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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   7 31 (火)   あいや、待て。

 
〆 コードギアス 反逆のルルーシュ 第24話「崩落のステージ」
 −脚本:大河内一楼 絵コンテ:須永司  作画監督:しんぼたくろう・高瀬健一 演出:三宅和男 −
 
 最初がおまえかw
 待望のオープニングカットに早速オレンジの人がw この人はどこまでボケ倒してくれるのやら。
 23話の最後にあったパージの詳細から語られていたけど、なんという容赦のないギアス。その内実を知りながら、悠然と微笑むルルーシュの悪人ぶりに冒頭から圧倒されます。キーワードによる、時限式のギアスという発想にも驚かされた。この応用力ときたらどうですか。
 地の利を失ったけど、コーネリアは人望熱いなぁ…。特典エピソードの水着が効いているのか…と、ふと妄想。
でも、藤堂がアタックを仕掛けてきたとき、サザーランドを盾にしたように見えてしまったよw 兵士自ら動いてたんだね。

 
 変態がw
 ぶたれると分かって(強引にキーを奪われましたっていう理由付けのため)挑発したかと思ったけど、意外に本気でからかっていたようにも…。どこまで本気なのか読めない伯爵。
 ゼロの台頭はブリタニア本国まで揺れる大事編へ。第一王子いい人すぎるw 「力こそ全て」な皇族の中においてこの人はどうして今の位置にいられたんだw シュナイゼルが表に立つことを嫌って支えてきたのか…。コーネリアを含め相続問題も、抑えておきたいポイント。そして皇帝は一人篭もりきりですが、V.V.の動きと関連があり?
 ナナリー確保のため、アッシュフォード学園に司令部を置くルルーシュ。しかし玉城がいい味を出してくれるw ここにきてカレンが自ら正体明かし。する必要あった?と思わなくもないですが、カレンの行動から、シャーリーはゼロがルルーシュであることを確信した様子。てかミレイも気付いたように見えたんですが、違うようにも…?

 
 スザクVSカレン
 放映まで時間を掛けただけあって、ナイトメア動きまくる。新世代兵器らしい3次元的な戦いを、スピード感溢れる動画で魅せてくれます。敵軍でさえ殺害を躊躇っていたスザクの信念は見る影もなく、SATSUGAIしまくっとる…。
 切羽詰まったスザクと勝ち気に溢れるカレンという対比もいいね。ランスロットの飛翔スキルアドバンテージを補う機転からも、カレンの乗り手として一流の役者になってきたことが伝わってきます。
 互いに片腕を失う結果に終わりますが、主兵装を残すか失うかで勝敗は明らかに。ルルーシュが登場し、一対一の決闘を受けるとみせかけて、やっぱりトラップw ホント、珠玉の悪。なんというピカレスク…。
 そして23話終了時に最も気になっていた千草=ヴィレッタさんが…。やはり、暴徒との関わりで記憶を取り戻してしまいましたか。そして容赦なく発砲。千草としての記憶をもったまま、ヴィレッタとして覚醒しているのが切ない。

 
 鶴が…(ノД`;)
 「この私がイレブンなどと…」というセリフを吐きつつ、扇を見下ろすヴィレッタの表情がなんとも言えない。愛憎が混在しているようでいて、無表情にも見える絶妙な面を魅せてくれるものです…。
 コーネリアは読み通りゼロと対峙。機体の性能差を補う、乗り手の力とモチベーション。やー、このとき復讐の愉悦に浸る表情と、整った髪の揺れる様が美しい。
 いざ、ゼロを捉えた、瞬間に背面からのランス。うは、ダールトン!23話でギアスを受けてそうな気配あったけど、よもやこのような形で間に合ってしまうとは…。そして用済みの将軍を即刻抹殺するルルーシュ、マジ容赦ない。
なんという無情の悪。
 しかしルルーシュがほくそ笑む間に、最愛の妹はV.V.の手に…。

 
〆 コードギアス 反逆のルルーシュ 第25話「ゼロ」
 −脚本:大河内一楼 絵コンテ:須永司 作画監督:千羽由利子・中田栄治 演出:鳥羽聡 −
 
 対峙まで長かった…。
 コーネリアの登場時点から、何度と対戦してきたけど、ここまで長かったなぁ…。もっと冷徹なイメージあったけど、ルルーシュに比べればずっといい人だよね。直接対峙までこぎつけたルルーシュは、ギアスを用いて母の最後の日を問うが、しかし。母自らが護衛を遠ざけたという真実…なにやら、きな臭くなってきた。マリアンヌがかーなり腹黒い存在に見えてくるんですよね。
 遺体についても触れられていたけど、C.C.が誰よりも早くナナリーの失踪を誰より早く気付いていて、今現在もマリアンヌと語り合う仲とすると、C.C.自身の体とマリアンヌの遺体になにか関連性が? V.V.にブリタニア皇帝の面影が見えるあたりと合わせて、大いに気になるところです。

 
 ガメラきたw
 セシルさんがなにやら大変色っぽいことになっています。ロイドは初めて自分について本音を語り、かつて壊れた関係というのは、ラクシャータとのことなんだろうね。このあたりのエピソードもじっくりと描いて欲しいもの。
 そしてぇー、オレンジきました。なんというガメラ駆動。「後ろをバック…!」の支離滅裂さといい、もうどこまでいくのかこの人はw いや、どこまでも行って欲しい。

 
 ロイド、格好よすぎる。
 ラクシャータの予想を裏切る形で、空中戦艦で颯爽と登場。スザクのピンチを救うアーサーまで、なんと爽快な。
あれだけ噛みついていたのも、愛情表現だったということすか…。ランスロットの飛び際に、アーサーとアイコンタクトして、ちゃんと分かってるところもニクイ 。
 ブリタニア・黒の騎士団共に、首脳部に重傷者を抱えつつ、スザク、カレンはゼロを目指す。ロイドとラクシャータが同じ戦場で見え、組織の構造的にも対比を欠かさない演出は素晴らしいとしか。そこで今まで潜んでいたニーナが、鍵を握る。古めかしいナイトメア一機でどうするかと思いきや、とんでもない爆弾作っておいおい。ロイドとの会話が、よもやの伏線とは…。

