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   8 15 (水)   いまさらあああ。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第20話「試練 True×Trial」
  −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:篠原俊哉 演出:浅見松雄 作画監督:ふくだのりゆき−
 
 この期に及んでOPカット変更ときた。
 OPレビュー、間に合わなかったじゃないか…w それにこのタイミングで変えるなら、書き下ろしにして欲しかった。中途半端に変えているから手抜き感が見えてしまう。ギガンティックと搭乗者も一通り出揃い。12人のクリエイターが、各機を担当する方式のため、デザインそのものがある種の機密になり、ここまで引っ張らざるを得なかったか。
 ガンソードみたいにシルエットでも…と思いもしますが、順番で対戦順がバレたり、格付けが見透かされてしまうのも味気ないし、難しいところなのかな。実際、新カットでは、アメリカがまさしくラスボス的ポジショニングだし。
 Bメロで回想を交えながら真名の心理を追っているけど、慎吾はそういう背景がホント少ない。存在感が希薄ってわけじゃないけど、無色なイメージの主人公。その分、我らがうっちーが頑張りますよ。
 興味深いカットが2つ。1つはスサノヲらしきギガンティックと刃を交える黒のギガンティック。クロノス像が割れて、ついに出てくるか!?と思っていたら、本編で別の伏線らしい流れが。もう一点が、宇宙にいるスサノヲ。WWWはなにかと戦うための予選だったというオチ…?
 ラストカットは大幅に修正…かと思ったら、これ初期の公式サイト画では?w 右下が今までのラストカットなんですけど、それだったら最初からこの画をつかっておけばよかったんでないのw

 
 ロシアと上層部きた。
 セルゲイ、マジ慎吾と約束したときの面影ないよ…(ノД`;) 上層部からもお目付役が到着。てか、今まで監視役がいなかったことの方が不思議なフリーダム組織。
 模擬戦でも身体に負担が現れるほど、侵食が進む真名。カラ元気の笑顔が痛々しい…けど、作画も気合い入ってキモくなく可愛いぜ。そしてその親友は読心術でストーカーに励む日々。ロシアとの決戦を前に、真名の秘蔵写真をもってくる谷口の友情に泣いた(ノД`;) 帰ってきたときにもらうよ、ってどんなフラグ?
 しかし、当の本人は写真なんてメじゃないぜという関係デスヨ。心身の不安と好意が入り混じる中で、キスを望む真名に、一度引いてから改めて自分から応える慎吾。夕日が差し込むロングショットがいい雰囲気を演出するなぁ。慎吾の気持ちを受けて、真名の侵食が収まるのもいいね。二人の関係も一歩前進かな。

 
 3度目のロシア。
 攻めるはずが、逆に攻められる、休戦協定もなんだかな。申し込んだ側が一方的に解消出来るってどうなのw
 とにもかくにもロシア強襲。インドのギガンティック分を備えて、凶悪にパワーアップ…って、あれ?先週インドのOX-IIを真っ二つにしてなかったすか?w 無尽蔵になったらしいエネルギーはどこから出ているんだろう?像がなくても、勝利した側に巨神の力は吸収されるようなイメージでいいんでしょうか。
 その強大な力の前に、鉄壁を誇った玄武神の盾も打ち砕かれる。あっさりー。防御を失ってアルゴスの百目を受けた慎吾は、ベースの仲間が家族となった暖かい家庭に…。司令の母親ぶりに迂闊にも萌えてしまった。そしてうっちーは相変わらずキモくて安心した。
 眩惑を打ち破るきっかけが慎吾自身の勘というのは、ちとご都合主義的な展開だけど、決め手となるのが今まで撮ってきた写真というのはグッときたね。アイテムの使い方は見事。

 
 一方真名は…。
 仲間と思う人に悉く痛めつけられ…。慎吾に姿を変えた眞人にまで襲われるところに、本物の慎吾が救援。真名が慎吾を見つめる場面は何度かあって印象づけられていたけど、心の変化を表していたのかな。序盤では、心配を掛けまいとする笑顔、中盤ではパートナーとして確認、そして終盤は自分を守ってくれる相手への全幅の信頼が。真名が慎吾を見つめる表情で、保護→対等→被保護という立ち位置の変化を示しているようでした。
 アルゴスの百目を打ち破った後は、スサノヲのターン!この辺りの盛り上がりは流石という他なく、きっちり魅せてくれるね。イシュタルの力を取り込んだユーノワの爆発にも耐え、電撃的な勝利を収めます。
 でも後半、ユーノワと対等に戦い得たスサノヲの力は何なのか。監視役として来た上層部の漏らした、「アレを出すしか」の発言と、先週スサノヲのOX-IIを誰も見ていない発言が引っかかります。本当にスサノヲの頭部にはOX-IIが搭載されているのか。或いは、日本にはもう一機のギガンティックが…?少なくとも、OPにある黒い影がその中身であろうことは疑いなく、眞人と神名が敵になる気配が濃厚。
 残った敵はアメリカ一機のみ…とはいかないようだ。
 



 

   8 14 (火)   櫻井智の声を可愛いと想ったのはいつ以来だろう。

 〆大江戸ロケット 第20話「難儀に微笑む女」
 −狂言:會川昇 割絵:芦野芳晴・角田一樹 藝頭:角田一樹 
   絵師頭:西澤知恵・阿部純子・斉藤英子・小林明美・川口博史・稲留和美・今村大樹−

 
 暴れん坊八丁堀。
 鉄十の前説に軽く笑った後、今日は八丁堀全開のオンステージ。心理的な揺さぶりを掛けたとはいえ、銀次の鍵を砕き、一刀両断にする圧倒ぶりに刮目。小役人・小悪党だった男が花開く様を見届けた。
 ソラと青の女は共同で分裂体を成敗。腕だけを元に戻した姿は、怪物王女のリザっぽくて無性に可愛いです。
 赤井に切られた銀次は黒衣衆と清吉に助けられて、薬湯一気。なんの罰ゲームだこれw 一気の掛け声を、百姓一揆の応援歌扱いする開き直りも、潔いという他ないわ。
 そして人間ロケットきたー。凧揚げイベントのネタがこんなところに繋がる伏線だったとは…w

 
 赤井いいい!
 分裂体の暴走による危機から、身を挺して庇う青の女。勘違いしたソラに傷を負わされながらも、赤井を守る姿は3週前からはまるで考えられないもの。この急変ぶりの理由も後に語られますが、デレ期に入ってからの萌え度が異常だ…。ここ一番の大舞台とあって、アクションも冴える。銀次&清吉のコンビネーションも派手でいいね。

