに物理攻撃で圧倒するフィロ強すぎw)、レベルアップの道を選んでいくようですが、それもまた誤った選択と気付かぬ様子。がしかし、ハセヲの表情は素晴らしすぎるな。
 タビーには、パイの指令で三郎がマークに入り、謎クエストの噂もちらほら。オーヴァンは健在のようだけど、なぜかハセヲ達にコンタクトをとらず、太白はアバンとED間際にちらっと出るだけ…。
 それぞれの思惑や目的が絡み合っているのは判るんですが、意味深な態度や怪しげな様子を匂わせるだけで、真相になかなか辿り着かせないところが真下イズム。そろそろこのもどかしい流れに一石を投じて欲しいもので。
 



 

   7 18 (火)   ぶっかきまわす!

  ガラスの艦隊 第16話「回天のごとく…」 
 うわー、自分たちだけで逃げちゃったw 囚人総出で反乱起こしてたように見えたけど、ズラかったのはクレオ部屋の連中だけじゃね?w 後に帰ってきて刑務所ごと解放してくれればいいけど、そのまま放置プレイな可能性も大。
 クレオを殿下と呼びつつ、タメ口な提督も存外にタフだ。歴戦の将軍な割に、いきあたりばったりな力業で、強引に突破。うむ、やはりガラスの艦隊は、こう無軌道でなくては。
 残りのクレオ一味の方も、ミシェル奪回へ活動開始。ミシェルメイドのシルアにベタ惚れなハイザック萌え。戦艦も一緒に強奪するのかな。
 さらにヴェッティの元には、クレオを検診した女医が。おまえ、いつのまに来たんだよw クレオの生存とヴェッティの体にもソレイユがあることを確認し、さらには宇宙が滅ぶ未来が待ち受ける展開まで。物語の風呂敷は果てしなく拡がりをみせてきました。方向性はともかく、たしかに回天。この収集をどうつけるか、今から楽しみでならないや。
 


 

   7 17 (月)   クオリティ落ちねー。

  COYOTE Ragtime Show 第3話「右腕と呼ばれた男」 
 ジェット推進の宇宙船より、機動ヘリの方が速いという、どこか違和感のある設定がベースにあり、主人公補正が強くかかっていたせいか、完全にはノリきれなかった一話。
 とはいえ、ひたすらYeah!な勢いでかっとばすアウトロー共はイカスし、マルチアーノ十二姉妹のおどけた容姿と物騒な物言いのギャップもいいね。しかしその十二姉妹の年少組は、ホイホイさんというか、田中久仁彦画に見えて仕方がないw 作画は高いクオリティで維持されてとるなぁ…。
 ミスター一党のコンビネーションもかつてのそれに戻ってきたのか、コヨーテ号でのやりとりも、いいリズム。前話で見えたフランカの固さも、とれてきたようで、新登場のスワンプは、普通にその顔だけで笑わされてしまったw あの髪型は、激しくどこかで見た記憶があるけれど、誰だっけなぁ…。
 激戦の結果、十二姉妹の誰かがすでにやられてしまったようだけど、名前と顔が一致する前に消えてしまったのでしょうか。ちと寂しい。あと一話の襲撃で首だけになったメイは、しっかり捜査官に抑えられていたのね。隙を見て目からビームとか放ちそうで怖い…。
 



 

   7 16 (日)   軌道にのってきた。

 
ゼロの使い魔 第3話 「微熱の誘惑」
 
 使い魔の日々。
 ギーシュとの決闘で輝かしい勝利をあげたものの、洗濯に明け暮れる日々は変わらず、余計なモノに目を移せばすかさずご主人様から蹴りを喰らうサイトであります。ルイズに思わぬ攻撃を受けたときの、ディフォルメチックな表情も、だいぶイメージが固定されたかな。オープニングでシルフィードから突き落とされたときもそうだし。おしおきのタイミングも絶妙。
 そして、したたかに獲物を狙うキュルケの目…。

 
 胸がゼロwwww
 ダブルで禁句を口にしてしまう調子のよいサイトと、敏感なご主人様。怒りを買うと判っている場合と天然な場合、サイトのボケもこなれてきたし、すかさず入るルイズのツッコミの構図も安定してきたなぁ。このリズミカルな攻め受けこそ、ヤマグチノボルテイストの醍醐味です。
 ルイズのお仕置きの間に、キュルケが狙ってくるわけですが、その間隙を付くように、さりげなくシエスタがポイント稼いでる、ここ重要。
 そしてフレイム、サイトを拉致るの巻。器用に二足歩行するトカゲだなw 恋人追い返すときも、主人の意をしっかり汲んで動くいていたし、なにげに万能なサラマンダー。
 ルイズのゼロ胸との対比をより強烈にするためか、キュルケの凹凸ぶりも作画気合い入ってるなぁ。そのキュルケの前では、大らかな態度をとっていたルイズが、部屋に入るなり大魔神化するあたり、内弁慶な性格をよく引き出してくれます。ただ、領地が隣にあり、数代前に溯って恋人を寝取られたことに始まる、ツェルプストーVSヴァリエールの犬猿の仲が省略されたこと。そして、サイトの脳内(&行動的な)暴走が、ほとんど描かれないのは残念。キャストの声質もあってか、アニメ版のサイトは随分スマートになってしまったかな。いぬかみっ!のケイタほど異常じゃないけど、サイトもリビドーに突き動かされるタイプのはずなのに。シエスタのセーラー服イベントが試金石になりそう。

 
 お買い物。
 最近、乗馬の健康器具を試しまして、馬上の難しさやキツさが、思い切り実感できていたり。慣れないと尻や内股が、とんでもないコトになるもので、サイトの辛さが身に染みて判ります。
 二人の外出を目撃して追いかけるキュルケですが、極めて個人的な用件なのに、タバサがすんなり協力している様子から、二人のごく親しい関係が伺えます。アニメで二人の馴れ初めが描かれるのかなぁ…。
 「馬、二人乗ってる。食べちゃダメ…。」となにげに物騒なこと言ってるあたり、タバサ怖カワイイ。ベッドにいた時、やたら足が長かったのはなんなんだろうw
 剣を買い終えたあとのツーショットは、理想的なツンデレカップルの画で。ハルヒほどひねくれていない、ストレートなツンデレぶりが、また心地よいものです。

 
 ボヤッキィィィィィ!w
 鼻が赤く点滅するところまで本気だよ!w で結局、剣の問題を発端に、やりあうことになるツェルプストーとヴァリエールですが、あっさり場を治めるタバサや強し。無造作に杖を振る姿から、長門を想像せずにいるのは無理というもので。
 サイト、両手に花でしたが、二兎追うものは一兎も得ず。ホント、足蹴にされる様も板に付いてきたなぁw 二人のお御足も素晴らしい描写だ。シンプルな黒とレザーのニーソが、それぞれの個性をよく表しています。
 デルフリンガー、鍔元の金具が動いて口の変わりになるアイデアはナイス。動きが一つ加わるだけで、大きく印象が変わるものです。CVの後藤哲夫さん、見慣れない名前と思っていたら、プラネテスの係長補佐の人と、友人から教えられ、聴き直してみれば、まごうかたなき中間管理職でした。
 




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