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 ■ DIARY  -LOG-



 

 


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   8 31 (金)   変貌。

 〆 ロミオ × ジュリエット 第20話「使命 〜揺るぎなき一歩〜」
 −脚本:砂山蔵澄 コンテ:寺沢伸介 演出:市村徹夫 作監:日下岳史 −
 
 ジジイ、ホント誰よw
 いろいろ詳しいのに、素性は未だアカされず。使い勝手のいい謎の老人だw 作物が枯れ、村の復興が急がれる中でも、ロミオを送りだす野郎共もイカス。カメラが少し引くと作画が微妙になるんだけど、ペトルーキオの石まで出てくると、目頭がぶわっと来てしまうね。あとロミオが出立するところで、シエロがくるかと思ったんですが…w

 
 反乱軍優勢。
 ペン坊、たくましくなってるw コーディリアの教育の賜でしょうか…w 前回の終盤であれだけの盛り上がりを見せた反乱が、一週経過したら、イキナリ一息ついてて泣けたw 市民の決起はえーなw そしてジュリエットの胸にいつのまにか痣が…?
 ロミオの帰着も案外早い。門で止められていたけど、竜馬で飛んでなかった?w なにゆえわざわざ正面から…と思ってしまうロミオの馬鹿正直さ。真っ直ぐで純朴なのはいいことだけど、流石にちょっと引いてしまうかなぁ…。
ジュリエットが助けにこなかったら死んでるよ?w

 
 狂気wwwwwwww
 モンタギュー、シビれた!w
 市民大杉、反乱鎮圧できないッス→んじゃ市民焼き払え→採決で否決→議長殺害→議長はお亡くなりになった私が議事を司る→満場一致で可決。ねーよ!wwwww 搾取すべき市民がいなければ、貴族も貴族たりえないのに、知ったこっちゃないのが大公。
 ロミオが帰って、吠えるマキューシオも小物w 登場したときは何かしでかしてくれると期待していたんですが、存外に小物だ。ロミオの引き立て役としては充分なんだけど。ロミオのライバルはモンタギューであるということなのか。
 エスカラスの間へ連れられ、ネオ・ヴェローナの真実を知らされるロミオですが、ここにきて一気に崩壊きたわ。
 モンタギューが、エスカラスさえあれば反映は約束される、と素で言っていたけど…あれ? エスカラスやべーよ?と言われてなかったっけ?

 
 オフィーリアこええええええ!
 手が、声があああ!岩男潤子さん本領発揮。一瞬でジュリエットの生け贄フラグ・オン。なんという精霊の守り人 。本作でこんなスリラーな展開がくるとは。どうやら、ネオ・ヴェローナとジュリエットの命が天秤にかけられる話になりそうです。
 オフィーリアが変貌した恐怖と、震えるジュリエットで幕が下りるこのタイミングにこそ、EDにサイクロンが来て欲しかった。



 

   8 30 (木)   視点の秘密。

 〆 おおきく振りかぶって 第21話「もう一点」
 −脚本:兵頭一歩 絵コンテ:岩崎太郎 演出:岩崎太郎 作画監督:いずみひろよ−
 
 1点のビハインドから。
 ハマちゃんは西浦側からの感情を一人で代行。視聴者に一番近いポジションにあって、小刻みに登場するね。
桐青は追加点を入れて引き締めて守備につくけど、バッテリーだけでなく野手も含めた心理の追い方が絶妙。投球一球ごとに、守備位置を微調整する動きを一人一人(それも敵チーム)、ここまで把握するアニメなんてなかったよ。
 これだけ注意深く守備を布いているのに、お見合いでポテンヒットを許してしまうのがリアルだ。

 
 4番田島。
 うはー、本話の役半分の時間が、この打席で使われる密度の高さ。この終盤の大舞台にきて、投手、捕手、打者三者三様の心理を、一人に肩入れすることなく、中立の視点から描いているのが巧い。田島の視点で盛り上げてもおかしくないのに、カメラを第三者の位置においているんだよね(ピッチャーの影から捉えるショットやバックネットのカメラ視点が特徴的)。なので、視聴者は野球中継を見ているような感覚になって、真剣勝負の緊迫感がグッと伝わってくる。田島目線がないから、「田島、サイン見ろ!」というモモカンの動きもギャグとして活きるしねw
 「どの情報を重視するか?」 という声は、キャッチャーが永遠に抱える命題。初動は守備側からなので桐青のリードを、田島がどう攻略してくれるかという面白さも味わいの一つ。
 田島は奮闘空しく三振。この打席だけで10分近く描かれているけど、決着が着くまで間延びしたなんて感覚は、全然なかった。最後のガッツポーズと歯を食いしばる姿に、手に汗にぎってしまったね。
 そしてCMの区切りが本当に巧いw

 
 盗塁ネタバレー
 情報戦で優位に立っていた西浦も、少しずつ桐青に追い上げられてきています。盗塁一つをとっても、監督の読みから試合展開の変動に繋がり、野球というスポーツの面白さ、奥深さを垣間見せてくれる。
 2点を取られるか、無失点に抑えるか、満塁策による攻撃的守備が盛り上がるったらないぜ。そこで「オレかよ!」と水谷、リアルで涙目w でも伸びをせず、出来ることを出来る範囲でこなした結果が追加点。これといった才能や力をもたない選手が、見せ場を作るってのがたまらない。サードランナーの反射も、いい間で使われるんだよなぁ。
一塁で嬉しげな水谷の純朴さに腐女子は射止められるのでしょうかw
 仕事をこなせなかった田島だけど、点はやらないとする三橋や、俺たちが回してやっからという仲間に泣ける(ノД`;)
 



 

   8 29 (水)   矛盾?