 
 恋の果て。
 うあー…やはり非業の結末が…。母星における青の女の罪状をソラが語っていたけど、心を割るという罪。そして分裂が本人の意に添わずに起きた理由は、宇宙へ帰りたい気持ちと地球に残っていたい気持ちが鬩ぎ合った結果だったと…。血吸いの化け物と道を外した殺人者の二人ですが、何をおいても互いを求め合う、恋の極みでもあったんだよね。破滅を迎えた最後にその真実が語られて、長きに渡り空白だった女の名前も。いけすかない悪役だったのに、「夕は…赤い」のセリフには、泣けてしまった。共に死ぬことを望む赤井を裏切って助け、振り向いた時の夕の表情がもの悲しい…。そして爆発したはずの分裂体は、眼の体を乗っ取るストーリーがががが!
 主人公チームはなんとか脱出。ソラと清吉が落ちていく場面は、OPを思わせる1カットですね…って、お二人さん、落下の真っ最中なのに銀次は放置ですか…w
 黒衣衆に助けられ、空を舞う二人を見つめる銀次は、パトレイバー2のラストシーンで「オレにはこいつらだけか」と呟く後藤隊長に見えたよ。

 
 一件落着…?
 空の獣の成敗も終わり、長屋のお咎めも軽いもので済んだけど、銀次は一人、旅に出る。青の獣はまだ生き残っているようですが、カムバックはあるのでしょうか。
 清吉とソラの間も一見落着。元の姿を見せてくれとの願いに、荷物の影にかくれて変身する恥じらいが、なんとも可愛い。かっこいいぜ、と満面の笑みを浮かべる清吉と獣の姿で、頬を染めるソラの二人は、結ばれずに終わった赤井と夕のもう一つの姿なのか。



 

   8 13 (月)   前作よりずっと!

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第6話「女王の休日」
 −脚本:北条千夏 絵コンテ:鈴木洋平 演出:鈴木洋平 作画監督:長谷川眞也・川上哲也・川田剛 −
 
 アニエスいいなぁ…。
 久々に根谷美智子さんらしい凛としたキャラで、バッサリ切ったショートヘアと短い眉毛が印象的。過去の悲劇も、とうとう出てきたましたよ。
 本話で脇役に廻る主人公ペアは、変態と再会。うーむ、第二シリーズになってさらに変態度が増している…。娘の衣装が世界を革命する方だったのは、きっと気のせいだなんだろう。
 ルイズのウェイトレス姿も再臨。ボリュームのある髪と肩の出る衣装がマッチして実に可憐。下から上へとパンするカメラワークの素晴らしさも言うことなしです。

 
 学習機能の欠如
 前シリーズでも同じような光景を見た気がします。ルイズの技に切れが出てきたなぁw 自分は他の娘達を眺めて悦に入るのに、ご主人様に男が近寄るとただ事では居られない犬の悲しき性。しかし今シリーズは、コミカルな白目の演出が特徴的ですね。かなり多用されているけど、見てて飽きないですね。通常パートとのメリハリが効いているのかな?

 
 エロパート最強
 けしからん。実にけしか(ry。今日の作画がやけに気合い入っているなと思ったら、こういうことですかw シリーズを通しても、過去最高のエロスと言って過言でないシーンの数々。まずルイズのシャツをアンリエッタに着せるなんて、反則にも程があります。そして姫様アグレッシブさは何事ですか。体を押しつけたときの描写など、地上放送コードギリギリでは…?w
チラリズム、突発的なアクション、シチュエーションの3つが勝利の鍵なのかな。
 使い魔だけでなく、主人も同じく強引に(しかも女性に)キスされるのがまたいいね。そして行為の後、アニエスのリアクションが可愛すぎます。
 6話まできてはっきりしました。第1シリーズより、クオリティ上がっていますよ。前評判ではスタッフが取られたと、不安な話があったけど、ガッチリじゃないですか。

 
 犬。
 EDのぬいぐるみはこれかな?w 劇場での密会現場を抑えて獅子身中の虫を駆除する王女アンリエッタ。…なのですが、じっくり仕掛けてきた罠の大捕物としては、ちとカタルシスが足りなかった。原作との違いもあるんですが、アンリエッタが形振り構わない行動を起こした、その原動力たる復讐心(ウェールズの恨み)が、ほとんどスルーな上、これだけの包囲網を布いて追い詰めながら、相手側の戦力投入を許しているのは、説得力に欠けるよ。綿密に謀り、抵抗の余地をなくすまで追い詰めた上で、アンリエッタの復讐心が描かれ、なおそれでも逃げられる → アニエスのバックアップという、二段展開がおもしろかったのに…。
 アニエスがリッシュモンを仕留める場面の演出は良かったね。劇場で起きたエピソードに相応しく、舞台的な演出が見映えすること。これで首謀者を仕留め、あとは実行犯を残すばかり。
 汚れた人の内面を描いた話の〆は、二人の言い合いで洗い流し。脇役に廻っても、最後はこれでオチないとw
 



 

   8 12 (日)   パターン化の悪癖。

 〆 ヒロイック・エイジ 第19話「星系間侵攻」
 −脚本:大西信介 絵コンテ:五十嵐達矢 演出:五十嵐達矢 作画監督:鈴木竜也 −
 
 人間関係の固定化。
 話の導入から、だんだん悪癖と化しつつある対話のパターン化が目についてしまったり。バカ二人に皮肉を垂れるニルバール、エイジ×イオラオス萌え、ジジイ×ニルバール間の大人の通信会話、アネーシャのイオラオスに対するアタック…と、限定された艦内空間なのは判るけど、ちょっと偏りすぎかなぁ。アネーシャとエイジや、ジジイ一家が揃う姿なども見たいものです。
 イオラオスはアネーシャとの約束が死亡フラグになりそうで怖い…。

 

 銀?
 黄金の種族が去った後、自分達がその跡を継ぐのだと全く疑わない自尊心が凄いね。根拠がないというか、見えないので、なお一人相撲の気配がw ロム・ローのエピソードをみると、黄金の種族に捨てられて拗ねている子供のようにも。
 プロメとレクティが、黄金・銀・鉄の種族の関係と真実に迫りつつあるのか。銀の種族を知りたいと願う姫様とプロメの対面が実現すれば、種族間の戦争関係が緩和出来そうな気もするんですが…。銀の種族はやる気満々で、とうとうユティが出陣。お前らもうイラネ宣告されたカルキノスが、もの凄い寂しそうでやるせない。 