 
 「お前が魔女なら、俺が魔王になればいいだけだ…。」
 共犯者という繋がりの二人だけど、単語の示す意味以上に響くものがある言葉だ。その漠然とした関係を簡潔に、それでいて覚悟をもって決定づけるセリフが、上記のルルーシュのセリフなんだね。C.C.の記憶の片鱗からいろんな正体が類推されるけど、一切答は出さないのも、もどかしく悔しいなぁw
 母親の影、魔女としての風格、別れ際のキスとくれば、メーテルを意識しているようにも見えたり。それと、二人の後ろで揺れる振り子で、どうしてもゼノギアス(DISC2)が思い出されてなりませんw
 最後の別れとなるかもしれない場面で、いつもの二人らしいやりとりが見られるのも、グッとくる一幕です。

 
 黒の騎士団、壊滅の危機が。
 ゼロという大黒柱が失われたことで、天秤はあっさりと崩れさる。レジスタンス時代の古参メンバーまでが(ノД`;)
 大局を判断する要が抜けたとはいえ、攻略の拠点を一箇所にまとめて、劣勢に持ち込まれる藤堂も、少々不甲斐ない。誰よりもゼロハァハァだったディートハルトの落胆ぶりも凄いw 神楽耶は…第二シリーズに期待しよう……。

 
 正体バレついに。
 うあー、ここで顔をさらしてしまうのですか。仮面が二つに割れてカコーンと音を立てながら、ルルーシュの顔に髪がたなびく1シーン。物語最大のポイントとも言えるシーンを、これ以上ない形で描いてくれる…。スザクは半信半疑と言っていたけど、カレンは衝撃受けすぎでは?以前は疑ってすらいたのに。銃を突き付けているのはスザクなのに、むしろカレンの方が撃ちそうで怖いよw
 幼馴染みとして過ごした時間、親友として再会した時間、黒の騎士団のゼロとランスロットのパイロットとして相対した時間。全て諸々の感情が止めどなく溢れていく二人の姿は、本作の極限を見事に表しているよ。
 会話の中で、ユフィとのことを、「全ては過去。終わったことだ。」と言い捨てていたけど、誰よりもルルーシュ自身が、母親の過去に捕らわれているという矛盾に気付いていないのか。そして「お前は世界から弾き出された」というスザクの言葉に激情するルルーシュは、自分が無意識に内包していた矛盾に気付かされたのかなぁ。
 引き金を引く二人の指と銃声、ナナリーの反応にて物語は一端閉幕。この後の展開としては、「生きろ」のギアスが発動するのか、カレンがどちらかに向けて発砲していたのか…。そしてナナリーが、最も黒い存在(ルルーシュ=ゼロであることに気付いている)ではないかという謎も、持ち越しのまま。第一シリーズは幕を閉じる

 
 海溝に沈みながら、涙を流し、そして微笑むC.C.の思いや如何に…。
 オレンジ含めてもちろん生存しているんだろうけど、さてさてしばらく悶々としながら、第二シリーズを待つ。

 



 

   7 30 (月)   押して引いて

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第4話「ヴァリエールの三姉妹」
 −脚本:杉浦真夕 絵コンテ:上原秀明 演出:上原秀明 作画監督:清水祐美・山本篤志・藤井昌宏 −
 
 ぺったん
 二人のイチャイチャぶりをしばらく見られなかったですが、このノリが帰ってきましたよ。実に分かりやすいコテコテなボケ・ツッコミも、本作の大きな魅力の一つ。本話は徹底的にこのテンポで突っ走るようで。学院ではご主人様として君臨するルイズが、姉にはひたすら隷属するという立場の逆転も新鮮新鮮。

 
 あきらめないで。
 シエスタ負けない!と、なにげに行動力のあるメイドが頑張ります。このときのシエスタといい、小ねーさまといい、第二シリーズになってから、巨乳キャラの待遇向上というか 、胸へのこだわりというか、とにかく胸のアップと揺れに関しての描写が力入りすぎるw 巨乳キャラを立たせることで、対比として貧乳を強調させているのかな。
 デレモード突入のルイズが意を決してサイトのベッドに潜り込みますが、待っていたのはサイトではなくシエスタ。そこで自分の都合の良い言い訳をかますシエスタも流石ですが、ルイズがそのまま誤解してしまうのもいいね。
当のサイトは部屋間違いで大姉様の部屋へ…。生真面目に見えて、情熱的な方というギャップ。ヴァリエール家の血は大体こんなもんなのかw そして誤解→お仕置きの鉄則も欠かさない。

 
 デレとは斯くあるべし
 微笑ましいというか和むというかw なんでも顔に出てしまうルイズが可愛らしいことです。サイトの告白から一期に一線を越えようかという流れで、しかしパパ登場。原作を読んだときも、この展開は本当に神と思ったけど、正気に返ったルイズの投げっぷりに噴いたw
 こんなにはっきりと告白しているのに、最後は結局「犬」で締めるオチも、王道的なラブコメだなぁ。最終的に本話の勝利者はシエスタということなのかな?
 押しては引いてのバランス、天秤の傾け具合が絶妙の一話でした。
 



 

   7 29 (日)   喰うな!w

 〆 ヒロイック・エイジ 第17話「報復の軍勢」
 −脚本:林壮太郎・冲方丁 絵コンテ:長澤剛 演出:長澤剛
   作画監督:堀たえ子・松浦仁美・田畑昭・沼津雅人 −

 

