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   4 30 (月)   オヤジ!

 〆 ヒロイック・エイジ 第5話「ノドス」
 −脚本:小出克彦 絵コンテ:長澤剛 演出:孫承希 
作画監督:高橋晃

 
 オヤジ熱い!
 先週から司令と艦長、二人が渋く決まっていたんですが、今度は戦闘の指揮に入ると熱い熱い。頼りがいのあるオヤジぶりを見せてくれるぜ。戦いの描写も高ぶった気持ちを冷めさせない。アルゴノートの出撃のシークエンスは劇場版マクロスを意識させる作りだし、ティターロスには惑星防衛兵器のお約束、アルテミスの首飾りが…w
 イオラオスとエイジの間にも信頼関係が芽生え始めたか…、と思わせるいい場面なのに作画が崩れ気味で、平井画の特徴的な瞳の虹彩がキモかった。先週からイオラオス萌えだったのに惜しいなぁw
 敵方のノドスから力の開放。腐食性の気体を出す能力があるようですが、かといって単純な力に劣ることもなく、 惑星の軌道上で激突した際の衝撃波が、地上まで多大な影響を及ぼすって…英雄の種族どんだけ強力なんすか。今のところ黄金の種族の予言という下地しかないけど、他の種族と契約をせにゃならん理由は何なんだろう。

 
 どこまで献身的な…。
 艦長にイオラオス、何度も命を救われ、これだけ尽くされてサル呼ばわりはできんぜ。青銅の種族側の巨大砲艦にも笑ったけど、砲撃をまともに受けてアルゴノートを庇い、その身で蟻塚屠るってどんなパワーバランスよw
さすがに力を出し尽くして眠りに入ったけど、圧倒的にも程があるぜ。
 銀の種族側にいるツンなノドスとエイジにも随分開きがあるようで。しかし彼らがまとめて襲ってきたらひとたまりもないね。一対多数という戦いを禁じていたりしないのかな?

 



 

   4 29 (日)   設定の意味と表現の方法。

  MOONLIGHT MILE 1stシーズン-Lift off- 第9話「ムーンウォーカー」
 −脚本:
遠藤明範 絵コンテ:三浦陽 演出:浅見松雄・美甘義人 作画監督:中野彰子−
 耕介登場。特徴的だったアゴ回りが多少細目になり、声優も高橋広樹とあって、優男風にマイナーチェンジかな。
 作画も安定して、吾郎と理代子も3話以来のツーショット。ボケとツッコミの関係も確立しており、理代子は年齢を感じさせないスタイルの体を披露。OPにもあるカットだけど、ここだけやたらと作画が気合い入っていたなぁw
 月における二足歩行機械の開発に携わるエピソードですが、そのムーンウォーカーが実際に動く姿は圧巻。あれだけの大きさを誇る機械が、駆動する迫力ときたらどうですか。そりゃあんなもんが倒れれば人身事故も起きようというもの。
 前話は人命救助・災害回避に成功するハッピーエンドでしたが、今度は人一人を死なせてから、その原因を究明するまでの重たい話。苦悩し、葛藤する開発者、BSのドラマをじっくりみせてくれるようです。
 あと、一話の間に吾郎の実家がやたらとピックアップされていますが、後に起きる事故の伏線なのでしょうか…。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第4話「眩惑」
 −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:二股勇一 演出:山名隆史 作画監督:をがわいちろう−

 
 「ミサイルが効かない…!」
 ってギガンティックにミサイルって効いたことあったっけw ロボ同士のバトル前に、戦闘機やヘリが出てくる意味も判らなくなってきた…。対中国のときは援護や、被害を食い止めるために動いているのかと思ったけど、どうやらそうした目的も見えない。ただ飛んで撃って効かなくて落とされて…ピクミンかこれは。航空戦力が多少なりとも戦いに影響あるなら意味あるんですが、被害を被るだけなら最初からギガンティック任せでいいんじゃないの?w
 そんな無意味な戦闘の後に、スサノヲVSユーノワVIIIがゴング。飛行能力というだけでも結構なアドバンテージありますが(特に遠距離攻撃に決め手を持たないスサノヲには)、さらに精神攻撃きた。相手のパイロットは顔を見せずにニヤリ…だけど、エグイ攻撃を仕掛けてくるだけに、性格悪そうだw 相手がやりたい放題なのに、スサノヲは宝具ないまま、ギガンティックの適合レベルなんて設定も飛び出してきましたよ。
 そしてファーストカット(左上)ではカワイイ画をみせたうっちー、やはり今日もキモいぜ…。

 
 同調したら自滅wwww
 アルゴスの百目使えねええええw そして限界レベル知ってんなら先に言えよ!と視聴者の総ツッコミをくらているだろう司令。戦闘中に兄の話をのんびり始めるし、突然悲劇ぶっても置き去りッスよ。なので直後に始まる反撃も、手応え薄い…うーんw 玄武神の腕はもうずっと使えるんすね。これなんてロックマン? しかしムチで縛ってビリビリって、主人公側が使うやり方じゃないよねw