 
 包囲殲滅
 するつもりが逆包囲。うは、盛り上がってきた。そもそも銀の種族の行動原理を何一つ知らずに、母星(と思われる惑星)を攻略っていうのも、戦略としてどうなんだろうかw
 ジジイの報告も空しく、全ての艦隊が包囲殲滅の危機に合うアムリッツァ状態の人類。さらにはノドス最強と黙されるユティの出撃まで。姫様が初めて銀の種族と接触し、相手に選ばれたパエトーは捨て去ったはずの恐怖に再び襲われる不幸。別の相手なら、まだコミュニケーションとれたかもしれんのにw
 そしてとうとうユティが出張ります。宇宙空間に出て触れるものがなくなった髪が綺麗…だったんですが、ノドスのデザインは………w ラスボスとしての存在感も、デザインの個性も、ARMSのハンプティ・ダンプティみたいだ。
 



 

   8 11 (土)   標高を…下げねば。

 
Fate/Zero Vol.3-散りゆく者たち-/著:虚淵玄 画:武内崇
 うは、切嗣外道w 2巻までは冷徹なキリングマシーンという印象が強かったけど、勝利という結果のためならば、どのような手段をも厭わない非道ぶりを顕わに。「僕には、な」のセリフが、なんて乾いた声で響くかね。Fate本編でセイバーが語っていた切継の人物像は、これだったんすか。
 1巻でセイバーに放たれた宝具を契機に待ち望んだ決着が、こうもあっけない幕切れにしてしまう筆者には、感動を覚えましたね。殺人鬼として好き放題暴れまくったのに、全力のセイバーに屠られたキャスターの方が、なんぼか幸せだっんじゃないか?w
 にしてもランサーというクラスは、どこまでも報われない。主のため騎士として戦いきることを求めたディルムットの願いは、切継によって踏みにじられ、次代の聖杯戦争におけるクーフーリンもまた死力を尽くした戦いを望みながら、なお同じ道を辿り果てる。どこまでも無惨な運命。或いは、消滅間際に吐いたディルムットの呪いこそが、同じ運命をたどらせたのでしょうか…。
 目の前で非道の限りを尽くした後にセイバーとの対話があると、切嗣が抱える矛盾もかつてないほど明確に浮かび上がってきますね。本作の主題でもある自己矛盾。これは言峰も同じで、時臣も抱えていたらしいことが発覚。
 切継は自分の抱える矛盾を受け入れているため、セイバーという外因で問題を突き上げられるけど、言峰は己の本質を見出せずにいて、ギルガメッシュがある種の導き手となる。この対比は、見ていて背筋がゾクゾクしました。ギル様といえば、朋友エンキドゥとの回想もあり、Fate本編であまり見られなかった心象描写の多彩さに驚ろかされます。
 今一組残ったウェイバーとライダーは、ツンデレイベントこなしつつ、ゆっくりと絆を深めているけど、敗北という結果が判っているだけに、痛々しい…。同じ理由でアイリスフィールの体の真実もね。
 残された4組のマスター・サーヴァントが、果たしてどのような最後を迎えるのか。着々と迫る0の時を、真綿で首を絞められるように待ちたい。

 
アンダカの怪造学VI 飛べない蝶々の鳥かご/著:日日日 画:エナミカツミ
 今年の初旬はいいペースで読んでいたはずなのに、気がつくと未読の山の標高が上がっている始末…。書店で着けてもらったカバーが、スパイダーマン3だよ…どうするこれ。アンダカも来月には7巻がもう出るじゃないっすか、と慌てて貪り読みました。
 6巻目にもなるとストーリー構成のパターン化が、良くも悪くも目につきますね。新キャラの登場→イベント起きる→伊依のアイデンティティと衝突→真っ向勝負!という形で、本巻も例に漏れず、志田桐涼女なる新入生の登場から開幕。いきなり伊依の口をカッターで切る出会いには良い意味で引いた。イラストもある衝撃的な場面から、一気にストーリーへ入っていけました。
 魔王杯なるイベントも、タイトルからして怪しさ大爆発。スリリング&ミステリアスなレースを、他の仲間やライバル達とデッドヒート。レースの決着から、学会を揺るがす終盤の大どんでん返しは、予想だにしなかった驚愕の展開。
会長の本性もさることながら、貴乃子の死は衝撃。
 涼女の幼馴染みとあって、香美の過去が描かれていたけど、ナイトくんの出会いはいいね。ヴェクサシオンの正体も明らかになったり、舞弓の秘密に触れる部分があったりと、終盤の盛り上がりは必至。そして今まで以上に大きな謎を残しつつ、クライマックスへ向かう。最近のラノベにしては珍しく、あと2,3巻で終わりそうな流れですね。
 



 

   8 10 (金)   執事は全てをもっていきました。

 〆 ロミオ × ジュリエット 第18話「志 〜それぞれの胸に〜」
 −脚本:平見瞠 絵コンテ:和田高明 演出:和田高明 作画監督:和田高明・音地正行−
 
 葬儀が…(ノД`;)
 タイタスを殺した犯人を参加者の誰もが知っているのに、モンタギューは悼み、実の息子は葬儀を司る茶番。
 ロミオはヒゲジジイと再会で、なにやら種もらってます。ジジイ、顔近い。
 そしてエミリア…(´・ω・`) せっかくの別荘地で、陰謀に巻き込まれたフラストレーション発散。ジュリエットに寄ってくるときのダッシュもアホかとw

 
 変態。
 たまたま貰った種でなんとかメドが立ったッスていうのは、全然計画性ないと思うんですが、ロミオさんがいてくれれば、それで大丈夫なんだろうね、この一党は。ロミオさんに一生ついていくッス!
 もう一方の勢力は、変態が馬にのって跳んでます。井上さんは、なんて楽しそうにウィリアムを演じるんだろうか。演技のドサクサに、ロミオを襲うエミリアもいい根性。この二人が出てくると、復讐考えていることがバカに思えてくるほど、場が華やぐなぁ。
 アホっぽいことしているけど、ネオ・ヴェローナの現状を劇にして訴えることで、敵と味方を識別する模様?

 
 執事自重w
 悪役ノリノリすぎるw 仕事に忠実で、出しゃばらず・必要なときには側にいるような爺さんだけど、一度は自分にもスポットを当てて欲しかったのか…。こいつ裏切るんじゃね?ってくらいの悪人顔もハマりすぎです…。
 舞台の練習をする合間に、フランシスコの本音がポロリ。キュリオを焚き付けたのも、街で女の子を相手にしていたのも、ジュリエットに対する愛情の裏返しとな。あー、死亡フラグを立ててしまった…。当のジュリエットは、剣を抱きつつ夜風に当たり。第一話からそうですが、風になびく髪の綺麗さは異常。
 そしてぇー!姪っ子のサイズ計るシーンキタコレ。ここは和田さん作画でまず間違いないだろうね。薄い胸を気にする表情や仕草、覗きに励むウィリアム撃退まで、素晴らしすぎます。
 さらに羊のモコモコ具合があああ。二人の愛らしい姿はいいとして、黒い着ぐるみの執事にコーラ噴いた。猫にさえ怖がられる始末で、これはもうイジメだろw …あと念のため、羊=執事なんていう洒落じゃない…よね?