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第22話「制約 Unstable×Urges」
  −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:きむらひでふみ 演出:浅見松雄 作画監督: 田中良−
 
 インドの二人も生きてたー。
 あのいかにも力尽きて果てました、的な演出とHPの情報のどちらが正しいのか、いろいろ考えさせられましたが、皆元気。むしろ穏やかすぎて怖いw とすると、粉々にされたイタリアの二人も無事とみてよいのかな。
 そして日本の裏にあるSNシステムが出てきました。スサノヲにONYX、慎吾・真名に眞人・神名がそれぞれ対応して連動している模様。やはりもう一体のギガンティック、或いは複製の存在?表向きはアメリカに不戦敗する盟約を結びながら、裏では別の手を用意しているということ?にしても、日本の政治システムはどうなってんだろね。軍人が全てを掌握して、文官が全く出てこないのが不自然に映ります。

 
 指揮権剥奪きた。
 司令襲撃から一気に緊張感が高まる。神の力と国の全てを賭けて戦ってきた者達への、最後の扱いがこれか。
全ては出来レース。敗れた国のギガンティックやパイロット達はおろか、決闘戦そのものを裏切る行い。楽市と敵対する李師範の怒りも頷けるというものです(ブルース・リーのパロディはワロタw)。そしてなにより我らがうっちーを泣かせるとは、どういうこった!
 幹部はともかく、現場の兵士まで薄汚い冷笑を浮かべて、国のために戦ってきた人間を蔑むのが腹立たしい。そういう風に訓練されているんだろうけど、慎吾達がここまで勝ち上がってきたからこそ、アメリカに不戦敗出来るんじゃねの?
 監察官の人の、子供は道具云々発言も煽ってくれるなぁ。副司令、腰の入ったいいフックを見舞ってくれたw 今回作画はかなり崩れ気味だったけど、動画に関しては個性的とい…頑張っていたので、パンチが気持ちよかったw
李師範と楽市さんの戦闘なども素晴らしかったしね。
 道具なんて話するでなく、政治決着することで日本にどのようなメリットがあるかを、ベースのスタッフにも視聴者にも伝ええてくれないのか。自分達の保身のために現場の人間をスケープゴートに仕立てただけなの?

 
 妊娠ktkr!
 やはりデキてたんすねw 師父おめw 自然分娩はこの時代にほとんどないんだっけ? 嬉しいニュースである反面李師範の動きを縛るものにもなってしまった。しかしこれ、最終回のエピローグあたりで、生まれた子供に慎吾って名前付けられたらどうしようw
 ギガンティックは勝利するごとに力を増すけど、パイロットは戦うほど侵食を進行させるジレンマと、アメリカ・日本の関係を織り交ぜた設定は、良く練り込んであるね。アメリカは自分達の侵食を極力避けるため極力戦闘を避け、日本を矢面に立たせる(→スサノヲの力は増す)けど、いつでも不戦勝出来るという構図。日本は6戦で、アメリカは1戦ときた。ベネズエラに技術を提供した理由もこれで頷ける…のですが、日本がロシアに負けてたらやばくね?
それでもなお、アメリカのギガンティックに力があるというなら、OX-IIのバランスが崩れているともいえる。

 
 裏切り
 楽市さん、待ってたぜ。上層部の動きで、散々溜めさせられた鬱憤を今まさに晴らすとき。真実を知りながらずっと苦しんでいた真名が、慎吾と共に笑顔を浮かべている姿にも救いが…。ただ、「何もなかった自分に守るものが出来た」という慎吾の発言の重みがいまいち…。慎吾自身の存在感がやはり薄いんだよね。プラティカル・ベース以前の慎吾の空洞を、事前にもう少し踏み込んで描いていれば、このセリフも響いたんだろうけど…天然すぎたかw
 全ての事情を知りながら、スサノヲをパイロットごと殺ろうとするアメリカ外道w あと、なにゆえ英語を話していたかの理由も意外な形で判明。父は日本語を話せて、娘はそうではない(都合の悪い話は効かせずに済む)という状況を作っていたようで。しかし、玄田哲章さんはあまりにもカタカナ発音…w
 スクランブルで制服のままスサノヲに搭乗する二人は、第一話を思わせて盛り上がるね。でも武装を全て外されたスサノヲが、万全の体勢で挑んできたジュピターにどうやって対抗出来るのか。夕日を背負うジュピターの悪役ぶりが一級。
 



 

   8 28 (火)   外伝、おぬい。

 〆大江戸ロケット 第22話「たった一夜の夢だった」
 −狂言:川崎ヒロユキ 割絵:増井壮一 藝頭:木村延影 
   絵師頭:Ji Yang-ho・Shin Hyung-ail・Kim Dae-hoon・Choi Jong-gi・細居美恵子・川口博史−

 
 ちょwwww youtubewwwwwww
 毎度毎度、もうこれ以上のパロディはないだろうと思うんだけど、その上を行かれるw アニメ作品が自らyoutubeを取り入れるという逆襲w
 その後はベルバラときた。先週、女形やったことで判ってきたけど、源蔵は少女マンガ系のパロディなんだね。
 物語は金と人手が足りないという問題提起から。今のペースで82年て、計画立て始めた段階から気づけよ!w
そして、相変わらず「源蔵さんという人」扱いに泣けるw

 
 ホレ薬ときましたか。
 駿平&おぬいがメインになる幕間劇。都合のいいときだけに使われるおりくの扱いも不憫だw そしておぬいちゃん番犬小町の名に偽りなし。
 駿平から匂う香りを追って、ご隠居の住まいまできたけど、「話の都合で」不在て、身も蓋もなさすぎるw おぬいとソラだけ薬が効かないという理由から、おぬいの正体がソラにバレましたが、既に気付いていたとな?