 「私の機体を喰うな!!」
 盛大に噴いたw メヒタカの食餌SUGEEEE!せっかくアネーシャがデートの約束を取り付けて、良い雰囲気に持っていったのに(ノД`;) エイジの悪ノリはいつものことだけど、妹たちも兄貴の機体から装甲剥がすなw
 息子達が騒いでいる裏では、艦長と姫様が銀の種族についてトーク。言われてみれば、この戦いの発端が一体何だったのか、全然情報出ていませんでしたが、銀の種族が一方的に攻めてきたってことなんすね。そりゃ人類の恨みは簡単に消えないわ。

 
 バカ兄弟、まだいたのか!
 おいおい人類、こいつら放置させてどうするんだ。ニルバールが実質的指揮権を持つ話が上がっていた気がするけど、先行艦隊率いてるよ?体裁なんぞ整えずに真っ先に更迭しないと、味方にも近隣諸国にも多大な被害が…。
 ディアネイラが間に入って、一触即発の自体は回避できたけど、さらにそこから逆手にとって進軍開始。なんというアンドリュー・フォーク…。
 銀の種族も徹底抗戦の流れへ突入…してますが、ノドス達はもどかしい会話を…。ユティはツンデレ化してて自分から言い出せないみたいだけど、カルキノスは全然その気がないように見えるけど…どうなんだろか。

 
 イオラオスよろしくー。
 装甲喰われた次は、馬にされるの巻。それほど嫌がっておらず(むしろ一緒に出撃出来ることを喜んでいるようだけど)、どこまでエイジのために尽くせるかが見どころ。
 銀の種族はとうとう最強の名高いユティ投入の模様。その力はいかなるものや…。
 



 

   7 28 (土)   こっちもジジイが。

  彩雲国物語 第2シリーズ第16話「風前のともし火」
 −脚本:丸尾みほ 絵コンテ:吉川博明 演出:川久保圭史 作画監督:
氣徳 −
 ジジイ、八仙だったんすか!w 影月の復活やら、秀麗の州牧解任やら、物語的にも大きなイベントが起きていたのに、ただ一つの設定がなによりインパクト大きかった。
 陽月(八仙)の力で影月が永らえたのは、ちょっと万能すぎて(堂主の延命に費やした分も帳消し?)、今少し話の組み立てに整合性を持てなかったのかという惜しさも。とはいえ、復活後の香鈴との再会は邪仙教編のクライマックスであったし、その後にある香鈴告白イベントのオチも、ニヤニヤが止まらなかったですね。龍蓮、空気読みすぎw
自分以外の者に、ましてや殿方に影月を奪われてなるものか!と本当に燃えてる香鈴のカットは、この作品で忘れられない一枚になった。
 コミカルに描かれているけど、影月・香鈴・龍蓮の三角関係は、鴛洵・英姫・霄太師のそれと重なって見えますね。鴛洵に好意を抱いて死別した後、本当に自分の大切な人が見つかったというのに、同じような運命へと流れていく香鈴合掌w
 そして主人公たる秀麗は、州牧解任の後に冗官とさせられますが、主上の真意や如何に…。

 〆 マリア様がみてる「フレーム オブ マインド」/著:今野緒雪 画:ひびき玲音
  祐巳と瞳子の問題は一端お休みで短編集。もどかしさいっぱいで読み始めるものの、気がつけば蔦子さんの写真を起点として語られていく、様々な姉妹の在り方と、「タケシマツタコ」フィルムの謎を追っていたり。
 今回の短編は「別れと出会い」がテーマとなっていたのかな。一本目の「四月のデジャブ」が、まさしくその二つを一つの話に取り入れた象徴的な物語で、あとは出会いと別れ、それぞれの物語。
 前者では、意外に語られていなかった令と江利子の馴れ初めや、可南子と祐巳との出会いなど、レギュラーキャラの外伝的エピソードがあり、後者では、ほろ苦い思い出・結末で終わる話が多かったのが意外でした。
 物語の現在軸となる表題ストーリーでは、一本のフィルムの謎を解いていく進行。親しい間柄なのに姉妹にはならない特殊な関係の
蔦子さん&笙子が、どうなっているかを綴る物語。祐巳達を近すぎず遠すぎず、外から見つめる立場にあるため、何事も的確に見てきた蔦子さんが、逆に見られるというのも新鮮だし、個人的に好きなキャラでもあるので、笙子ちゃんエピソードにも頬がゆるんで仕方なかったです。
 短編も、長いものもあればショートショートもあったりで、その間に紡がれる祐巳達の物語への出入りのリズムが起伏に富んで、やっぱり気がつくとすぐに読み終えてしまうのですよ。
 姉妹問題が一本に絞られてから、何度となく書いてきたことですが、次巻こそ、結果を見たいものです。
 



 

   7 27 (金)   ヤンデレという呼称は新しいけど、常にあったよね。

 〆 ロミオ × ジュリエット 第16話「ひとり〜いとしくて〜」
 −脚本:平見瞠 絵コンテ:及川啓 演出:及川啓 作画監督:本田敬一−
 
 マキューシオ、見切りはえーなw
 復縁の可能性だってあるだろうに、なんというバッサリ。後で扇動したことがバレたらどうするんだろか。ハマ子の性格からして、無茶すると分かっていたのだろうけど、詰めが甘い気も。
 ハマ子の憎き相手ジュリエットはといえば、のんびり小休止。アントニオと他愛ない話をしているのも、久しぶりに見る光景。その裏でフランシスコがキュリオに、えらいコト吹き込んでますが…。
 そして作画が…(ノД`;) EDを見る限りでは、外注が多いわけでもなかったようですが、スケジュールがきつかったのか…。