 
 愛し合ってるかい!
 思えば、前にも「いってらっしゃい」とジュリエットを送りだしていたね。あの当時を彷彿とさせる入りから、ロミオとの再会へ。僅かな時間でロミオさんは、村を圧倒的支配。水路の整備から、畑の開墾までどんだけー?なにより驚かされたのはカリスマ。みんなロミオさんのためなら、いつ死んでもおかしくないぜ。整備した村もモンタギューにヒネリ潰されそうで怖いよ。鉱山長も頑張ったのにな…。
 そして運命の再会、誓いを交わした教会再び。お互いに一度離れたけど、その状況から尚、相手を信じることで、今まで以上に絆を深めたのでしょうか。
 顔をみた瞬間、駆けだして抱きつき。このふわっとスカートが舞う画を、見たかったんだ…エマでも…。今が幸せの絶頂に見えるけど、幸せになればなるほど、それがどのように壊されてしまうのか、想像して怖くなってしまうよ…。
 



 

   8 (木)   作画が決まる。

 〆 おおきく振りかぶって 第18話「追加点」
 −脚本:沢村塁 絵コンテ:前島健一 演出:処俊克 作画監督:加納綾−
 
 ビビる。
 三橋のファインプレーのために、スクイズ失敗の桐青。バッターのビビリ具合もさることながら、コーチャーが察して慰めている姿が泣けるw 普段どんだけしごかれているのか、想像に難くないぜ。強豪校の監督=神だもんなぁ…。
 3人目も抑えて、無失点で3アウト。交代時にスッ転んだ三橋をナイスキャッチな桐青キャプテン。田島と三橋で礼を言ってけど、二人が揃うと和む。このへんのファンタジーさが、リアル路線の野球パートとギャップがあっていいね。
 たまたま滑っただけなのか、足に疲労が出始めたのか。不安いっぱいの中送りだす阿部と、そんな心配に気付くはずもなく、はりきる三橋。なんだか今日の三橋描写は、やけに気合い入っていないか?

 
 背景自重w
 「ハハハハー♪」「待て待てー♪」…いやいや。とりあえず背景マジ自重。三橋の作画が、と上述しましたが、本話は全体的に作画のクオリティが高いようですね。三橋がバットを振り切ったときも、フィニッシュだけでなく、振り抜く動作まで、きめ細かい動きが描かれていたね。
 空振りのスウィング一つに見とれていたら、今度はフェイスアップのカットインきて、フォークが抜けたピッチャーの一瞬の心理を捉える。寄りと引きのバランスも絶妙だ。
 投手の三橋にデッドボールが…!で区切りをつけて、思い切って短くAパートを切った判断もいいね。

 
 サードランナー
 三橋の天然と阿部の過保護なコントに、必至で堪えるピッチャーの気持ちが痛いほど判るなw 当人達は大真面目なんだけど、ちょっと引いて見たらまさしくコント。その後、田島のモーション攻略から二塁へ、続く阿部の送りバントで三塁へ進塁。自分がサードランナーになって、チームメイトからの視線にビビる三橋萌え。そして栄口カワイソスw
今日は徹底して、カメラが三橋を追いかけますよ。
 サードランナー条件反射の演出が反則だわ。ここで回想くるとは、ニクイったらないぜ。そしてここからの読み合いが盛り上がること。一球ごとに、スクイズの有無を探りながら、最終的に警戒を解いたその直後に…

 
 スクイズ!
 奇襲ktkr!ここでも、一瞬の間に入るバッテリーや監督らのカットインが、これ以上ないってくらい効果的にキマるのですよ。三橋のホーム突入の動きにも瞬発的なスピード感がよく出ているし、ウエストされても食らいつく栄口も、躍動感あるなぁ。やっぱり今日は格別見応えがありますね。
 見事にスクイズを決めて追加点。応援の盛り上がりっぷりに、自分も乗せられてしまうよ。この心地よさときたら。
そして瑠里は完全にマネージャーを喰って、ヒロインと化してきたね。
 



 

   8 (水)   かえってきた。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第19話「惨酷 Savage×Specter」
  −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:もりたけし 演出:山名隆史 作画監督:谷川亮介・松本健太郎−
 
 グッドキモ。
 ぼくらのキモが帰ってきましたよ。うっちーに始まり、真名や李師範妻まで、それはもういい塩梅に。上段の2コマ目と4コマ目が同じキャラとして行けるのがギガンティック。
 真名の侵食率は限界値を超える手前まで来たようで、回想や現場でのおちゃらけた姿とのギャップが、悲壮感を漂わせるね。回りが心配している中で、一人だけガチでポジティブな慎吾もどこか違和感ありますが…。スサノヲのOX-IIを見せられないのは、何かの伏線?
 隊長が慎吾を極めて高く評価し、その一言一句にも注意を払っていたところでの「慎吾くんと呼んでください」発言には、声を上げて笑ってしまったw 絶対ボケると分かっていたのに、部下のジト目で撃沈。
 そして、谷口(呼称)にげてー!w 慎吾に余計なことを吹き込んだために、真名のお仕置きを受けることになった彼に、どんな未来が待っているのだろう…。
 リクエストに応えて(本人も結構乗り気だ)、エレベーターの中で、ファーストネームを呼ぼうとしたところに、ちょうどよく警報発令。惜しい。アイキャッチがそこまでのストーリーを追って、非常に良い2ショットになっていますよ。

 
 イキナリwww
 Bパート入って突然のねっとりエロスに噴いたw セルゲイ15才とタチアナ32才。挨拶や儀式ではなく、かなり濃厚な口づけ。戦いのただ中にあって、信頼がいつしか愛情に? 真名のスーツ着用も、なにゆえに、それも急にこんなムッチリ描いてんだw エレベーターでのやりとりと合わせて、女性としての存在を強く意識付けしたいのかな。
 共鳴システムでは、初めて二人がスサノヲ自身に感応。慎吾の姿をしているのも気を持たせるね。ここまでくると、二人の主観によるものとも思えなくなってきますよ。
 そして今回はインドへ潜入。攻め込んだ国が敗れるの法則ならば、ロシアがついに負けるのか…。