 
 EDの人?
 親友とか姉妹とか、とにかくそうした人とその恋人が、前スサノヲのパイロットだったのかと思わせる話。さすがにそんなワンパターンな展開はこないと信じたい。そして視線は二人よりもうっちーに釘付けです。どんだけうっちーが好きなんだろう…。
 最後にはいくつかの国からパイロットが出ていましたが、これからは日本戦だけでなく、バトルロイヤルの様相を目にしていきたいところ。
 あと脚本で気になった点が今ひとつ。セリフで状態を説明しすぎるなぁ…。ギガンティックによる戦いも少ない資源を奪い合うための代理戦争とか、そういった国を背負うだけの理由付けがどこか伝わってこない…。コンテンツとしては面白味のある作品だけに、あと少し見せ方に工夫があれば…
 



 

   4 28 (土)   作画の明暗。

 〆 彩雲国物語 第2シリーズ第4話「冬来りなば春遠からじ」
 −脚本:山田由香 絵コンテ:玉井公子 演出:布施康之 作画監督:吉開順子−
 龍蓮の笛でとうとう地鳴りがw これから盛り上がっていきそうな邪仙教も、本拠地に龍蓮一人を送り込めばそれで解決な気がしてきたよ。秀麗の回りで騒いでる、紅一族のオジサマ達も微笑ましいことだ…。そして全商連の確約もほぼとれたらしい秀麗達。
 順風満帆に進む改革案ですが、逆に茶州では疫病問題深刻さを増し、そして影月に死亡フラグが!2つの場面を併行させることで、その落差を演出しているんだけど、全くもって見事にハマっています。話が進めば進むほど、この差が大きくなるようで、グイグイと引き込まれていきますよ。
 そして、本編の前後にあるコーナーに浪川さんが!本当に実在していたんだ…w

  魔法少女リリカルなのはStrikerS 第4話「ファースト・アラート」 
 
脚本:都築真紀 絵コンテ:久米一成 演出:久米一成 作画監督:久米一成
 先週、散々作画の酷さについて語って、さすがにここらが底辺だろうと思っていたら…上には上が…というか、この場合は下には下が、というべきなのでしょうか。フェイトの車なんて、スピグラ並みの作画レベルだよw 自分が視聴している中では、ブッチでワースト。
 「作画面ではそんなリミッターいりませんから!」「アラートは第一話から鳴りまくりwww」友人らと失笑しながら見ていますが、だんだん笑いが乾いてきているような気がしてきた。
 来週の予告を見ても回復の兆しは見えないし、関連グッズやDVDをあれだけ売って、制作費に回せないものなのでしょうか…。
 


 

   4 27 (金)   真実とは無慈悲なもの。

 〆ロミオ × ジュリエット 第3話「恋心〜残酷な悪戯〜」
 −脚本:吉田怜子 絵コンテ:福島一三 演出:熊谷雅晃 作画監督:PARK DAE YOUL−

 
 ウィリアム、うしろー。
 真実を知った衝撃で倒れるジュリエット、介抱するコーディリア。優しく包み込んでくれるコーディリアの姉属性…。最後はジュリエットを庇って死にそうなくらいに甲斐甲斐しいなぁ。
 そしてウィリアムー、ママンが背後にいいい。この後はもうこれしかない、という展開になるけど、それがツボにハマります。「ここまで血にまみれた以上、あとは罪が罪を生み出すだけ
というセリフは、いろいろ探してみるとどうやらリチャード三世が出典のようで。
 ジュリエットの身を案じるコーディリアに、ロミオとの再会を禁じられるジュリエット。出自の衝撃もあってか、渋々と従うことになりますが、一人待ちぼうけのロミオがやるせない…。馬が気を利かせてくれるけど、これ牝馬だったら、「ジュリエットなんて来なくていいブルル…。ロミオには私がついているブルル♪」くらい言ってそうだw

 
 オッサンこええええ。
 石井康司さんの演技も気合いが入っており、ナイスな暴君っぷり。元々の人柄なのか、クーデターが原因なのか、大公がこうした人物になってしまった理由がやはり気になります。妻とも別居状態にあるし。その理由の一端が垣間見える謎の場面が。ネオ・ヴェローナという浮遊大陸に大きな関わりがありそうな大樹。OPに出てくる謎めいた女性とも関連があるのか。そして浮遊大陸に大樹とくれば、ラピュタを思い出す…。

 
 なんという神父wwwww
 なにはともあれ医者の後ろにいる娘達萌え。奥さんその神父に赤い疾風の事話しちゃらめえええ。聖職者でありながら肥えているようでは、権力に阿っているだろう疑惑が濃厚。逮捕の場面にもちゃっかり現れているし…w 平民の味方を装いつつスパイ活動に勤しんでいるとしか思えません。真の姿をさらすときがどうなるやら楽しみです。
とみせかけて普通の神父だったらすごい。
 ロミオ母登場。いい人だ…どうしてこんな人が大公と結婚したんだろう? 別居が始まったのも、キャピュレットへの造反がきっかけなのかな。ロミオが恋煩いにあることをすぐさま勘付いていますが、立場的にもエマのオーレリアと重なります。ロミオとジュリエットの間にどう関わってくるやら。