 
 わんこきたああああ!
 おおおぅぅぅ、犬好きにはたまらない動きががが。人に足蹴にされたり、雨に打たれたり、あざといと判っていても、同情を禁じ得ない演出が悔しいなぁw ご隠居は若返りモードで発見。加齢→カレーのネタはベタだけど、ツッコミの激しさに泣いたw
 そして濃いwwwww ベタにもほどがある!w 実際、ホレ薬の効果は出なくて、ミリタリーペイントの進歩についてを濃く語りおってからに。

 
 もはやホラーw
 手前の人、お伊勢さんだよね?w ご隠居の調合した中和薬で助かった駿平。口移しまであるとは思わなかった。どうやって人の姿に戻ったのかも気になるけど、女の子の裸って、本作で初めてのサービスシーンじゃなかろうかw
 割り切れないばかり口にしていた駿平が、最後に割り切れると言って、おぬいに例を言うラストもホロリ。朝日を背に、最後までベタなんだけど、心温まる話だったよ。
 にしても、せっかく組み立てた櫓もこの一件で崩壊。ただでさえ時間がかかると言われていたのに、どうすんだろw
 



 

   8 27 (月)   疑惑→確定。

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第8話「魔法学院の危機」
 −脚本:杉浦真夕 絵コンテ:佐々木浩一 演出:佐々木浩一 作画監督:伊藤美奈 −
 
 イキナリ誰よ?w
 なんかアブナイおっさんが出てきて、ルイズは投獄w うーむ、先週の急展開と言い、なにやら一話ごとの進み方が随分と拙速になってきたなぁ…。一話ごとの繋がりも強引で、話の幅がなくなってきている。一言で言えば、余裕がなくなってきたという感じ?5話までのリズムの良い、構成はどこへ行ってしまったのだろうか…。
 ルイズ参戦、姉キレる。アルビオンとの戦いに参加する宣言で、大姉様ご立腹です。コルベール先生も重みのある言葉で諫めにきてくれるんですが、戦争戦争といいつつ、魔法学院の外や、世界情勢がほとんど描かれないので、緊迫感がイマイチ伝わらない。このあたりに余裕のなさが見えてしまうね。

 
 テロ発生。
 展開マジはえええw 試合前のボクサーのように、余計なエピソードは全て削ぎ落とすストーリー進行。もっと含みをもたそうよw 銃士隊の反応も鈍い。当直にいて襲われたなら、銃声の一発でも聴かせりゃ、即、異常事態と気がつくだろうに、サックリ無力化されて生徒一同捕縛。えらそうに訓練してた面目丸つぶれ。
 そしてぇー。寝間着姿の両姉登場…って、明らかに胸の容量が!ぺったんが!w

 
 バズーカ?
 鉄の杖がそんなものに見えた一瞬。火薬の匂いで奇襲を見破るにしても、そのあたりの解説もスルーw どんだけテンパッてるんですか、脚本家はw 今回の犯人がアニエスの村を焼いた主犯格という、要のポイントにばかり目がいっているため、ご都合主義的な構成に見えてしまうのが、全くもって勿体ない。
 どこか機械的というか、最低限の仕事をこなした印象の一話になってしまったなぁ…。メンヌヴィル役・楠大典さんの
演技は、大変に素晴らしかったです。



 

   8 26 (日)   シンプルイズ…ベスト?

 〆 ヒロイック・エイジ 第21話「惑星コドモス」
 −脚本:小出克彦 絵コンテ:アミノテツロー 演出:いとがしんたろー
   作画監督:竹森由加(キャラ)・前田明寿(メカ) −

 
 首脳会談
 プロメ様とディアネイラの会談が実現…するのはいいんですが、イオラオスが誓いを立てたり、アネーシャに念押しされたり、猛烈にヤバげなフラグ立ってて怖いw 案の定、パエトーは会談それ自体にすら反対しているし、背筋が妙に寒いぜ…。
 二人が対話を初めても、宇宙ではノドスのドンパチ止まらず。なんだか一方で何かが進行してて、もう一方でノドスがひたすら暴れているというパターンは、そろそろ飽きてきたね。ケルビウスも登場以来、真新しいことないし、構図的にも、ちと単調な気が。

 
 和解?
 二人の会話はノドスの契約にある矛盾から、スターウェーを軸とする星々の連なり、黄金の種族が去った理由へと進み、本作の中核となるテーマに踏み込んだよう。本当に今日はプロメ様とディアネイラが話しているか、エイジ達がガチンコで組み合っているかのどちらかしかないようなんだけど、作品のテーマに食い込む対話と、その組み立て方は秀逸。戦いが単調な分(狂乱しかけたりしてるけどw)、台詞回しには引き込まれていきましたよ。
 そして銀の種族は二派に分派。怒りをもってエイジの加護がないアルゴノートを襲うパエトー。しかし、その攻撃を防いだのもまた銀の種族。一気に防壁が展開したときは、シビれた。
 プロメの記憶を受け取り、黄金の種族の生まれた惑星を知るディアネイラ。いよいよ、物語の終着点が見えてきたか。
 



 