 
 新しいツン子がきたよ。
 今まであぶれものだったアントニオに相方が? 襲撃事件のあたりから、大分男の子から少年へと変わってきたし、そんな話がひとつくらいあっても…。
 そしてー。運命のハマ子きた。ロミオ様の元へ…!→山賊に馬車強奪される→これも全部ジュリエットのせいよ!→本人とご対面、てどんな流れだこれw この強烈なギラ見も、今までのたおやかなハマ子からは想像もつかない画だ。看病で背を向けた隙にナイフでプスリという、一瞬の隙も見逃さないヤンデレぶりも流石。うむ、やはりこうでなくては…と思っていたら、ジュリエットの猛プッシュに後退。
 何も知らなければ、ただロミオを惑わした悪女だったのに、出会ってしまったら自分と同じようにただロミオを愛しく思う女性でしかなかったという衝撃。そこでもなお、攻める展開はなかったすか…。

 
 なかったことに。
 健全なライバル化ですね。「私と会ったことは内密に」と、ジュリエットのことを口外しないことを誓うハマ子。あくまでも、上から目線でもの申す照れ具合が素晴らしく…。
 ネオ・ヴェローナでは、マキューシオと父の関係になにやら暗雲が。実は父、酒に溺れる以前は非常に有能だったなんていう、能ある鷹は爪を隠す展開こないかな。酒に溺れた経緯が、モンタギューの下克上にあったとか。
 今まで胡散臭いロミオの友人という、曖昧な立場だったマキューシオにも、劇的な運命がまっているのでしょうか。
 



 

   7 26 (木)   戦力投入のタイミング。

 〆 おおきく振りかぶって 第16話「あなどるな」
 −脚本:白根秀樹 絵コンテ:爽田夏央 演出:爽田夏央 作画監督:林勇雄・大谷美里−
 
 先取てーん。
 一点先行しました西浦。おかげで冒頭からモモカンが発情しとります。モモカンは試合のボルテージが上がる山場を伝えるのが役目なんだろうか。
 先週の三橋、巷でもエリマキトカゲが話題になっていただけに、桐青のピッチャーの気持ちが分かりすぎますw
しかし、相方のキャッチャーは老けているなぁ…。本当に高校生か。
 三橋はペース配分が上がり気味のようですが、耳体温計にもビビる姿が、相変わらず萌える。

 
 三振絶好調。
 阿部のリードでクリーンナップからも三振を奪う好調な出だし。モノローグを多用して、登場人物の内面を描く野球作品というのは、なにげに珍しいと思うんですが、今日は阿部を軸に進む物語のようで。三橋や田島みたいな天然キャラは、内面を描くより外から見た方が断然面白いので、花井や阿部はこうした役回りにくるね。
 桐青側も投手が本来の力を発揮しだして、三橋・阿部とマッチアップしてきたよ。

 
 試合中の告白に呆然する阿部(違
 うーむ、和むw 明らかにBL路線というか、そういう方々への誘いと思える隙を作っているんだけど、男の自分からみても、これといってネガティブに感じる要素はない不思議。この辺りが作者のバランス感覚なのかなぁ。
 と言っている側から、いとこktkr!本作で特に不足しがちな女の子分の投入です。マネジやばし。背中剥き出しな健康美といい、回りのお母さん達からもてはやされる厚遇といい(この辺りも和むねw)、圧倒的じゃないか。
 コミュニケーション下手な三橋の遺志を、会話という形で伝えてくれる大切な役割もあるわけで、レンレンの愛称もまた三橋の魅力を高めることに…。さて順風な序盤から、試合がどう動いていくのやら。
 



 

   7 25 (水)   第二の三角関係。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第17話「出征 Quarrelsome×Questl」
 −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:二瓶勇一 演出:ながはまのりひこ 作画監督: 清水博幸−
 
 シミュレーション中心
 対ロシアを意識した戦闘をよく見ますが、むしろアメリカの対策をした方がいいのでは…。司令コンビは呼び出しをくらい、前回の命令無視でお咎め。上層部の一方的な命令を受け入れなければならない二人ですが、疑問・矛盾の種は尽きず…。上層部もなんで自分達の思い通りになる人事をしないのか、という不自然さを覚えるところですが、そもそもこの国の政治構造はどうなっているのかな。政治の中枢が全く出てこないので、軍部が実質上の支配権をもっているような印象が…。
 そして現場では、パイロットと主任のただれた関係→トランスレータ様がみてる展開へ…。

 
 はじめての存在感。
 副司令…いたんだよね。リアクションだけを求められていた存在の薄さに涙。兄が亡くなってからの司令と、ギガンティック開発に携わっていた関係がみられたけど、ナレーションでさらりと割愛。最後は上層部と現場の軋轢が本格化したところで、司令を庇って終わりそうな気配。
 そして今まで全くノータッチだったベネズエラきた。えろい。

 
 自国でボディ作れないて。
 どこの国に協力を仰いだのかな。巨神像をもたない国にその技術があるとは思えないし、かといってギガンティックを抱える国が他国を助けるのはもっと考えられない…。後者だとすれば、トランスレータの「ケレス4は必ず壊される運命にある」というセリフは、協力国に負けなければいけないという暗示なのか。仮に協力国がアメリカだとすれば、その見返りとして、インド(=アメリカが懸念を抱く国)を叩くことを強制されていたり?
 アメリカと同じく、親子でギガンティックに選ばれるという構図から、国力の違いが浮き彫りになっているなぁ。アイキャッチでも前面に押し出していますが、パイロットに選ばれた娘がなんとも艶やかです。時代は揺れる胸か?

 
 母の不在
 ケレスの巫女となったため、母が家庭を蔑ろにしたと思っていた娘が、同じ立場になったことで、初めて自分が守られていることを知る、という被せ方もニクイね。母と同じように恋人を守ろうとして、その恋人は父と同じように相手を待つという…それなんて死亡フラグ?
 どの国にも負けられない理由や背負うものがちゃんとあって、そんな一人の人間が巨神達の戦いに巻き込まれていくという不条理が必ずある。代理戦争という形式をとっていても、最低パイロットとトランスレータの二名は命を賭けなければならない。本来は国対国の戦争を、個人対個人のレベルまで落とし込むことで、戦争の不条理さや理不尽さを突き詰めているように思えます。
 相手国はどうやらインドのようですが、今までのケースからすると、攻め込んだ方が100%敗北しているので、この親子が生き残れるかどうか…。
 



 

   7 24 (火)   ででん!