 
 四度目の出逢い。
 医者熱い! むしろ兵隊側、家族を出しにして脅しを掛けるくらいの意気込みはないのか、押しが足りんぜ!
赤い疾風が乗り込んでくる場面の動画も頑張っているなぁ…。
 そしてロミオとの4度目の出逢いにして、初の激突。アイリスの香に気付いてはいたけど、赤い疾風のことは男と思っているのかな。ロミオの機転で難を逃れた二人ですが、去り際に医者が告げた言葉でロミオの正体を知る。
恋した相手は、父の怨敵、モンタギューの息子だった…。
 そんなヒキで終わる第三話。うーむ、一話一話の完成度も高い。今のところ、ジュリエットが一方的に情報を享受しているようですが、ロミオがそうなると赤い疾風の正体、並びにジュリエットの出自に気付くタイミングがどうなるか、注目です。



 

   4 26 (木)   音はしないけど静かじゃない。

 〆 おおきく振りかぶって 第3話「練習試合」
 −脚本:滝晃一 絵コンテ:山本靖貴 演出:山本靖貴 作画監督:菱沼祐樹・米澤優−

 
 たじまー、にーげてーw
 モモカンの喜びで打ち震える気配がキケンだw 実際に画面みて、自分も指さししてみましたが、これ結構難しい。というか年齢もあるんでしょうか…。あと16が二つあったミス発見w
 田島はキャスティングもいいですね。天然で明るい性格と下野さんの声がよくマッチしとります。他のメンバーも、ほぼイメージ通りだったし、モモカンの高い声にも慣れてきました。三橋のキョドり具合も、相変わらず冴えていて、見ているこっちがイライラしてしまう仕上がり。

 
 三星きたーよ。
 そして早速のイジメが…。原作読んだときも思いましたが、キャッチャーの畠は本当に高1ですか?w 凄みっぷり、そして胆力がすげえええw そして穏やかに止めに入る阿部がCOOL。
 OPにもある三橋を励ますシーンは、二人の関係が始まる(と書くと別方向に妖しいけど、そういう匂いを演出してたよね)、序盤での名場面。友情までは届かず、けど打算だけでもなくなった。まだまだ離れているけど、バッテリーとしてやっていけるだけの距離まで縮まったぜ。
 阿部のテレ具合と、三橋の尻尾を振る様子も微笑ましいことですが、直後に登場するアイちゃんと三橋が絶妙に重なるのは、狙っているのでしょうかw

 
 プレイボール。
 三橋のために頑張ろう!という流れが熱いなぁ…。それでこそチームプレー、野球です。
 さすがに2話ほどのレベルではないけれど、投球モーションの動画は滑らか。初球からセーフティを狙うバッターの心理を挟みながら、一連の流れがスムースにいっているのも秀逸。あとこの作品、ひょっとしてBGMが全くと言っていいほどない模様。セリフ(人間関係)と効果音(野球)を聴かせることに徹しているのかな。
 前者は対話とモノローグがポイントであることを、しっかり抑えているようだし、後者は野球で自然に出る音だけを出して、淡々と進むところにリアリティを出している。あと、空の下で野球しているってことを、印象づけてくれるのが陰影。帽子の影一つをとっても、丁寧に描いているものです。
 本話はまだ試合が始まったばかりなので、次の話から真価が問われることになりそうです。ストーリーについては問題なく、あとは実際にボールを投げて、打って、捕って。野球アニメを見てるんだぜ!という実感をどれだけ見せてくれるか。
 



 

   4 25 (水)   今やTOP3。

 〆大江戸ロケット 第4話「ドキドキ無用」
 
−狂言:合河昇 割絵:安田賢司 藝頭:神保昌登 絵師頭:Kim Geum-soo−
 
 花火上がっちゃったよ…。
 益々ノッてきた第四話。序盤から駿平の妄想で笑いを掴んだら、能力の封印を解いた銀次郎の大暴れを魅せる。かと思えば、赤井の虚勢に悪ノリしたりで、ギャグとシリアスのテンポは相変わらず絶妙。アクションも生き生きしているね。美形キャラなのに空気属性の源蔵も、どこまで引っ張られるんだろう…w
 初めて白い獣に長セリフ声があったけど、ソラと被っていたところをみるに、ミスリードではなく本人と思っていいのかな。その後、宇宙船から取り出した薬品ももっていたし…。
 そして早くも打ち上げ。花火を誤魔化すため、練習で踊りをしている場面など、舞台ではミュージカル風にやっているだろう画が浮かびます。江戸時代なのにブログやってるシーンなんかも、ユーモアあるなぁw
 しかし展開早い、などと思っていたら失敗の巻。花火の爆発力を計算していなかったり、宇宙へ上がるのに神輿を使ったりと、意外に天然なソラは、向こうの世界のお姫様か何か?
 ソラの不義理に対して、真正面から怒りを見せる清吉に、戸惑うソラ。人間味ある清吉の行動と、愛嬌はあるけど淡泊なソラの感覚の落差が垣間見えるところでヒキ。ドラマもきっちり魅せてくれます。清吉とソラの間に、恋愛感情も芽生えるのかなぁ…。



 