   8 25 (土)   じわり…じわり…。

 
ゆらゆらと揺れる海の彼方(8)/著:近藤信義 画:えびね
 稀代の英雄シグルドの足跡を追う外伝シリーズ第二弾。前巻ではシグルドの出自から、初めて戦果を上げるまで描かれましたが、本巻から貴族の名を得、大規模な会戦で頭角を現し、歴史の表舞台へと上がり始める展開へ。
ヤンのイゼルローン攻略に相当するエピソードかな。
 立場は変わっても、シグルド自身の人格には大きな変化はないのに、周囲の人間はそう簡単には割り切れない。ゆえに視点はシグルド以外のキャラクターで持ち回りがほとんどで、様々な目が彼を見、評価することで、シグルドの存在感が増していくスタイル。飄々としたシグルドを捉えていくには、確かにこの方法がベストですね。
 また後の将軍となる面子も集まり始め、敵であったシュニッツラーが、いかにしてシグルドに下るかのエピソードは大きな見どころのひとつ。前述したように、シュニッツラーの視点でも物語が進むので、その葛藤や揺れ、開き直るまでの過程も実におもしろい。それにしても、シュニッツラーは作者に愛されているのか、毎巻必ず出るね。唯一の皆勤じゃないのかな?w
 そして今一人重要な人物、シグルドの最も身近な親友、ギュンターとの間についに亀裂が。物語の発端でエレオノーラの口からその名が出た時から、ずっと待ち望んだ展開の芽は、じわじわと出てきたようです。
 ギュンターの立ち位置はキルヒアイスなのか、ロイエンタールなのか。シグルドの暗殺未遂まで楽しみ楽しみ。
 



 

   8 24 (金)   異色。

 〆 デッドガールズ-RED GARDEN- 前編「不死鳥」 後編「赤い庭」
 −脚本:岡田麿里 コンテ:松尾衡
   前編「不死鳥」 演出:市村徹夫 作監:小林理  後編「赤い庭」 演出:松尾衡 作監:中村深雪 −

 
 2006から20077年にかけて放映されたRED GARDENの続編OVA
 発売していたのを今頃知って、慌てて見ましたが、掛け値なしに面白かったです。
 TVシリーズで4人が記憶を失って花に包まれるラストは、一つの完成された結末だった(その後の物語は見る側に委ねられる)ので、続編は不粋じゃ?とも思ったんですが、数百年後の未来という、思いっきり飛躍して構築する発想は、これはこれでありだったなぁw
 ファンサービス的な要素も凝っているし、あの結末の後日談としても、しっかり構成された物語になっていたしね。
前述の通り、4人の少女達は記憶を失っているので、4人が4人とも、別人かと思うくらい性格が違っていて、これがおもしろい。消極的で内気なローズが女性との憧れの的になっていたり、お洒落に着飾っていたレイチェルが、風呂にも数日間入らないようなものぐさになっていたり、優等生だったケイトは開放的だったり。一番変化が少なかったのはクレアかな?
 にしても、4人が4人とも男を漁っていたり、賞金稼ぎしていたりと、伸び伸び大胆。ヤッたのヤらないのと、その口から遠慮のないセリフが飛びまくるw TVシリーズのように暗さがない分、会話のテンポが信じられないくらい良くて気がつくと半分を過ぎてた感じ。アイキャッチに割り込むセリフの余韻がまた格別。一応ストーリーはあるけど、4人の掛け合いが本作一番の見どころと思わされますね。今回もプレスコでやっているのかなぁ…。
 凝りといえば外せないファッションも、前作と同様のセンスだけど、近未来という設定にあって、より先鋭的になっているよう。個人的にクレアのチャイナ服がグッときた。あと、ロボ噴いたw
 主題歌にもなっている登場曲も印象深いですね。
オルゴール調の不安げな曲は、KEY THE METAL IDOLの鬱瀬美浦を思わせる。でもレイチェルのやる気ない前奏が、愛嬌あって笑えるんだw
 TVシリーズのレギュラーキャラが同じ顔で登場したり、レッドガーデンと呼ばれるマンハッタン島はなんの変わりもなく残っていたりと、昔を思い出してニヤリとさせられる部分も流石。
 RED GARDEN自体、ものすごく人を選ぶ作品だったのに、こうしてOVAまで出せるっていうのは、どんな冒険なんだろうと思うけど、同時にGONZOというスタジオの味を、改めて感じた異色作です。
 



 

   8 23 (木)   投球の表現。

 〆 おおきく振りかぶって 第20話「逆転」
 −脚本:滝晃一 絵コンテ:爽田夏央 演出:下司泰弘 作画監督:河野真貴−
 
 阿部w
 攻撃的なリードをしかけるキャッチャーのニヤリ…は、ツボにくるなぁw 三橋が天然で素直だから、余計に阿部の計算高さが際立つ。いいコンビ。
 試合の合間に、三星の戦況、叶の登板きたーよ。観客席は間を入れるのに大いに機能しているけど、これは絶妙のポイントできたね。後半の伏線になっていることも最後に気付かされるんだ。
 そして本作のヒロインは完全に瑠里へとシフト。Kの旗をどうしよう、どうしよう悩む姿が、いちいち可愛いし、控え目なサイズがまたいいのですよ。……そして西浦のマネージャーは、とうとう出番すらなくなり、EDキャストからも消えてしまったよ…(ノД`;)