 〆大江戸ロケット 第17話「黎明の殺し節」
 −狂言:會川昇 割絵:中津環・増井壮一・長崎健司 藝頭:山岡実
   絵師頭:はがひとし・稲留和美・川口博史・細井美恵子−

 
 逆、逆!w
 お姫様抱っこが逆です。先週の変身から物語は急転直下。おソラさんが血吸いの化け物と勘違いしてしまう長屋の面々ですが、そもそもなぜあの状況で、おソラさんが変身せにゃならんかったのかを振り返って欲しいところだ。
 一人離れた銀次はもう一方の獣を狩りますが、首を半分落とされても生きてる青の獣コワス。一瞬、分裂した方の獣かと思ったけど、オリジナルの方でいいのかな。
 そのまま逃げてきたおソラさんと銀地がバッティング。なんでそこで名乗りを上げなきゃならんのよ、と軽くツッコミを入れつつ、一通りの事実がオープンに。本当は清吉達を庇っていた銀次が、鳥居の走狗と誤解されたまま、弁明も出来ないのがやるせないね。そしてやはり銀次はおソラさんにマジ惚れだったんすね。山寺さんの「逃げよう」という近松物のような呟きにホレるわ。

 
 今週は仕置き人っすかw
 毎度毎度いろんなパロディをみせてくれるけど、長屋の住人もどんだけ特殊技能もってんだw 清吉の視点を借りて
ドタバタ劇を冷静に見る構図もいいね。黒衣衆もなんか楽しそうだ。
 捕まったおソラさん。偉い人に惑星のことをいろいろと訪ねられていたけど、何かの伏線?

 
 銀次…(ノД`;)
 半分本音半分嘘なんだろうけど、悪ぶって清吉を焚き付けるところまで、格好いいよなぁ。十六文キックかましてた頃には、こんな風に二人の関係が変わるとは思いもしなかったです。
 おソラさんの正体を知って(真実は知らない)、花火小屋も爆発してしまったけど、清吉のチョイスはやはりロケットを飛ばすこと。江戸っ子はそうでなくては。
 最後は八丁堀を桜吹雪で撒いて、長屋のみんなと大逃走。さあ、盛り上がって参りました。
 



 

   7 23 (月)   微調整

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第3話「 聖職者の剣」
 −脚本:河原ゆうじ 絵コンテ:藤原良二 演出:橋本敏一 作画監督:冨川寛・谷川政輝 −
 
 もえたん?
 よく見るとそれほどでもないけど、一瞬そう思った1カット目。学園の生徒まで志願兵として投入する国力をかけた戦争に。新キャラのジュリオも登場…って、こんなキャラだったっけ?優男ではあったけど、こんな嫌味はなかった気がしますが。珍しく真面目に語らっていたのに、速攻で目を切られるギーシュに涙目。
 戦時だからこそ勉学に…!というコルベール先生を見ると、マスターキートンのエピソードが思い出されますね。
炎のメイジを嫌うアニエスと、上記の身上をもつ先生の関係も、それとわからないような薄い形で描いているようで、なかなかのさじ加減。

 
 120%増量?
 巨乳キャラの胸が、第一シリーズに比べて随分と豊かになったような…。出番が少ないこともあるのか、キュルケやシエスタの揺れっぷりも大変素晴らしいことに…。ルイズはシエスタがどうやってサイトを隠したと思ったんだw
 そして今日も今日とて、お約束のお仕置きタイム。前シリーズは建物の画に変わるばかりだったから、爆発の画が見えるだけでも新鮮味があったり。
 本話は生徒が揃うショットが多いせいか、胸のサイズが特に印象深いのでしょうか…。

 
 譲られた勝利
 ルイズの照れたデレが微笑ましい。ベッタリだけでない、このもどかしさもルイズの本領。
 そして姫様が…。前回あれだけのことした割に、話が軽い気もしますが。アルビオンではクロムウェルが既に死亡しているため、オリジナル路線へ修正? このペースだとガリアの参入まではいかないのかなぁ…。ちょっとした外伝扱いで、シルフィードのきゅいきゅいを聴きたいものです。



 

   7 22 (日)   お兄さまへ…。

 〆 ヒロイック・エイジ 第16話「幾つの定めを超えて」
 −脚本:小出克彦 絵コンテ:寺岡巌 演出:高橋秀弥 作画監督:植田実 −
 

 兄貴、おまえまだ…w
 めげないなぁw 自分の無能ぶりが一度ならず露見してるのに自覚がない素晴らしき無能。焚き付ける弟と揃って微笑ましくなってきた。同じ血を継ぎながら、二人の兄弟とディアネイラはなにゆえ、ここまで違うのかw
 ジジイとニルバールは常に回線を通して話している距離感がいいね。大きな権限と責任を追う職務に精励しながら、その合間に私情を交えた対話が、なんとも大人の関係。
 人類が鉄に囲まれた宇宙船とくれば、銀の種族は緑茂る惑星。対極的な構図を選んでくるもので。

 
 大切な人
 銀の種族大会議。常になく集まっているけど、そもそも人口どれくらいなんだろう?個々の力が異常に高いから、出生率は極めて低そうな気がしますが。レクティとプロメも姉妹みたいな雰囲気ですが、ユティは希に見るツンデレと化してきた。種族として感情を殺している生粋のツンが、初めて恋愛感情をもったら、そりゃ強力。
 逆にダイレクトに笑顔や涙を見せる鉄の種族。ディアネイラの感涙は先週がピークなので、それほどでもないけど、イオラオスの猛ダッシュに萌えたw どんだけエイジ好きなんだよw そんなイオラオスと分かって、好意を寄せる健気なアネーシャも、どこか諦めというか開き直りが見えてきたかな。