   4 24 (火)   オリジナル性。

 
英國戀物語エマ 第二幕 第2話「月光」
 −脚本:池田眞美子 絵コンテ:宮崎なぎさ 演出:岩崎知子 作画監督:西堀九郎・齋藤寛−
 
 万博へGO!
 ジョーンズ家兄妹が勢揃いする外出は、原作にもありそうでなかったエピソード。年齢も性別もバラバラな構成がいいですね。我らがコリンきゅんの見せ場もきましたよ。スフィンクスの前でズゥーンと佇む夫人がソックリすぎるw
それは誰だって見比べてしまうわ。そんな幼い弟をさっとたしなめる年上のお姉さんがまた素晴らしく…。
 ウィリアム達に声を掛けたエレノアは、一人浮かない顔で。前にも述べましたが、ウィリアムがエマと付き合い、
破局したことをエレノアが知っているという状況は、アニメオリジナルなので、実に興味深いところです。

 
 はぴばすで!
 一方、エマの方はお嬢様のお誕生日イベントに。これまたオリジナル性を高めた物語で、ペットのテオがベッドの天蓋に絡まる話も、木の上に変更。サービス精の神旺盛さったらどうですか。ロングスカートのメイドが枝垂れ掛かるこの一枚。本話のベストショットです。
 その後、吊り下げられる状態になってまで、ハンスの手助けを拒否していましたが、エマってこんなに頑なというか頑固な性格でしたっけ?

 
 思い出の水晶宮。
 話の端々に、第一シリーズでのエマとの思い出が…(ノД`;) 第一シリーズからの流れを丁寧に追いつつ、別れた
二人のその後を緻密に描いていますね。忘れようとしても、なかなかそうはいかない思いが切なげ。ゆったりと時間をとってみせる構成がまた泣かせるのですよ。
 そしてエレノアも反撃に出てきました。無邪気にウィリアムへアタックしていた原作とは大きく異なり、失恋の傷を知った上で、なおモーションをかけるエレノア。恋することに憧れていた少女、というキャラクターから、大人の女性へと大きく変えてきたのでしょうか。やる気に溢れた意欲作だなぁ。アニメならではな構成は、望むところです。
 エマサイドでは…早くも慰労パーティ。そしてナネットまだいた。使用人の中で孤立しとらんかったのかねw

 
 月光。
 パーティのシーンは何が違うかって、やっぱり音楽です。原作でも楽しげな雰囲気は充分に伝わっていましたが、当時の曲がどのようなものであったか、実際に耳にする・しないでは大違い。百見は一聴にしかず、ということになるのでしょうかw ターシャの歌も、自分がイメージしていたものと結構違ってて、逆におもしろいですね。ターシャといえば、ナネットが原作におけるターシャのポジションにあるようで、随分影が薄い…。パーティの描写にしても、原作にあるカットはほとんどなくて、絵柄としては新鮮。さらにー!眼鏡を外す仕草の神懸かりようときたら!木登りのカットといい、本作のスタッフは、キャラクターの魅力の引き出し方を100%心得ているようだ…。
 月光の下で流れる涙も…。嗚咽をこぼす、冬馬さんの演技が絶妙…。ウィリアムとエマ、二人の物語を同時進行で描きながら、朝→昼→夕方→夜、と一日の流れをちゃんと区分けして、最後はピタリとシンクロ。
 脚本力と画力、音楽に演技、どの点においても抜かりのない、万全の仕上がりだ。いやっほーう。
 



 

   4 23 (水)   息つく間もなく。

 〆 ヒロイック・エイジ 第4話「惑星ティターロス」
 −脚本:小出克彦 絵コンテ:菱川直樹 演出:菱川直樹 
作画監督:
石田智子 −
 
 姫様の写真w
 双子よ…。侍女の立場使って隠し撮りした上に、兄に何を売ってんだw エイジにバレるや、速攻で口封じにかかるあたりからして、今日はイオラオスが弄り倒されるんだろうなー…と思っていたら、やっぱりその通りに進行で、後半はイオラオス萌え。
 銀の種族の勢力圏にある中立の惑星に立ち寄ることで、エイジを隠そうと謀る姫様一行。なんだか楽しそうだ。

 
 銀の種族側も動き始める。
 それにしても、銀:鉄のノドス比が4:1て、酷い戦力差。英雄の種族といっても個体によって、或いは契約の内容次第で、違いがあるんだろうか…。むしろそうでないと面白くないね。
 そして我らがアイドル、イオラオス様。「今度こそ、これで最後だからな!」と、なんのかんの言いつつエイジの欲求に応えてしまう生真面目さが哀れであり、可愛くもあり…。

 
 ネゴシエーション…してねえええ。
 強気な姫様の凛々しいことよ…。一歩も引かない構えをとることで、相手に自らの意図を悟らせるやりようにもシビれますし、松山鷹志と中田譲治、低音が売りの声優が並ぶ場面も渋いったらないですよ。
 エイジの前に英雄の種族が現れ、アルゴノートが停泊した惑星には、蟻塚が襲ってくる。補給で立ち寄った惑星で一息つく間もなく、新たな戦いの火蓋が切って落とされるところでヒキ…ああ来週が待ち遠しい。

 



 