 
 逆転
 ピッチャーの描き方が巧いなぁ…。フォームや体付きの描き分けもしっかりしてる。三橋は柔らかさ・しなやかさを意識しているし、桐青の方は筋肉の描写がはっきりして、力強さがあります。投手に重点を置いた作品てことを理解しているんだろうね。様々な角度から投球フォームを魅せてくれるのも、野球ファンとしては楽しみな限りですよ。
 バンクが多用されているけど、選手の心理と配球のロジックを組み合わせると、単調でなくなる。阿部のモノローグが多く・長くなるけど、待ちの心理描写から投球→打球へと動きに変わる、一瞬の緊張感が補って余りある。ライン際のボールやワイルドピッチのカットインなどがその典型だね。
 桐青側にラッキーが続き、ついに逆転。モモカンが言うように、ミスがないのにアウトをとれないのはもどかしい。
応援のボリュームも適度でいいなぁ。ヤマトが遠くから響いてくる臨場感もたまらんぜ。

 
 あきらめない
 ワイルドピッチからの三振で切り上げる場面でも、既にグッとくるのに、ベンチ裏でのやりとりにはさらに泣けた。
瑠里可愛すぎ。栄口の気持ちが痛いほどに判るw 逆転され、三橋も苦しみ、一瞬あきらめかけたところから回帰。
 三橋と阿部のスポットから、チームメイト全体へ拡がる和もいいんだよね。視野が広がると同時にシリアスからコメディへ切り替わる流れも絶妙。仲間の笑顔と共に、士気は衰えるどころか、増していくんだ。
 



 

   8 22 (水)   不安定。

 〆 機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第21話「衝動 Vile×Vow」
  −脚本:きむらひでふみ 絵コンテ:二瓶勇一 演出:ながはまのりひこ 作画監督: 清水博幸−
 
 日本は今日も平和です。
 突然の百合展開にワロタw そして慎吾は華麗にスルー。日本の命運を担っているのに、なんて酷い言われようw
学校は今日も平和です。伊藤に約束していたお宝写真は、アメリカとの戦い後までお預け。さすが親友、よく心得ているぜ。変なこと(ファーストネームで呼び合うこと)吹き込んだお仕置きはされたんだろうか…なんて思っていたら、伊藤の目の前で「真名さん」「慎吾くん」の掛け合いが…(ノД`;) 「州和くんだろおおお」の絶叫が悲しすぎる…。
 そして久々の先生。作画がとりわけ綺麗なわけでもないのに、野菜スティックをくわえる仕草や、一房垂れた前髪や、反対のヘアバンドとか、メガネとか小さな口とか、とにかく全てが色っぽすぎ…あれ?何で先生に萌えているんだろう…?

 
 正座w
 誰しもこんな思い出はあるもんだw ゲームはどこまで放置されてオチがつくのか、楽しみにしていたのに、アッサリ流されてちょっと残念。
 そして慎吾の夢に出てきたスサノヲ。黒い姿であったり、真名を攻撃したり。それでいてなにかの啓示を示しているようでもあり、終盤直前の伏線オンパレード。すこし突発的にも思えたけど、実際に真名の危機へと繋げて流す構成は巧いというか狡いというかw
 真名を襲った神名は、ひょっとして上層部の以降?なんて深読みをしてしまったけど、単独犯てえええ?w 前にも一回脱走してんだから、警戒厳重にしとけよ!と総ツッコミが聞こえてくる。
 真名のピンチに駆けつけているこの期に及んで、情報提供を拒否される慎吾カワイソス。ここまで来たら話しても問題ないと思う…というか、隠されている方が弊害あるのでは。
 監察官様はデータにご執心。何か仕掛けられたか?と、うっちーに全システムのチェックを依頼する司令は、彼らの真意を見抜けるのか…。そして、オッサンが触った計器類をハンカチでふき取る様に噴いたw

 
 妹も槽の中へ…。
 つーか、なんで今まで入れてなかったんスか?という疑問。あと、眞人と神名分の隣に、もう一つ用意されているのが気になるなぁ…。
 妹を苦しませないために、安定装置へ収め、自身は戦い終えた後の再会を誓う。生きて帰れるか判らないのに、
笑顔を絶やさない姿は、挿入歌のタイミングもあって泣けた。慎吾への揺るぎない信頼あればこそで、二人の関係も随分と変わってきたものですね。
 しかし、当の慎吾はスサノヲの見せた夢に不審を拭えず…。信頼と不安の入り混じる中、決戦は迫る。サブタイの「Unstable=不安定」は、伊藤の気持ち、司令部、神名、慎吾達と、様々な表しているもので…。
 …で、アメリカは完全にスルーですか?



 

   8 21 (火)   脱線するってことだよね。

 〆大江戸ロケット 第21話「脱線は三度まで」
 −狂言:川崎ヒロユキ 割絵:長崎健司 藝頭:川畑喬 
   絵師頭:山本道隆・川口博史・細居美恵子・青木美穂・神谷智大−

 
 源蔵!!w
 捕食されるって、もうどこまでーw 直後に人間戻って喰われずに済んだけど、勿論のスカイダイビングでGO。美内画の白目も源蔵の専売特許になってきたw 一人孤独な戦いを終えて帰ってきたら、母に持ち物売られてる不幸。
そこから女物の着物を着る→女形ルートの開拓となるわけですが、女装して初めて存在を認められる不憫さに、涙が止まらないよ。
 サブタイ通りな脱線で、おぬいちゃんのケータイには舞台版の画。やはり、いしだ壱成版ではないようで。楽屋オチや内輪ネタの多い作品ですが、実写まで出すアニメってのもそうは見られないのでは…と珍しがるしかないw

