〆Fate-stay
night 第10話「穏やかな幕間」
弱点。
凛は朝に弱く、藤姉は士郎に弱いか。冒頭からサービスショットぽい凛のネグリジェ姿でしたが、作画レベル的に今週はちと落ち気味だったかな。元がゲームという点を鑑みても(つーかそんな考え方自体おかしくて、アニメはアニメとして見るべきなんだろうけど)、ちょっと静止画が多すぎるし、
●solitia
1.心晴れて夜も明けて/堀江由衣 (十兵衛ちゃん2-シベリア柳生の逆襲-)
2.緋色の空/川田まみ(灼眼のシャナ)
3.サクライロノキセツ/yozuca* (D.C.S.S.~ダ・カーポセカンドシーズン~)
4.clover/meg rock(Solty Rei)
5.アイスクリイム/千葉紗子(成恵の世界)
6.流れ星☆/CooRie(成恵の世界)
7.Faze to love/橋本みゆき(ガンパレード・オーケストラ)
8.乙女はDO MY BESTでしょ?/菊地美香・小清水亜美(舞-乙HiME)
9.恋せよ女の子/田村ゆかり(極上生徒会)
10.Twin memories/國府田マリ子(ツインビーPARADISE)
前座でーす!と言いながらも、演奏の完成度はNo.1だった一番手solitia。隣の慶さんと話をしたら、結構有名な奏者が揃っていたらしく、ドラムスとベーシストのプレイが特に耳に残っています。キーボードとギターもホントレベル高くて、DO
MY
BESTでしょ?のイントロもシビれましたよ。選曲も個人的に絶好球ばかりで大満足。ツインのボーカリストの裏を当てていた方が、序盤ちょっと声出ず、バランスとれなかったのが惜しかったですが、どの曲も聴き応えありまくり。サクライロノキセツはアレンジを変えてシックな感じになっていたし、だんだん盛り上がっていく曲の編成もいいね。
途中、Faze to loveの前にイントロクイズを挟んだりして、正解の正解すると会場から「中村屋~!」 わははw
エンジンかかってきた観客から「そりてぃあッ!」なんて掛け声も(中村屋と同じトーンで)入ったりして、こういう掛け合いもライブならではの楽しみかな。Faze
toを歌い終えた後、次曲の発表はないまま、イントロクイズの問題だった「乙女はDO MY
BESTでしょ?」に続いてしまうところもニクイね。
その勢いのまま、最後のコナミ2曲もえらい盛り上がっていったし、トップバッターとして会場の空気を予想以上に暖めてくれましたよ。
●Fullerene
1.innocent starter/水樹奈々(魔法少女リリカルなのは)
2.夏草の線路/KOTOKO TO AKI(Railway ~ここにある夢~)
3.鳥の詩/Lia(AIR)
4.TRANSMIGRATION/水樹奈々(ESアワーラジオのじかん)
5.砂の城/島宮えい子(朱)
6.POWER GATE/水樹奈々(M-VOICE)
7.Face of Fact/KOTOKO/(BALDR FORCE)
8.Dush! to truth/ブリジット本田(大番長)
9.Farewell Song/Lia(AIR)
個々の演奏は一定以上のレベルでしたし、歌も下手ではなかったんですが、音のバランス・バンドとしての一体感に欠けてしまったかも。ドラムの音がやけに大きく感じられ、キーボードも鳥の詩のイントロという、ここ一番の聴かせ所でのミスが、ちと目立ってしまったか。惜しい。solitiaのツインボーカルで裏を担当していた方が、メインボーカルにきてたんですが、声量で2人のコーラスに負けてほとんど掻き消されてた…。曲のメロディやビートはしっかり刻まれていたけど、MCで観客を乗せるでもなく、なんだか淡々と進んでしまった印象かな。
コピバンライブで感じる違和感の一つに、“歌いたい曲”を歌っているバンドと、“聴かせたい曲”を歌っているバンドというものがあります。自己満足とその先に踏み込んでいるかの違い、「魅せる」意識の違いかな。これは聞き手のエゴでもありますけど、やっぱりバンドと観客が一緒に楽しめてこそのライブ、と思うわけで。
あと、イマイチ盛り上がらなかった原因の一つに、水樹奈々ファンの異様な盛り上がりがあったと思います。水樹曲になると、ヲタ芸200%全開。桜木のフンフンディフェンスかと思うくらい、跳んで廻って跳んで、サイリュームを振りまくる(ウルトラオレンジまで持ち出してて、もう苦笑するしかなかったw)。他の客はドン引き。いや、楽しむ分には全然構わないと思うんですけど、これも自己満足に過ぎるのはね…。
まだ2回目のライブということで、不慣れな部分があったでしょうし、緊張して本来の力が出せなかったのかも。
Face of
Factあたりからは、声も大分出て演奏もずっと滑らかだったので、あとは場数を踏みさえすれば、いいライブになるのでは…。
●DreamRush
1.約束の場所へ/米倉千尋(カレイドスターOP2)
2.YOU GET TO BURNING/松澤由実(機動戦艦ナデシコ)
3.DAYS/FLOW(交響詩篇エウレカセブンOP1)
4.A Night Comes!/豊田瀬利香(夜が来る!)
5.Rush&Dash!/水樹奈々
6.New Sensation/水樹奈々(カンコー学生服CM)
7.Tear's Night/水樹奈々
8.DYNAMITE EXPLOSION/Fire Bomber(マクロスダイナマイト7)
9.SUPER GENERATION/水樹奈々(やぐちひとり)
(アンコール)
10.POWER GATE/水樹奈々(M-VOICE)
バンド入れ替えのBGMにchoochooTrainが流れると、ギターとベースがグルグル回る。そんな悪戯からして、これは楽しませてくれるなと感じてましたが、予想以上の盛り上がり。
男性・女性のツインボーカル編成を活かしたアレンジもおもしろい趣向で、特にYOU GET TO BURNINGのコーラスがメチャメチャ格好良かった。自ら手拍子入れたり掛け声を一緒に上げたり、観客の乗せ方も絶妙で、前述のヲタ芸隊が同じようにハッスルしてたけど、それも演出の一つ、な感じで取り入れたのも巧み。会場全体が沸いていました。
MCでは小ネタを仕込んでいたり、前述の中村屋~!を流れで引き入れたり、Tear's Night紹介時も「栗林みな実さんのゴニョゴニョに似てると言われる曲ですが…」なんてやりとりで会場を沸かせてもいたね<翼はPleasure
Lineで合ってるかな? エタブレなかったのがちと残念でしたけど、パンチの効いたボーカルがまた水樹奈々の曲に映えてましたよ。
DYNAMITE EXPLOSIONの前振りでも、曲名を明かさずに観客にコール依頼かけて(そこでバレバレなんだけど、その時の空気がいいんだよなぁw)直前で盛り上げるのもニクイ。おもいきり拳突き上げてダイナマイッ!
盛り上げよう・楽しもうという意気がそこらじゅうに溢れて、それが演奏にも表れていたよう。完成度という点では、solitiaに届かなかったかもしれないけど、一体感・会場の盛り上がりに関してはダントツでした。
マイクの位置関係か、音のバランスが若干とれてないようですが、プレイヤーズ王国で練習曲を聴けます。