   4 22 (水)   漫画原作は当たりか。

 〆ライアーゲーム
 YJで連載している漫画のドラマ化。心理戦を題材とする作品は甲斐谷忍先生の十八番ゆえに、ドラマにしやすい作品なんだろうね。ONE OUTSあたりもおもしろそうだけど、プロ野球が良しとしないだろうかw
 さて本作ですが、先週の第一話からしてB級作品な気配が濃厚。友人と鑑賞しながら、「いやいやいやwwwwww」「おいおいおいwwwwwww」と、ありえない展開に苦笑失笑。でも、さあここでツッコミ入れて!と視聴者を待ちかまえてウズウズしているようで、決して不快ではなくむしろ愉快。露骨なんだけど、ポイント作りが的確なのかな。この手のクセのある味が好きな人にはたまらないんだ。
 一回戦の決着が着く場面では、見栄の切り方が絶妙で見てて実に気持ち良かった。格好いいところはそれらしく見せられるんだから、しっかりした意図をもって演出出来ているんだと思います。本話のヒキにあった二回戦のサングラスも、あんまりにベタで噴いてしまったけど、来週も期待してしまうなあw
 フジテレビはクロノスという番組名で、逃走中をレギュラー化したけど、ドラマにバラエティに、心理戦を用いた番組作りがおもしろいや。密告中という新しいゲームも楽しみだ。 

 〆 MOONLIGHT MILE 1stシーズン-Lift off- 第8話「軌道からの生還」
 −脚本:遠藤明範 絵コンテ:早川啓二 作画監督:坂巻貞彦 演出:早川啓二−
 おお、作画が!一話並みのレベルになった。線が丁寧だし、顔以外の部分(宇宙服や装備の画)の描き込み量が明らかに増えていたね。毎回これくらいの水準でいてくれたら、言うことはないのですが…。
 物語としても、宇宙開発における未曾有の危機を、吾郎とロストマンが再びザイルパートナーを組んで対処する、前半でのピークを迎える。これで見せ場を作れないわけが。事故の原因がテロであることについて言及しなかったは、昨今の世情配慮したのかな。
 なにかしらのリミットがある話では、スリルと密度を演出しつつも、性急に事を運ばないのが肝要だと思うんですが、今回少し駆け足気味に見えてしまったのが残念。2話に分けても良かったかなあ…。
 でも内容も濃かった。地上・ステーションからのサポートの元に、ハプニングを迎えてからも連携して対処していく
展開はやっぱり熱いわ。このレベルでこれからも話が進んでくれればいいのに…。

 



 

   4 21 (水)   精霊の守り人SUGEEEEE!

 〆 彩雲国物語 第2シリーズ第3話「類は友を呼ぶ」
 −脚本:丸尾みほ 絵コンテ:中山正恵 演出:大谷肇 作画監督:金成完−
 邪仙教きたーよ。今まで事変に手は出さずとも神の視点で動いていた霄大師が、苛立ちを見せるあたり、八仙達に近しい力を持つのかな。宗主の名が千夜というのも、いかにもミスリードを誘う気配。
 そこにきて、茶州でもなにやら緊迫した事態が発生。秀麗達が都でコメディ風な話になるほど(龍蓮も現れる度に変態度が増しているなぁw)、茶州の不吉な影が色濃く出てくるというもの。
 影月に残された時間が僅かという怒濤の展開。香鈴も初期の頃は5〜6頭身くらいだった気がしますが、すっかりヒロインになっていますね。中央にいる秀麗と茶州に残された影月が、それぞれどのような行動を起こしていくやら。

  魔法少女リリカルなのはStrikerS 第3話「集結」 
 −脚本:都築真紀 絵コンテ:友田政春 演出:古川政美 作画監督:藤原利恵 −
 作画が…(ノД`;) 元々作画面での期待はなかったけど…それにしてもこのクオリティの低さには参った。なのはさんの教育プログラムも、1話に比べても(かといってそれが良かったわけでもないけど)、見劣りしてた。2話よりさらに視点を引いて、ヴォルケンリッターの面々やサポートのメンバーも舞台に上がり、組織としての動きもみせてきたね。
シグナムとフェイトのやりとりなんかは、時の流れを綿々と感じさせてくれる。
 でも物語はほとんど進まず、状況の整理が続くだけに、この作画の薄味っぷりが余計に響いてしまったなぁ…。
ストーリーの要で崩れなかったことを良しとすべき…なんだろうか?w

 作画のクオリティは、ここ1,2年で極端に良いか悪いかの二極化が、随分と進行してきたように感じます。今季の新盤では前者が藍蘭島、グレンラガン、ロミオ×ジュリエット、精霊の守り人あたりで、後者がキスダム、怪物王女、なのはSSってところかな。他にも著しく下がった作画の話を見聞きしますし、昨年のMUSASHIやキャベツの騒ぎも、この一端なんだろうね。
 作画が作品の全てではないし(個人的には脚本の面白さが第一義で、なのはに期待しているのもそこ)、一概にそれだけで善し悪しを問うこともないけど、本来動かないはずの画を動かし、生命を吹き込むことにアニメーションの醍醐味があるわけで、その基本が等閑になってしまうのは悲しいことです。
 普通のアニメならともかく、コミケであれだけの行列を見る、人気・優良コンテンツのなのはで、これだけ崩れるのも疑問です。前作のA'sで、TV版の崩れ→DVDで修正という商法が(意図的かどうか判らないけど)、結果として成立してしまったのも、なんだか世知辛い話だね。