 
 ドリルらめええええw
 小西ボイスでドリル使いな青い髪のアニキって、もうどんだけーw 今までパロディは自スタジオから出していたけどこれガイナックスから何か言われないのだろうかw 小西のアニキもノリノリすぎる。
 ロケット打ち上げにかこつけて、禁制の芝居もやっちまおうぜ、という今回の話ですが、元々オリジナルが舞台であるだけに、もの凄い生き生きしているよ。オリジナル(舞台)の脚本家が登場するわ、ヒロインの声優を素人っぽいと言い切るわのフリーダム。
 舞台監督のお伊勢もノリノリだけど、可愛い子ぶるボケに、3バカがマジツッコミ入れた後はジェノサイド。追いかけ時の駆動や目つき(下の画にある赤い目)は、ハレグゥのバーさんかと思った。
 そして源蔵はその存在をどこまでも…(ノД`;)

 
 ハプニング
 鉄十やおりくの乱入で飽きない舞台。でも監督激怒w 舞台上の進行がほとんどで、ハプニングが起きても、客のリアクションがなかったのは残念。奈落へ真っ逆さまに落ちていくテンポは流石で、ドリフのコントを見ているよう。
終盤の流れを意識する二人を置いて、でもやっぱり笑いも欠かさないメリハリがいいなぁw

 
 近い未来に起こる出来事
 ロケット打ち上げそのものが舞台化されたことで、実際に訪れるだろう別れを、擬似的に迎えてしまう二人。清吉は隠し事が出来ないから落ち込みがすぐ出るし、ソラも本音を隠して笑っているのが痛々しいんだよね。
 そこで空気男・源蔵が最も輝く時が来た!二人の様子を見かねてアドリブへ入ると、ソラの本音が。突然の変更に狼狽えながら、しどろもどろで今の気持ちを吐き出すソラが可愛くて仕方ない。
 そして、ついに決定的な一言が…!という場面で乗り出した清吉は、舞台装置の花火を全点火。美味しいところは本番までお預け。
 これで少し気が晴れたのか、いつもの清吉に戻ったけど、ソラの方は間近に迫った現実への葛藤を深め…。好きな人が帰りたいと願う、自分の届かない場所。送りだす方、送りだされる方、それぞれがの思いが廻り廻る、お江戸の夜空は今日も付きが綺麗です。
 



 

   8 20 (月)   さすがに一息つくか。

 〆 ゼロの使い魔〜双月の騎士〜第7話「地底の秘密文書」
 −脚本:河原ゆうじ 絵コンテ:上原秀明 演出:上原秀明 作画監督:宮下雄次 −
 
 セーラー服きよった。

 アバンでは、アンリエッタが宣戦布告を渋っていたんですが、これ原作と真逆?ウェールズの復讐を果たすために自ら率先して戦を始めていたような気がしますが…。二人の臣下が伝える「ここで戦仕掛けないとクーデター起きるッス」という説得も、極端過ぎて噴いた。どんな超展開だよそれ…。
 一方、戦のことなぞ我知らずの主人公サイトは、セーラーを手に入れた!サッパリわからないルイズと、アホのように踊るサイトのギャップもいいね。判る人には判る、それでいいのだ。

 
 早速いけない試着きましたよ。
 一回転してスカートがふわっと…のイベントをスルーされて絶望した! シエスタに着せるという反則まで犯すなら、なぜそこまでやってくれないんだ…(ノД`;)
 アニエスの公文書クエストは、アンリエッタの名の元に許可が出されていたけど、それ公務じゃなくて100%私情だよね?w これはいくらなんでもねーわ。ストーリーの整合性がなさすぎるよ。
 シエスタがパーティインッ!した後は、いつものエロボケ&ツッコミタイムへ。そしてルイズの暴走でしっかりと進入路を封鎖。うっかり本当のことを漏らしてしまったシエスタは、計算づくに見えて仕方がないw

 
 ここまでやれば。
 コルベール先生の関与は言わずもがな。資料の捜索から魔法発動のトラップまで、ストーリーの組み立てもベタだなぁ…。アニエスの私情に付き合うという起点からしておかしい話だったけど、そのまま最後まで進んでしまった…。
 シエスタがサイトに言い寄る→ルイズ切れるの力業で、最後まで押し通したのは、ある意味潔いかw
 にしても、第二シリーズはタバサとキュルケの扱いがあんまりだ…。
 



 

   8 19 (日)   さようなら、バカ兄弟wwwwww

 〆 ヒロイック・エイジ 第20話「暗黒のノドス」
 −脚本:小出克彦 絵コンテ:寺岡巌 演出:孫承希 作画監督:松村拓哉 −
 

 外人4コマじゃねーかw
 バカ兄弟の無能ぶりは本作の楽しみの一つになっていますが、ここまでやるかw この二人はスタッフに愛されているとしか思えない。ユティに宿るケルビウスに主砲で挑んでやっぱり効果なし→ブラックホールで反撃される。
自分とこのノドスを見て、勝てるかどうか判れw
 「主砲撃ったら機動力落ちるッスよ?w」というブリッジ要員の発言で、とうとう死亡フラグも確定。速度不足で死ぬ運命が決まったか…。