 
 何事が?
 先週、COOLで出来る女を演じていたインドのトランスレータが超弱気。あれ?あんだけ理論派だったのに、「戦争は数字じゃない」って、なんスかその変わり様は。直援部隊に恋人や身内がいて戦死した、なんていう体験があればまだ判るんだけど、ただ戦争イクナイ!に変貌してて、キャラが掴めない。
 全ギガンティック中、最強と名高いイシュタルは、スペック見たら…あれ?数値低くね? この戦いの決着でも言えることだけど、OX-IIの出力=強さではないようですが。
 パイロットの方が、戦闘直前に操縦桿を離していたのも、見逃せないポイント。前回はイシュタルが自立活動して暴れてましたが、今回は何か悟りのようなものが。
 そしていざバトル。インドつええええ!!と思っていたところに、衝撃の真実くるー。戦わずして勝つ、アルゴスの百目こそ最強であった罠。「接近しての決闘戦では誰もイシュタル12を倒すコトは出来ない」という李師範の分析はいみじくも、搦め手で落とせばよいという真理を突いていたわけですね。
 リリィがラヴィータに謝罪の声を掛ける最後が…。わずか2分で勝利したセルゲイも侵食が進んで、かつて慎吾と再戦を誓ったときの面影も霞む。

 
 手がああああ(ノД`;)
 キャラ表を見ると、戦死扱いはギリシャだけなんですが、こんな状況で二人が生存しているの?イタリアの二人もそうだけど…リアルタイム更新を重視して、熱心に取り組んでいるHPだけに、真偽がわからない。
 自分達の敗北を予見していたリリィには、なら対策を考えろw と思ってしまうんですが、変えられない運命と悟っていたのかなぁ。自分の思いを慎吾と真名に託して消える…気絶後に救助されたと思いたい。
 UNからの報告で、初めて客観的な映像が映る。ここにきて共鳴感応による描写を続けた意図の一つが理解できました。この幻・ミスリードを演出するのに、パイロット主観を用いる手法はうってつけだわ。敗北するインドからバトンを受け継ぐためにも、共鳴感応がなければ成立しない話だったしね。
 自分達と同じ境遇の人間から、現実の重さと言葉を受け取めたところで、「慎吾くん」と名前で問いかける終わり方にもホロリときてしまったなぁ。くそう。
 アメリカのとっつぁんが、ロシアとやる気満々だったけど、日本は全く眼中にないっすか。やはり密約の有無も気に掛かるところです。
 



 

   8 (火)   メインスタッフどんだけー。

 〆大江戸ロケット 第19話「とち狂って候」
 −狂言:混同ゆたか 割絵:島津入道 藝頭補佐:恒松圭・鈴木孝聡・ながはまのりひこ・神谷智大
   絵師頭:Ji Yang-ho・Kim Sung-ill・Kim Bo-kyeong
   青木美穂・細井美恵子・川口博史・稲留和美・ふくだのりゆき・神谷智大−

 
 起死回生
 先週、源蔵母達が縫い物してたの伏線だったんすか!これは全く想像だにしなかった防弾チョッキ。涸れ井戸から赤井がのっそりと出てくる姿は、悪役として最も光り輝いた一瞬じゃないかと思います。そこで、赤井側に感情移入してしまったので、その後、ニヤリと足を掴む清吉の方がなんだか敵っぽかったりw
 そして証拠映像&物件から、赤井の危機。こんだけ緊迫しといて、ソラの大ボケ&総ツッコミに突入するところが、大江戸ロケット。そして遊び放題の勢いは、秋葉原のダンスOFFパロディまで止まりません。誰もPUFFYで踊らないと思うけど、警官登場から散り際までの展開には参った。ハルヒダンスOFFの再現度高すぎる。
 すぐに声バレしたけど、ご隠居が若返りで登場。十兵衛ちゃんにこんなのいなかったけ? 水野を丸め込んだのが若返り・長寿の薬という伏線も回収。なるほどーと納得したけど、妙にあっさり風味なオチ。

 
 赤井…(ノД`;)
 二人っきりのときはツンなのに、人前ではデレときた。なんのかんので赤井に情が移った青の女。尽くしてきた女に惚れてもらえれば、赤井にとってこれ以上のことはないぜ。暗い未来しかなくても、燃えに燃える恋模様は、江戸時代だけに近松モノの風情。ソラと清吉の素朴で純情な関係との対比としても、非常に良いバランスだと思います。
 いくつか色恋沙汰がある中で、お伊勢と銀次の、微妙な距離感とドライになりきれない関係性も小粋ですね。個人的にはおぬいと駿平のバカップルが一番好きですが。
 そして仲良くつるんでいたかと思いきや、鉄十の小屋で分裂体大暴れ。それでもなんとか説得に励む鉄十乙w
源蔵も無事でなによりだったw

 
 対決の場所へ?
 清吉が主人公という話だけど、長屋の面々を巻き込んだ群像劇という作り・見方にしているのかな?清吉とソラの2ショットも序盤以来じゃないかってくらいに久しぶりで、二人の間の恋愛は描かれないのかな。物語的に急角度で盛り上がってきているのに、二人については長いこと据え置き。この場面からどうにかなりそうな気配も、今のところは…うーん。
 ゆすりの語源が籠屋に由来するトリビアもあったり(武士が金を巻き上げた説もある模様)、人の運命がかかった状況なのに、余裕を忘れないなあw 一人落とし前を着けにきた銀次ですが、辻斬りを続けたことで、いつのまにか対等になるまで腕を上げた赤井。二人の決着もこれ如何に。
 そしてなにやら催眠めいた状態にある鉄十と、青の獣の分裂体が見つけたのは、過去に降りてきたというかぐや姫の宇宙船。でけー。この展開がなのはのゆりかごと妙に被っていたので、ふと一笑。

 



 

   8 (月)   引いて押して

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第5話「間謀の刻印」
 −脚本:河原ゆうじ 絵コンテ:三宅和男 演出:小林公二 作画監督:大河原晴男 −
 
 ツン期到来ですよ、紳士。
 先週のあまーいデレ期から、ツン期へと落ちるこの落差。どうやら今シリーズは、一話ごとにツン→ デレ → ツンのローテーションを組んでいるようですね。一話ごとにツンデレヒロインの両極を味わわせてくれるわけだ。
 先週、猛烈な勢いで実家から逃げてきたと思ったら、学院に二人の姉がサックリと登場。確かにあれだけ存在感のあるキャラを一話で捨ててしまうのは勿体ないね。
 そしてシエスタのターン!パンツを掲げたり、スカートを捲って見せたりと、ちょっとこの娘頭おかしいんじゃないかと思うくらいの、大攻勢ときたらどうですか。ルイズ到着のタイミングもシエスタが正確に謀ったんじゃね?くらいの絶妙なバッティングで、ツン期到来。
 校長の部屋爆破で、辛くもお仕置き難を逃れたサイトですが、その事件から任じられた特別任務で、大ねーさまの部屋へ忍び込み…。天丼的お約束に沈むのでありました。合掌。しかしここで、大ねーさまにルイズと同じ貧乳疑惑が…?