 



 

   4 20 (水)   王道らしく王道。

 〆ロミオ × ジュリエット 第2話「約束〜思ひ出の香り〜」
 −脚本:吉田怜子 絵コンテ:福田道生 演出:高橋幸雄 作画監督:佐藤陽子−
 
 出逢いの後。
 1話の絶妙なヒキから続くオープニング。なんとも初々しく、微笑ましいファーストコンタクトですが、風になびく髪やカメラの寄り・引きで、一目惚れドキドキ感をこれでもか!と見せつけてくれます。美しい背景と、月明かりの照明がまた綺麗に映えるのですよ。
 名前を告げることなく、その場を立ち去るジュリエットの横顔からも、その嬉しさがいっぱいに伝わってきます。
されど、ロミオがその後に迎えるのはハーマイオニーとの婚約発表。嬉しげなハーマイオニーと戸惑うロミオの姿にエマのウィリアムとエレノアが重なったり。パーティを終えた後、互いに相手を想いながら月夜を見上げる場面は、
運命的な出逢いの余韻を静かに響かせてくれるものです。
 朝を迎え、コーディリアが起こしにくるところで、手荒れのエピソードで現実に引き戻される感覚もいいね。

 
 がんばれ、赤い疾風さん。
 偽の証文で借金の片に売られる街娘…って、話が時代劇じみているね。みるからに小悪党な金貸しが、むしろ
可愛くすらあるw そしてお膳立てが済んだところで、オーディンが颯爽と登場よ。走る馬車の真上においたカメラで、飛び乗ってくるオーディンを捉えた画の迫力ったらどうですか。幌の上で繰り広げられる殺陣もいい出来映えだけど足なげーw 今回の一件で負った右腕の傷は、赤い疾風の正体に迫る伏線になるのかな?
 今回取り上げられたシェイクスピアの戯曲は、お気に召すまま。ジュリエットが抱える恋の悩みの相談相手が、
ウィリアムの立ち位置のようで。変態にみえるけど(実際そうだけど)、本質的な答えを出しているね。
 そしてアイリスの花探索へ。コーディリアにその理由を問われて、耳まで真っ赤になっていく過程が可愛いったら
ないですよ。敢えて後ろ向きにして、表情を見せない演出がニクイなぁw

 
 再会、そして…。
 ロミオが振り向いたところにジュリエットが現れる再会…。くはあ、綺麗に1話のラストと真逆な構成だ。左右上下もきっちり入れ替えてあるね。風を吹かせる演出がちと単調にも見えるけど、敢えて一度目と重ねているのかな?
 照れながらアイリスを捧げるロミオと、3度目の約束を交わし嬉しさいっぱいで帰るジュリエット。恋を知ったばかり喜びに高ぶるばかりの二人が、このまま幸せになれれば…と思わずにいられない1シーンでした。
 しかしジュリエット可愛い。オーディン・男として過ごし、子供っぽいあどけなさもありながら、突如として女性らしい振る舞いを魅せられると可愛さ倍増。オーディンの時も決して中性的ではなくて、ぼくっ娘が急にしおらしくなったときの落差が素晴らしいんだよね。髪のボリュームで、ビジュアル的にも区別されているのも判りやすい。
 そしてバースデー。ここでアントニオは、オーディン=女の認識に改められるんだね。誕生会の後は、自らの出自と血統を告げられるジュリエット。
 ロマンスで終えた一話のラストとは打って変わって、ドラマチックな展開で締めた第二話。二人の間を繋ぐアイリスの花が、哀しげに見えてなりません。



 

   4 月 19 (木)   野球好きです。

 〆 おおきく振りかぶって 第2話「キャッチャーの役割」
 −脚本:黒田洋介 絵コンテ:増田敏彦 演出:畑博之 作画監督:高畑晃−

 
 こんなマネジが…現実にいたら…。
 という完璧超人な女子マネ、千代ちゃん参入。田島のオ○ニー発言(そのまんまくるとは思わなかったw)直後にみせる可愛さは異常。にしても作画綺麗だし、崩れないなぁ…。
 モモカンの声の軽さが、原作イメージと一致せず。話せば話すほど乖離していく気がするのはなぜなんだろう。

 
 全力投球ー。
 三橋の投球に関する問題提起から、モモカンと阿部の間で意見の食い違いも出てきますが、結論はおいおい。
にしても、投球モーションの描写は迫力ありますね。一連の動作の間に3つ4つカット割りして、瞬発的な力を描くのも巧いんだけど、そこに投げ手の意志を挟むのがさらに巧い。毛細血管が切れる、なんて専門的な話もリアリティがあっていいね。試合が始まったら、さすがに毎回こうはいかないんだろうけど、逆にバッティングや守備がどうなるか楽しみも沸きます。
 モモカンと三橋のやりとりもいいなぁw モモカンは間違いなくドS…。