 
 包囲殲滅&ノドスの侵攻。
 二重攻勢で、艦隊超ピンチ。味方の死を感じて泣き崩れるディアネイラを、そっと慰めるベルクロス・エイジのシチュエーションがいいなぁ。身長差萌え。
 メヒタカもディアネイラの意を汲んで、エイジと共に救援。ケルビウスにはベルクロスでも勝てないと言わしめた重力使いとしてのパワーは確かに最強。しかし、ブラックホールをワンパンで弾き返すベルクロスも負けてないぜ。
 メヒタカのアルテミア、カルキノスのレルネーアも参戦で4人のノドスによるタッグマッチ一本勝負がゴング。
 ケルビウスがレルネーアを攻撃したときは、狂乱したのかと思った。けど、死を含む契約の元に、カルキノスを戦わせたくないユティの愛情であったか。そのままベルクロスVSケルビウスの戦いになっていくけど、ニュータイプ演出はいったい何なんだw
 そして二人の戦いの余波で、バカ兄弟は旗艦ごとサヨウナラwww いいキャラだった…w

 
 姫様の導き
 ノドスがガチンコで戦っている間に、戦意を持たない銀の種族、プロメを発見。さすがだ姫様。艦隊が包囲殲滅されかけ、撤退しか手がなかったところで惑星への再進行。無理難題を仰る…とぼやきつつも、笑みがこぼれてるぜ、ジジイw 傍観者的な立ち位置のくせに、美味しいところをもっていくなぁ。
 激化するユティとエイジの戦いに決着が着く前、艦隊が全滅する前に、和睦を無事締結することが出来るや否や。
 



 

   8 18 (土)   涼夏なんてええええ。

 〆 この涼しさは何事…?
 今月に入って初めてエアコンをつけずに済みました。
 昨日の灼熱地獄のコミケは一体なんだったんスか?と神に問いたい、世の無情を嘆く一日…(´・ω・`)


 
薔薇のマリアVII.SINBREAKER MAXPAIN/著:十文字青 画:BUNBUN
 うあー、発売頃に読んでいたのに、感想すっかり忘れていた…なんてエピソードも飛び出す未読の山。改めてパラ読みしてみますが、やはり最後の「おかえり」と、リクのエピローグに泣けてしまうね。
 前巻で仲間を庇って倒れた、カタリの死を嘆く前半はひたすら鬱。精神的にボロボロになったマリアがZOOの仲間達 に当たり散らして、さらに傷ついていく場面など、初っ端から涙が漏れそうになる。前にも書いたけど、十文字先生はマジで容赦ないドSだと思う。
 それゆえに、神殿(ウィザードリィにおけるカント寺院的存在)が残っているかもしれない、淡い希望が見えたときの反発・盛り上がりはこの上なかった。カタリ=ボケ役の不在は大きな問題だったけど、髭の師匠が穴 を埋めてくれたし、事態が差し迫っている分、マリアのツッコミはいつも以上にキレがありました。
 ジョーカーやバンカロファミリーとの連携あり、騎士団の狂喜ありと、3巻に渡って描かれてきた物語の割に、結末は相当に大味だった のは惜しかった家けど、先に述べたようなエピローグの余韻は格別でした。ジェードリ編はこれにて完結。チーロのキャラが大好きだったよ。

 
ウィザーズ・ブレイン 再会の天地 <中>/著:三枝零一 画:純珪一
 今回は中編もあるっすかw 相変わらず三枝先生のペース。
 作品の起点でもあったマザーシステム問題を、今まで登場した魔法士達が一堂に会して、改めて問い直すシティ・ニューデリー編。作戦上の動きであるけれど、敵対する陣営同士(それも今まで直接対峙していたペア)で、デート紛いの一日を過ごすシーンに、大きな意味合いがあったのかな。
 イルとサクラ、クレアとセラ、今まで一度は見てみたいと思っていた話し合いが実現。変なことからニューデリーの軍に追われ、共闘するところまでいくけど、敵味方と簡単に割り切れなくなってきた展開が、もやもやするというか、
ニヤニヤするというかw
 ディーと錬のガチンコバトルも充分な手応えがありますね。理論上、無敵の騎士であるディー攻略法の発想もいいね。サイバー的戦術と魔法の融合を果たしたアイデア自体、素晴らしいモノですが。
 敵対関係の線引きが曖昧になってきたところで、シティ・ニューデリーの本当の狙いらしき気配も浮き上がり、さらには世界を巻き込んだ災害そのものを巻き返す手まで…?
 大人数の魔法士を巻き込んだ決着がいかなるものになるのか、しばらくかかりそうですが、以下続刊を待ち望む。
 



 

   8 17 (金)   暑かったという他ない。

 〆 コミックマーケット72
 
 灼熱の有明行ってきました。
 サークル参加もないので、1日目にのんびり11時に現地入りしたのですが、ガンガンに待機列が出来とる…。
日程の変更、同人ソフトや小説のFCの1日目移行など、様々な理由から参加者が激増していたそうです。この時間に来て並ぶなんて、晴海以来ダヨ…。
 12時近くになんとか入場。二桁いくかどうかというサークル巡回予定でしたが、初っ端の2サークルが完売で激しく意気消沈。オレ何しに来たんだろ…とゲンナリしつつ、頼まれ物や定期購読のサークルをこなして、1時間もしない内に購入は終了。マリみてが一日目になかったら、どうなっていたんだろう?という写真の中身。本が少ないので、思わずさいとまで入れてしまったよ…。
 企業やコスプレ広場でも見に行くか、と西へ移動中に友人と遭遇。コミケには毎回足を運んでいますが、必ずこういうことがありますねw 学生時代からもう何年も顔を合わせていない友人とバッタリ、なんて奇跡じみたことが起きるのもコミケです。
 その後、コスプレ広場をのんびり眺め。ハルヒ人気は根強いなぁ…。らき☆すた、グレンラガン、おお振りなど旬の作品も多種多様にあり、中でもエアーマンのクオリティが凄かった。3時前には会場を後にしましたが、とにかく今年は暑いの一言に尽きました。
 こうして年々、買い物も減っているけど、まだもう少し付き合っていきたいものです。参加者の皆様お疲れ様。