 
 犬…和む…。
 小ねーさまのペットたち、癒されるなぁ…。どこかの4コマ漫画に出てきそうなディフォルメ具合がまた絶妙…。
 任務のための夜這いがバレて、結局のお仕置きモード。今日はトコトン摂関を喰らうんだな(ノД`;) ルイズが本当に怒っているときの余裕というか、笑顔がなんてスリリング。この辺りのタメとかほっぺを引っ張ってヒキ吊り回す展開など、前作よりもリズムが良くなってきている印象です。

 
 ヴァリエール姉妹の活躍。
 指輪強奪の犯人=副隊長。獅子身中の虫とはまさにこのこと。髪の毛から真犯人を見破った大ねーさまや、ゴーレムで逃走を防いだ小ねーさまと、ヴァリエール家の名は伊達じゃない。アニエスは散々雷電よろしく解説しといて、最後の美味しいところだけもっていくのねw 尋問の場面では副隊長も騙されていたらしい事実と、彼女を操っていた人物が、アニエスの復讐相手であることが発覚。ゼロの使い魔においては珍しくダークなエピソードですが、これは来週にあるのかな。
 事件も片づいて一件落着…と行きたいところですが、収まりのつかない御方が約一名。すんでのトラブルで誤魔化されていたお仕置きタイムにて本日は閉幕なり。建物から悲鳴が響く演出も懐かしいし、お仕置きのラストから「こ、このバカ犬ー!」と続くEDへの流れは、まことに秀逸でした。
 



 

   8 (日)   非・戦闘員?

 〆 ヒロイック・エイジ 第18話「勝利の日」
 −脚本:小出克彦・冲方丁 絵コンテ:菱川直樹 演出:菱川直樹 作画監督:高橋晃 −

 

 戦闘始まった。
 アバンではえらく仰々しい登場してたけど、銀の種族はノータッチ。青銅の種族VS鉄の種族でレッツゴング。でも、大艦隊率いた上にエイジまで出撃すりゃ、かなり余裕だと思うんですが、意外にも苦戦。数が多さが問題視されていたけど、それだけ人類側も大勢力だったと思うんですが…。12の蟻塚相手なんて楽勝じゃねの?
 メヒタカ相手に披露していた新技を、オーガンで披露。「数が多すぎるよー」というゆかりん&くぎゅボイスも、殺伐とした戦場で和む…。

 
 奇襲ワープきた。
 密集形態を組んでいた艦隊のド真ん中に、蟻塚が捨て身のワープで吶喊。ダラダラ続くし消耗戦から一気に戦局が動いた。こうでなくてはね。ワープ戦術の切り返しで、機雷を蟻塚の中心へ落とすイオラオスの反撃も見事。
 大規模な戦闘が起きている間も、銀の種族はまったり会議中。別に攻められてもいーんじゃないッスか?w という軽いノリと戦闘のギャップが、余計に悲惨さを際立たせていたような。
 そして敵の惑星を攻略したら、虫の巣だったことが発覚。「我々は非戦闘員を虐殺していたのか…?」との衝撃に見舞われる首脳部(バカ王除く)なんですが、すいません、非戦闘員に見えないッスw 「敵の工廠を潰すようなことでしょ、とアネーシャがムリヤリにイオラオスを慰めていましたが、全くもってその通りでは…w 今回の戦略目的は、青銅の種族の重要な生産拠点を潰すことだとばかり…。
 相変わらず空気読めない兄弟が「うはwwww俺達大勝利wwww」喜んでいたけど、初めてこの二人に共感を覚えてしまったよ…。なにげに艦隊が突出したときは死亡フラグだと思っていたのにw

 
 次は銀の種族やっちまうぜ
 と意気込むバカ王。自分達のしでかした虐殺に、後味の悪さを覚えたまま、新たなる戦いへ赴く鉄の種族。エイジはメヒタカに、自分が黄金の種族に育てられたことを語りつつ、人類に示された契約の一つを完遂して何を想う…。
 本話は戦闘が中心だったことと、今まで出ずっぱりだったせいか、姫様やベルクロスの出番は薄かったですね。
鉄の種族と青銅の種族(背後にいる銀の種族)という、種族間の対立軸を描いていたのか…。
 



 

   8 (土)   気合いー。

  彩雲国物語 第2シリーズ第17話「浮き沈み七度」
 −脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ:森田浩光 演出:成川武千嘉 作画監督:
柳瀬譲二 −
 デレ期に入って、龍蓮に昂然と対抗心を燃やす香鈴が可愛すぎます。邪仙教編の締めということもあってか、作画も綺麗だったし、ノリツッコミまでマスターしたデレ最強。でも龍蓮は引き離せなかったけどw
 茶州に別れを告げるという話から、今まで世話になったキャラも総登場。洞窟ですすり泣く声の正体が克殉だったのは読めていたけど、笑ってしまうw そして春姫の克殉操縦方法(本人もまんざらじゃないバカップルぶり)も、アホだw ピクニックで猪が出てきたときも、どこのスウィング・ガールズかと思った。
 新たな州牧への引き継ぎや燕青の国試に向けた動きなど、新たな目標が描かれますが、極めつけがシュウランの官吏になる宣言。官吏の道に疑問を抱いていたけど、秀麗の行いを見てきた小さな少女の一言で報われる。
「状元合格させましょう」なんて粋なセリフも泣けたし、去り際に茶州組全員が門から見送る場面にも震えます。劉輝との絆を再確認するエピソードも切なかったし…。官位は剥奪されたけど、秀麗の満面の笑顔がとても印象的な話でした。

 〆 GRANRODEO 1stライヴ -RIDE ON THE EDGE-(追加公演)
 フェーン現象でやたらと暑い一日になりましたが、その熱波に負けないくらいのライブでした。追加公演なのに、本公演の前日とはこれ如何に?というトンチのような日程ですが、滑り込み出来た自分にはありがたい限りで。結構な詰め込みを予想していたけど、スタンディングでは緩やかなくらい。おかげで気持ちよく過ごせました。