 
 うまそう!!!
 マジ美味そうッス! 食べ盛りの高校生だけに、なんて美味しそうにかっくらうんだ。反射という科学的な根拠を示す話作りも本作の面白味の一つ。同じ釜の飯を喰うという一体感もあるし、その後にある枕投げもいいね。懐かしさが込み上げてくるなぁw
 回想で榛名登場。原作がまだ夏の予選途中だけど、どのあたりまでやるんだろう…。捕手の心がわかっていないと告げられた阿部、不眠で悩む三橋で、さて練習試合はどうなるか。
 



 

   4 18 (水)   今季のダークホース。

 〆大江戸ロケット
 劇団☆新感線の同名舞台をアニメ化するという異色作。友人好評していたので鑑賞してみたんですが、いやいやおもしろいです。
 好きな人ならピンとくる、演劇的な「らしさ」が出ているんですよね。ここで暗転があるんだろうねとか、舞台装置が変わっているんだろうね、などと想像を巡らすに難くない。いくつかのストーリーが同時進行で進む脚本も然り。なにより、そうした意図的な演出を活かす、テンポのよさが格別で、風刺やパロディのネタも痛快この上ないや。「ゆとりじゃなくて良かった…」の一言にも茶噴いた。鳥居耀蔵:若本規夫という配役に したって、狙っているとしか思えないギャグだよw
 ソラと獣の因果関係は、ミスリードを誘っているようにも見えるけど、さてさてじっくり見ていきたいところ。
 舞台でも実際に見たいなと思い、wikiで調べてみると、アニメ版で山寺宏一演じる二枚目の銀次郎を、古田新太がやっているというギャップ。やべー、見てええええ。


 
〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第3話「摩擦」
 −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:大畑晃一 演出:奥野耕太 作画監督:谷川亮介−
 
 練習でしたか。
 次回予告でイキナリギリシャのG・Fと戦っているものだから、どんな急展開かと思いきや、中国の協力による演習とな。それにしても柚姉演じる走影はなんという巨乳…。
 そんな大人っぽい容姿を見た後に訪れるはうっちー。うむ、今日も適度なキモさ加減。この妙にふくらんだほっぺたと母音を踏んだ口パクが、見事にキモさを出しているね。そしてうっちーの中の人、かりんや武装錬金の毒島だった方だったんですね…。

 
 各国でもドンパチ始まったーよ。
 イギリスとフランスがドーバー海峡挟んで撃ち合っている、というのも妙にリアルだw 歴史的な背景を抑えているのもあるけど、やっぱり地理的に隣国へ侵攻するのがセオリーなのかな。
 日本が準備を整えるのと同時に、世界観とこの戦いの意義を追ってくれます。ギガンティックの名前にある数字はてっきりその国の開発世代を表しているのかと思っていました。とするとクロノスは一体何なんだろう?
 玄武神の頭部デザイン、キモッ!と思ってましたが、石像が剥き出しだっただけなんですね。スサノヲの中にも同じものが…。頭部がエネルギーとなって動くといえば、操兵が思い出されたりも。

 
 中国…(ノД`;)
 代表は自決したかと思っていたけど、軍部に謀殺されたってことでいいのかな。スサノヲのパイロットを暗殺しようとしていたのも、一部の勢力による暴発っぽい気配で、本来はギガンティック同士がガチでバトルする方向なのか。
 当初はダミーと勘ぐっていた中国側のスタッフも疑いを晴らして(てかダミーならもっと騙すための人選するよねw)うっちー達と協力態勢をとることに。日本の制服を着て、実際に端末を操作していく場面などは、ちょっと熱かった。
 各国のギガンティックも、紹介されていましたが…やはりインドwww アメリカのジュピターも、いかにも鉄人っぽい雰囲気が良かったね。
 そしてロシアからの宣戦布告きたーよ。パイロットはまだ出ていませんが、そのキモさに期待です。
 



 

   4 17 (火)   正統。

 
英國戀物語エマ 第二幕 第1話「新しい家」
 −脚本:池田眞美子 絵コンテ:小林常夫 演出:中村賢太郎 作画監督:関根呂之−
 
 おおおおおおー。
 ターシャが初っ端からやらかしてくれます。朝からメイド達が一斉に掃除に励む姿も清々しいです。ウィリアム側も個別に物語が進行しており、一話まるまるオリジナルの展開。既読派としては嬉しい限りですね。ウィリアムがメイドと別れた話がエレノアにも知られていて、その上で気持ちを伝えているのも大きな変更点。大分印象が違ってきますね。
 第二幕からのキャスティングも興味深く、アデーレ:斎賀みつきの配役には意表を突かれました。しばらく誰が演じているのか判別しなかったですね。久々に女性役で聴いたような。そして子爵役の堀勝之祐さん。尊大で誇り高い人柄が一目で判る、ハマリ役という他ないベストチョイスです。