 
 双子おまいらwwwwww
 ゆかりん&くぎゅによる、石破ラブラブ(ry。スタッフもこのシーンだけ、力入れすぎw 二人の相乗効果によるのか、テレキネシスのパワーが大変なことになっていましたが(鉄板割いてるぜ?)、メヒタカは華麗にスルー。予定調和な一幕だったけど、ゆかりん&くぎゅ双子に眼福でした。

 
 メヒタカがパーティインッ!
 一方だけが、完了したことに出来る契約ってどうなん?と思いつつも、これで戦況に大きな変化が。戦うことをあれだけ毛嫌いしていたメヒタカが、エイジとディアネイラの言葉だけで覚悟完了してしまうの微妙だったかな。
 とにかく戦力的には大分マシになったようですが、ユティ最強伝説が出てきたことで、パワーバランスは不確定。ディアネイラの指揮の下、銀の種族への決戦が幕を開ける…。兄達が、ここぞというポイントで、何かしでかしてくれることに期待大。



 

   7 21 (土)   思いも寄らぬ最終回。

  彩雲国物語 第2シリーズ第15話「一寸の光陰」
 −脚本:山田由香 絵コンテ:水野忠政 演出:中村近世 作画監督:
李周R −
 漣カワイソスw 既に落とされていた首をもってくるシーンは、NHK朝のアニメという配慮から、かなり遠回しな描写がなされていたけど、視聴者の想像に委ねられる方がよっぽど怖いよ!明るく強気な秀麗の口上も久しぶりだったし、静蘭達が幹部の姿に紛れて逆襲に転じる大捕物も見物。追いついた医者達の応援も熱くて邪仙教を壊滅させる話としては、きっちり盛り上げてくれた。最後は首が全部もってったけどねw
 そして影月の死も。人の体に入る力をもった漣と、もう一人の自分がいる影月、それぞれにみる一寸の光陰。さてこの後の事後処理がどうなるのか…。

 〆スカルマン-THE SKULLMAN- 最終夜(第十三夜)「黒い寓話〜愛しきものは全て去りゆく」
 
−脚本:山田由香 絵コンテ: 水野忠政 演出:中村近世 作画監督:李周R −
 
 うあああああ、このラストは!!
 「仮面ライダーをつくった男たち」にチラっと出ていたのを見た程度の予備知識と、公式HPにあったデザインの格好良さだけを動機に見始めた作品ですが…よもやの決着に震えました。
 芳生の遺志を継いでスカルマンとなった隼人が、全ての決着を付け(真耶が実の妹というのも…)、力尽きて幕を閉じる…かと思いきや、その体はBRAIN GEARによって回収・改造され…って、うあああ、なんというBAD END進行。
 そして数年後のエピローグ。新條と麗奈はなにやら幸せな様子。新條は先輩のガ號化といい、麗奈へのセリフといい、終盤で一気に株を上げたね。そして霧子の腕に抱かれている赤ん坊ぅぇぇぇ!確信的に島村ジョーの面影を残しているけど、これが隼人の忘れ形見だったら神。
 エピローグの最後、狂言回し役の立木の前に現れた隼人は、全ての真相を知る彼を殺す。その瞬間、加速装置を使ったようにも見える演出がまた強烈なインパクトを…。
 EDが明けてさらに続くCパートで現るは、BRAIN GEAR=黒き幻影=BLACK GHOSTの総帥。黒く染まったスカルマンの仮面がまさか、この姿になろうとはね。そして物語は009へと続く。
 上記のように、霧子が抱いている子供が本当に隼人の子供だとしたら、なんとうダース・ベイダー、スターウォーズEPISODE3的ラストだよ…。



 

   7 20 (金)   視聴者までツンデレ化。

 〆ロミオ × ジュリエット 第15話「自我〜進むべく道〜」
 −脚本:砂山蔵澄 絵コンテ:稲垣隆行 演出:玉田博 作画監督:日下岳史・岡本真由美−
 
 遺品が…(ノД`;)
 このナイスヒゲなおっさんはまだロミオのやり方を認められないようですが、この縁を通じて親衛隊長あたりになりそうな雰囲気があるね。
 そしてぇー!本作にもヤンデレの波が…ハマ子怖いよ!アイリスの花を潰そうとする指の描写もSUGEE。フォークより思い物を持ったことがなさそうな細い指が、アイアンクロー…((( ;゚Д゚))) 次回予告のセリフもハマ子Ver.になっていたので、来週が楽しみすぎます。

 
 圧政にも限度が。
 病で亡くなった娘にまでジュリエットの嫌疑が及び、圧政による薬不足が原因であることもあり、もはや我慢ならぬ平民。一人ネオ・ヴェローナに残ったコーディリアは、そんな憲兵の弾圧に堂々と批判を浴びせるものの…。ジュリエットには赤い疾風を止めてと言いつつ、コーディリアも結構無謀w 「恥を知りなさい!」の口上は凛々しかったけど、ペンヴォーリオに腕を引かれてダッシュ。
 酒場の店員と女将の協力を得て、なんとか事なきを得た二人ですが…女将強すぎ。そしてコーディリアはツンデレ化への道を…。うーむ、天然のペン坊とツンデレのコーディリア。なんのかんのでイイ関係になってきたね。

 

 ジュリエットに異変?
 ロミオって鉱山での最高権力者なのに、いくらなんでもその対応はなくね?w と思いつつ、そんなことしていると、来週お前死ぬぞ…というグルグル的発想が。
 ネオ・ヴェローナの深部を訪れてから、エスカラスを感じるようになったのかな?ロミオにはそんな変調が全く見られないので、ジュリエットだけに何かの力が備わっているのでしょうか。オフィーリアもその気配を察していたようですが、そもそもこの人物の正体も誰なのやら。キャピュレットの祖に連なる人物とか?
 エスカラスの衰えから鉱山に地震きたー。こんだけ大規模な震災が起きてんのに、怪我人放って働けという監督はマジ鬼。この瞬間暴動だろw そしてハンカチで辛かった男は…(ノД`;) だから言ったのにw それでも健気に救出へ向かうロミオですが、なんだかこの鉱山編はロミオがいい人過ぎて、ノリきれないなぁ…。

