〆
コードギアス 反逆のルルーシュ 第14話「ギアス対ギアス」
−脚本:大河内一楼 絵コンテ:杉島邦久 作画監督:金成范 演出:馬場誠 −

バレてたー。
あれだけ興味津々なヒキで終わっといて、直結させないのが巧いしニクイな。終わってから見返すと、本話の結末に向けて、ルルーシュの主観をベースとする主旨が見える導入です。誰が自分の正体を見たのか、流れた血は誰のものか。ルルーシュ本人に判らないようにさせて、犯人を追う展開もミステリアス。
そしてメガネw
ついに行動に出た。ギルフォードがユーフェミアに騎士を奨める→スザクをチョイスという繋がりから面会の願いが叶いそうな流れ?
あとナナリーが「私も会いたい」と口にしたときの、スザクとミレイの敏感な反応がちょっと気になります。スザクは既知だけど、ナナリーの血筋をミレイも知っているってこと?
そして、ナナリーがユーフェミアを殿下と呼ぶということは、自分がブリタニア皇族であることを知らないということでは…?

尻。
今日も今日とてナイスポジショニングです、カメラさん。GUN×SWORDの頃から感じていましたが、最近の木村画は、尻への愛着が尋常じゃないような。キャラの全身像を見ても、腰回りから足のラインまでの比率が相当大きめに描かれているし、アッシュフォード学園の制服(=スカートの短さ)も神懸かっているし。そして今度は下着がががw
悪態を突きながらも、せっせとルルーシュに強力してるC.C.カワユス。
ディートハルトも騎士団入りしてから、輝きがまるで違ってきたw 旧反乱組織とゼロの間で楔となるや否や。

そして真実へ。
あっさりバレとったw
シャーリーにはもう少し衝撃があってもよさそうな気もしますが、それだけ混乱を来していたという風にもとれるのかな。そしてヴィレッタは辺境伯を笑っていられなかった。「私は違う」と言いつつも、ジェレミアと似たような結果にw
そしてぇー。サブタイのギアス使いきたーよ。しかも草尾毅っすか!最盛期は熱血キャラで一世を風靡して数年、ベテランの域に入ってからは、こういう一癖も二癖もあるキャラを見事に演じてくれるようになりましたね。デスノでLを務める山口勝平さんなど、90年代を飾った人達が今ではガラリと色を変えた役で魅せる。役者に深みが出てくるっていうのは、こういうことを言うんだろうね。
さらにサプライズ展開。扇−ヴィレッタのラインが繋がる!?
ゼロの行動に疑問を抱き始めたここ1,2話から、描写にも変化が。首元や肩回りが太く大きくなって、キャラが骨太になってきた。ちょっとベタだけど、OPの意味深な画は、ヴィレッタは記憶を失うとかそんな予兆?

ギアス対ギアス。
くっはー、なんておもしろいんだこの作品。もう一人のギアス使いを出してしまうのは、さすがに風呂敷を拡げすぎ、イレギュラーに過ぎると思ったんですが、それでも褪せなかった。マオの横槍を入れずに、シャーリーとガチンコで
対面する展開を選択しないところに、コードギアスという作品の凄みを感じます。ある意味、揺さぶりを掛けられた方が、シャーリーの本音が究極まで引き出されたのかなぁ…。
窓枠を使った始めと締めの演出もセンスも小粋。向けられる銃口の相手と、上がり下がりが綺麗に対照してるね。
この演出が特に顕著ですけど、本話のコンテは、全体的に「視線」が強く意識されていたように感じます。
肩口に添えて指向性を伺わせるカメラポジションや、初段の一枚目の画にあるように横方向にも、そのキャラが誰を見て何を想うか、という表現に見えたり。
あと、C.C.のコスプレもだんだん本格的になってきたなぁw 毎回なにかしら新しい衣装を着てないかな。

「俺が全部忘れさせてやる…。」
ルルーシュが初めてギアスを他人のために使った。マオに告げられていたのか、ルルーシュの能力を知っているシャーリーが、止めさせようとするのも間に合わず。先週の予告にも使われていた写真がここで来ますか…(ノД`;)
身の回りの人間に初めて正体がバレたことで、大きなものを失ったルルーシュですが、カレン、ひいてはスザクと互いに正体を知り合うときは、どうなってしまうのかという投げかけでもあるようで。
カレンには既にギアスを掛けてしまっているし、スザクとは互いに正体を知らない関係で、どうなるのでしょうか…。

「でも…朝は来ますよ。」
「…そうですね。今までありがとう。」
ルルーシュ自身のことも忘れさせたっすか。最後となる二人の会話もさることながら、首を傾げるシャーリーの仕草が、なんと切ない…。GUN×SWORDと同じ方が歌う、穏やかで優しい挿入歌が、余計泣かせるぜ…。
己の野望のために友人の父を死なせたという事件を経て、その友人をも失う流れへ。ルルーシュが選んだ修羅の道は、より過酷な結果を彼にもたらす。行動に基づく心理でなく、ルルーシュ一個人としての心情を描いた一話でもあったのかな。ブリタニア打倒と友人を秤に掛けて、前者を選ばざるをえなかった決断が、この後どのように響いて
くるのでしょうか。
シャーリーが転校でもしない限り、記憶を変えたことによる齟齬から、ルルーシュが学園に残ることも難しい。来週の予告ではまだ判らなかったけど、日常を捨てるという選択肢もあるのかなぁ…。
EDのアーサー歓迎パーティ画は、ファンサービスと思っていましたが。この展開を見据えた上で入ってたんすか…くそう。ルルーシュ自身が写っていないのが、また泣けるよ。
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