 
 盗難事件発生。
 奥様の扇子が盗まれ、その朝に部屋の掃除を担当したエマが嫌疑を掛けられる。実際は男に誑かされた侍女が盗みを働いたわけですが、身分違いの恋を知っていたエマは彼女に自らを重ねて、真実を告げられない。ハンスとアデーレは侍女が怪しいとみていたようですが…。
 現在のエマの境遇と彼女の気持ちを整理して、第一期からのブランクを埋めるような構成ですね。ここぞとばかりに投入する、下着姿の取り調べはあざとくもありますが…いい。
 ハンスが犯人に遭遇して扇子を奪い返す流れも、ちょっと出来すぎだねw だが熱い。原作では伝聞のみだった、ハンスの荒々しい姿もドンときた。しかしハンス…モミアゲが長すぎやしないか?w

 
 本採用。
 ハンスのお手柄で侍女の犯行が露見し、自殺を図ろうとした彼女をエマが必死に食い止める。メルダース家で
過ごすエマ、原作では失恋の痛手もあるのか、無口で穏やかでしたが、自発的に動き、自分の気持ちを口にするのには軽く驚きました。かといって決してキャラクターを損なうわけでなく、原作には描かれることの無かった幕間劇のような印象かな。前述したように第一期との橋渡し的なエピソードでもあるんだろうけど、ウィリアムとのことを意識的に描くのは巧いなあ。
 そして、ドロテアの度量の大きさよ。クビをきらずに計らうあたりも粋ですが、この侍女は使用人の間でずっと盗人扱いされるのでは…。今後、エマと関わっていくのでしょうか。

 
 そして最後にOPきたーよ。
 銀魂の50話が思い出されるw セピアからカラーへと変わっていく出だしは変わらぬものの、映像も曲もしっかりとアレンジしてきましたよ。一期ではロンドンの町並みを描き、当時の生活を全般的に見渡していましたが、二期では屋敷の中の生活にスポットを当ててきたようです。これだけの人が一つの屋敷で働いているんすか…。
 OPテーマもしっかり合わせていて、ハープと吹奏を主旋律に揃えたアレンジからは、柔らかさや温かみといった、家庭的な雰囲気が伝わってきますね。
 そして終盤の盛り上がりにくるダンス。入れ替わりが見事です。
 ウィリアム×エレノア → ハンス×エマ → ウィリアム×エマ(メイド服) → ウィリアム×エマ(ドレス)
 と淀みなく流れる映像は圧巻。こうしてダンスパートナーにもなっていますが、公式サイトのTOP画にもあるように、ハンスの占める比重も大きくなっているみたいですね。
 あと、全部の画がそうというわけではないんですが、妙に目が大きく描かれるカットがあって(ドレス姿のラストなどが顕著)、ともするとベッタリした感じを受けてしまう…。顔が縦に潰れているような?
 若干の違和感もありますが、概ね良好な出だしのようで、一期以上の仕上がりに期待したいところです。
 



 

   4 16 (月)   ピチリはあるよ。。

 〆 ヒロイック・エイジ 第3話「英雄の種族」
 −脚本:小出克彦 絵コンテ:田島直 演出:高山功 
作画監督:高橋晃 −
 
 アバンの内容は毎回異なる?
 その日のストーリーに即した形になっているのかな。ここでの解説からして、いまだに姫様の声は坂本真綾にしか聞こえてなりません…。
 そして原始少年エイジ。英雄の種族をその身に宿しながらも(この瞬間までずっと本人が英雄の種族だと思って
いました)
、文明的な生活には程遠い模様。ホログラフに手を当てて不思議がるエイジ萌え。そうしたエイジの様子を微笑ましく見守る姫様&呆れる侍女の図というコントは、定型なってきつつあるようです。

 
 ペ・イ・ン・ト!
 双子にも本格的にスポットがあたって参りました。ゆかりん&釘宮という、なにげに豪華なキャスティングですが、配役の理由を十二分に教えてくれる展開です。素晴らしきは精神年齢の幼さよ。テレキネシスが使えるっぽいですが、こんなはっちゃけ娘達にぶっそうな能力があっていいんだろうか…w
 シャワーシーンを敢えて水着で、という発想や、艦長の前で存在感を絶妙に主張している尻など、妙に力の入ったサービスカットが多い。体に密着したスーツの方が、なにかとえろいのであります。

 
 画才?
 両腕だけでこんだけの画を描けるエイジすげええ。この画の前で姫様と語っている話がまた泣けるんだよなぁ…。
HPを見ると、オロンはエイジがいなくなることで崩壊するとかしないとか、哀しすぎる設定まで。その事実をエイジはやっぱり知らないんだろね。
 毎回、勤勉に襲撃してくる青銅の種族。3話ともなればさすがに作画にも緩みが出てくるようで、アリ塚をカチ割る画のてきとーさに泣けたw いまどきこんなにマメにやられる雑魚敵も珍しいくらいですが、上位である銀の種族も、
出てきた。今回出張ってきたキャラはノドスではないようだけど、エイジを相手に逃げ切っていた。つええ。
 そんな銀の種族の中に、さらにノドスがおり(それも5人中4人てw)、エイジと戦っていく展開?ノドスそれぞれに契約が課せられているようですが、この状況からどうやって十二の契約を遂行出来るんだろうか…。
 あと本作を鑑賞していく上で、十二の契約やノドスといった固有名詞他細かい設定、専門用語は少しずつ解放しているようで、後でHPをみると、より楽しめる形になっているのかな。
 



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