 
 鉱山を放棄する。
 「採掘量を倍にしてこい」言われて、そう返すとは思わなかったw ジョバンニの言う通り、すんなりネオ・ヴェローナに入れるとは思えないけど、この仲間達が今後のロミオを支える力になりそうな感じ。
 ジュリエットとの誓いを叶えるため、ロミオが自分の力で困難に立ち向かっていく…という話の狙いは分かるけど、ちょっと露骨というかベタだったかな。ロミオが純朴過ぎる点も、口に甘すぎてちょっともたれた感が。この後、鉱山の連中とどう進んでいくかだね。
 そしてEDが変わりました。自分はサイクロン結構好きだったんですけど、これはこれで。
 ところが、ニコニコに見る反応がおもしろくて仕方ない。旧ED時には「空気嫁」なんてコメントが結構出ていたのに新EDに変わるや、「本当に空気読むなよ!」ってw なんというツンデレぶり…。
 



 

   7 19 (木)   ルパンはOKだったんだね。

 〆 おおきく振りかぶって 第15話「先取点」
 −脚本:兵頭一歩 絵コンテ:雲井一夢 演出:小野勝巳 作画監督: 松林唯人・佐藤一郎・谷口淳一郎−
 
 三球三振スタート。
 一番バッターを最高の形で切ったバッテリー。しかし桐青の応援団のダンスが楽しい。冒頭にもあるPPPH紛いなコール&ジャンプといい、なんだか妙な親近感涌いてしまうじゃないかw
 そんな統制の取れた応援があろうとも、西浦も負けず。花井のファインプレーもあって、きっちり三者凡退。サインを交えて丁寧に配球を組み立てていく、阿部主観の構成もピタリとハマります。そして監督が怖いw

 
 花井ー!
 守備に攻撃に活躍ですよ、キャプテン。きーやんのハマり役となってきたなぁ。またこのときにかかる音楽が格好良いんだ。そしてコーチャーの田島が悪www
 ノーサインで単独スチール強行。なんでモーション盗めたかの謎解きは来週に回すようですね。盗塁なんてほんの3秒程度の間で起きることなのに、コーチャー、ピッチャー、ランナー、キャッチャー、4人の心理描写を一瞬で捉えてくるんだ(キャッチャーの視界を入れる演出も見事)。この心理的なスピード感が、足力だけでなくかけひきを交えた面白さとして魅せてくれるのですよ。…そんなプレーにモモカンは今日もしっかり欲情です。

 
 おっしー!
 センター前に抜けるかと思った打球だったけど、セカンドのファインプレーで併殺に。でも、アニメとして本話で一番見応えのある場面でしたね。奥行きを活かした、打球が抜けていく感覚を、セカンドがバッサリカット。3回のリピートが、デスノのポテチのように効く効くw またミットの音が気持ちいい音を響かせてくれるんだ。
 いけると思った打球ゆえに、モモカンの悔しさが…。そして選手はビビる。
 あと水谷役:角さんの演技もいいね。上手すぎなくて、高校一年生らしいフレッシュさが滲み出てます。

 
 先取点…?
 ここからは三橋劇場。内野安打で猛ダッシュ&大回転には、原作読んでいて、内容分かっていても、声を上げて笑ってしまったよ。転がりすぎw 田島との掛け合いや、その様子を見つめる阿部のムカムカ感も、いいテンポだ。
 そこでハリキリすぎた三橋。リードを大きく取りすぎて、塁感で挟まれることに。その隙を突いて花井はホームへ。
って、三橋!wwwww スタッフ、どんだけ三橋が好きなんだ。愛されているなぁ。
 Aパートの最後、打球の行方が分からないところでCMに入る構成も見事だったけど、主審のコールを上げずして、ヒキにいくラストもまたニクイ。ためてためて…でも明かさない、このもどかしさ。来週が楽しみじゃねーかチクショウ!w
 



 

   7 18 (水)   過去と三角関係。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第16話「不穏 Past×Peril」
 −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:きむらひでふみ 演出:浅見松雄 作画監督:ふくだのりゆき−
 
 過去エピソードついに。
 大変な訓練を課されているのに(むしろそれゆえに連帯感が強いのか)、女子寮和むなぁw トランスレータの適性試験で巫女服を用意しているあたり、素晴らしく日本らしい風情だけど、男は最初から除外されているわけ?w
ギリシャやイギリスでは男性がトランスレータやってたけど、どういう基準で選抜しているんだろう…。スサノヲが男を嫌がっていたのかな。
 今まで曖昧だった眞人の立場もここで。司令弟の後を継いだパイロット?

 
 逆タッチ
 真名と神名、寝間着の丈が全然違うのは何故w 年齢の違いが体のラインでくっきり出ているものです。
 スサノヲのために生み出され、共に育成されてきた仲間意識は、いつ恋愛感情に変わってもおかしくなかったわけで、妹がトランスレータ=眞人の公式なパートナーに選ばれたことで、3人の関係・距離感に絶妙な変化が出てきたなぁ…。
 訓練を前にして、真名→眞人→神名という方向性が見えてきますけど、立ち位置としては気持ちを伝えたい人は後ろにいる、ストレートに感情を向けられないもどかしさがいいのですよ。
 やっと正面切って向かい合うことで、自分の素直な気持ちを伝えた真名がえた答えは自分より妹をという願い。
今まで左下の画にある場面はミスリードでしたか。心地よい、してやられた感がありますね。そしてスサノヲを通じて互いの気持ちを伝えることになる眞人と神名。一人、部屋の外で佇む真名とその決意がまた切なく…。
 あと残っているポイントは、二人がスサノヲを降ろされ、真名がトランスレータとして選ばれるところかな。