 01.慟哭ノ雨 (恋する天使アンジェリーク〜かがやきの明日〜 OP1)
 02.DECADENCE (鬼公子炎魔 ED)
 03.紫炎 (Infinite Love c/w)
 04.HEAVEN (鋼鉄神ジーグ ED1)
 <MC>
 05.Go For It! (IGPX OP)
 06.シルエット (慟哭ノ雨 c/w)
 <MC>
 07.mistake (Go For It! c/w)
 08.059/21 (RIDE ON THE EDGE収録)
 09.未完成のGUILTY“style GR” (RIDE ON THE EDGE収録)
 <MC>
 10.GRANRODEOのテーマ〜ガッツに勝るドラッグはなし〜 (ラジオ即興曲)
 <MC>
 11.Two of us (RIDE ON THE EDGE収録)
 12.Once&Forever (マブラヴ オルタネイティヴ IM)
 13.Soul Crazy (HEAVEN c/w)
 14.ケンゼンな本能 (DECADENCE c/w)
 <MC>
 15.Infinite Love (恋する天使アンジェリーク〜心のめざめる時〜 OP)

 <ENCORE>
 16.RIDE ON THE EDGE (RIDE ON THE EDGE収録)
 17.LAST SMILE“style GR” (RIDE ON THE EDGE収録)
 <W-ENCORE>
 18.Go For It!“style EDGE” (RIDE ON THE EDGE収録)


 歌うに歌ったり18曲。実質的にシングルベストとなった1stアルバムから余すことなく投入。思う存分歌い尽くし。
演奏も歌も絶妙。ライブでしっかり聴かせられるってのは、やっぱり違うね。バラードもロックも素晴らしい。
 女性の方が多いライブは初めてだったけど、そんなことを気にすることなく、盛り上がってきました。特に印象深いナンバーが、Go For It!、未完成のGUILTY、Once&Forever、Infinite Loveかな。曲がかかったときの女性陣の歓声も異常すぎるw MCもかなり笑かしてくれて、飯塚さんのトークを聞くのは初めてでしたが、話にオチを付けずにいられない茶目っ気も好感だなぁ。
 最後のアンコール、Go For It!での、I・G・P・X!!コールの煽りで完全燃焼。JAMライブにおけるMOTTO!MOTTOのノリで何回跳んだかわかりませんw 初のワンマンてこともあるんだろうけど、勢いのあるライブだったなぁ…。
 GRANRODEOのお二人を始め、関係者・参加者の皆様お疲れ様でした。
 



 

   8 (金)   身から出た錆。

 〆 ロミオ × ジュリエット 第17話「暴君〜漆黒の因縁〜」
 −脚本:吉田玲子 絵コンテ:白石道太 演出:田頭しのぶ 作画監督:藤沢俊幸−
 
 キモイ人帰ってきた。
 やはりアバンタイトルはウィリアムがこないとw 隔週くらいで、この変態を見ないことには、始まった気がしません。
 ロミオは鉱山の言い分が認められず、囚人達と路頭に迷いかねない状況から、捨てられた村に根付くことを提案。ジュリエットと彷徨ったときに見つけた村のことかな? 入植がある程度進んだところで、モンタギューの手に掛かることになりそうだ…。
 ジュリエットの方は、コンラッドも合流してエミリアに正体バレ。「ジュリエットなんて捕まってしまえばいい」発言が後ろめたいのか、颯爽と逃亡を図る姿がステキだ。そしてアントニオにも、着々とフラグが…。

 
 おっさん、なんでこんなところにw
 キャピュレットの一党を売ったことで、それなりの見返りを得ていたんじゃなかったの?或いは、中心人物を捕らえられなかったことで、失脚したのか…。その後に現れるティボルトといい、先週のハマ子といい、どんだけ別荘地に人が集まるんだか。ネオ・ヴェローナ、結構狭いなw
 そして唐突に現れたティボルト、さらに唐突に生い立ちを語り始めるの巻。あちこちで予想見かけましたけど、その中でも鉄板だったモンタギューの庶子で確定。プラス、キャピュレットの一族でもあったとはサプライズ。

 
 タイタス…なんて地雷を…w
 エアリエルとモンタギューの2ショットがあるとは…。社交界でも目立たず過ごしているものと思っていたけど、大公に一目置かれるほどの大貴族だったんすね。堂々たる振る舞いが、なんと凛々しい。
 真逆の立場にいるタイタスとの差を、これでもかと刻んでくれるね。そのタイタスは、踏まんでいい地雷にわざわざ飛び込んで…。

 
 モンタギューの出生
 あそこまで執拗にキャピュレットを憎む理由が、ついに語られ…って、これ逆恨みじゃね?w キャピュレット一族の血を本当に引いているのかも怪しいし(ここまでやっといて実は全くの別人でした、というオチだったら凄いな)、自分達を引き立ててくれなかったから恨むのもズレている。復讐するなら父親にしとけよ!というツッコミもあるしね。
 先代のキャピュレットとオフィーリアの邂逅を、憎々しく見ている場面からすると、モンタギューは腹違いの弟とか?伏線を引くことなく、一気に明かすのであれば、復讐の起点となる部分をもっと詰めて見たかったというのが本音。
 ティボルト(息子)と重ねることに重きを置いたことで、モンタギュー自身の根底にあるものが霞んでいるというか…最初に述べたように、キャピュレットに八つ当たりしているようにしか見えず、感情移入が出来ない。なので、マキューシオの行動の違和感も増大。父親助けろ!w
 ティボルトの方は、唐突・強引な再登場を除けば、モンタギューとの重ね方は絶品。上段2コマ目と下段1コマ目の、鏡合わせのような対比も見事。自分と母を捨てた父親への復讐という、結局は父親と同じ道を歩もうとしている矛盾に気付いているのか、いないのか。憎しみはないというジュリエットの答えが、その矛盾を突いている。

 
 ネオ・ヴェローナの未来や如何に。
 オフィーリアは汚れを嘆き、エスカラスはその実りを失う。モンタギューの出自が明らかになったことで、今までとは逆の疑問が湧いてきました。扉に二つの紋章があるということは、ネオ・ヴェローナにおいて、両家が特別な存在であることを示しているってことで、大公はその片方(キャピュレット)の血を継いでいることになるんだよね?とすればモンタギューの血を継ぐ者はいないのかな? 単に家名だけ継いでいれば問題ないのでしょうか。大公の座を決めるシステムとか、ネオ・ヴェローナの歴史みたいなものが、これから明かされていくのでしょうか…。
 



 