 〆 ロミオ × ジュリエット 第19話「継承〜我こそは〜」
 −脚本:砂山蔵澄・吉田玲子 コンテ:高橋幸雄 演出:高橋幸雄 作監:清丸悟 −
 
 アドリブで赤い疾風ktkr!
 己の道を切り開いているロミオを見つめ、逢瀬も束の間に自らもやるべきことを定めたジュリエット。変態とエミリアのボケをこなして(腰自重w)、劇がいざ開幕。モンタギューを糾弾する主題として、悲劇のキャピュレットを描くはずが、ここに来て赤い疾風のアドリブがきたわ!やば、城門の上でたなびくマントみてシビれた…。
 観客、ちょっとノリすぎじゃね?と、粗があるのも判ったんですが、それを押して余りある赤い疾風、ジュリエットの凛々しさよ。確固たる信念の元に、初めて自らの決意を語る様には見とれるばかりでした。
 エミリアとウィリアムの後日談的な一幕も、いい味を出しているなぁw いつもは口喧嘩ばかりの凸凹ペアだけど、ちゃんとお互いの本質を分かり合っている。いいコンビじゃないか。

 
 いざ出陣ー。
 キュリオの右目エピソード=赤い疾風誕生秘話を、なんと絶妙なタイミングで引き合いに。頼れる兄貴分ではなく、今のジュリエットを形作る存在にまでレベルアップしたキュリオは、ここ2,3話で休息にキャラが立ってきた。それは同時に死亡フラグが立ってきたとも感じられるわけですが…。
 僅かな手勢を率いて、いざネオ・ヴェローナへ。補給はどうしてんの?なんて疑問が頭を過ぎりますが、この勢いを駆って攻め上がる昂揚感に全てをもっていかれます。細かいことは気にしない。
 敵の竜馬隊を先に潰す、アントニオ、キュリオ、フランシスコの連携も見事。敵の隊長を前に浮かべたフランシスコの笑みが、なんて悪なんだw

 
 ネオ・ヴェローナよ、私は帰ってきた!
 市民の暴動早えーw 今まで恐怖に震えまくっていたのに、なんという強気。赤い疾風の噂が伝わっていく過程や時間の経過をもう少し丁寧に描いて欲しかったかなぁ…。
 そして弓対策。なにか切り返しの策があるかと思いきや、なんと!ズバリ避ける!w …いや細かいことを気にしてはいけないんだ。この盛り上がりに相応しく、アクションも気合いが入っていますよ。
 降り立った赤い疾風、新たな時代を切り開く革命宣言。「武器を捨てろ、剣を捨てた者は追わぬ!」言ってる側で、憲兵隊長がこそこそ逃げてたときは大爆笑。この変わり身の早さは一体…!?思っていたら、弓兵に指示出すために潜んでたのか。惜しい。そこで本当に逃げていれば、今日のMVPは隊長だったw
 そして矢は放たれるが、帽子を舞わせる演出となるのみだった。マントに続き、流れる髪。赤い疾風の正体が明らかになる、クライマックスへ。
 うむ、今まで溜めてきたフラストレーションが、この一幕で全て吹き飛んだ。未来を切り開くジュリエットの眼差しと、憎しみを宿らせるモンタギューの視線。ネオ・ヴェローナの迎える時代は、どちらの手に…。
 



 

   8 16 (木)   ガン見。

 〆 おおきく振りかぶって 第19話「桐青の実力」
 −脚本:滝晃一 絵コンテ:池添隆博 演出:又野弘道 作画監督:永作友克−
 
 追加点の続きからー。
 スクイズの前から巻き戻してスタート。クオリティ維持のためとはいえ、時間稼ぎに見えてしまったのは残念。
 追加点を入れた裏には、しかし、犠牲フライで1点を返される。テンション上がりっぱなしの三橋と、田島のやりとりが、あまりにBL風なフラグが意識されているようで、笑いが止まらなかったよw 田島、胸に手を当てるなw
 そして桐青バッターのビビリっぷりに、なんだか無性に癒された。

 
 三橋ダウン。
 西浦の鍵を握る三橋がのぼせてます。阿部驚きすぎ&判断早いよw 自信を持ってリードをこなしているけど、オレ様的な部分があるだけに、内に溜めるタイプでもあるようです。逆に田島はひたすらにポジティブ。投球練習をジッと見つめる様は、桐青を打ち崩す伏線となるや…?
 ハマちゃんは作品内における視聴者意識のバロメーターなのかな。何も手出しは出来ないので、チームの一挙手一投足を見ては、ハラハラドキドキ。視聴者と同じ目線で西浦を見守ります。

 
 桐青の実力
 「4番がバスターなんてセコイことするなよ…!」と、阿部が考えている時点で裏をかかれているわけだ。みんなで一斉にサードランナーをガン見して、カメラがスパッと引かれる演出にも爆笑。桐青のランナーの気持ちが痛いほど判るw
 スクイズを警戒してミスをしてもいないけど、与えてはいけない1点を取られる。これが桐青の底力。同点をもぎ取った桐青ベンチも盛り上がるぜ。だけど、西浦も負けてない。滅多に感情を表に出さない三橋の掛け声から戦意はまだまだ上々。阿部よ、揺らいだ自信を取り戻せ!



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