 
 今週のキモ
 うっちーや真名らレギュラー陣は、妙に整った作画です。神名が●分を引き受けてくれたからかな? そしてなにげに過去最強の力を示していた司令弟。一人だけでスサノヲを完全に動かせていた、という話は後の伏線になりそうです。
 そして妹。そんな簡単にフロア出させんな&対策班遅いべw 一瞬、慎吾に危害を加えに来たのかと思った。
 その後、妹に会いにいきますが、以前訪れていた場所の意味が最後に明らかにされますか。真名自身もかなりの部分が侵食されていることも同時に…。前話でスサノヲがトランスレータを変えるだけ、と言っていたセリフが、ここにきてグッと重みを増してきたわ。
 今日はずっと沈んだ話でしたが、最後を明るく締めてくれるのが我らがうっちー。司令達実働部隊に、廃人と化したパイロット達が秘匿されているのは、ちょっと気になります。
 これで残されたポイントは、二人がどうしてスサノヲを降ろされ、真名がトランスレータになったかの経緯。さてさて、残された5カ国との戦いで、明らかになっていくのか。
 



 

   7 17 (火)   いろいろアレだ。

 〆大江戸ロケット 第16話「 「あたしがアレよ!」
 −狂言:會川昇 割絵:増井壮一 藝頭:うえだしげる
   絵師頭:斉藤英子・櫻井邦彦・稲留和美・西沢智恵・阿部純子−

 
 文明の利器が。
 今回はデジカメで動画撮影と、金さんいろんなものに通じとる。この掟破りがもう快感になっている時点で、自分はどっぷりとこの作品に浸かっているんだろうねw 番所の役人は何かのパロディだったのかな?
 青の女は清吉の工房に堂々と現れ。そこへ二人揃って明るい雰囲気でやってくるソラと銀次ですが、空気が凍り付く一瞬がたまらないね。堂々と居座っている流れからして、バッティングの気配が濃厚だったけど、出会うまでのスリルがもうゾクゾクと。

 
 修羅場。
 突然の暴力を理解出来ず(誘導する女の策略もあるけど)、おソラを押さえ込んでしまう清吉。その後も真実を知らないため、青の女を追い詰めたおソラ(獣の姿)に立ち向かってしまう。個々のキャラが認識のズレによって、行動を起こし、見る側は全て知った上でドラマを楽しめるのは、舞台らしい脚本作りですね。
 長屋の面々も応援に駆けつけ、先んじて一撃を与えていたけど、逆に一方的に叩きのめされる展開が痛々しい。

 
 不穏
 遠山が大目付に左遷されて、長屋を守る者はいなくなり、青の女の策略を赤井が実行に移す。一方的に清吉達を押さえ込む中、先週は力を合わせていた隠密と天鳳が対立してしまう場面はやるせなかった…。
 そしてご隠居きた。いろんな時代劇のパロディをやってきた作品だけど、とうとう水○○門がw BGMを使うでなく、皆で例のテーマソングを歌っているのがアホだ。この期に及んでギャグに走れるのも凄いよ。

 
 正体バレきたあ!
 本作を鑑賞する上で、最も大きな見どころ言っていいシーンですが、素晴らしい盛り上がり&ドラマチックな展開を魅せてくれた。清吉が一度はっきりと敵対した上で、その正体を明かすというのも絶妙。まんまと赤井達の策に嵌められて、変身を見せてしまったおソラさんに、清吉達がどう対応していくか、注目せずにはおれない。いやいや、盛り上がってきたわ。
 



 

   7 16 (月)   ダイジェストは必要…?

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第2話「風と水の誓い」
 −脚本:北条千夏 絵コンテ:中村守 演出:高島大輔 作画監督:冷水由紀絵 −
 
 皇太子と王女。
 そういえばアニエスが慌てて飛び込んできたところで終わってたな…と思い出すくらい、ストーリーの流れを忘れていました。アルビオンの王子もいたなぁ…とやっぱり思い返す話。物語に乗りきれていないというか、第1シリーズの背景がみえないためか、感情移入がうまく出来ずにいます。自分には第一期のダイジェストが必要だった模様。
 序盤の回想から再会までの流れはしっかり組み立てられているし、ウェールズが明らかにおかしい様子も、しかと伝わってきます。前評判では危うい話が出ていたけど、作画もしっかりしていていいんじゃないのかな。
 そういえば今回は、第一シリーズにあった場面転換の演出がない?

 
 呪いきた。
 一話では影が薄かったキュルケとタバサが活躍…するかと思ったら、ウェールズに軽くいなされてしまう、ぞんざいな扱いに涙目。ウェールズの正体に気付きながらも、彼への愛のためルイズ達に魔法を放ってしまうアンリエッタは
この修羅場のドロドロ感、愛に溺れ堕ちていく姿が凄い。容赦なく描いているなぁ。杖を抱えて戸惑う姿から、ルイズ達へ杖を向けるまでの流れで、好感度が一気に落ちていく感覚がゾクリときますよ。

 
 呪文二つ目。
 主が魔法を唱えるまで、その身を守る使い魔ガンダールヴ。デルフリンガーのセリフが説明的だったけど、二人の関係性を改めて教えてくれる親切設計。ディスペルの魔法なのに、どうみても雷系にしか見えない演出には、笑ってしまったけどw
 呪いが解けて正気に返ったウェールズとアンリエッタの別れでも、彼が望む誓いを果たすことなく終わるのが、すこぶる良かったです。ガッシュやスティグマなど、笑って見送ってくれ的な別離を、最近よく見かけていたので(そっちはそっちで素晴らしい話なんですが<特に前者)、願い叶わず・報われず、というやりきれない別れがツボにきますね。 ラストカットを幸せだった頃の回想で締める脚本も見事でした。
 



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