   8 (木)   采配。

 〆 おおきく振りかぶって 第17話「サードランナー」
 −脚本:ヤスカワ正吾 絵コンテ:山本靖貴 演出:山本靖貴 作画監督:米澤優−
 
 戦術。
 試合を作る要のポジション、キャッチャーと監督を中心として展開する試合中盤。打順も二巡目に入って、本格的に点を取る・アウトをとるために読み合いが始まってきた。そしてモモカンの胸が、情報戦を制する武器にw 高校生らしい反応を示す桐青のキャッチャー萌え。
 榛名のチームも予選で登場。キャラを何人かピックアップして、夏大会への意気込みなども見えたり。アニメ版は一回戦で終わりそうな気配だなぁ…。

 
 サードランナー。
 桐青の反撃も始まったーよ。監督の檄と序盤の分析から、攻略法を見出してきました。バントや盗塁など、王道な奇襲・揺さぶりをかけてきたね。こういう小技が決まるとき=狙いがハマったときは、敵ながら見ていて痛快。力と力のぶつかり合い、ではなく頭も力も使った戦いこそ本領よ。
 守備側の西浦では、条件反射きた。リラックスするための条件付けだったけど、ランナーを動きにくくさせるという、思わぬ副産物w とくに三橋は天然だからガン見しとるし、ランナーいやだろうなぁw 他のメンバーも、サードランナーを意識する場面が見たかったです。

 
 指し合い。
 盛り上がって参りました。1点上げてもいいとする西浦側と、じわじわ切り崩そうと図る桐青。監督の采配が明暗を分けるようになる、中盤戦の見どころ。アウトカウントと、塁上のランナー配置でどちらをとるかという判断の見せ方も分かりやすく見せてくれるね。原作だと吹き出しを読んでいる間に、読み手が野球の知識で埋めるところをシンプルにまとめてくれるものです。
 そして一点を争う場面でのスクイズktkr!してやったりの桐青ながら、田島のフォローと三橋のファインプレーで、0点に抑える。ここで与えてはいけない、という要の1点を防いだ価値は大きいぜ。
 ベンチや応援団の盛り上がりも、いい連帯感だ。マネージャー唯一の出番だった、この1コマも可愛かったなあw
 



 

   8 (水)   終盤へ。

 〆大江戸ロケット 第18話「相手は神君の隠し穴」
 −狂言:會川昇 割絵:水野清一・角田一樹 藝頭:中津環
   絵師頭:Kwon Young-sang・Kim Bo-kyeong・稲留和美・齋藤英子−

 
 ちょwwww死に神はリンゴてwwwww
 製作会社繋がりで今度はデスノートっすか。何度となく記してきたように、パロディネタは本作を支える大きな要素の一つだけど、この方向でくるとは思わなかったw 天鳳の「これマジ大丈夫ッスか!?」という表情も秀逸すぎるw
 そして源蔵…喰われる喰われるw とうとう生命の危機まで押し寄せてきたぜ。羽根もがれてるカットがあったけどそれで元に戻る…とか? 回想とはいえ、人間の姿がなんと懐かしいことだ。

 
 抜け穴談義。
 いよいよもって風雲急を告げる展開となってきましたよ。清吉達はおソラさんの奪還に取り組み、銀次は鳥居・黒衣衆と訣別。緊張感出てきたなぁ…ホントに。と思った矢先に、鉄十が青の獣の分裂体と、肩組むほど仲良くなってるんですけど!w なんすかこの超展開。
 脱出作戦にはおりくも陽動で参加。今まで絡んできたキャラが、こういう繋がりで活きてくるのがドラマだね。

 
 義賊おせい登場。
 もう誰も彼も巻き込んだ大騒動になってきましたよ。本性を出したお伊勢の声、朴ボイス がまた実に色っぽいんだ。そのお伊勢と天姉弟の行動で、八丁堀と青の獣の繋がりもついに発覚。いいねいいね、物語が一つに集約されていく、この高まりが。
 清吉も牢と辿り着き、自分の気持ちを伝えて、おソラさんの気持ちを受け止める。はー、長かったね。やっと主人公らしい働きを…(ノД`;)

 
 丸く収まって撤収…?
 じゃねえええ!清吉、うしろうしろー!という美味しいヒキにて締め。おソラさんがこのピンチをなんとかしてくれると思うけど、ロケットを上げるのになにか支障が出そうな気配も。赤井はどこまでも墜ちていくなぁ…。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第18話「慟哭 Remaining×Roars」
  −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:二瓶勇一 演出:浅見松雄 作画監督:田中良−
 
 日本、勝つ気がない?
 上層部、現場の好きなようにさせるのがマズイのか、勝ち上がっていることがマズイのか、どちらともとれる会話をしているなぁ。やはり何か裏が…?
 そしてインドの萌えギガンティックきたーよ。登場した時の姿もモデル立ちときたもんだ。シスプリの同人で、こんなデザインのロボットがあったよね。一方のベネズエラは、自前じゃないけどかなり強力な技もっとるじゃないですか。

 
 ロデオボーイ
 を思い出したコクピット。激しい戦いすんのに、随分不安定な構造しとるね。天然お姉さんがパイロットで、ドイツのときと同じように、共鳴感応に気付く鋭い感性をお持ちのようです。インドは神秘の粋を極める占い師と、科学の粋を極めた科学者という、両極端なコンビ。嫌っているわけでもないけど、パイロットとトランスレータの関係性、協調性では、12国の中でもかなり薄い印象。大人の女性同士という組み合わせも初めてで、適切な距離感を保ったコンビもいいね。パイロットスーツや、パンツスーツの微妙な色っぽさも素晴らしい…。
 そしてインドつえー。強力な防御陣を誇り、フープみたいな可愛らしい造形だけど、近接戦闘の武器も凶悪。萌え機体怖い。しかもパイロットの手を離れて自立行動しとるんですけど…。

 
 アメリカが怖れるはインド。
 って、なんだか世界情勢を反映しとる構図だなぁw この場面も別に
英語にしなくたっていいのに。ぶっちゃけ発音があんまりにカタカナなので、もの凄い浮いていたよ…。
 インドのイシュタルを見たとき、なんで
まであんの?と登場時に笑っていたんですが、そこまで巨神像のパーツだったとはw 像の容積が大きければ、その分エネルギーの出力も高くなるってことらしい。作品きっての巨乳キャラ走影が、胸について語るのもけしからんです。
 慎吾は明るく暢気で、うっちー達も前向きでいるけど、スサノヲの勝てる要素がまるで見あたらない…。これで4強が出揃ったけど、準決勝では、再戦の誓いをしたロシアとは戦えないんだろうなぁ…w
 



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